悪役令嬢に転生しましたがどうでもいいです。

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幼少期

5話

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 お披露目当日、わたくしは朝から、侍女たちによって、着替えることとなりました。午後からなのになんで今から・・・・・・と思いましたが、抵抗も出来ず、されるがままになりました。

 本日のドレスは一言で言うとピンクのフリフリでした。精神年齢が高校生なので、正直、とても辛いです。まだ見た目が子供なのが唯一の救いです。

 頭はハーフアップにされ、化粧もしました。5歳で化粧・・・・・・。

 貴族たちが集まってきたようです。外から話し声が聞こえてきます。聞いていると、とても緊張してきました。わたくしは、お父様のあとに、挨拶をすることになっています。たくさん練習しましたが、噛まないかとても心配です。



「本日は、私の娘のお披露目会に来てくださりありがとうこざいます。カスティーラ家当主のバルト・ウィル・カスティーラです。では、娘から挨拶させたいと思います。」

 いよいよわたくしの出番だ。あっ、うちは公爵家なんですよね~。公爵の中でも1番偉いそうです。まぁ、お母様が元王女だからなんだけどね。国王陛下は、わたくしの叔父様です。王子たちは、従兄弟ですね。王女もいますけど、体が弱いので今日は来れなかったようです。・・・・・・っと、いけない。挨拶をしなければ。

「皆様ご機嫌よう。カスティーラ家が次女のカリーナ・ウィル・カスティーラでございます。本日は、わたくしの誕生日会に来ていただき、ありがとうごさいます。どうぞ、楽しんでいってくださいませ。」

 よしっ!噛まなかった!お父様たちも、褒めてくださるのでとっても嬉しいです。しかし、これから、挨拶周りに行かなくては行けないようです。まぁ、一応本日の主役だから仕方ないんだけどね。



 挨拶周りがあらかた終わった時、国王陛下たちが、こちらに歩いてくるのが見えました。一気に緊張してきました。たまらずお父様の服を掴むと、お父様がにっこりと微笑んでくれたので、少し力が抜けました。

「国王陛下、本日は・・・・・・、」

「そういう堅苦しいのは無しだ。普通にしてくれ。わしは君の叔父なのだがら、どうか叔父様と呼んでくれ。」

 挨拶をしようとすると、国王陛下・・・・・・叔父様がそう言いました。

「・・・・・・叔父様?」

 そう言うと、とても嬉しそうに笑い、わたくしをいきなり抱き上げました。

「きゃっ!」

「大きくなったなぁ~、カリーナ。今までは少し心に距離があったが、前より明るくなったというのは本当だったんだな。」

「おい、ゼノ!お前ばっかりずるいぞ!」

 学院時代からの親友ということもあって、お父様も、砕けた口調だ。ていうか、ずるいって・・・・・・・。子供みたいなことを言わないでほしい。

「あなた、カリーナが可愛いのはとっっってもよく分かるけど、そろそろやめてくれないと、話が進まないですよ?」

 王妃様がそう言いました。すっごくためますね。笑

「あ~、そうだな。名残惜しいが話を進めるか。カリーナ、これが、シオンだ。こっちは、弟のライアンだ。」

「初めまして、カリーナ嬢。第一王子のシオン・ウィル・ディストです。」

「は、初めまして!第二王子のライアン・ウィル・ディストです!」

「初めまして、カスティーラ公爵家が次女、カリーナ・ウィル・カスティーラでございます。」

 さあ、ここからが本番だ。
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