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18歳の夏 海
旅行
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「あーもう我慢できねえ。俺、先挿れていいか?」
「ひっ…」
「えーそこはじゃんけんで決めようブェッ!!!」
「君たち、僕のケーゴに何してるんだい?汚らわしい手でケーゴを触るな!!」
危機一髪。バカのちんこが僕の入り口に触れた時、エドガーが助けに来てくれた。3人をボッコボコにして追い返したあと、エドガーが僕を抱きしめた。
「ケーゴ、すまない…!海水が目に入って視力が回復するまでに時間がかかってしまった…」
「ううん、エドガーの目に海水入れたの僕だから気にしないで」
「何をされた?」
「…指つっこまれちゃった…ちんこいじられたし…最悪」
「ごめん。僕が海に行こうなんて言ったから…」
落ち込んで涙声になっているエドガーに、僕はぎゅっと抱きついた。
「ううん!すごく楽しいよ!エドガーと海に来れて良かった」
「ケーゴ…」
自然と僕たちの唇が重なり合う。ふわふわと水に浮きながらエドガーと体を触れ合わせるのは、とても心地が良かった。
「ふっ…?!」
キスをしながら、エドガーの指が中へ入ってくるのを感じた。指先だけで弄んでいたかと思えば、ぐいと指の付け根まで潜り込ませる。
「んんっ…エドガー…」
「ごめん、ケーゴ…僕、すごく…」
そう言いながら僕の手をかたくなったものに触れさせた。そんなウルウルした目で見るなぁ…。甘やかしたくなるだろ…。
「ケーゴォ…」
「…もうっ」
僕は浮き輪につかまってエドガーに背を向けた。エドガーはぽかんとそんな僕を眺める。もう、この鈍感め。
「…はやく挿れてよ」
「っ!ケーゴォ!」
「んんっ…」
エドガーが後ろから抱きつき、硬くなったものを押し付ける。海水と一緒に中へ入ってくる。浮力のせいか、激しさはなくゆったりと腰を動かしている。
「なんかこれ、いいかも…」
「僕も好きだな。このまま寝てしまいそうだ」
「寝たら置いて帰るからね」
「ひどいな」
そう言った後、僕の前をエドガーが握り刺激する。
「んんっ…あっ、」
「締まった。気持ちいい」
「はっ、ん…ふ…」
「ケーゴ、出る…」
「僕も…っ…んっ!」
「ぐっ…」
エドガーのあたたかいものが僕の中に流れ込んだ。なんだかとても、ホッとする。
しばらく二人でぐったり浮き輪にもたれかかり、くすりと笑ってキスをした。
「…かえろっか」
「うん」
◇◇◇
「…なんで?」
宿へ戻ると、いるはずのない人物がいた。
「エドガー…きさま、抜け駆けとはいい度胸だな?ん?」
「ス…スルト…どうして君がここに…?」
スルトはゆらりと立ち上がり、にやりと笑った。
「GPSって、知ってるか?」
「ぎゃーーー!!うそ!どこに?!こわっ!!こっわ!!」
「あー…君もやってたかー」
「君もってなに?!え?!もしかしてエドガーも?!そういやなんで僕の家知ってるの?!教えてないよね?!っぎゃーーー!こっわ!!」
「ひっ…」
「えーそこはじゃんけんで決めようブェッ!!!」
「君たち、僕のケーゴに何してるんだい?汚らわしい手でケーゴを触るな!!」
危機一髪。バカのちんこが僕の入り口に触れた時、エドガーが助けに来てくれた。3人をボッコボコにして追い返したあと、エドガーが僕を抱きしめた。
「ケーゴ、すまない…!海水が目に入って視力が回復するまでに時間がかかってしまった…」
「ううん、エドガーの目に海水入れたの僕だから気にしないで」
「何をされた?」
「…指つっこまれちゃった…ちんこいじられたし…最悪」
「ごめん。僕が海に行こうなんて言ったから…」
落ち込んで涙声になっているエドガーに、僕はぎゅっと抱きついた。
「ううん!すごく楽しいよ!エドガーと海に来れて良かった」
「ケーゴ…」
自然と僕たちの唇が重なり合う。ふわふわと水に浮きながらエドガーと体を触れ合わせるのは、とても心地が良かった。
「ふっ…?!」
キスをしながら、エドガーの指が中へ入ってくるのを感じた。指先だけで弄んでいたかと思えば、ぐいと指の付け根まで潜り込ませる。
「んんっ…エドガー…」
「ごめん、ケーゴ…僕、すごく…」
そう言いながら僕の手をかたくなったものに触れさせた。そんなウルウルした目で見るなぁ…。甘やかしたくなるだろ…。
「ケーゴォ…」
「…もうっ」
僕は浮き輪につかまってエドガーに背を向けた。エドガーはぽかんとそんな僕を眺める。もう、この鈍感め。
「…はやく挿れてよ」
「っ!ケーゴォ!」
「んんっ…」
エドガーが後ろから抱きつき、硬くなったものを押し付ける。海水と一緒に中へ入ってくる。浮力のせいか、激しさはなくゆったりと腰を動かしている。
「なんかこれ、いいかも…」
「僕も好きだな。このまま寝てしまいそうだ」
「寝たら置いて帰るからね」
「ひどいな」
そう言った後、僕の前をエドガーが握り刺激する。
「んんっ…あっ、」
「締まった。気持ちいい」
「はっ、ん…ふ…」
「ケーゴ、出る…」
「僕も…っ…んっ!」
「ぐっ…」
エドガーのあたたかいものが僕の中に流れ込んだ。なんだかとても、ホッとする。
しばらく二人でぐったり浮き輪にもたれかかり、くすりと笑ってキスをした。
「…かえろっか」
「うん」
◇◇◇
「…なんで?」
宿へ戻ると、いるはずのない人物がいた。
「エドガー…きさま、抜け駆けとはいい度胸だな?ん?」
「ス…スルト…どうして君がここに…?」
スルトはゆらりと立ち上がり、にやりと笑った。
「GPSって、知ってるか?」
「ぎゃーーー!!うそ!どこに?!こわっ!!こっわ!!」
「あー…君もやってたかー」
「君もってなに?!え?!もしかしてエドガーも?!そういやなんで僕の家知ってるの?!教えてないよね?!っぎゃーーー!こっわ!!」
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