強制調教脱出ゲーム

荒邦

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3人目と4人目

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 「おああーー」と自分をゆすって起こす身に覚えのない男のうなり声で目が覚めた。
ポタっと生暖かい物も感じた。
 床に寝ていたせいだろうか、体の節々が痛む。
その男は口を限界近くまで開けさせられ、固定されていた。おまけにイチモツは封じられ、代わりに肛門から本物より立派な息子がつきでていた。
明らかに異常な風体の男Dを見てCは驚いた。
だがCの口にも大きなものが挿入され、口から大きな男根が突き出ていることに気づくまでそう時間はかからなかった。固定されていたがその男根は妙にしなり気色の悪い物だった。
肛門にも何かいれられているのか違和感がある。変に空気を感じる。何か器具で広げられているようだった。
手は広げた状態で水かきのような手袋に入れられ、足は靴を履かされ脱げないようにされていた。
CもDもの本物の息子はがちがちに封じられていた。
お互いの異様さに、DはCを起こしたものの気まずそうにしていた。

 Cは必死に手と足を使って拘束具を外そうとしたがびくともせず、偽の男根がCの動きに合わせてうねるだけであった。
「ああお」Dが必死の形相でCを睨みつけながら腕を振って制止した。
「何すんだよ」CはDを肘でついた。
Cは何としてでも、口に挿入されている栓のようなものをとろうとした。
「カチッ」いじくりまわすうちに、かすかに音と感触がした。それと同時にふくらみが大きくなり、喉の奥に何かが流れていった。
なぜかDもうなりだした。「んーー!!」Dは必死に下腹部を叩いて違和感を伝えてきた。
お互いの栓から何かが発射されてしまったようだ。
「まさか、毒?」
CはDに手伝ってもらい必死にもう一度スイッチを作動させようとしたが、動く感触はあっても、何の反応もなかった。

 CとDがパニックになっていると、見知らぬ男の音声がながれた。
「…お前たちに仕込まれたのは毒だ。そのまま放っておいたらもちろん死ぬことになる。お互いの息子が解毒剤だ。あとはわかるだろ?」
DはCに口に入れろと合図した。
本物でなくてもそんなことをするのは気が引けた。すると、DはCのくちから飛び出た男根に必死に食らいついた。お互いの必死な息がかかり、気色悪かった。
Dが何度も何度も舐めると男根は少しづつ小さくなった。
すると、互いの口枷も緩み、とれた。
「はぁ、はぁ…取れたな…」とDが息を切らしながらいった。
「そうだな…」とCは言った。つぎは俺の肛門にいれられるのか…
「むりだな。」Dの肛門から突き出した男根は、正常体では挿入できなかった
「もっと尻を突き出せ」とDはCに言った。
Cは言われたとおりにしたものの、立派な男根を挿入されるのにはひどい痛みが伴った。
「痛い、痛い、やめてくれ。」とCは言った。
「じゃあどうするんだ。お前、死ぬぞ。」とDが言った。
「お前が尻を突き出してくれ、ゆっくりいれる」とCがいった。
「わかった」とDは言って尻を突き出した。
「あああ!痛い痛い、入らない」Cはゆっくりと、Dの肛門から突き出た男根を挿入したが入らなかった。
「もういい」とCは言ってDを突き飛ばしてうつぶせにした。
Dはその勢いでCに乗っかって、男根を挿入した。
「ぎゃあああ」Cは情けない叫び声をあげた。Dは容赦なく男根を前後させた。
すると、口のときと同じく縮み、拘束具が外れた。
妙な感動を覚え、二人は抱き合った。
しかし、そこで二人の意識は再び遠のいた。

