14 / 20
幼少期
11話
しおりを挟む
今日は待ちに待った魔法を習い始める日。わたくしはものすごく浮かれていた。だって魔法だよ!?凄く楽しみなんだもん!仕方ないよね!?ちょっと、そこのメイドさん!ものすごく生暖かい視線を向けないで!恥ずかしいから!そっとしてて!・・・・・・無理か。
今から先生を迎えに行くために着替えます!今日は淡い青色のワンピースに編み上げのブーツ。頭は高いところでひとつにまとめました。今から魔法習うのにドレスとか着てたら邪魔だからね。さーて、先生とご対面だ!
ーーーー数分前の自分を殴りたい。先生、男の人じゃん!どうしよう、わたくし、まともに目も合わせられないわ・・・。だが、悲しいかな、わたくしは表情筋が死んでるから初対面の人にはわからないのよね~。ちなみに表情筋が死んだ理由はよくわからない。いつのまにか死んでた。前世でも全然笑わない人間だったから、たぶんそれの影響だと思う。まぁお母様のおかげで微笑むことはできるけど、男の人が相手だと見た瞬間一瞬で剥がれるんだけどね~。(笑)
もう、割り切ろう!目さえ合わせなければ大丈夫・・・・・・なはず!
「初めまして、カスティーラ公爵家が次女、カリーナ・ウィル・カスティーラでございます。本日は・・・・・・。」
「そういう堅苦しい挨拶はやめてください。敬語もなしです。私のことは、ルークとお呼びください。」
ルークは、この国の魔導師長様で、とっても偉い方です。忙しいはずなのに、お父様が無理を言ったせいでこうしてわたくしに魔法を教えに来てくれました。フードを被っていて、お顔が全く見えません。
「では、わたくしのこともカリーナとお呼びください。そちらも敬語はなしということで。あと、フード取ってくれない?全く顔が見えないと不安だし、少し怖いです。」
すると、ルークがフードを取ってくれました。おおー!すっごいイケメン!こりゃモテるわ。濃い茶髪に深い青の瞳がとても綺麗です。この人体が細し、童顔だから女装ができるかもしれないくらい、顔が整っている。・・・しないけど。あっ、すぐに被り直してしまったわ。
「えっとー、なぜ、被り直したの?」
「フードを被ってないと女がわらわら集まってきて、嫌だからだ。」
「・・・・・・もしかして女嫌い?」
「あぁ、女には近づかれるだけで鳥肌が立つ。」
「そうなの!?奇遇だわ!わたくし、男の人がとっても苦手なの!だから、今日あなたに会って、これからどうしようかと思ったけど、その様子だとその心配はないわね!あー、ほっとした。」
「それもそうだな。あんたとは、いい関係が築けると思う。」
おおー!笑ったみたいです。さっきからずっと不機嫌だったみたいですから安心しました。
「では、まず魔法の仕組みから始めよう。魔法とは、イメージだ。詠唱が必要になるが、ただ言いながら魔力を流しているだけだと、いつまでも上達しない。詠唱をしながらその魔法のことを頭でイメージすることが大切なのだ。ここまではわかるか?」
「えぇ、魔法については本で勉強してるから、だいたいはわかってるわ。」
「なら、属性や精霊、加護のことをおしえようか。属性は全部で7つ。火、水、風、土、光、闇、そして聖魔法だ。だが、聖魔法が使えるものは極稀だ。カリーナは、全属性が使えるから関係ないがな。そして精霊とは、私たちが魔法を使う時に力を貸してもらう存在だ。精霊に力を貸してもらうことで魔法を使うことが出来る。だが精霊は特定の誰かと契約することは稀であり、それが精霊王ならもっと珍しい。次に加護だが、これはお前の父が説明したらしいから割愛させてもらう。以上、質問は?」
「いえ、特にないわ。」
とりあえず、わたくしがものすごくおかしいということが今日の授業でわかった。
今から先生を迎えに行くために着替えます!今日は淡い青色のワンピースに編み上げのブーツ。頭は高いところでひとつにまとめました。今から魔法習うのにドレスとか着てたら邪魔だからね。さーて、先生とご対面だ!
