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後日談
デート-4(小鳥遊side)
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月見里はこっそり綿密なプランを練っていたようで、決めていたのであろうルートを真っすぐ進み、乗りたいアトラクションの列にスッと並ぶ。
まさかこんなに積極的にテーマパークを楽しんでくれるとは思っていなかった。それが少し嬉しくて、喫煙所で一人になったときにちょっと泣きかけた。
喫煙所を出た俺は、目の前の光景に絶句した。
「なっ……」
煙草は一本しか吸わなかった。月見里から目を離したのは五分かそこらだ。
それなのに……
「ねえ、お兄さんおひとりですかあ?」
「え? お友だちとお二人? じゃあ私たちと一緒に回りませんか?」
どうして逆ナンされているんだよ!!
月見里は困った顔で愛想笑いをしている。やんわり断ろうとしているが、肉食系女子には通用しない。
俺は鼻息荒く割って入り、月見里の肩を抱いた。
「月見里。行くぞ」
「お、おう」
俺は肉食系女子たちに目もくれず、月見里を連れてその場を去った。
俺の口から思わず愚痴がこぼれる。
「ああいうのはキッパリ断れ」
「わ、悪い」
はあ。女にも男にも寄ってたかられるこいつの顔をぐちゃぐちゃにしてやりたい。
と、そこで月見里が足を止めた。
「小鳥遊。このアトラクション乗りたい」
「ああ。並ぼうか」
月見里が選んだのはライド型のアトラクションだ。二~三人が一台の乗り物に搭乗して、動く人形たちが物語を織りなす空間を楽しむ。
三十分ほど並び、俺と月見里は乗り物に乗った。
乗り物が動き出し薄暗闇の中を進んでいく。
可愛らしい音楽と動く人形を眺めていると、月見里が俺の手をそっと握った。
「!」
驚いた顔をしている俺に、月見里が顔を近づける。
「小鳥遊、ちゃんと楽しい?」
「あ、ああ。楽しいが」
「さっきヤキモチ妬いてたな」
「……悪い」
そうだな。楽しむはずの場所で気分を悪くしていたらいけないよな。
「ごめん。あれ、わざと」
「なにが?」
「小鳥遊にヤキモチ妬かせたかっただけ」
「はあ!?」
こいつ、わざとキッパリ断らずに、俺が戻ってくるまで女子たちを居座らせていたのか……!
性格悪いなこいつ。
俺の気持ちを悟ったのか、月見里が唇を尖らせる。
「だって俺を一人にするから」
「……寂しかったのか」
「そりゃ、テーマパークでぼっちにされたら寂しいに決まってる」
でも、と月見里はクスクス笑った。
「ヤキモチ妬いてる小鳥遊、可愛かった。寂しさ吹っ飛んだ」
あー……。
かわいい。月見里がかわいい。キスしたい。っていうか一回抱きたい。
……落ち着け俺。セックス以外のことを二人で楽しみたいと俺が言い出したんだろう。
「あ、小鳥遊……」
す、と月見里の手が俺の股間に触れる。
「なんで勃ってんの?」
「~~……っ!」
「ここ、そういう場所じゃないぞ」
「わ、分かってる!! ただの誤作動だ!!」
「小鳥遊」
月見里が手招きをする。顔を近づけると、ちゅ、と軽くキスされた。
「今はこれで我慢な」
こいつはアホなのだろうか。そんなことをされたら余計に欲情するんだが。それともわざとなのか、あ?
