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18歳の秋 ハロウィン
ド
しおりを挟む「ちょっとスルト、やめてよっ…」
エドガーとの電話中もずっと僕のちんこしごいてたスルトにそう言うと、「なんだ、俺に触られるのがそんなにいやなのか」と拗ねた声を出した。スルトはぱっと手と体を離し、僕に背を向けて静かになる。あれ?怒らせちゃった…?
「す、スルト?」
「……」
「え?怒ったの?」
「……」
「無視しないでくださいよ」
体を揺らしてもこっちを向いてくれない。なんだよもう。もういいや、と思って僕も背を向けて目を瞑った。そしたら後ろからスルトにぎゅっと抱きしめられた。
「なんなんですかもう」
「諦めるのが早すぎるぞケーゴ。もっと構えよ」
「なんだこのめんどくさい生き物は」
スルトが僕のズボンと下着をゆっくりおろした。指がそろりと中に入ってくる。
「っ…」
「ふふ。濡れているじゃないか」
「…ただの生理現象です」
「ケーゴ、こちらを向け」
「……」
僕はゆっくりと顔をスルトに向けた。スルトの…悔しいけどすっごくイケメンな顔面が、僕を欲情した目で見ている。うう…かわいい…。ゆっくりと唇を重ね、舌が絡み合う。だんだんとスルトの指の動きが激しくなってきた。
「あっ…はっ、…んっ…」
「ケーゴ、舐めてくれないか?」
「ん…」
僕は起き上がり、スルトのズボンを下ろした。あーでか…何回見ても思うわ…でっか…でかいっていうか、ごっつ…レンコンみたい…。それを握り、くちくちと上下に動かした。気持ちが良いのか、ぴくりと体が動いた。先を舌でつつくと、透明な液が出てくる。僕はそれを口いっぱいに含んだ。
「んっ…」
「ひもひい?」
「ああ、気持ちいい…ケーゴ、尻をこちらへ向けろ」
「んんっ…」
舐めている僕の中を、スルトが指でいじめる。僕の弱いところを指の腹でおさえた。
「んんんっ!!」
「すごい締め付けだな。それに、愛液が溢れすぎてシーツが濡れている」
「言わなくていいからっ…」
「ケーゴ、上に乗ってくれるか」
「上に乗っていいの?やった!」
僕はスルトの上に乗るのが大好きだ。だって、お尻で抱かれてるときのスルト、ありえないほど可愛いんだもん。スルトにまたがり、ゆっくりとスルトのそれを中へ受け入れる。
「ふ…ん…は、入ったぁ…」
「あ…ケーゴ…」
「あは、気持ちよさそうな顔してんねスルト」
「…お前は上と下で性格が変わるな…めずらしいやつだ」
「スルトも上と下じゃ全然違うよ?下の時のスルト、女の子みたいだよ?」
「な、なにい?…っうっ…ふ…」
「ほらぁ、可愛い声出しちゃって。そんなに僕が気持ちい?」
「な、生意気だぞケーゴ…!」
スルトはそう言って僕の大きくなったものを握った。
「んんっ…!」
「ははは。俺だって学んでいるぞ。ここを握ればすぐいつものケーゴに戻るんだ。ほら、腰が止まっているぞ」
「くっそぉ…」
負けじと僕はお尻に力を入れて締め付け腰を動かした。
「ぐっ…ん…はっ…」
「どうしたのスルト、手が止まってるよ」
「むぅぅ…」
「わっ!!」
スルトが下から僕を突き上げる。突然奥に当たって僕はしびれてしまう。
「あ…」
「悪い。驚いたか?ほらケーゴ、こちらへ来い。キスしてやる」
「スルトぉ…」
スルトの首に腕を回し、ちゅ、ちゅ、とキスをする。その間もスルトが腰を動かしている。
「あっ、あっ…!んっ…」
「ふっ…んっ…」
「んんっ…!スルトっ、スルトっ…!」
くるりと体を回転させられ、今度は僕が下になった。脚を広げ太ももを持ち上げられる。そして激しくスルトが腰を振った。
「あっ!あぁっ!んっ、んんん!!」
「ケーゴ、出るっ…!」
「ああっ!」
ドクドクと熱いものが僕の中に注がれる。スルトが息を荒げて僕の上に倒れこんだ。僕の中に入っているものを抜こうとしたので、思わず「抜かないで!」とスルトの腰を足で挟んだ。
「この時間、好きだから…」
「ふ、お前はほんとうにかわいいな」
スルトが僕に軽くキスをして、体を繋いだまま僕たちは夜まで眠った。
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