ーーーー数分前の自分を殴りたい。先生、男の人じゃん!どうしよう、わたくし、まともに目も合わせられないわ・・・。だが、悲しいかな、わたくしは表情筋が死んでるから初対面の人にはわからないのよね~。ちなみに表情筋が死んだ理由はよくわからない。いつのまにか死んでた。前世でも全然笑わない人間だったから、たぶんそれの影響だと思う。まぁお母様のおかげで微笑むことはできるけど、男の人が相手だと見た瞬間一瞬で剥がれるんだけどね~。(笑)
もう、割り切ろう!目さえ合わせなければ大丈夫・・・・・・なはず!
「初めまして、カスティーラ公爵家が次女、カリーナ・ウィル・カスティーラでございます。本日は・・・・・・。」
「そういう堅苦しい挨拶はやめてください。敬語もなしです。私のことは、ルークとお呼びください。」
ルークは、この国の魔導師長様で、とっても偉い方です。忙しいはずなのに、お父様が無理を言ったせいでこうしてわたくしに魔法を教えに来てくれました。フードを被っていて、お顔が全く見えません。
「では、わたくしのこともカリーナとお呼びください。そちらも敬語はなしということで。あと、フード取ってくれない?全く顔が見えないと不安だし、少し怖いです。」
すると、ルークがフードを取ってくれました。おおー!すっごいイケメン!こりゃモテるわ。濃い茶髪に深い青の瞳がとても綺麗です。この人体が細し、童顔だから女装ができるかもしれないくらい、顔が整っている。・・・しないけど。あっ、すぐに被り直してしまったわ。
「えっとー、なぜ、被り直したの?」
「フードを被ってないと女がわらわら集まってきて、嫌だからだ。」
「・・・・・・もしかして女嫌い?」
「あぁ、女には近づかれるだけで鳥肌が立つ。」
「そうなの!?奇遇だわ!わたくし、男の人がとっても苦手なの!だから、今日あなたに会って、これからどうしようかと思ったけど、その様子だとその心配はないわね!あー、ほっとした。」
「それもそうだな。あんたとは、いい関係が築けると思う。」
おおー!笑ったみたいです。さっきからずっと不機嫌だったみたいですから安心しました。
「では、まず魔法の仕組みから始めよう。魔法とは、イメージだ。詠唱が必要になるが、ただ言いながら魔力を流しているだけだと、いつまでも上達しない。詠唱をしながらその魔法のことを頭でイメージすることが大切なのだ。ここまではわかるか?」
「えぇ、魔法については本で勉強してるから、だいたいはわかってるわ。」
「なら、属性や精霊、加護のことをおしえようか。属性は全部で7つ。火、水、風、土、光、闇、そして聖魔法だ。だが、聖魔法が使えるものは極稀だ。カリーナは、全属性が使えるから関係ないがな。そして精霊とは、私たちが魔法を使う時に力を貸してもらう存在だ。精霊に力を貸してもらうことで魔法を使うことが出来る。だが精霊は特定の誰かと契約することは稀であり、それが精霊王ならもっと珍しい。次に加護だが、これはお前の父が説明したらしいから割愛させてもらう。以上、質問は?」
「いえ、特にないわ。」
とりあえず、わたくしがものすごくおかしいということが今日の授業でわかった。
0
あなたにおすすめの小説
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
「お前みたいな卑しい闇属性の魔女など側室でもごめんだ」と言われましたが、私も殿下に嫁ぐ気はありません!
野生のイエネコ
恋愛
闇の精霊の加護を受けている私は、闇属性を差別する国で迫害されていた。いつか私を受け入れてくれる人を探そうと夢に見ていたデビュタントの舞踏会で、闇属性を差別する王太子に罵倒されて心が折れてしまう。
私が国を出奔すると、闇精霊の森という場所に住まう、不思議な男性と出会った。なぜかその男性が私の事情を聞くと、国に与えられた闇精霊の加護が消滅して、国は大混乱に。
そんな中、闇精霊の森での生活は穏やかに進んでいく。
【完結】僻地の修道院に入りたいので、断罪の場にしれーっと混ざってみました。
櫻野くるみ
恋愛
王太子による独裁で、貴族が息を潜めながら生きているある日。
夜会で王太子が勝手な言いがかりだけで3人の令嬢達に断罪を始めた。
ひっそりと空気になっていたテレサだったが、ふと気付く。
あれ?これって修道院に入れるチャンスなんじゃ?
