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取引先
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◆◆◆
「――……」
茶菓子を食べていた圭吾が、ふっと腕を下ろした。
そんな圭吾の顔を藤ヶ谷が覗き込む。
「高戸くん?」
圭吾の目は、焦点が定まらずぼんやりしている。
藤ヶ谷は圭吾の目の前で手を振った。しかし、それでも圭吾は反応を示さない。
「効いてきたね」
藤ヶ谷はそう呟き、圭吾の目の前でぱちんと指を鳴らした。
すると圭吾は虚ろな目を藤ヶ谷に向ける。
藤ヶ谷が指を動かすと、圭吾はそれを目で追った。
「高戸くん、君は今から商談をするんだよ。分かったかな」
「はい……。僕は今から……商談をします……」
藤ヶ谷は、にっこりと微笑んだ。
「よし、入ったね。……じゃあ、商談に入ろうか」
「……はい、社長」
さきほどまで圭吾が食べていた物の中には、意識が混濁する薬が混入していた。
そして、さきほど藤ヶ谷は、圭吾にある催眠をかけたのだ。
「高戸くん。それじゃあ……商品を見せてくれるかな?」
「はい……」
圭吾はぼんやりと、自分のシャツのボタンを外しながら、営業トークのようなものをボソボソと話している。
「……今日は、〝何を守るか〟の話をしにきたんです……システムの話じゃなくて……。もちろん……、今、御社が危ないと言いたいわけではなくて……どの会社も……普通にやっています……。ただ……〝普通〟が一番抜けるのが……セキュリティなんです……」
「うんうん。そうだね」
シャツの隙間から覗いた圭吾の乳首を、藤ヶ谷は舌でつついた。
それでも圭吾は営業トークを続けている。
「あっ……。外からハッキングされると……思われがちなんですが、実際は違くて……。一番多いのは……権限が広すぎたり……誰が何を……あっ、んんっ……何を、したか分からなかったり……社員が悪気なく踏んでしまったり……あ……あっ……」
藤ヶ谷が乳首に吸い付いている間に、圭吾は自ら上半身裸になっていた。
もう片方の乳首を指で引っ掻くと、圭吾の体がのけぞった。
藤ヶ谷は乳首に口を付けたまま、手を圭吾の股間に添える。
「なるほどね。勉強になるよ。……それで、ここも見てみたいなあ」
「あっ……はい……っ。そちら……TRACEGURDというシステムでして……っ、今お見せしますね……」
そう言いながら、圭吾は自身のズボンを下ろした。
藤ヶ谷は甘えた口調で、貞操帯をつつく。
「これも外してほしいなあ」
「はい……、そうですよね……パッケージだけお見せしてもよく分からないかと思います……。ですので、こちらの管理画面をご覧ください……」
圭吾は首にかけていた鍵で、貞操帯を外した。
はらりと貞操帯が床に落ちた途端、藤ヶ谷は鼻息荒く圭吾の足を広げた。
「はぁぁぁ……っ♡ 圭吾くんのおちんちん……っ。何度見てもかわいいね……っ」
「ありがとうございます……っ。こちらの管理画面は……特別な操作は必要ありません……。まず、これが今日一日の操作履歴です……」
藤ヶ谷はさらに圭吾の足を開かせた。隠れていた肛門が、藤ヶ谷の位置からよく見える。
肛門からは、たらりと白濁色が混ざった体液が垂れていた。
藤ヶ谷はそこに顔を近づけ、匂いを嗅ぐ。
「ふふ。旦那さんの精液がまざった愛液だね。かわいい。昨晩もたくさんかわいがってもらったんだねえ」
「はい……こちらの画面では……誰が……いつ……どのデータを開いたか……。編集したか……見るだけだったのか……すべて、時系列で並んでおりまして……」
