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夫達の帰宅
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僕たちの帰宅予定のその日、先生は昨日の闇医者の陵辱の疲れから、遅くまで目覚める事が出来なかった。
先生が実際目を覚ましたのは、僕達が帰宅した時であった。
幸い闇医者の良心から、部屋の中の気配は綺麗に掃除され、先生の身体も清められていた。
先生は、闇医者との出来事は悪い夢だったのではないかと思ったが、医者が手に握らせた薬に気がつくと、あの陵辱の二日間は現実のものだったと悟ったのだ。
薬は少なくなってはいたが、慎重に使えば1.2回分はあるだろう。先生はその薬を大事そうにローブへと仕舞った。
僕は、その様子を千里眼で確認した後、アレンと共にドアを開けた。
「先生!今帰りました!」
「ファガス!帰ったぞ!早く姿を見せてくれ!」
先生は、その声でハッとベッドから起き上がり僕達の前に姿を現した。
「ああ、2人とも無事で良かった。私、疲れて寝てしまったみたいで…。おや、また随分と酷くやらかしたようだな。」
先生は一目僕らを見た途端、びっくりしたようだ。
それもその筈、アレンと初の実戦演習で、僕達は結構苦労したのだ。学生時代に、先生達の戦いぶりを見ていた僕としては、誠に不甲斐ない有様だった。
「僕が上手く援護できなくて…」
「ああ…ピートは引率側では初めてだから無理もない。アレンは暴走するから…。」
先生は凹む僕を気遣いながら、ヒールの術を手早くかけてくれた。
「だけど、ファガス、お前だったら気付いて、雑魚敵を全部退治していた筈だ。」
確かに、アレンの言う通り、先生だったら2人とも無傷だった筈。
「あ、あれは、暴走するアレンが心配で…お前の事ばかり見てたからで…//それをピートに求めては可哀想だ…。」
先生が顔を真っ赤にして、百戦錬磨の英雄タッグの秘密を暴露する。なるほど、2人の強さの秘密は、互いの信頼感というよりも愛の力だったという訳か。
「ファガス…、どうした?具合が悪いのか?」
先生がヒールの術を僕とアレンに順番にかけたところで、アレンが先生の様子に気が付いた。
数さアレンの言うように先生は少し疲れて見えた。普段の先生ならば、そのくらいの術は何でもない筈なのだ。
それもそのはずで、僕は見落としていたが、先生の子宮の入り口はリングによって未だに開きっぱなしの状態であったのだ!
医者が全て清めていったので油断したのだが、妊娠しやすくなるという子宮口のリングは、そのままだったのだ…。
それが、アレンの子を望む先生の為に残したのか、医者が先生の中に痕跡を残したかったからなのかは、僕には分からない。
事情を知らないアレンは真っ先に心配し、先生を抱き止める。
先生はその胸に無抵抗に抱きしめられ、アレンの腕の中で安心したように息を吐いた。
「ふふっ…アレンの怪我の薬を貰いに街に出たので疲れてしまっただけだ。何の心配もないさ。」
先生はそう話しながらも、僕に目配せをする。
千里眼で見た事を黙っておけという事だろう。
心配ではあったが、先生がアレンに言わないと言うなら、僕がぶちまける事はできない。
あの闇医者に種が無いのであれば、大事には至らないだろう。
「俺の為に、薬を…。そうか、苦労をかけてしまったな…。だが、嬉しいぞ、ファガス。」
幸いにもアレンはその説明を疑いなく受け入れ、先生を抱き寄せ、キスをする。
それだけで、2人の周りには甘いムードに包まれてしまう。束の間離れていた為か、2人の抱擁は次第に濃厚なものへと変わっていき。
「あ…♡むぐっ……アレンッ…んっ♡……んんっ♡」
「…ファガス…」
アレンの唇は首筋に、手は腰を撫で、ローブを掻き分け尻の間を行き来する。アレンの鼻息は、今にも先生を捕食せんとばかりに荒くなる。