◇◇◇
数時間月見里のあとをついていって気付いたことがある。
「おい月見里」
「なんだ?」
「絶叫系には乗らないのか?」
「うっ」
月見里が体を強張らせた。俺はニマァと笑い、月見里の手を引き絶叫系アトラクションの列に並んだ。
「ちょっ! 小鳥遊! ここはいい! 別のところ行くぞ!」
「俺は乗りたい」
「はっ!? 正気か!? こんなもん乗ったら死ぬぞ!?」
「月見里」
「な、なんだよっ」
「ここで死人が出たことはない」
「そんなこと分かってる!! 分かってるけどっ!!」
「なんだお前。まさか」
このときの俺は、さぞ煽り散らした顔をしていたのだろう。
「ジェットコースターが怖いんですかあ~?」
「ぐぃぃっ……」
「子供でも楽しそうに並んでますけど~? 月見里さんはこんなものも怖くて乗れないんですかぁ~?」
月見里の顔がぷるぷる震えながらしかめっ面をする。
「こっ、怖くないしぃ!」
「ほー。じゃあ乗るぞ」
「お、おう! 乗るぞ! 乗ってやる!!」
「ひひひ」
悪いな、月見里。これが最初で最後にするから許せよ。俺はお前の怖がる顔が見てみたい。
乗り物に乗った月見里は、小刻みに震えながら目をがん開きにしていた。無意識に俺の手を強く握っている。
「ではみなさ~ん! いってらっしゃ~い!」
「ヒィィッ」
スタッフの陽気な言葉に怯える月見里。
タンタンタン……とゆっくりと乗り物が動き出し、上り坂を進んでいく。
「ヒゥッ……ヒェッ……」
思った以上のビビリ具合に、さすがの俺も申し訳なさを覚えた。
もうすぐ頂上に辿りつくというときに、月見里がか細い声を出す。
「タカナシッ……手……ハナスナヨッ……」
「おう。大丈夫か」
「ヘッ……平気ダッ……コノクライ――」
月見里が言い終える前に、乗り物が急降下した。
月見里の絶叫がたぶん今乗っている人たちの中で一番でかかったと思う。
「ウワァァアアアアアッ!! 小鳥遊ィィィィィッ!! 小鳥遊ッ、小鳥遊ィィィィッ!! 死ぬッ、死ぬッ!! ウワァアァァァァ!! タカナシィィィィィ!!」
乗り物が止まるまで、月見里は「小鳥遊」「死ぬ」「ウワァァアアアアアッ」の三単語を延々と繰り返していた。
「終わったぞ月見里。大丈夫か」
「……」
月見里は涎を垂らし、放心状態になっている。
俺は月見里の腕を肩に回し、乗物から引っ張り出した。
休ませるためにベンチに腰掛けると、月見里が俺の胸に顔をうずめた。震えている。
俺は月見里の頭を撫でる。
「悪ふざけが過ぎたな。ごめんな」
「うぅ~……」
「怖かったな。もう絶叫マシンには乗せないから。ごめん」
俺はあたりを見回した。人が少ないことを確認してから、月見里にキスをする。
「ごめんな。もう怖くないから。な?」
「……もう一回」
「ん」
次は少し長いキスを。
月見里はホォ……と吐息を漏らし、ゆったりと目を閉じた。
しばらく、月見里は俺からしがみついて離れなかった。
まさかこんなに積極的にテーマパークを楽しんでくれるとは思っていなかった。それが少し嬉しくて、喫煙所で一人になったときにちょっと泣きかけた。
喫煙所を出た俺は、目の前の光景に絶句した。
「なっ……」
煙草は一本しか吸わなかった。月見里から目を離したのは五分かそこらだ。
それなのに……
「ねえ、お兄さんおひとりですかあ?」
「え? お友だちとお二人? じゃあ私たちと一緒に回りませんか?」
どうして逆ナンされているんだよ!!
月見里は困った顔で愛想笑いをしている。やんわり断ろうとしているが、肉食系女子には通用しない。
俺は鼻息荒く割って入り、月見里の肩を抱いた。
「月見里。行くぞ」
「お、おう」
俺は肉食系女子たちに目もくれず、月見里を連れてその場を去った。
俺の口から思わず愚痴がこぼれる。
「ああいうのはキッパリ断れ」
「わ、悪い」
はあ。女にも男にも寄ってたかられるこいつの顔をぐちゃぐちゃにしてやりたい。
と、そこで月見里が足を止めた。
「小鳥遊。このアトラクション乗りたい」
「ああ。並ぼうか」
月見里が選んだのはライド型のアトラクションだ。二~三人が一台の乗り物に搭乗して、動く人形たちが物語を織りなす空間を楽しむ。
三十分ほど並び、俺と月見里は乗り物に乗った。
乗り物が動き出し薄暗闇の中を進んでいく。
可愛らしい音楽と動く人形を眺めていると、月見里が俺の手をそっと握った。
「!」
驚いた顔をしている俺に、月見里が顔を近づける。
「小鳥遊、ちゃんと楽しい?」
「あ、ああ。楽しいが」
「さっきヤキモチ妬いてたな」
「……悪い」
そうだな。楽しむはずの場所で気分を悪くしていたらいけないよな。
「ごめん。あれ、わざと」
「なにが?」
「小鳥遊にヤキモチ妬かせたかっただけ」
「はあ!?」
こいつ、わざとキッパリ断らずに、俺が戻ってくるまで女子たちを居座らせていたのか……!
