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12月
クリスマス
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「結局あんたらが僕たちのセックス見たいだけじゃん!!さっきの全部タテマエじゃんか!!この変態!!」
僕がギャーギャー騒いでると、スルトが僕の肩に噛みついた。
「いだぁっ!なにすんだよ!!」
「うるさいぞケーゴ。さっき言ったことも本音だ。俺はお前のことを愛しているし、俺たち以外のやつがお前の体に触れるのなんて、考えただけで腹が立つ」
「僕たちはピーターのことも愛しているし、ピーターの望みを叶えて上げたい。本当にそう思ってるんだ」
「だがそれと同時に、ピーターとケーゴが戯れているところを見るのが好きなんだ。お前たちがセックスするところを見たい。ものすごく見たい。早く見たい」
「大好きなケーゴとピーターが二人で気持ちよさそうにしてるところが見たい。とっても見たい。だから早くして?」
「やっぱり僕たちのセックスが見たいんじゃないかぁ!!」
「エ…エドガー様…ほ、本当にいいんですか…?」
「いいよ。前世から今までよく我慢したねピーター。ケーゴも君としたいって言ってるし、これからはもう我慢しなくていいよ。でも、あんまりケーゴを疲れさせすぎないでね。僕たちも今まで通りケーゴと愛し合いたいから」
「もちろんです。…ケイゴ、本当にいいのか?」
僕は顔を赤らめながらこくりと頷いた。ピ、ピーターと初めて最後までするんだ…。まさかこんな日がくるなんて思わなかった…。
「ケイゴ…実は俺、前世でも今世でも、経験がないんだ。すごく…下手くそだと思う。気持ち良くしてやれなかったらごめん」
「え…」
僕、エドガー、スルトがピーターの言葉に固まった。
「一度も…ないのか…?前世でも…?」
「はい…。実は前世の時からもうケーゴ以外の人に反応しなかったんです。現世になったら反応するようになるかなと思ったんですが…まあ、無理でして…」
「じゃ…じゃあ、これが君の…正真正銘のはじめて…」
「そうですね…。すみません…」
申し訳なさそうにしているピーターをよそに、僕たちは目の前にいる無垢なピーターにキュンキュンしていた。僕は口元に手を当てて「やだっ…ピーターがもっと愛しくなっちゃった…」と呟いたし、スルトは後ろで「ぐぅぅぅっ…!」と感極まった声を出している。エドガーなんて今から始まるピーター童貞卒業式を想像して鼻血を垂らしていた。きっしょ。
「ピーターのまっさらの…はじめてを…僕がもらっちゃっていいの…?こんな…スルトの精液が中に溜まってるような僕で…」
「どんなケイゴでもきれいだよ」
照れながら笑うピーターに、たまらずスルトの首にしがみついた。
「スルトぉ…!ピーターが…!ピーターがかわいすぎるよぉっ…!!!」
「ああ…!早くもらってやれ…!」
「エドガー様…ど、どうやって挿れたらいいんですか…?」
「僕が君のを支えていてあげるから、君はゆっくり腰を動かして。いきなり挿れるんじゃなくて、出し入れしながらゆっくり徐々に挿れてあげて。ケーゴはそれが好きだから」
「わ、分かりました…」
スルトが僕の脚を広げ、エドガーがピーターのそれを指で支えて僕の穴にそっと当てた。ピーターはぎこちなく腰をゆっくり動かす。
「んっ…」
少しずつ、ピーターのが中に入ってくる。
「んん…」
「は、はいった…」
「うん、全部入ったねピーター。見て、君の腰とケーゴのお尻がぴったりくっついてるよ」
「ピーター、好きなように腰を動かせ。ケーゴはゆっくりでも激しくても悦ぶから」
「……」
スルトにそう言われても、ピーターが一向に動こうとしない。不思議に思って僕が尋ねた。
「…どうしたのピーター?」
「…気持ち良すぎて、動いたら出そうで動けない…」
ピーターの言葉にエドガーとスルトが大きな声で笑った。
「そうだろう!!ケーゴの中は格別だぞ。初めてのお前には刺激が強すぎたかもなあ!」
「大丈夫だよピーター。スルトでも2ピストンで出しちゃったんだ。すぐ射精しても誰も笑わないよ」
