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第七章~織田家崩壊~
明智の首はいただいた!!3
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「ありがとうございます。」
「家臣、妻子のこと。くれぐれもよろしくお願い致します。」
こうして明智十兵衛光秀は安土の地にて歴史上からは消えることとなった。
刹那は光秀と討ち取ったと声を上げ、明智軍の兵に降伏を呼びかけた。
大将を失った明智軍の兵は尽く降伏したが、光秀の懐刀である斎藤利三だけは最後まで降伏に応じようとしなかったために、一度捕縛して光秀に会わせることとなった。
「斎藤利三、どうしても降伏はしてくれないか。」
「断るっ!!殿を失い、私だけが生き残ることはできんっ!!さぁ、早く首をはねよ!!」
「それはできぬ。光秀殿との約束だからな。」
「殿との?それはどうゆうことだ。」
「そのままの意味だよ。私は光秀殿に妻子、家臣のことを何卒よろしくお願いすると頼まれた。その光秀殿の家臣である利三、君を殺すわけにはいかないんだ。それでも私に降伏してくれないだろうか?」
「殿、そこまで我らのことを・・・。」
利三はそう言って涙をこぼした。
「神威殿、申し訳ないが。私はやはりあなたに仕えることはできない。私は明智光秀様を生涯の主と決めてお使えしてきたのだ。ご好意を無にして申し訳ないが。」
「そうか。そこまで言うならば仕方がない。君ほど優秀な武将が配下になってくれたらと思ったのだけれど。天海。出てきなさい。」
「はい。」
利三が天海と呼ばれた男を見た時思わず
「とのっ。」
そう言葉がもれた。
「お呼びでございますか。殿。」
「私では斉藤利三を説得することはできなかったよ。後のことは任せてもいいかな?」
「はい。お任せくださりませ。」
刹那は天海に利三のことを頼むとその場を後にした。
その場に残されたのは斉藤利三と天海のみであった。
「殿、生きておいでだったのですね。」
「利三、明智光秀はもう死んだ。今いるのは神威家の家臣である天海という僧侶だ。」
「はっ。しかし、なぜ天海様は神威殿の配下になっておいでなのですか。」
利三はその質問をすると天海は
「全てにおいて負けたと思ったからだ。」
そう一言こぼした。
「すべてにおいて・・・・。」
「信長様を討ち、京、畿内を抑え後は安土城さえ手に入れれば磐石となるはずだったものも、殿の中ではすべて計画のうちでしかなかったと言うことを知った。」
「まさか!!そのようなことがあるわけ。」
「いや、それがあったのだ。殿は私が本能寺において謀反を起こすことを知っていた。そしてその全てにおいて先手を取っていた。」
「ですが、信長は討ち果たせたはず!!」
「それも殿が望んでいたからこそ叶ったものだ。徳川にとって織田家は一番近い存在であるゆえにこれよりも大きくなられては困る家でもあった。殿が望むのは徳川の天下。そして民の幸せ。そのために我らは使われたのと同じことだ。」
利三は天海が話す内容がとても信じられるものではなかったが、天海の顔が嘘を言っていない顔であると理解した。
「利三、私と一緒に殿の作る世を見てみないか?これまでとは違う世界を見れると思うぞ。」
天海に誘われた利三は
「わかりました。斉藤利三、神威殿に降伏致します。」
こうして斉藤利三の降伏により明智軍討伐は終わりを告げたのである。
「家臣、妻子のこと。くれぐれもよろしくお願い致します。」
こうして明智十兵衛光秀は安土の地にて歴史上からは消えることとなった。
刹那は光秀と討ち取ったと声を上げ、明智軍の兵に降伏を呼びかけた。
大将を失った明智軍の兵は尽く降伏したが、光秀の懐刀である斎藤利三だけは最後まで降伏に応じようとしなかったために、一度捕縛して光秀に会わせることとなった。
「斎藤利三、どうしても降伏はしてくれないか。」
「断るっ!!殿を失い、私だけが生き残ることはできんっ!!さぁ、早く首をはねよ!!」
「それはできぬ。光秀殿との約束だからな。」
「殿との?それはどうゆうことだ。」
「そのままの意味だよ。私は光秀殿に妻子、家臣のことを何卒よろしくお願いすると頼まれた。その光秀殿の家臣である利三、君を殺すわけにはいかないんだ。それでも私に降伏してくれないだろうか?」
「殿、そこまで我らのことを・・・。」
利三はそう言って涙をこぼした。
「神威殿、申し訳ないが。私はやはりあなたに仕えることはできない。私は明智光秀様を生涯の主と決めてお使えしてきたのだ。ご好意を無にして申し訳ないが。」
「そうか。そこまで言うならば仕方がない。君ほど優秀な武将が配下になってくれたらと思ったのだけれど。天海。出てきなさい。」
「はい。」
利三が天海と呼ばれた男を見た時思わず
「とのっ。」
そう言葉がもれた。
「お呼びでございますか。殿。」
「私では斉藤利三を説得することはできなかったよ。後のことは任せてもいいかな?」
「はい。お任せくださりませ。」
刹那は天海に利三のことを頼むとその場を後にした。
その場に残されたのは斉藤利三と天海のみであった。
「殿、生きておいでだったのですね。」
「利三、明智光秀はもう死んだ。今いるのは神威家の家臣である天海という僧侶だ。」
「はっ。しかし、なぜ天海様は神威殿の配下になっておいでなのですか。」
利三はその質問をすると天海は
「全てにおいて負けたと思ったからだ。」
そう一言こぼした。
「すべてにおいて・・・・。」
「信長様を討ち、京、畿内を抑え後は安土城さえ手に入れれば磐石となるはずだったものも、殿の中ではすべて計画のうちでしかなかったと言うことを知った。」
「まさか!!そのようなことがあるわけ。」
「いや、それがあったのだ。殿は私が本能寺において謀反を起こすことを知っていた。そしてその全てにおいて先手を取っていた。」
「ですが、信長は討ち果たせたはず!!」
「それも殿が望んでいたからこそ叶ったものだ。徳川にとって織田家は一番近い存在であるゆえにこれよりも大きくなられては困る家でもあった。殿が望むのは徳川の天下。そして民の幸せ。そのために我らは使われたのと同じことだ。」
利三は天海が話す内容がとても信じられるものではなかったが、天海の顔が嘘を言っていない顔であると理解した。
「利三、私と一緒に殿の作る世を見てみないか?これまでとは違う世界を見れると思うぞ。」
天海に誘われた利三は
「わかりました。斉藤利三、神威殿に降伏致します。」
こうして斉藤利三の降伏により明智軍討伐は終わりを告げたのである。
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