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俺には丁度いい
34話 事件
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肉まんを頬張りながら、旅館に帰る
帰る途中で写真を数枚撮った
いい思い出になりそうだ
素晴らしい景色ばかり
そしていつしか、肉まんは2人の足を止めていた
皮が薄くて美味しい肉まんだ
近所で食べるより、騒がしい奴らに囲まれて食べるより
何倍だって美味しく感じる
「お兄ちゃん、あの人たち、何してるかな?」
「人?」
指の先を辿ると、5人の男女が見えた
はっきりとは分からないが、1人の口からは違法な煙が出ていた
学ランのボタンを全て開ける事がかっこいいと思っているのか?
それに、どうして土管を持ってきている
どこぞの青狸が出演している漫画の世界でありそうな
これも田舎ならでは、、、なのか?
それにしても、不良というのはどこにでもいるものなのか
少しだけ残念だった
でも、あいつらは今ただの不良だ
気にすることは無い
かなり気にしたためこれだけ考えたわけだが、、
とにかく、あいつらに能力はない
突拍子の無いようなことはして来ないはず
絶対権力とかいう物で、縛られている今
ただ頭が悪いだけの集団に他ならなかった
、、、待てよ
土管を持ち上げている?
やっと気づいた
何が特殊能力能力禁止だ
普通に使っているじゃないか
素で持ち上げているようには見えない
それに、ジャグリングの投げたりもしている
確定的だ、全然縛られていない
一転して、その場から離れないといけないと感じた
妹の手を引き、旅館へ急ぐ
その時だった
振り向いた瞬間、[ゴトン]という音が響いた
土管でも落としたか?
一応見てみると、やはりそうだ
持っていた土管を地面に落とした音
かなり遠いのに、はっきりと音が届いた
それを見た妹はカタカタと震え出した
寒いんだろう、早く帰ろう
前にいた俺よりさらに前に出た妹に手を引っ張られる
寒いわけじゃない?
妹が引っ張る方向に歩きながら改めて見る
、、、何故震えているのか分かった
落ちたのは土管じゃない
土管を掴んでいた不良の手だ
帰る途中で写真を数枚撮った
いい思い出になりそうだ
素晴らしい景色ばかり
そしていつしか、肉まんは2人の足を止めていた
皮が薄くて美味しい肉まんだ
近所で食べるより、騒がしい奴らに囲まれて食べるより
何倍だって美味しく感じる
「お兄ちゃん、あの人たち、何してるかな?」
「人?」
指の先を辿ると、5人の男女が見えた
はっきりとは分からないが、1人の口からは違法な煙が出ていた
学ランのボタンを全て開ける事がかっこいいと思っているのか?
それに、どうして土管を持ってきている
どこぞの青狸が出演している漫画の世界でありそうな
これも田舎ならでは、、、なのか?
それにしても、不良というのはどこにでもいるものなのか
少しだけ残念だった
でも、あいつらは今ただの不良だ
気にすることは無い
かなり気にしたためこれだけ考えたわけだが、、
とにかく、あいつらに能力はない
突拍子の無いようなことはして来ないはず
絶対権力とかいう物で、縛られている今
ただ頭が悪いだけの集団に他ならなかった
、、、待てよ
土管を持ち上げている?
やっと気づいた
何が特殊能力能力禁止だ
普通に使っているじゃないか
素で持ち上げているようには見えない
それに、ジャグリングの投げたりもしている
確定的だ、全然縛られていない
一転して、その場から離れないといけないと感じた
妹の手を引き、旅館へ急ぐ
その時だった
振り向いた瞬間、[ゴトン]という音が響いた
土管でも落としたか?
一応見てみると、やはりそうだ
持っていた土管を地面に落とした音
かなり遠いのに、はっきりと音が届いた
それを見た妹はカタカタと震え出した
寒いんだろう、早く帰ろう
前にいた俺よりさらに前に出た妹に手を引っ張られる
寒いわけじゃない?
妹が引っ張る方向に歩きながら改めて見る
、、、何故震えているのか分かった
落ちたのは土管じゃない
土管を掴んでいた不良の手だ
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