「おいエドガー!それは言うな!」
「…ケーゴ、動くぞ」
「うん…」
意を決してピーターがおそるおそる腰を引いた。「んんっ…」と呻きながら快感に耐えている。腰を押してまた僕の中にピーターのものが入ってくる。スルトともエドガーとも違う形。
ピーターはゆっくりそれを繰り返した。3分ほどして「だめだもう出そう…」とうわ言のように呟いた。
「あ…っ…あ…出る…出るっ…!」
トントントン、と素早く3回腰を打ち付けてピーターは僕の中に熱いものを流し込んだ。からっぽになってしまったみたいに放心して体の力が抜けた。僕はそんなピーターに両腕を広げる。
「ピーター。僕はセックスしたあとにキスしてもらうのが好き」
「…ん」
ピーターが僕の体に腕を回してちゅっとキスをした。
「まさかケイゴと…こんなことをする日がくるなんて…信じられない」
「僕も…」
「ケイゴの中気持ち良すぎて、俺途中から何も考えられなくなった。…つ、次するときは、もう少しお前が気持ち良くなってもらえるように考えながらできるようにがんばるから」
「今のもきもちよかったよ。えへへ。ピーターのはじめてもらっちゃった」
「僕たちのいないときにするときは忘れずに動画撮ってね」
「撮るわけないよね?」
「はい!わかりました」
「いや分からないでよピーター!」
「あー…ケーゴとピーターがセックスしているところを眺めながらケーゴとセックスがしたい」
「スルトは何を言ってるの?」
「さてピーター、ケーゴから体を離してくれるかな?最後は僕の番」
「はい!」
ピーターがさっと体を離すと、エドガーがひょいと僕を抱き上げてベッドに横にさせた。エドガーの唇に触れるだけで…舌を絡め合うだけで、下半身がじんとしてくる。エドガーは僕の中に指を差し込み激しく掻きまわした。
「あっ…!あぁ…っ、んんっ…!」
「……」
しばらく掻きまわしてから指を抜き、どろどろになったそれを僕の目の前にちらつかせた。
「スルトとピーターの精液で、ケーゴの中こんなになっちゃってるよ」
「~~~…!!」
顔を真っ赤にしている僕を見てくすりと笑ってからエドガーが僕に覆いかぶさった。
「でも僕が一番気持ち良くさせてあげるからね、ケーゴ」
僕がギャーギャー騒いでると、スルトが僕の肩に噛みついた。
「いだぁっ!なにすんだよ!!」
「うるさいぞケーゴ。さっき言ったことも本音だ。俺はお前のことを愛しているし、俺たち以外のやつがお前の体に触れるのなんて、考えただけで腹が立つ」
「僕たちはピーターのことも愛しているし、ピーターの望みを叶えて上げたい。本当にそう思ってるんだ」
「だがそれと同時に、ピーターとケーゴが戯れているところを見るのが好きなんだ。お前たちがセックスするところを見たい。ものすごく見たい。早く見たい」
「大好きなケーゴとピーターが二人で気持ちよさそうにしてるところが見たい。とっても見たい。だから早くして?」
「やっぱり僕たちのセックスが見たいんじゃないかぁ!!」
「エ…エドガー様…ほ、本当にいいんですか…?」
「いいよ。前世から今までよく我慢したねピーター。ケーゴも君としたいって言ってるし、これからはもう我慢しなくていいよ。でも、あんまりケーゴを疲れさせすぎないでね。僕たちも今まで通りケーゴと愛し合いたいから」
「もちろんです。…ケイゴ、本当にいいのか?」
僕は顔を赤らめながらこくりと頷いた。ピ、ピーターと初めて最後までするんだ…。まさかこんな日がくるなんて思わなかった…。
「ケイゴ…実は俺、前世でも今世でも、経験がないんだ。すごく…下手くそだと思う。気持ち良くしてやれなかったらごめん」
「え…」
僕、エドガー、スルトがピーターの言葉に固まった。
「一度も…ないのか…?前世でも…?」
「はい…。実は前世の時からもうケーゴ以外の人に反応しなかったんです。現世になったら反応するようになるかなと思ったんですが…まあ、無理でして…」
「じゃ…じゃあ、これが君の…正真正銘のはじめて…」
「そうですね…。すみません…」
