3 / 35
第3話 死亡フラグ回避!え?母さんが恋人代わりになるって!?
しおりを挟む
オーク国「ヴィーハイゼン」は、山の中腹にある国。人口は一万人。そのほとんどがオークの兵士であり、彼らの世話をするエルフの女性も少数だが存在する。
俺と母さんは縄で縛られ、さらに狼に似た大型の獣「ヴォルフ」の鞍に縛り付けられて国の外まで連れてこられた。
「あばよ、非国民共」
俺達を連れてきた三人の兵士がそう言って唾を吐き、去って行った。かつてはオークロードたる俺の部下だった筈の兵士達。悔しいが仕方がない。
「とりあえず山を降りよう、母さん。降りる途中に山小屋がある。狩りの時に使う場所さ」
「そんな場所があるのね。ダー君は物知りね」
「いや、俺も使った事があるってだけだよ」
俺は母さんの手を引き、山を降り始めた。母さんの手はすべすべで柔らかく、意識するとなんだか顔が熱くなった。
「あら? ダー君なんだか顔が赤いわ。お熱かしら。こっち向いて」
「えっ?」
言われるままに母さんの方を向く。すると母さんは俺の両肩に手を添え、顔を近づけて来る。ち、近い! このままだと唇が......!
ぐああ! なんて可愛い顔なんだ! 大きな目に整った鼻筋! 透き通った青い瞳と輝く金色の髪! そして白い肌に桜色の唇! 長い耳! さらには大きすぎるおっぱいとその深い谷間! 全てが俺のドストライクだ! キスしたい! だけどダメだ! 親子でキスは駄目!
「ちょっと待って母さん! これ以上顔を近づけられると、俺......!」
「はい、おでこコッツン。うん、熱はないみたいね。ん? どうしたのダー君。顔がもっと赤くなっちゃった」
「なっ、ななな、なんでもない!」
俺はプイッと顔を背ける。心臓の音がエンジン音みたいに響く。やばい。俺はやっぱり、母さんを異性として意識してしまっている。
オークにとっては親だろうが何だろうが雌は雌。気の赴くままに孕ませるだけだ。それは種族内では常識。
だが俺には人間だった頃の記憶がある。その道徳観念から言うと、母親を好きになるなんて事はアウトだ。早くこの気持ちにはケリをつけなくちゃならないだろう。
「クスッ。おかしなダー君ね。もしかしてお母さんの事、大好きなの?」
母さんは笑いながら、名残り惜しそうに顔を離す。
「好きって、いや、そりゃまぁ母親としてね! 当たり前だろ! 大好きだよ! でもそれだけだからね!」
俺は照れ隠しに言ったつもりだったが、普通に恥ずかしい事をサラッと言った気がする。
「あはっ、やっぱりね。今のダー君ならきっとそう言ってくれると思ったわ。お母さんもね、ダー君の事が大好き。でも母親としてって......それ以外に何があるの?」
悪戯っぽい笑みで俺の顔を覗き込む母さん。これってもしかして、わかってて言ってないか?
