【完結】【R18BL】極上オメガ、前世の恋人2人に今世も溺愛されています

ちゃっぷす

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18歳の夏 発情誘発剤※

飲み会に誘われました

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「お…あんたたちまさか…αか?!」

「やっと気づいたぁ?あんたとチヨ以外、全員αだよ」

ナナがそう言いながら僕の首筋を舌で撫でる。タクヤはタクヤで僕の股間さすってやがるし…。勘弁してくれ。にしてもおかしいよ。だってこの人たち、店に来たときはΩの匂いしてたのに!

「さっきまでΩの匂いだったのにどうして…?!」

「抗Ω剤飲んでたのと、Ωの香りする香水振ってカモフラージュしてたの」

「はぁ?!そんな香水あんの?!開発したとこどこの会社だクソがぁ!!」

「わー口悪ぅい~!噂で聞いてたよ~。圭吾くんは喋らなければ絶世の美人。喋ったら残念な美人って」

「うるせえわ!」

「ちょ、ちょっと待ってよイオリちゃん!話が違うよ?!みんな圭吾くんとお話がしたいだけって言ってたから連れてきたのに!!」

チヨちゃんが隣に座ってる女の子に叫んでいるのが聞こえる。でも、イオリと呼ばれた女の子は笑ってこう答えるだけだった。

「チヨ、あんたほんとに抜けてんね!αがΩと会いたい理由なんてひとつしかないじゃない!!笑っちゃうわ!!」

「ひどい…!」

チヨちゃんが僕を助けようと駆け寄ってきた。でもイオリに掴まれて注射を打たれる。あれ…発情誘発剤だ。

「チヨちゃん!!」

「あ…あ…」

チヨちゃんが床に崩れ落ちた。呼吸が荒くなっている。チヨちゃんのΩ臭がきつくなった。僕はギリギリ歯を鳴らしながらクソαたちを睨みつけた。

「おまえら…クソみてえなやつらだな…!」

「おいおい、あの匂いのうっすいチヨちゃんからΩ臭すんじゃん。やべ、今のチヨちゃんなら抱けるわ」

一人の男がチヨちゃんの脚を広げ下着を下げた。発情して愛液が床にこぼれる。

「やめ…見ないで…あっ…はぁ…っ、はぁっ…」

「うっひょー!やべえぜお前ら見ろよ!なんもしてねえのにビシャビシャだぜ!」

「うわまじだ!ちょ、俺にもやらせろよ」

男がチヨちゃんに群がりズボンを下げ始めた。なんだこれ…こいつら同じサークルの友だちじゃないのか?!αだからってΩになにしてもいいとでも思ってんの?!
僕はナナの手を振りほどきチヨちゃんの上に覆いかぶさった。

「…圭吾くん…?」

「あれ?圭吾くんもチヨちゃんとえっちしたいの?」

「えー!Ω同士の交尾とか見てみたいんだけど!」

「それが終わったら二人とも俺たちで食おうぜ」

「スマホスマホっと」

「…おまえら、いい加減にしろよ…!」

「あん?」

「αってこと隠してΩを個室に閉じ込めて、その上発情誘発剤なんて打ちやがって…!!」

「わあ、エリートΩくんが怒ってるかわいい~!!」

「ひょっとしてチヨちゃん守ってるの?ええ、泣けるんですけど!」

「圭吾くん、ごめんなさい…ごめんなさい…」

自我を保つのも大変だろうに、チヨちゃんが何度も僕に謝っている。僕は「大丈夫だから」とチヨちゃんの頭を撫でて安心させた。
でも、この状況をどう乗り越えたら良いのか見当もつかない。店の人が来たら助けてくれるか…?いやもっと確かな方法で助けを呼ぶには…警察か…スルトかエドガー、あとピーターだ…。とにかくスマホだ。スマホをカバンから取り出さないと…。

「!」

そんなことを考えているときに、誰かが僕のズボンと下着を下ろした。

「わ!まじで貞操帯付けてる!噂、ほんとだったんだあ!!」

「まあこんな匂いしたΩいたら発情期じゃなくてもやりたくなるもんなあ」

「でもさ、どっかに鍵あるよね?」

「あるだろ。トイレ行くとき自分で外すんだから。ズボンのポケットは?」

「…ないね」

「じゃあカバンだ」

…まずい。カバンに鍵が入ってる。外されたら…。
僕は一瞬チヨちゃんから離れ、自分のカバンを掴んでもう一度チヨちゃんに覆いかぶさった。僕とチヨちゃんの間にカバンを挟む。

「…ビンゴじゃない?」

「だなあ。圭吾くん、そのカバンこっちへよこそうか」

「誰が渡すかよ!お前らほんといい加減にしろよ!」

「圭吾くん、ほんと口悪いよねえ。かわいいー」

イオリがクスクスと笑いながら僕のお尻に触れた。僕は気付かれないようにカバンからスマホを取り出す。

「みて、スベスベ~。すっごいきれい」

「うわ、まじだ。女のケツみてえ」

誰か指が貞操帯の間をぬって穴に触れる。僕はこそこそとスルトに電話をかけることに成功した。

「うわ、ピクッてしたよ今!」

「俺もさわりてえ!おい誰か早くカバン取れよ」

《もしもし?ケーゴ終わったか?》

「た、たすけて」

《…どうした》

「ちょっと待って、圭吾くんの手元…誰かに電話かけてない?」

「は?!なにしてんだよ!」

《おい、ケーゴ、どうした》

「あっ…!」

ずぶりと太ももに何か刺さった。その瞬間に僕の頭は真っ白になった。

「あ…あ…」

「うわやべえ!欲情誘発剤打った瞬間ケツからめっちゃ汁溢れてきた!!」

「え?!どれどれ?」

「私も私も」

乱暴に何本もの指が僕の中をまさぐった。

「あああっ!やめてっ!やめてっ!んっ!」

「うわめっちゃエロいんだけど」

「スルト!スルト助けて!早く来て!犯される!」

《…すぐ行く》

「圭吾くん静かにしよっかあ」

タクヤに肩を持たれて床に転がされる。発情誘発剤のせいで力が入らない。

「はっ…はっ…」

「ほら、圭吾くんもつらそうじゃん」

ニヤニヤしながらαたちが僕のカバンをまさぐっている。鍵を見つけられ、貞操帯を開錠された。ここまで来たらもうだめだ。こいつらに犯される。せめてチヨちゃんだけでも守らないと…。

αたちが息を荒げながら僕の体をじろじろ見てる。僕はゆっくりと脚を開いてみせた。

「お前ら全員僕が相手してやるから…チヨちゃんには…手ぇ出すなよクソ野郎ども…」
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