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幼少期
3話
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「お母様、お姉様、お兄様、そしてナナ、ご心配をおかけ致しました。」
「カリーナがわたくしたちと、やっと目を見て喋ってくれた・・・・・・。」
「わたくし、今回のことでとても反省しました。こんなにも心配してくれる家族に対して、いつまでもこのままではいけないと。これからは、みんなと積極的に関わっていこうと思いました。今まで、申し訳ございませんでした。」
・・・・・・あれ?なんで誰も反応してくれないの?
下げていた頭を上げると、みんな涙を流していました。
「「・・・・・・カリ~~ナぁ~~!!!」」
お兄様とお姉様が叫びながら私に抱きついて来ました。2人に抱きしめられると、私までもらい泣きしてしまい、3人で泣き続けました。
「カリーナ!これからはリーナって呼んでもいい?」
「もちろんです!ノイルお兄様!リアお姉様!」
私がそう言うとお姉様たちは、それは嬉しそうに、笑いました。
「カリーナ、わたくしは?」
お母様が不安そうに聞いてきました。不安そうな顔が、とても儚く、つい、抱きついてしまいました。
「お母様もですわ!もちろん、お父様や、ナナ、他の使用人達も!」
その後、帰ってきたお父様にも泣かれてしまい、とても困ってしまったことは、言うまでもありません。
「カリーナがわたくしたちと、やっと目を見て喋ってくれた・・・・・・。」
「わたくし、今回のことでとても反省しました。こんなにも心配してくれる家族に対して、いつまでもこのままではいけないと。これからは、みんなと積極的に関わっていこうと思いました。今まで、申し訳ございませんでした。」
・・・・・・あれ?なんで誰も反応してくれないの?
下げていた頭を上げると、みんな涙を流していました。
「「・・・・・・カリ~~ナぁ~~!!!」」
お兄様とお姉様が叫びながら私に抱きついて来ました。2人に抱きしめられると、私までもらい泣きしてしまい、3人で泣き続けました。
「カリーナ!これからはリーナって呼んでもいい?」
「もちろんです!ノイルお兄様!リアお姉様!」
私がそう言うとお姉様たちは、それは嬉しそうに、笑いました。
「カリーナ、わたくしは?」
お母様が不安そうに聞いてきました。不安そうな顔が、とても儚く、つい、抱きついてしまいました。
「お母様もですわ!もちろん、お父様や、ナナ、他の使用人達も!」
その後、帰ってきたお父様にも泣かれてしまい、とても困ってしまったことは、言うまでもありません。
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