性格悪いなこいつ。
俺の気持ちを悟ったのか、月見里が唇を尖らせる。
「だって俺を一人にするから」
「……寂しかったのか」
「そりゃ、テーマパークでぼっちにされたら寂しいに決まってる」
でも、と月見里はクスクス笑った。
「ヤキモチ妬いてる小鳥遊、可愛かった。寂しさ吹っ飛んだ」
あー……。
かわいい。月見里がかわいい。キスしたい。っていうか一回抱きたい。
……落ち着け俺。セックス以外のことを二人で楽しみたいと俺が言い出したんだろう。
「あ、小鳥遊……」
す、と月見里の手が俺の股間に触れる。
「なんで勃ってんの?」
「~~……っ!」
「ここ、そういう場所じゃないぞ」
「わ、分かってる!! ただの誤作動だ!!」
「小鳥遊」
月見里が手招きをする。顔を近づけると、ちゅ、と軽くキスされた。
「今はこれで我慢な」
こいつはアホなのだろうか。そんなことをされたら余計に欲情するんだが。それともわざとなのか、あ?
◇◇◇
数時間月見里のあとをついていって気付いたことがある。
「おい月見里」
「なんだ?」
「絶叫系には乗らないのか?」
「うっ」
月見里が体を強張らせた。俺はニマァと笑い、月見里の手を引き絶叫系アトラクションの列に並んだ。
「ちょっ! 小鳥遊! ここはいい! 別のところ行くぞ!」
「俺は乗りたい」
「はっ!? 正気か!? こんなもん乗ったら死ぬぞ!?」
「月見里」
「な、なんだよっ」
「ここで死人が出たことはない」
「そんなこと分かってる!! 分かってるけどっ!!」
「なんだお前。まさか」
このときの俺は、さぞ煽り散らした顔をしていたのだろう。
「ジェットコースターが怖いんですかあ~?」
「ぐぃぃっ……」
「子供でも楽しそうに並んでますけど~? 月見里さんはこんなものも怖くて乗れないんですかぁ~?」
月見里の顔がぷるぷる震えながらしかめっ面をする。
「こっ、怖くないしぃ!」
「ほー。じゃあ乗るぞ」
「お、おう! 乗るぞ! 乗ってやる!!」
「ひひひ」
悪いな、月見里。これが最初で最後にするから許せよ。俺はお前の怖がる顔が見てみたい。
乗り物に乗った月見里は、小刻みに震えながら目をがん開きにしていた。無意識に俺の手を強く握っている。
「ではみなさ~ん! いってらっしゃ~い!」
「ヒィィッ」
スタッフの陽気な言葉に怯える月見里。
タンタンタン……とゆっくりと乗り物が動き出し、上り坂を進んでいく。
「ヒゥッ……ヒェッ……」
思った以上のビビリ具合に、さすがの俺も申し訳なさを覚えた。
もうすぐ頂上に辿りつくというときに、月見里がか細い声を出す。
「タカナシッ……手……ハナスナヨッ……」
「おう。大丈夫か」
「ヘッ……平気ダッ……コノクライ――」
月見里が言い終える前に、乗り物が急降下した。
月見里の絶叫がたぶん今乗っている人たちの中で一番でかかったと思う。
「ウワァァアアアアアッ!! 小鳥遊ィィィィィッ!! 小鳥遊ッ、小鳥遊ィィィィッ!! 死ぬッ、死ぬッ!! ウワァアァァァァ!! タカナシィィィィィ!!」
乗り物が止まるまで、月見里は「小鳥遊」「死ぬ」「ウワァァアアアアアッ」の三単語を延々と繰り返していた。
「終わったぞ月見里。大丈夫か」
「……」
月見里は涎を垂らし、放心状態になっている。
俺は月見里の腕を肩に回し、乗物から引っ張り出した。
休ませるためにベンチに腰掛けると、月見里が俺の胸に顔をうずめた。震えている。
俺は月見里の頭を撫でる。
「悪ふざけが過ぎたな。ごめんな」
「うぅ~……」
「怖かったな。もう絶叫マシンには乗せないから。ごめん」
俺はあたりを見回した。人が少ないことを確認してから、月見里にキスをする。
「ごめんな。もう怖くないから。な?」
「……もう一回」
「ん」
次は少し長いキスを。
月見里はホォ……と吐息を漏らし、ゆったりと目を閉じた。
しばらく、月見里は俺からしがみついて離れなかった。
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