「うんうん。よく分かるよお」
藤ヶ谷は圭吾のそこに顔を押し付けた。そして、ちうちうと体液を吸いだした。
「あぁ……!」
「あぁ……♡ 圭吾くんのえっちなオメガの味がする……♡ 美味しいよ……♡」
「あっ、あぁっ……ダメ、そこ……っ」
「圭吾くん、喘いでばっかじゃ分からないよ。説明を続けてね」
「は、はいっ……。こ……この赤く表示されてる部分が……通常と……あぁっ、あっ……違うっ、操作で……っ!」
「かわいい♡ かわいい、圭吾くん……♡ おちんちんも食べちゃお」
そう言って、藤ヶ谷が圭吾の屹立したものをぱくりと咥えた。
「あぁぁぁぁ……っ!」
「美味しい♡ 圭吾くんのオメガおちんちんすっごく美味しい♡」
「しゃ、社長……っ、あっ、そこはっ……」
「圭吾くん、説明を続けてね」
「はっ、うぅん……っ! あ、これはっ、エラーではなくてっ……、あぁっ、あ、ただ……いつもと違う動きをしたという、し、印、あっ、あぁぁっ……!!」
ビクビクと圭吾の体がのたうち、白濁した体液を噴き出した。
藤ヶ谷はそれを嬉しそうに飲みこむ。
「んっ……♡ 圭吾くんの精液、すごく甘くておいしい……♡」
「は……はっ……」
「もっと詳しく商品について聞きたいな。いいかな?」
「はい……もちろん、です……」
「じゃあ、場所を移動しようね」
「はい……」
藤ヶ谷は圭吾を抱きかかけ、社長室の奥にある扉を開いた。
そこは社長の休憩室。くつろげる家具が並んでいる。もちろん、ベッドも。
藤ヶ谷は圭吾をベッドに降ろし、自分も服を脱いだ。
「高戸くんのことは信頼してるけど、契約は慎重にしなきゃね。もっとじっくり商品を触ってみてもいい?」
「はい……もちろんです……」
「んふふ♡ 嬉しいな。じゃあ……いただきます♡」
「――……」
茶菓子を食べていた圭吾が、ふっと腕を下ろした。
そんな圭吾の顔を藤ヶ谷が覗き込む。
「高戸くん?」
圭吾の目は、焦点が定まらずぼんやりしている。
藤ヶ谷は圭吾の目の前で手を振った。しかし、それでも圭吾は反応を示さない。
「効いてきたね」
藤ヶ谷はそう呟き、圭吾の目の前でぱちんと指を鳴らした。
すると圭吾は虚ろな目を藤ヶ谷に向ける。
藤ヶ谷が指を動かすと、圭吾はそれを目で追った。
「高戸くん、君は今から商談をするんだよ。分かったかな」
「はい……。僕は今から……商談をします……」
藤ヶ谷は、にっこりと微笑んだ。
「よし、入ったね。……じゃあ、商談に入ろうか」
「……はい、社長」
さきほどまで圭吾が食べていた物の中には、意識が混濁する薬が混入していた。
そして、さきほど藤ヶ谷は、圭吾にある催眠をかけたのだ。
「高戸くん。それじゃあ……商品を見せてくれるかな?」
「はい……」
圭吾はぼんやりと、自分のシャツのボタンを外しながら、営業トークのようなものをボソボソと話している。
「……今日は、〝何を守るか〟の話をしにきたんです……システムの話じゃなくて……。もちろん……、今、御社が危ないと言いたいわけではなくて……どの会社も……普通にやっています……。ただ……〝普通〟が一番抜けるのが……セキュリティなんです……」
「うんうん。そうだね」
シャツの隙間から覗いた圭吾の乳首を、藤ヶ谷は舌でつついた。
それでも圭吾は営業トークを続けている。
「あっ……。外からハッキングされると……思われがちなんですが、実際は違くて……。一番多いのは……権限が広すぎたり……誰が何を……あっ、んんっ……何を、したか分からなかったり……社員が悪気なく踏んでしまったり……あ……あっ……」
