あの素晴らしい愛をもう一度

仏白目

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バーグ侯爵家にキアラの母親の調査を頼んでから10日程で報告が届いた

カイゼルお兄様が直々にジャスミン家に
調査報告書を届けてくれた

「お兄様 お忙しい中ありがとうございます」
「何、セレスに別件の用事もあってね、
まずは、先にこの報告書を済ませてから」

そう言って厚みのない報告書を渡してくれた 

レベッカの生い立ちは 平民の為ざっくりとしたものだった 

平民の両親との死別 5歳の時に王都近郊の孤児院に入り

14歳で孤児院を出てその後調査不明期間が有り

18歳で王都の飲み屋で働き出しそこで
20歳まで

その後、妻子持ちの客と駆け落ちのようにして王都から姿を消したが、

クリスティアーノ領に来た時には独り身だった

葡萄農園の手伝いで働き出し、4年間の間に男性との付き合いは多数あり

ーその中にジャレットも入っているのねー


ここからが調査希望の内容になります、と記載されている

クリスティアーノ伯爵家を出た後 次の日に子供を連れて領内の商会を訪ねています
子の父親に会いに来たと、ベンという男はそのとき仕事で王都にいて
一週間後には帰ってくるので 店員がレベッカにまた訪ねるように伝えたとのこと、
そのベンは王都にいる間に付き合っていた女性に刺されて死亡したそうで、
ベンが複数人の女性と交際していたことが事件の原因だと
再び訪ねてきたレベッカには それを伝えたと商会の店員の話です

その後子供を連れて 王都の娼館で2年程働いて 客のリビエラ男爵の愛人に
なると、店を辞めていったのが2週間程前

子供のキアラは養子に出したと店を出る時に店主に言っていたようですが、

日頃から、母親と見られ無いように
ママとは呼ばせないでベッカと呼ばせていたと、他人である他の娼婦のほうが可愛がっていた事から キアラの身を心配していました。 
レベッカが養子縁組なんてちゃんと出来る女には見えないと言う事でした。

後は、キアラが持っていたぬいぐるみの出どころですが、教会から少し離れた露店商がクマのぬいぐるみを買った小さな女の子を覚えてました
教会の前に行く時に買ったようです。小さな女の子は嬉しそうにぬいぐるみに頬ずりして
 お礼を言っていたそうです、ピンクの髪にエメラルドグリーンの瞳の可愛い子だったそうです。

レベッカは王都からでて、リベエラ男爵領地の中で家を与えられて生活しています、そこに男爵が通って来ている姿が頻繁に目撃されてます。


写真が入っていた、レベッカとリビエラ男爵の腕を組んで歩く姿と、
交際女性に刺殺されたベンの顔写真付きの当時の新聞記事だった。


報告は以上です。
引き続き調査が必要でしたら御指示下さい。





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