「べっ、別に! 深い意味はないよ!」
「ふーん、そうなの? あ、もしかして......お母さんを異性として意識しちゃう、とか?」
ギクッ。結構核心に近いところ突かれた。
「ち、ちげぇし!」
ドッドッドッドッ。鼓動が早くなる。真意を知られるのはまずい気がする。って言うか恥ずかしい。
「そうなの? でもオークってみんな生殖本能が強いじゃない? 誰でも構わない、みたいな。恋人とか、妻って概念もないみたいだし。だけどお母さんは、ダー君には見境なくそんな事はしてほしくないな。だから、しばらくはお母さんで我慢してね」
「へ? それってどう言う......」
すると母さんは、俺の耳元に唇を寄せてそっと囁いた。
「お母さんを恋人代わりにしてもいいって事。だけどそれは、ダー君が本当に好きな人が出来るまでよ。きちんと恋をして、恋人を作って欲しい。それまでは、お母さんを代役にしてもいいわ。もちろん、嫌じゃなければだけど」
囁き声に、耳がゾクゾクした。俺の中の道徳観念が音を立てて崩れていく。
「えっと......じゃあ、そうするよ」
「クスッ。やっぱりお母さんを異性として見ちゃってたんだね。しょうがないなぁ。はい、じゃあ今からお母さんはダー君の恋人役です。なんて呼びたいですか?」
そう言ってウインクする母さん。死ぬほど可愛い。
「シェファール......いや、シェファって言うのはどうかな」
俺は言ってて照れ臭くなり、鼻の頭をポリポリと掻く。
「シェファ! 素敵ね! 嬉しいわ、ダー君!」
そう言って抱きついて来る母さん。柔らかい膨らみが、ムギュッと押しつけられる。理性が崩壊しそうだ。
「え、ええっと......それじゃあ進もうか、シェファ」
「うん!」
俺は再び母さんの手を引いて歩き出す。小一時間程歩くと、ようやく山小屋が見えた。木造平家の中々立派なコテージ。ベッドやキッチン、トイレに風呂もある。
このエンシェントソーサリー・クエストの世界観は、中世ヨーロッパ的なファンタジー世界だが、魔術機構と呼ばれる道具達が電化製品的な役割を担っている。トイレも魔術機構により水洗。風呂にはシャワーもある。
「素敵な山小屋ね。小屋って言うより家みたい」
「だろ? 食料品もたっぷりあるし、しばらくはここの備えだけで生活出来るよ。さぁ、入って」
俺はベルトに付いた革製の小物入れから、山小屋の鍵を取り出してドアを開けた。
「うわぁ、広いね!」
「でしょ? 奥の部屋が寝室で、右がトイレ、左がお風呂だよ」
室内設備の説明をし、それから母さんをリビングのテーブルに着かせた。
「今、お茶でも淹れるよ」
「ありがとう、ダー君」
それからしばらく、お茶を飲みながら母さんと話をした。これまでの事と、これからの事だ。
父の言葉を思い出す。エルフ村への焼き討ちは、食い止める事が出来なかった。恐らくガオンハルトが後を引き継ぎ、村へ攻撃を仕掛けるだろう。
とりあえず、俺と母さんは追放された為、エルフ村への焼き討ちへは参加しない。つまり勇者エステルの復讐の対象にはなり得ない。死亡フラグを回避出来た訳だ。
だけど、本当にそれでいいんだろうか。あのエルフ達を、みすみす見殺しにするのか俺は。前世において、あれ程大好きだったエルフ達が現実にいるのに、仲良くならなくていいのか?
母さんだって、同族が襲われるのは嫌な筈だ。なら、答えはほとんど出ている。
「難しい顔をして、どうしたのダー君」
母さんが微笑む。この笑顔を曇らせるような事はしたくない。
「シェファ......俺はエルフを守りたい。もうオーク族から追放された自由の身だ。なら、何をしたって自由。反乱も自由だ。一休みしたら、もう一度あのエルフ村に行こう。彼らを救うんだ」
俺の提案に、母さんは両手を合わせて目を輝かせた。
「まぁ! 偉いわねダー君! 私もね、そうしたいと思ってたの。百点満点よ! チューしてあげる!」
母さんは椅子から立ち上がってテーブルに両手を突き、向かい側に座る俺の頬にキスをした。
「うわ......!」
俺は思わず、母さんにキスされた部分に手を触れた。
「ねぇダー君。うわって何!? もしかして、嫌だった?」
拗ねた顔を見せる母さん。そんな様子もまた可愛い。
「いや、違うんだ。その、びっくりしたのと嬉しいのがごっちゃになって」
「あら、嬉しい? じゃあもっとしてあげる!」
「いやいや、充分! もう充分だよ!」
俺はワーワー騒ぎながら結局おでこにキスをしてもらい、その後母さんと交代でお風呂に入った。そして休息の為、ベッドで仮眠を取る。
オーク軍が兵を揃えて出陣するのは、経験上恐らく明日の午後。仮眠から目覚めた俺達は、早速村へと向かう事にした。
俺と母さんは縄で縛られ、さらに狼に似た大型の獣「ヴォルフ」の鞍に縛り付けられて国の外まで連れてこられた。
「あばよ、非国民共」
俺達を連れてきた三人の兵士がそう言って唾を吐き、去って行った。かつてはオークロードたる俺の部下だった筈の兵士達。悔しいが仕方がない。
「とりあえず山を降りよう、母さん。降りる途中に山小屋がある。狩りの時に使う場所さ」
「そんな場所があるのね。ダー君は物知りね」
「いや、俺も使った事があるってだけだよ」
俺は母さんの手を引き、山を降り始めた。母さんの手はすべすべで柔らかく、意識するとなんだか顔が熱くなった。
「あら? ダー君なんだか顔が赤いわ。お熱かしら。こっち向いて」
「えっ?」
言われるままに母さんの方を向く。すると母さんは俺の両肩に手を添え、顔を近づけて来る。ち、近い! このままだと唇が......!