藤ヶ谷が乳首に吸い付いている間に、圭吾は自ら上半身裸になっていた。
もう片方の乳首を指で引っ掻くと、圭吾の体がのけぞった。
藤ヶ谷は乳首に口を付けたまま、手を圭吾の股間に添える。
「なるほどね。勉強になるよ。……それで、ここも見てみたいなあ」
「あっ……はい……っ。そちら……TRACEGURDというシステムでして……っ、今お見せしますね……」
そう言いながら、圭吾は自身のズボンを下ろした。
藤ヶ谷は甘えた口調で、貞操帯をつつく。
「これも外してほしいなあ」
「はい……、そうですよね……パッケージだけお見せしてもよく分からないかと思います……。ですので、こちらの管理画面をご覧ください……」
圭吾は首にかけていた鍵で、貞操帯を外した。
はらりと貞操帯が床に落ちた途端、藤ヶ谷は鼻息荒く圭吾の足を広げた。
「はぁぁぁ……っ♡ 圭吾くんのおちんちん……っ。何度見てもかわいいね……っ」
「ありがとうございます……っ。こちらの管理画面は……特別な操作は必要ありません……。まず、これが今日一日の操作履歴です……」
藤ヶ谷はさらに圭吾の足を開かせた。隠れていた肛門が、藤ヶ谷の位置からよく見える。
肛門からは、たらりと白濁色が混ざった体液が垂れていた。
藤ヶ谷はそこに顔を近づけ、匂いを嗅ぐ。
「ふふ。旦那さんの精液がまざった愛液だね。かわいい。昨晩もたくさんかわいがってもらったんだねえ」
「はい……こちらの画面では……誰が……いつ……どのデータを開いたか……。編集したか……見るだけだったのか……すべて、時系列で並んでおりまして……」
「うんうん。よく分かるよお」
藤ヶ谷は圭吾のそこに顔を押し付けた。そして、ちうちうと体液を吸いだした。
「あぁ……!」
「あぁ……♡ 圭吾くんのえっちなオメガの味がする……♡ 美味しいよ……♡」
「あっ、あぁっ……ダメ、そこ……っ」
「圭吾くん、喘いでばっかじゃ分からないよ。説明を続けてね」
「は、はいっ……。こ……この赤く表示されてる部分が……通常と……あぁっ、あっ……違うっ、操作で……っ!」
「かわいい♡ かわいい、圭吾くん……♡ おちんちんも食べちゃお」
そう言って、藤ヶ谷が圭吾の屹立したものをぱくりと咥えた。
「あぁぁぁぁ……っ!」
「美味しい♡ 圭吾くんのオメガおちんちんすっごく美味しい♡」
「しゃ、社長……っ、あっ、そこはっ……」
「圭吾くん、説明を続けてね」
「はっ、うぅん……っ! あ、これはっ、エラーではなくてっ……、あぁっ、あ、ただ……いつもと違う動きをしたという、し、印、あっ、あぁぁっ……!!」
ビクビクと圭吾の体がのたうち、白濁した体液を噴き出した。
藤ヶ谷はそれを嬉しそうに飲みこむ。
「んっ……♡ 圭吾くんの精液、すごく甘くておいしい……♡」
「は……はっ……」
「もっと詳しく商品について聞きたいな。いいかな?」
「はい……もちろん、です……」
「じゃあ、場所を移動しようね」
「はい……」
藤ヶ谷は圭吾を抱きかかけ、社長室の奥にある扉を開いた。
そこは社長の休憩室。くつろげる家具が並んでいる。もちろん、ベッドも。
藤ヶ谷は圭吾をベッドに降ろし、自分も服を脱いだ。
「高戸くんのことは信頼してるけど、契約は慎重にしなきゃね。もっとじっくり商品を触ってみてもいい?」
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「んふふ♡ 嬉しいな。じゃあ……いただきます♡」
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