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王都モスカード再攻略戦
下準備、第3師団の幹部との交流
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邪神軍の第3師団とは言っても・・・・・・・
大隊が4隊だけで・・・・・・・・
第1大隊がオーガ族、それに邪神様に帰依した暗黒兵士、骸骨兵やゾンビを主戦力とした部隊。2300。
第2大隊がワーベア族を筆頭とした獣人系と同系統の意思疎通が可能な獣や鳥を主戦力とした部隊。1800。
第3大隊がトロール族を要した部隊。
第4大隊がその他の混戦部隊。
編成はこうなっていた。
第1大隊のオーガ族ってのは鬼系で、魔法も使えて、腕も立つ。
ガルバ様がオーガキング族だった関係から第2師団と第3師団はオーガ族系が多い。
第3師団の第1大隊にも500人くらい居た。
暗黒兵士とは邪神様に魂を売った人間族の末端職業。
骸骨兵は人間族の死骸から作れる兵士だ。確率は1パーセント未満らしいが。
ゾンビも人間族の死骸から作れる兵士。人間族を噛んでゾンビが作れるゾンビは上位個体ね。
他にも幽霊族等々が斥候をしてる。
まあ、オーガ族の前ガルダロゼ師団長がオレの所為で死んだって事になってるので、そのオーガ族の協力は望めなかったが。
第2大隊のワーベア族ってのは人狼の熊バージョン。
部族が丸々第3師団に居るので、第2大隊には700人は居た。
他にもワーキャット族やワータイガー族、ワーウルフ族が居る。
第3大隊のトロール族は6メートル級の巨人だ。
第3大隊には5人だけだが、それでも戦力としては大きかった。
第4大隊は動物系以外の蜥蜴や蛇や蜘蛛、サソリや蜂や蝙蝠といった言葉が喋れない系と、それらと意思疎通が可能なリザードマン族やラミア族やヴァンパイア族とかが居る。石像の怪物のガーゴイル族なんかも。そんな混戦部隊だ。
邪神軍なので回復職は邪神様に帰依した人間族の邪神官なので、それらは第3師団の各部隊に配置されていたが。
何が言いたいかと言えば・・・・・・・
邪神軍の第3師団なんて名乗ってるが実情は寄り合い所帯って事が言いたかった。
オレは最近は第2大隊の隊長のワーベア族のヨハル少佐のところに入り浸っていた。
オレの第5遊撃小隊は元々、第2大隊麾下なので顔見知りの元上司だ。
「ヨハル族長、マジで頼みます。協力して下さいって」
60代の古兵を思わす偏屈な男だけどな。
ワーベア族の族長でもある。
ヨハル族長の一言で第3師団のワーベア族の協力が取り付けれるのだが、
「ふん、背がデカくなったら態度もデカくなりやがって。嫌だね」
断られ続けていた。
オレの方が強くなったと分かっててだ。
醜い男の嫉妬という奴だな、これは。
部下だった奴に追い抜かれて、上司になられたんだ。そりゃヘソも曲げる。
ましてや内心で『小悪魔め』と馬鹿にしていた奴に追い抜かれた日には。
お陰で何十回訪ねても色好い返事は貰えなかった。
第1大隊はオーガ族が牛耳ってるので絶望的だから、せめて第2大隊だけでも掌握したいんだが。
やれやれだ。
大隊が4隊だけで・・・・・・・・
第1大隊がオーガ族、それに邪神様に帰依した暗黒兵士、骸骨兵やゾンビを主戦力とした部隊。2300。
第2大隊がワーベア族を筆頭とした獣人系と同系統の意思疎通が可能な獣や鳥を主戦力とした部隊。1800。
第3大隊がトロール族を要した部隊。
第4大隊がその他の混戦部隊。
編成はこうなっていた。
第1大隊のオーガ族ってのは鬼系で、魔法も使えて、腕も立つ。
ガルバ様がオーガキング族だった関係から第2師団と第3師団はオーガ族系が多い。
第3師団の第1大隊にも500人くらい居た。
暗黒兵士とは邪神様に魂を売った人間族の末端職業。
骸骨兵は人間族の死骸から作れる兵士だ。確率は1パーセント未満らしいが。
ゾンビも人間族の死骸から作れる兵士。人間族を噛んでゾンビが作れるゾンビは上位個体ね。
他にも幽霊族等々が斥候をしてる。
まあ、オーガ族の前ガルダロゼ師団長がオレの所為で死んだって事になってるので、そのオーガ族の協力は望めなかったが。
第2大隊のワーベア族ってのは人狼の熊バージョン。
部族が丸々第3師団に居るので、第2大隊には700人は居た。
他にもワーキャット族やワータイガー族、ワーウルフ族が居る。
第3大隊のトロール族は6メートル級の巨人だ。
第3大隊には5人だけだが、それでも戦力としては大きかった。
第4大隊は動物系以外の蜥蜴や蛇や蜘蛛、サソリや蜂や蝙蝠といった言葉が喋れない系と、それらと意思疎通が可能なリザードマン族やラミア族やヴァンパイア族とかが居る。石像の怪物のガーゴイル族なんかも。そんな混戦部隊だ。
邪神軍なので回復職は邪神様に帰依した人間族の邪神官なので、それらは第3師団の各部隊に配置されていたが。
何が言いたいかと言えば・・・・・・・
邪神軍の第3師団なんて名乗ってるが実情は寄り合い所帯って事が言いたかった。
オレは最近は第2大隊の隊長のワーベア族のヨハル少佐のところに入り浸っていた。
オレの第5遊撃小隊は元々、第2大隊麾下なので顔見知りの元上司だ。
「ヨハル族長、マジで頼みます。協力して下さいって」
60代の古兵を思わす偏屈な男だけどな。
ワーベア族の族長でもある。
ヨハル族長の一言で第3師団のワーベア族の協力が取り付けれるのだが、
「ふん、背がデカくなったら態度もデカくなりやがって。嫌だね」
断られ続けていた。
オレの方が強くなったと分かっててだ。
醜い男の嫉妬という奴だな、これは。
部下だった奴に追い抜かれて、上司になられたんだ。そりゃヘソも曲げる。
ましてや内心で『小悪魔め』と馬鹿にしていた奴に追い抜かれた日には。
お陰で何十回訪ねても色好い返事は貰えなかった。
第1大隊はオーガ族が牛耳ってるので絶望的だから、せめて第2大隊だけでも掌握したいんだが。
やれやれだ。
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