二人が目を覚ましたのはさっきの部屋とは違う部屋のようだった。
拘束具のでついた傷はかさぶたになっていた。だが、拘束衣をきせられ、足には足枷をつけられ、うごきづらくされていた。仕組みはよくわからないが、肛門の栓と拘束具が紐のようなものでつながっているようで、大きく動くと栓が肛門で振動した。
「ああっ!!なんだよこれ。さっきから変な趣味だよな。なあ、トイレに行きたくないんだが妙だよな。大きい方も全然感じない。」とDは言った。何時間かは時間がたっているようだったが、まったく尿意や便意はなく奇妙であった。
「ああ、お互いに犯されて。犯人はぜったい変態だよな。またケツに栓を詰められてる。聞きづらいけど、乳首になんかつけられてるよな。さっきから痛いんだよな。」とDは続けた。
「この下どうなってんだろうな。まさかピアス??なあ、壁になんか書いてあるぞ。」と拘束具で動き辛かったが、Cは起き上がって壁に近寄った。
壁に
3・8=0
6・3=6
7・2=
11・2=
4・4=
と書かれていた。問題の近くには数字を入力するためのスイッチと決定ボタンのようなものがついていて、赤と緑の電球がついていたが、灯っているのは赤だった。
「なんだよこれ」とDは言った。
「3と8を掛けたら24に決まってんだろ」とCは言った。
「あ、あっちにも」とCは言った
12,10,4→DOA
1,10,11→JON
3,8、12,10→
「ドア、ジョンって意味わかんねえな」とCは言った。
1+3=62
1+4=61
4+6=
9+12=
8-7=
「はあ、まったくわかんね」
CとDは適当に問題の近くのボタンを押したが何の反応もなかった。ただ、動くたびに直腸の栓が震えた。
二人がドアの上に書かれた数字が100からどんどん減っていることに気付くのにはかなりの時間がかかった。
数字が20に差し掛かった時、Dは気付いた。
「なあ、ドアの数字減ってないか?」
「え?」Cはスイッチを押した。
すると、19になった。
「おい、やめろって。」とDは言った。
「なあ、0になったらどうなるんだ?」
「さあな。0にしてみるか?」
「やめとこう。」

 このやり取りをあざ笑うように、またあの男の声が流れた。
「カウントが0になったら、お前たちは俺のものだ。」
「何言ってんだ?お前。」とCは言った。
「脱出ゲームで同意しただろ?成功報酬は好きなだけ。失敗したらすべてを差し出すって。趣旨を変えて一問でも正解したら帰してやるとしよう。あまりにも出来が悪すぎる。」と男が言った。
「いや、すべてってそんなことだっては思わないでしょ」とCは言った。
「うまい話には裏があるんだよ。いい勉強になっただろ?」と男の声がいった。
「俺には家族がいるんだ。すぐ通報されて所在がわかるぞ。」とDは叫んだ。
「そうか?お前はいまどこにいるのかわかっているのか?」と男の声が嘲笑った。
「それはわからないけど、すぐにわかるさ」とDは言い返した。
「甘いな。まあ、あと19回試行できる。だが、3分経過ごとにカウントが減っていくからな。せいぜいがんばれ」と男が言った。
「おい!出せよ!!出て来いよ」とDは叫んだがそこから何の音たさもなかった。
カウントが18になった。長くてあと一時間弱まだ一つの問題も解けていなかった二人は焦りだした。
「なあ、このまま時間がたつのをまつか?」とCは言った。
「うーん…何もしないよりやった方がましかもなって俺は思う。」とDは迷いながら言った。
「だよな」とCは相槌を打った。
CとDは必死に考えて答えを入力したが結局一問も当たらず残りが3になった。
「お前のせいだぞ」とCはDを小突いた。だが、二人ともその衝撃で肛門の装置のスイッチの糸がプツンと切れ、刺激を始めた。拘束衣に隠れて正体がわからなかった器具たちも作動し始めた。乳首には電気刺激が走り妙な刺激を送り続ける。
「あっ、なんだよこれ…」Cは言った。脚ががくがくとなり、床に倒れてしまった。Dも我慢できないのか床に転げてしまった。
必死に立ち上がろうとしたが、過度な刺激で思考力も低下し、すべてが無駄であった。

動けなくなっている2人のところに初めて男が姿を現し、二人のさらけ出された臀部に注射をした。
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