ぐああ! なんて可愛い顔なんだ! 大きな目に整った鼻筋! 透き通った青い瞳と輝く金色の髪! そして白い肌に桜色の唇! 長い耳! さらには大きすぎるおっぱいとその深い谷間! 全てが俺のドストライクだ! キスしたい! だけどダメだ! 親子でキスは駄目!
「ちょっと待って母さん! これ以上顔を近づけられると、俺......!」
「はい、おでこコッツン。うん、熱はないみたいね。ん? どうしたのダー君。顔がもっと赤くなっちゃった」
「なっ、ななな、なんでもない!」
俺はプイッと顔を背ける。心臓の音がエンジン音みたいに響く。やばい。俺はやっぱり、母さんを異性として意識してしまっている。
オークにとっては親だろうが何だろうが雌は雌。気の赴くままに孕ませるだけだ。それは種族内では常識。
だが俺には人間だった頃の記憶がある。その道徳観念から言うと、母親を好きになるなんて事はアウトだ。早くこの気持ちにはケリをつけなくちゃならないだろう。
「クスッ。おかしなダー君ね。もしかしてお母さんの事、大好きなの?」
母さんは笑いながら、名残り惜しそうに顔を離す。
「好きって、いや、そりゃまぁ母親としてね! 当たり前だろ! 大好きだよ! でもそれだけだからね!」
俺は照れ隠しに言ったつもりだったが、普通に恥ずかしい事をサラッと言った気がする。
「あはっ、やっぱりね。今のダー君ならきっとそう言ってくれると思ったわ。お母さんもね、ダー君の事が大好き。でも母親としてって......それ以外に何があるの?」
悪戯っぽい笑みで俺の顔を覗き込む母さん。これってもしかして、わかってて言ってないか?
「べっ、別に! 深い意味はないよ!」
「ふーん、そうなの? あ、もしかして......お母さんを異性として意識しちゃう、とか?」
ギクッ。結構核心に近いところ突かれた。
「ち、ちげぇし!」
ドッドッドッドッ。鼓動が早くなる。真意を知られるのはまずい気がする。って言うか恥ずかしい。
「そうなの? でもオークってみんな生殖本能が強いじゃない? 誰でも構わない、みたいな。恋人とか、妻って概念もないみたいだし。だけどお母さんは、ダー君には見境なくそんな事はしてほしくないな。だから、しばらくはお母さんで我慢してね」
「へ? それってどう言う......」
すると母さんは、俺の耳元に唇を寄せてそっと囁いた。
「お母さんを恋人代わりにしてもいいって事。だけどそれは、ダー君が本当に好きな人が出来るまでよ。きちんと恋をして、恋人を作って欲しい。それまでは、お母さんを代役にしてもいいわ。もちろん、嫌じゃなければだけど」
囁き声に、耳がゾクゾクした。俺の中の道徳観念が音を立てて崩れていく。
「えっと......じゃあ、そうするよ」
「クスッ。やっぱりお母さんを異性として見ちゃってたんだね。しょうがないなぁ。はい、じゃあ今からお母さんはダー君の恋人役です。なんて呼びたいですか?」
そう言ってウインクする母さん。死ぬほど可愛い。
「シェファール......いや、シェファって言うのはどうかな」
俺は言ってて照れ臭くなり、鼻の頭をポリポリと掻く。
「シェファ! 素敵ね! 嬉しいわ、ダー君!」
そう言って抱きついて来る母さん。柔らかい膨らみが、ムギュッと押しつけられる。理性が崩壊しそうだ。
「え、ええっと......それじゃあ進もうか、シェファ」
「うん!」
俺は再び母さんの手を引いて歩き出す。小一時間程歩くと、ようやく山小屋が見えた。木造平家の中々立派なコテージ。ベッドやキッチン、トイレに風呂もある。