子爵令嬢のテレサは、神父をしている初恋の相手の元へ行ける絶好の機会だととっさに考え、しれーっと断罪の列に加わり叫んだ。
「わたくしが代表して修道院へ参ります!」
野次馬から急に現れたテレサに、その場の全員が思った。
この娘、誰!?
王太子による恐怖政治の中、地味に生きてきた子爵令嬢のテレサが、初恋の元伯爵令息に会いたい一心で断罪劇に飛び込むお話。
主人公は猫を被っているだけでお転婆です。
完結しました。
小説家になろう様にも投稿しています。
噂の聖女と国王陛下 ―婚約破棄を願った令嬢は、溺愛される
柴田はつみ
恋愛
幼い頃から共に育った国王アランは、私にとって憧れであり、唯一の婚約者だった。
だが、最近になって「陛下は聖女殿と親しいらしい」という噂が宮廷中に広まる。
聖女は誰もが認める美しい女性で、陛下の隣に立つ姿は絵のようにお似合い――私など必要ないのではないか。
胸を締め付ける不安に耐えかねた私は、ついにアランへ婚約破棄を申し出る。
「……私では、陛下の隣に立つ資格がありません」
けれど、返ってきたのは予想外の言葉だった。
「お前は俺の妻になる。誰が何と言おうと、それは変わらない」
噂の裏に隠された真実、幼馴染が密かに抱き続けていた深い愛情――
一度手放そうとした運命の絆は、より強く絡み合い、私を逃がさなくなる。
悪役令嬢に転生したら手遅れだったけど悪くない
おこめ
恋愛
アイリーン・バルケスは断罪の場で記憶を取り戻した。
どうせならもっと早く思い出せたら良かったのに!
あれ、でも意外と悪くないかも!
断罪され婚約破棄された令嬢のその後の日常。
※うりぼう名義の「悪役令嬢婚約破棄諸々」に掲載していたものと同じものです。
ヒュントヘン家の仔犬姫〜前世殿下の愛犬だった私ですが、なぜか今世で求愛されています〜
高遠すばる
恋愛
「ご主人さま、会いたかった…!」
公爵令嬢シャルロットの前世は王太子アルブレヒトの愛犬だ。
これは、前世の主人に尽くしたい仔犬な令嬢と、そんな令嬢への愛が重すぎる王太子の、紆余曲折ありながらハッピーエンドへたどり着くまでの長い長いお話。
2024/8/24
タイトルをわかりやすく改題しました。
婚約破棄したら食べられました(物理)
かぜかおる
恋愛
人族のリサは竜種のアレンに出会った時からいい匂いがするから食べたいと言われ続けている。
婚約者もいるから無理と言い続けるも、アレンもしつこく食べたいと言ってくる。
そんな日々が日常と化していたある日
リサは婚約者から婚約破棄を突きつけられる
グロは無し
「愛することはない」と言った冷徹公爵様、やり直しの人生は溺愛が重すぎます!~王宮が滅びるのは記憶を隠した旦那様と幸運な息子のせい?~
ソラ
恋愛
王宮の陰湿な包囲網、そして夫であるアリステア公爵の無関心。心身を削り取られたセラフィナは、孤独と絶望の中でその短い一生を終えた。
だが、彼女は知らなかった。
彼女の死を知ったアリステアが、復讐の鬼と化して王宮へ反乱を起こし、彼女を虐げた者たちを血の海に沈めたことを。そして彼もまた、非業の死を遂げたことを。
「……セラフィナ。二度と、君を離さない。この命、何度繰り返してでも」
気がつくと、そこは五年前――結婚三日目の朝。
セラフィナが「今度は期待せずに生きよう」と決意した矢先、飛び込んできたアリステアは泣きながら彼女を抱きしめた。
前世の冷淡さが嘘のように、甘く、重すぎるほどの愛を注いでくるアリステア。
さらに、前世には存在しなかった息子・ノエルまで現れ、セラフィナを苦しめるはずだった敵は、彼女が知らないうちに裏で次々と社会的に抹殺されていく。
アリステアは記憶がないふりをして、狂気的な執着を「優しさ」という仮面で隠し、今度こそ彼女を檻のような幸福の中に閉じ込めようと画策していた。
知っているのは、読者(あなた)だけ。
嘘から始まる、究極のやり直し溺愛ファンタジー!
(本作品はAIを活用して構成・執筆しています)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる