【R18】彼の精力が凄すぎて、ついていけません!【完結】

茉莉

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#11. たくさんの愛を

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「ありがとう、りっちゃん。ごちそうさま」


食事を終えたカミルが席を立って、仕事部屋に行ってしまった。これから2人でお茶を飲もうかと思っていたのに・・。


両親との夢を見て、彼らへの思いを断ち切ることができた私はとてもすっきりしていた。
きちんとカミルに向き合って、これからのことを話そうと思っているのに、何故かカミルに避けられている・・。しかもあの夢の晩から。


そして・・何より変なのはもう1週間もカミルが私に触れてきていないことだった。いつもしつこいぐらいに私としようとするのに・・。

やっぱり、ちゃんと話そう、と思い仕事部屋に向かう。


「カミル」

声を掛ければ、カミルがこちらを見て辛そうな顔をした。

「カミル、私のことを避けてるでしょ?どうして避けてるのか、ちゃんと話して?」


下を向いてるカミルにそう言えば、びくっと震えている。


「・・ごめん、りっちゃん!」

しばらく黙っていたかと思ったら、いきなり走り出した!

「ちょっと!どこに逃げるの!?」

慌てて追いかける。この家の中で逃げるなんて知れてるのに。


と、寝室に逃げたカミルが転移しようとしている。王城に行く気だ!

「待って、カミル!」

慌ててカミルに走り寄れば、彼を押し倒してしまった。下敷きになっている彼が顔を逸らす。


「ねぇカミル、ちゃんと話して。私何かした?」

すると、ふるふると首を振っている。私が何かした訳じゃないんだ・・。


押し退けようとしてる彼を押さえている時に、目の前のサイドテーブルに手錠が見えた。あ、これ使える・・。

素早くカミルの手を頭上に一纏めにして、その手錠を嵌める。

「あっ・・」

これで逃げられまい。

「カミル、話し・・」


て、と言おうとしたら、押し倒している彼の股間のところが硬くなっていることに気づいた。・・・・1週間してないもんね。

ぐりぐりとそこを膝で刺激すると、あっという間に目をうるうるさせて、恥ずかしそうに声を上げて悶えている。

「あっ・・あっ・・」
「手錠されて、興奮しちゃったの?」

耳元で息を吹きかけながら囁けば、びくりと震えている。


彫刻のような美貌から色気を溢れ出す美少年を目の前にして、なんだか攻め立てたくなってきた。
ぐりぐりと再度膝でそこを刺激すれば、更に硬くなり、声を上げている。


「あんっ!あっ・・!」
「気持ちいいんだ。膝でぐりぐりしてるだけなのにね」

カミルの耳に舌をちろちろと入れながら囁くと、彼はもう我慢ができないみたいだ。


「りっちゃん、お願い・・」
「ん?」

「直接触ってほしい・・」


綺麗な瞳を潤ませて言うから、こちらがどきっとしてしまった。ああ、かわいい・・。


カミルのズボンと下着を脱がせて、ベットに座らせる。下着の中から思い切り飛び出してきた赤黒いそれは、久しぶりだからか、いつもより大きい。
先っぽからとろとろと涎を垂らしている。


先の穴に指をくりくりすれば、くちり、くちり、といやらしい音が鳴った。


「ああっ!ん・・っ」

とても気持ちいいみたいで、カミルが喘いでいる。

「舐めてほしい?」


全体を手で上下すると、溢れている汁が大量で、ぐちゅぐちゅと音がする。

「ああっ、舐めてください・・!」


そう言われて先の穴をちろちろと舐めてあげると、カミルが震えて、もうイキそうになっている。久しぶりだもんね。
もう少しがんばってもらおうと、焦らすように傘のところにぐるりと舌を這わせたり、ゆっくりと咥えたりする。


「ああっ・・っ・・もっと・・!」

そう言われてもゆっくり動かすのを変えない。カミルが荒い息を吐きながら耐えている。

「出したいの?」

咥えながら聞く。

「・・っ!出したい・・だしたい!お願いだから・・っ!」


辛そうなカミルの声に、手で上下しながら、先っぽを咥えて上げる。手を早くすれば、あっという間にカミルがイきそうだ。

「あっ・・出る・・!」


その瞬間に口も手もパッと離した。


「な、なんで・・っ!」

カミルが辛そうに叫んでいる。


「避ける理由、言う気になった?」

しかし彼は無言である。

「言わないならもう終わりだよ」

そう言ってベットから降りようとすると、カミルがぽそっと言った。


「い、言うから・・。言うからりっちゃんのまんこ舐めさせて」

その声に振り返れば、うるうるとした瞳で訴えられる。・・


「まんこ1週間舐めてない・・舐めたい・・舐めたいっ」

うわ言のように呟いている。
確かに私もカミルを触ってて、濡れちゃってる・・。


「んっ、いいよ」


下着を脱いでベットの端に腰掛ければ、手が自由にならないカミルがその前を陣取る。

「匂い嗅ぎたいから・・指で開いて・・?」


熱に浮かされたカミルに言われた言葉に恥ずかしくて真っ赤になるが、そこを自ら開く。

「ん・・っ」
「りっちゃんの1週間ぶりのまんこ・・」


感激するようにそこに顔を近づけられて、クンクンと思い切り匂いを嗅がれると、はずかしいのと感じてしまうので、愛液がとろりと溢れるのを感じた。


尖った豆をちろちろと舐められて、とても気持ちいい。くりくりといじられて、時折愛おしそうに吸われる。


ちろちろちろ・・ぢゅっ・・ぢゅっ・・

「あっ・・あっ・・」
「勃起してちんぽみたいだよ・・僕が、僕がここまで育てたんだ・・」


息を荒くして豆をべろべろと舐めながら、カミルが言っている。

「美味しいおいしいりっちゃんのクリちゃん・・」


ふとカミルを見遣れば、地面に跪いて手錠をした美少年が私のそこを舐めてて、凄くいやらしい気分になって興奮してしまう。


「少し後ろに倒れて」


言われた通りにすると、私の愛液が溢れるそこが舐めやすくなったみたいで、思い切り吸われる。


じゅるるるるるるっ!

「あああああっ!」
「ああーおいしっ・・りっちゃんのまんこ汁おいしっ・・!」


カミルが嬉しそうに興奮して飲んでいる。そこの奥まで舌を入れて、中もべろべろ舐められて、出てきたものを思い切り吸っている。


じゅるるるるるっ!

「やああああっ!」


久しぶりの快感に声が止まらない。気持ちよくて気持ちよくてしょうがない!
カミルは、美味しいおいしい、ずっと飲みたかったと言いながら、そこを一心不乱に舐めている。


またも豆に舌が充てがわれ、嬲るように舌でくりくりされる。その刺激にどんどん昇っていってしまう。


「か、かみる・・だめっ・・っ!」

快感が凄すぎてカミルを止めようとしたが、その時クリトリスを思い切り吸われてしまう。


ぢゅうううぅぅっ!

「ああああああっ!」


思い切り快感が弾けて、一気に達してしまう。びくびくと震えながら呆然としていると、達したことによって出てきた愛液をカミルがごくごくと飲み干している。

顔を上げたカミルが、辛そうな目でこちらを見てくる。


「あっ・・りっちゃんのまんこ汁、凄くすごくおいしかった・・!今度は入れさせて・・!」

お預けをくらって、とても辛そうだ。


「それより、避けてた理由を・・」
「無理無理無理!先に入れさせて・・っ!」


カミルが迫ってくるから、思わず後ずさってしまう。カミルのものは硬く勃ち上がって、びくんびくん、と揺れている。


うるうるしていた瞳がだんだん危ない目つきに変わっていき、思わず走り出そうとすれば、後ろからバキッという音がした。振り向けば手錠が壊されていて、カミルの手が自由になっている。
えっ、壊せたの!?