このエンシェントソーサリー・クエストの世界観は、中世ヨーロッパ的なファンタジー世界だが、魔術機構と呼ばれる道具達が電化製品的な役割を担っている。トイレも魔術機構により水洗。風呂にはシャワーもある。
「素敵な山小屋ね。小屋って言うより家みたい」
「だろ? 食料品もたっぷりあるし、しばらくはここの備えだけで生活出来るよ。さぁ、入って」
俺はベルトに付いた革製の小物入れから、山小屋の鍵を取り出してドアを開けた。
「うわぁ、広いね!」
「でしょ? 奥の部屋が寝室で、右がトイレ、左がお風呂だよ」
室内設備の説明をし、それから母さんをリビングのテーブルに着かせた。
「今、お茶でも淹れるよ」
「ありがとう、ダー君」
それからしばらく、お茶を飲みながら母さんと話をした。これまでの事と、これからの事だ。
父の言葉を思い出す。エルフ村への焼き討ちは、食い止める事が出来なかった。恐らくガオンハルトが後を引き継ぎ、村へ攻撃を仕掛けるだろう。
とりあえず、俺と母さんは追放された為、エルフ村への焼き討ちへは参加しない。つまり勇者エステルの復讐の対象にはなり得ない。死亡フラグを回避出来た訳だ。
だけど、本当にそれでいいんだろうか。あのエルフ達を、みすみす見殺しにするのか俺は。前世において、あれ程大好きだったエルフ達が現実にいるのに、仲良くならなくていいのか?
母さんだって、同族が襲われるのは嫌な筈だ。なら、答えはほとんど出ている。
「難しい顔をして、どうしたのダー君」
母さんが微笑む。この笑顔を曇らせるような事はしたくない。
「シェファ......俺はエルフを守りたい。もうオーク族から追放された自由の身だ。なら、何をしたって自由。反乱も自由だ。一休みしたら、もう一度あのエルフ村に行こう。彼らを救うんだ」
俺の提案に、母さんは両手を合わせて目を輝かせた。
「まぁ! 偉いわねダー君! 私もね、そうしたいと思ってたの。百点満点よ! チューしてあげる!」
母さんは椅子から立ち上がってテーブルに両手を突き、向かい側に座る俺の頬にキスをした。
「うわ......!」
俺は思わず、母さんにキスされた部分に手を触れた。
「ねぇダー君。うわって何!? もしかして、嫌だった?」
拗ねた顔を見せる母さん。そんな様子もまた可愛い。
「いや、違うんだ。その、びっくりしたのと嬉しいのがごっちゃになって」
「あら、嬉しい? じゃあもっとしてあげる!」
「いやいや、充分! もう充分だよ!」
俺はワーワー騒ぎながら結局おでこにキスをしてもらい、その後母さんと交代でお風呂に入った。そして休息の為、ベッドで仮眠を取る。
オーク軍が兵を揃えて出陣するのは、経験上恐らく明日の午後。仮眠から目覚めた俺達は、早速村へと向かう事にした。
100
あなたにおすすめの小説
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
ゲームコインをザクザク現金化。還暦オジ、田舎で世界を攻略中
あ、まん。
ファンタジー
仕事一筋40年。
結婚もせずに会社に尽くしてきた二瓶豆丸。
定年を迎え、静かな余生を求めて山奥へ移住する。
だが、突如世界が“数値化”され、現実がゲームのように変貌。
唯一の趣味だった15年続けた積みゲー「モリモリ」が、 なぜか現実世界とリンクし始める。
化け物が徘徊する世界で出会ったひとりの少女、滝川歩茶。
彼女を守るため、豆丸は“積みゲー”スキルを駆使して立ち上がる。
現金化されるコイン、召喚されるゲームキャラたち、 そして迫りくる謎の敵――。
これは、還暦オジが挑む、〝人生最後の積みゲー〟であり〝世界最後の攻略戦〟である。
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる