【完結】【R18BL】極上オメガ、前世の恋人2人に今世も溺愛されています

ちゃっぷす

文字の大きさ
9 / 106
18歳の夏 海

旅行

しおりを挟む
「あーもう我慢できねえ。俺、先挿れていいか?」

「ひっ…」

「えーそこはじゃんけんで決めようブェッ!!!」

「君たち、僕のケーゴに何してるんだい?汚らわしい手でケーゴを触るな!!」

危機一髪。バカのちんこが僕の入り口に触れた時、エドガーが助けに来てくれた。3人をボッコボコにして追い返したあと、エドガーが僕を抱きしめた。

「ケーゴ、すまない…!海水が目に入って視力が回復するまでに時間がかかってしまった…」

「ううん、エドガーの目に海水入れたの僕だから気にしないで」

「何をされた?」

「…指つっこまれちゃった…ちんこいじられたし…最悪」

「ごめん。僕が海に行こうなんて言ったから…」

落ち込んで涙声になっているエドガーに、僕はぎゅっと抱きついた。

「ううん!すごく楽しいよ!エドガーと海に来れて良かった」

「ケーゴ…」

自然と僕たちの唇が重なり合う。ふわふわと水に浮きながらエドガーと体を触れ合わせるのは、とても心地が良かった。

「ふっ…?!」

キスをしながら、エドガーの指が中へ入ってくるのを感じた。指先だけで弄んでいたかと思えば、ぐいと指の付け根まで潜り込ませる。

「んんっ…エドガー…」

「ごめん、ケーゴ…僕、すごく…」

そう言いながら僕の手をかたくなったものに触れさせた。そんなウルウルした目で見るなぁ…。甘やかしたくなるだろ…。

「ケーゴォ…」

「…もうっ」

僕は浮き輪につかまってエドガーに背を向けた。エドガーはぽかんとそんな僕を眺める。もう、この鈍感め。

「…はやく挿れてよ」

「っ!ケーゴォ!」

「んんっ…」

エドガーが後ろから抱きつき、硬くなったものを押し付ける。海水と一緒に中へ入ってくる。浮力のせいか、激しさはなくゆったりと腰を動かしている。

「なんかこれ、いいかも…」

「僕も好きだな。このまま寝てしまいそうだ」

「寝たら置いて帰るからね」

「ひどいな」

そう言った後、僕の前をエドガーが握り刺激する。

「んんっ…あっ、」

「締まった。気持ちいい」

「はっ、ん…ふ…」

「ケーゴ、出る…」

「僕も…っ…んっ!」

「ぐっ…」

エドガーのあたたかいものが僕の中に流れ込んだ。なんだかとても、ホッとする。
しばらく二人でぐったり浮き輪にもたれかかり、くすりと笑ってキスをした。

「…かえろっか」

「うん」

◇◇◇

「…なんで?」

宿へ戻ると、いるはずのない人物がいた。

「エドガー…きさま、抜け駆けとはいい度胸だな?ん?」

「ス…スルト…どうして君がここに…?」

スルトはゆらりと立ち上がり、にやりと笑った。

「GPSって、知ってるか?」

「ぎゃーーー!!うそ!どこに?!こわっ!!こっわ!!」

「あー…君もやってたかー」

「君もってなに?!え?!もしかしてエドガーも?!そういやなんで僕の家知ってるの?!教えてないよね?!っぎゃーーー!こっわ!!」
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

月弥総合病院

僕君☾☾
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。 また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。 (小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。 そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

見ぃつけた。

茉莉花 香乃
BL
小学生の時、意地悪されて転校した。高校一年生の途中までは穏やかな生活だったのに、全寮制の学校に転入しなければならなくなった。そこで、出会ったのは… 他サイトにも公開しています

怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人

こじらせた処女
BL
 幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。 しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。 「風邪をひくことは悪いこと」 社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。 とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。 それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?

男子高校に入学したらハーレムでした!

はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。 ゆっくり書いていきます。 毎日19時更新です。 よろしくお願い致します。 2022.04.28 お気に入り、栞ありがとうございます。 とても励みになります。 引き続き宜しくお願いします。 2022.05.01 近々番外編SSをあげます。 よければ覗いてみてください。 2022.05.10 お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。 精一杯書いていきます。 2022.05.15 閲覧、お気に入り、ありがとうございます。 読んでいただけてとても嬉しいです。 近々番外編をあげます。 良ければ覗いてみてください。 2022.05.28 今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。 次作も頑張って書きます。 よろしくおねがいします。

処理中です...