先生の腰はそれだけで砕けてしまった様で、既に脚がガクガクと震えている。
その様子は少し尋常ではなく、よく見れば足首にまで何やら液体が垂れてしまっている。
「…アレン、ちょっと待って…!先生の様子が…。」
慌ててアレンを止めると、先生がその場で力なく崩れ落ちそうになるのを、すんでのところでアレンの逞しい腕が支えたのだ。
「お、おい、ファガス、大丈夫か?!」
「先生、顔色が…」
先生の顔は真っ赤で、額には大粒の汗が溢れていた。
「だ、大丈夫だ。…実は、街で…妊娠しやすくなる処置をしてもらった。そ、そのせいで、以前より発情しやすくなっているのかもしれないっ…」
先生は、闇医者にされた子宮口への処置をアレンにそう説明した。
「お、おい!なぜそんな事を!腹の紋もあるのに、身体に負担がかかるじゃないか!」
「…お前との子が…、欲しいのだ…。」
子宮口の処置は直接先生が望んだものではないが、アレンの薬欲しさに闇医者にあれだけ身を捧げた先生なら、もし闇医者から提案されていれば、自ら進んで受けたかもしれない。
そのくらい先生の答えに迷いはなかった。
しかし、アレンの反応は予想と反するものだった。
「…ファガス…、俺は…、お前の身体が1番大切だ!今だって生活もままならんというのに、そんなに訳も分からん治療をして!…今すぐ元に戻してもらいに行くぞ!」
「…アレン…!」
予想外のアレンの怒りに先生が戸惑う。アレンとの幸せの為に頑張った事がアレンを怒らせてしまうとは。
それに、あの医者の行き先もわからない。これでは先生がらあまりに可哀想だ。
僕は思わず叫んだ。
「アレン…先生の気持ちを考えて!先生はアレンと幸せになりたいんだ!アレンが最後までできなくなってから、先生がどんなに苦しんでいたか、アレンは分かってない。」
「ピート…いいのだ…。私の心が弱いだけだ。共に居られるだけで十分なのに、それ以上を求めるから罰が当たったのだ。…すまない、アレン。」
「………。」
2人の間に長い沈黙が流れた。
お互いがお互いを思い合うが故に、増えいく傷と痛みが2人を苦しめている。
暫く見つめ合っていた2人だったが、先生が突然崩れるようにしゃがみ込んだ。
「ああっ…か、身体が…ん…くっ、ああ…、熱いっ…、、あぁ…」
「お、おい、ファガス!大丈夫か?…今ベッドに連れて行ってやるからな!」
ベッドに寝かせられた先生は、アレンに開いたアナルを発見されてしまっていた。
闇医者に2日間はめっぱなしにされていた先生のアナルは開き切り、奥にある子宮口のリングを無防備にもさらしてしまっていた。
「…ファガス、こ、これが妊娠しやすくなる処置……」
「っ、し、子宮を開くリングがはいっているっ、、。んっ…だ、だから、身体が、常に、妊娠待ちの、、発情状態にっ、なってしまって…っ、いるのだっ…んっ…!」
遠征出発時より先生のアナルが妙に開いてしまっているのも、その処置の一環だとアレンが勘違いしてくれたのは都合が良かった。
「処置の直後から、そんな状態なのか…?」
「い、いや…先程アレンの匂いを嗅いだら、急に身体の奥から熱くなって、っ…はぁぁあ~~ンっ♡♡!!」
話している間にも先生は腰を震わせて、ピュッピュッと腸液を吹き出してしまう。
それは、先生の中を確認しているアレンの顔にかかってしまう程で。
「お、おい、ファガス!大丈夫か…!」
「ああ!アレンッ、ピートッ…み、見ないでぇ~~っ!ふ、2人に見られてるだけで…子宮が期待してしまうぅ~~♡♡アアっ♡!!」
ビクビクゥゥ♡プシュッ♡プシュッ♡
「…先生!」
「ひっ♡はぁっ♡おおっ…!ほ、ほお~~~♡♡!」
全身をピンクに染め上げ、1人で悶え続ける先生を、僕達はどうする事もできなかった。
「…リングを取るぞ。これではファガスが狂ってしまう…」
「で、でも、どうやって?どこか医者に連れて行くの?」
「いや、こんな状態のファガスを他人に見せられん…。ようやく、民の噂も治ってきたというのに、また好奇の目に晒されてしまう。俺たちでなんとかするんだ。」