「逃げないで・・っ!」

カミルに抱きしめられ、床に四つん這いにされる。と、すぐにそれが入ってきた。


「あはあああああっ!」
「・・く・・っ!」


久しぶりのその長いもので中を突かれて、一気に凄い快感が走り抜ける。奥までこじ開けられる感覚に、足が震えてしまった。後ろでカミルも、気持ちよさそうに大きく息を吐いている。


「りっちゃん、ごめんね、ごめんね・・!」


そう言いながら、中をねっとりと硬いもので責められる。入り口から奥まで中を擦られて、とても気持ちいい。


「りっちゃん・・好きなんだ・・愛してるんだ・・」


胸を締め付けるような声を出しながら、腰を動かしている。


じゅぼっじゅぼっじゅぼっじゅぼっ

「りっちゃんを手離せなくて、ごめん・・ごめん・・っ!」
「ああんっ!ああっ!」

悲しい声を出しながら、カミルが突き上げてくる。


じゅぼじゅぼじゅぼじゅぼっ!

「僕に縛り付けてごめんね・・っ!」
「あああっ!ああっ・・!」


だんだん突かれるのが激しくなる。と、我慢できなくなったのか腰が掴まれ、ガツガツと奥まで突かれる。


パンパンパンパンパンッッ!!

「ああああああっ!」
「・・りっちゃん・・っ!」


パンパンパンパンッッ!!

「ああああ・・・っ!」
「・・っ・・っ!」


愛してる・・と後ろから聞こえた時、一気に絶頂を迎える。


びゅるるるるるるるるっっ


1週間振りの情事に、中に大量に温かいものが注がれた。
出ても出ても、なかなか終わらない。


疲れ切って、床に突っ伏してしまった私を後ろから抱きしめて、カミルが頬擦りしている。


「りっちゃん・・ごめんね。あの日、夜中にりっちゃんが凄く泣いてるのを見て、りっちゃんを家族から離して、僕に縛り付けてるんじゃないかって凄く辛くなったんだ。
僕の元になんていたくないのかなって・・。


でも・・いくら考えても、僕はりっちゃんを離せないんだ。ニホンに返すことを考えるだけで気が狂いそうになる・・。


りっちゃんが僕から離れたくてもーー僕は君を手離せない。縛り付けてごめんね、ごめん・・っ!」


そうか、あの日泣いてた私をそう見てたんだ。

「カミル・・」

カミルの下から出て、手を握って視線を合わせる。


「あの日の夢で、私、両親と話したの。夢だから、本当の両親に伝わったかどうかはわからないけど。


それでね、私は今好きな人がいて、こちらの世界で生きていくってはっきり伝えたの。それから、ずっと母に言いたかったことも言えたの。そしたらね、本当に全く、日本に未練がなくなったんだ」


驚いた顔をしたカミルに微笑みかける。


「カミルといたいから、一緒にいるんだよ。日本に帰れないから一緒にいるんじゃないよ。
カミルと、この世界で生きていきたいの。ずっと。最後まで」


瞳をうるうるし出したカミルが口を開いた。


「りっちゃん、僕と一緒に生きてくれるの?」

「もちろんだよ」


にっこりと告げると、ガバッと飛びつかれる。


「あいしてる・・愛してるよりっちゃん・・結婚してください」

「うん。愛してるよ、ありがとうカミル」

「一生、一生縛り付けてもいい?」


涙声になりながら視線を合わせてそう言ってくるカミルに笑ってしまう。


「いいよ。一生縛り付けて」

そう答えれば、噛み付くようにキスされる。


カミルもずっと不安だったんだな、と気付かされた。


たくさん優しくしてくれるカミル。一生その愛を返していこうと思った。




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