申し訳なさそうにしているピーターをよそに、僕たちは目の前にいる無垢なピーターにキュンキュンしていた。僕は口元に手を当てて「やだっ…ピーターがもっと愛しくなっちゃった…」と呟いたし、スルトは後ろで「ぐぅぅぅっ…!」と感極まった声を出している。エドガーなんて今から始まるピーター童貞卒業式を想像して鼻血を垂らしていた。きっしょ。
「ピーターのまっさらの…はじめてを…僕がもらっちゃっていいの…?こんな…スルトの精液が中に溜まってるような僕で…」
「どんなケイゴでもきれいだよ」
照れながら笑うピーターに、たまらずスルトの首にしがみついた。
「スルトぉ…!ピーターが…!ピーターがかわいすぎるよぉっ…!!!」
「ああ…!早くもらってやれ…!」
「エドガー様…ど、どうやって挿れたらいいんですか…?」
「僕が君のを支えていてあげるから、君はゆっくり腰を動かして。いきなり挿れるんじゃなくて、出し入れしながらゆっくり徐々に挿れてあげて。ケーゴはそれが好きだから」
「わ、分かりました…」
スルトが僕の脚を広げ、エドガーがピーターのそれを指で支えて僕の穴にそっと当てた。ピーターはぎこちなく腰をゆっくり動かす。
「んっ…」
少しずつ、ピーターのが中に入ってくる。
「んん…」
「は、はいった…」
「うん、全部入ったねピーター。見て、君の腰とケーゴのお尻がぴったりくっついてるよ」
「ピーター、好きなように腰を動かせ。ケーゴはゆっくりでも激しくても悦ぶから」
「……」
スルトにそう言われても、ピーターが一向に動こうとしない。不思議に思って僕が尋ねた。
「…どうしたのピーター?」
「…気持ち良すぎて、動いたら出そうで動けない…」
ピーターの言葉にエドガーとスルトが大きな声で笑った。
「そうだろう!!ケーゴの中は格別だぞ。初めてのお前には刺激が強すぎたかもなあ!」
「大丈夫だよピーター。スルトでも2ピストンで出しちゃったんだ。すぐ射精しても誰も笑わないよ」
「おいエドガー!それは言うな!」
「…ケーゴ、動くぞ」
「うん…」
意を決してピーターがおそるおそる腰を引いた。「んんっ…」と呻きながら快感に耐えている。腰を押してまた僕の中にピーターのものが入ってくる。スルトともエドガーとも違う形。
ピーターはゆっくりそれを繰り返した。3分ほどして「だめだもう出そう…」とうわ言のように呟いた。
「あ…っ…あ…出る…出るっ…!」
トントントン、と素早く3回腰を打ち付けてピーターは僕の中に熱いものを流し込んだ。からっぽになってしまったみたいに放心して体の力が抜けた。僕はそんなピーターに両腕を広げる。
「ピーター。僕はセックスしたあとにキスしてもらうのが好き」
「…ん」
ピーターが僕の体に腕を回してちゅっとキスをした。
「まさかケイゴと…こんなことをする日がくるなんて…信じられない」
「僕も…」
「ケイゴの中気持ち良すぎて、俺途中から何も考えられなくなった。…つ、次するときは、もう少しお前が気持ち良くなってもらえるように考えながらできるようにがんばるから」
「今のもきもちよかったよ。えへへ。ピーターのはじめてもらっちゃった」
「僕たちのいないときにするときは忘れずに動画撮ってね」
「撮るわけないよね?」
「はい!わかりました」
「いや分からないでよピーター!」
「あー…ケーゴとピーターがセックスしているところを眺めながらケーゴとセックスがしたい」
「スルトは何を言ってるの?」
「さてピーター、ケーゴから体を離してくれるかな?最後は僕の番」
「はい!」
ピーターがさっと体を離すと、エドガーがひょいと僕を抱き上げてベッドに横にさせた。エドガーの唇に触れるだけで…舌を絡め合うだけで、下半身がじんとしてくる。エドガーは僕の中に指を差し込み激しく掻きまわした。
「あっ…!あぁ…っ、んんっ…!」
「……」
しばらく掻きまわしてから指を抜き、どろどろになったそれを僕の目の前にちらつかせた。
「スルトとピーターの精液で、ケーゴの中こんなになっちゃってるよ」
「~~~…!!」
顔を真っ赤にしている僕を見てくすりと笑ってからエドガーが僕に覆いかぶさった。
「でも僕が一番気持ち良くさせてあげるからね、ケーゴ」
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