「…うん、分かった。」
遠征で息の合わなかった僕達は、先生の治療の為に再び協力する事になったのだ。
先生が実際目を覚ましたのは、僕達が帰宅した時であった。
幸い闇医者の良心から、部屋の中の気配は綺麗に掃除され、先生の身体も清められていた。
先生は、闇医者との出来事は悪い夢だったのではないかと思ったが、医者が手に握らせた薬に気がつくと、あの陵辱の二日間は現実のものだったと悟ったのだ。
薬は少なくなってはいたが、慎重に使えば1.2回分はあるだろう。先生はその薬を大事そうにローブへと仕舞った。
僕は、その様子を千里眼で確認した後、アレンと共にドアを開けた。
「先生!今帰りました!」
「ファガス!帰ったぞ!早く姿を見せてくれ!」
先生は、その声でハッとベッドから起き上がり僕達の前に姿を現した。
「ああ、2人とも無事で良かった。私、疲れて寝てしまったみたいで…。おや、また随分と酷くやらかしたようだな。」
先生は一目僕らを見た途端、びっくりしたようだ。
それもその筈、アレンと初の実戦演習で、僕達は結構苦労したのだ。学生時代に、先生達の戦いぶりを見ていた僕としては、誠に不甲斐ない有様だった。
「僕が上手く援護できなくて…」
「ああ…ピートは引率側では初めてだから無理もない。アレンは暴走するから…。」
先生は凹む僕を気遣いながら、ヒールの術を手早くかけてくれた。
「だけど、ファガス、お前だったら気付いて、雑魚敵を全部退治していた筈だ。」
確かに、アレンの言う通り、先生だったら2人とも無傷だった筈。
「あ、あれは、暴走するアレンが心配で…お前の事ばかり見てたからで…//それをピートに求めては可哀想だ…。」
先生が顔を真っ赤にして、百戦錬磨の英雄タッグの秘密を暴露する。なるほど、2人の強さの秘密は、互いの信頼感というよりも愛の力だったという訳か。
「ファガス…、どうした?具合が悪いのか?」
先生がヒールの術を僕とアレンに順番にかけたところで、アレンが先生の様子に気が付いた。
数さアレンの言うように先生は少し疲れて見えた。普段の先生ならば、そのくらいの術は何でもない筈なのだ。
それもそのはずで、僕は見落としていたが、先生の子宮の入り口はリングによって未だに開きっぱなしの状態であったのだ!
医者が全て清めていったので油断したのだが、妊娠しやすくなるという子宮口のリングは、そのままだったのだ…。
それが、アレンの子を望む先生の為に残したのか、医者が先生の中に痕跡を残したかったからなのかは、僕には分からない。
事情を知らないアレンは真っ先に心配し、先生を抱き止める。
先生はその胸に無抵抗に抱きしめられ、アレンの腕の中で安心したように息を吐いた。
「ふふっ…アレンの怪我の薬を貰いに街に出たので疲れてしまっただけだ。何の心配もないさ。」
先生はそう話しながらも、僕に目配せをする。
千里眼で見た事を黙っておけという事だろう。
心配ではあったが、先生がアレンに言わないと言うなら、僕がぶちまける事はできない。
あの闇医者に種が無いのであれば、大事には至らないだろう。
「俺の為に、薬を…。そうか、苦労をかけてしまったな…。だが、嬉しいぞ、ファガス。」
幸いにもアレンはその説明を疑いなく受け入れ、先生を抱き寄せ、キスをする。
それだけで、2人の周りには甘いムードに包まれてしまう。束の間離れていた為か、2人の抱擁は次第に濃厚なものへと変わっていき。
「あ…♡むぐっ……アレンッ…んっ♡……んんっ♡」
「…ファガス…」
アレンの唇は首筋に、手は腰を撫で、ローブを掻き分け尻の間を行き来する。アレンの鼻息は、今にも先生を捕食せんとばかりに荒くなる。
先生の腰はそれだけで砕けてしまった様で、既に脚がガクガクと震えている。
その様子は少し尋常ではなく、よく見れば足首にまで何やら液体が垂れてしまっている。
「…アレン、ちょっと待って…!先生の様子が…。」
慌ててアレンを止めると、先生がその場で力なく崩れ落ちそうになるのを、すんでのところでアレンの逞しい腕が支えたのだ。
「お、おい、ファガス、大丈夫か?!」
「先生、顔色が…」
先生の顔は真っ赤で、額には大粒の汗が溢れていた。
「だ、大丈夫だ。…実は、街で…妊娠しやすくなる処置をしてもらった。そ、そのせいで、以前より発情しやすくなっているのかもしれないっ…」
先生は、闇医者にされた子宮口への処置をアレンにそう説明した。
「お、おい!なぜそんな事を!腹の紋もあるのに、身体に負担がかかるじゃないか!」
「…お前との子が…、欲しいのだ…。」
子宮口の処置は直接先生が望んだものではないが、アレンの薬欲しさに闇医者にあれだけ身を捧げた先生なら、もし闇医者から提案されていれば、自ら進んで受けたかもしれない。
そのくらい先生の答えに迷いはなかった。
しかし、アレンの反応は予想と反するものだった。
「…ファガス…、俺は…、お前の身体が1番大切だ!今だって生活もままならんというのに、そんなに訳も分からん治療をして!…今すぐ元に戻してもらいに行くぞ!」
「…アレン…!」
予想外のアレンの怒りに先生が戸惑う。アレンとの幸せの為に頑張った事がアレンを怒らせてしまうとは。
それに、あの医者の行き先もわからない。これでは先生がらあまりに可哀想だ。
僕は思わず叫んだ。
「アレン…先生の気持ちを考えて!先生はアレンと幸せになりたいんだ!アレンが最後までできなくなってから、先生がどんなに苦しんでいたか、アレンは分かってない。」
「ピート…いいのだ…。私の心が弱いだけだ。共に居られるだけで十分なのに、それ以上を求めるから罰が当たったのだ。…すまない、アレン。」
「………。」
2人の間に長い沈黙が流れた。
お互いがお互いを思い合うが故に、増えいく傷と痛みが2人を苦しめている。
暫く見つめ合っていた2人だったが、先生が突然崩れるようにしゃがみ込んだ。
「ああっ…か、身体が…ん…くっ、ああ…、熱いっ…、、あぁ…」
「お、おい、ファガス!大丈夫か?…今ベッドに連れて行ってやるからな!」
ベッドに寝かせられた先生は、アレンに開いたアナルを発見されてしまっていた。
闇医者に2日間はめっぱなしにされていた先生のアナルは開き切り、奥にある子宮口のリングを無防備にもさらしてしまっていた。
「…ファガス、こ、これが妊娠しやすくなる処置……」
「っ、し、子宮を開くリングがはいっているっ、、。んっ…だ、だから、身体が、常に、妊娠待ちの、、発情状態にっ、なってしまって…っ、いるのだっ…んっ…!」
遠征出発時より先生のアナルが妙に開いてしまっているのも、その処置の一環だとアレンが勘違いしてくれたのは都合が良かった。
「処置の直後から、そんな状態なのか…?」
「い、いや…先程アレンの匂いを嗅いだら、急に身体の奥から熱くなって、っ…はぁぁあ~~ンっ♡♡!!」
話している間にも先生は腰を震わせて、ピュッピュッと腸液を吹き出してしまう。
それは、先生の中を確認しているアレンの顔にかかってしまう程で。
「お、おい、ファガス!大丈夫か…!」
「ああ!アレンッ、ピートッ…み、見ないでぇ~~っ!ふ、2人に見られてるだけで…子宮が期待してしまうぅ~~♡♡アアっ♡!!」
ビクビクゥゥ♡プシュッ♡プシュッ♡
「…先生!」
「ひっ♡はぁっ♡おおっ…!ほ、ほお~~~♡♡!」
全身をピンクに染め上げ、1人で悶え続ける先生を、僕達はどうする事もできなかった。
「…リングを取るぞ。これではファガスが狂ってしまう…」
「で、でも、どうやって?どこか医者に連れて行くの?」
「いや、こんな状態のファガスを他人に見せられん…。ようやく、民の噂も治ってきたというのに、また好奇の目に晒されてしまう。俺たちでなんとかするんだ。」
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