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学術都市にて
第12話 テンプレって言ったら遠ざかると学んだんだ
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やって来ました学術都市
「あれは村だね。そもそも王都を出て1日しか経っていないよ?キミにはあれが都市に見えるのかい?」
マジレス辞めてね?
「いや疑問に思ってね。スキルの影響でキミが見てるものと私の見ているものが違うのかと。」
知らんがな。大体違っても証明出来なくない?
俺がりんごを見て色は赤と言う、他の人も赤と言う。
俺が赤と認識している色が他人からみたら青かも知れない。
他人が赤と認識している色が黒かも知れない。
自分と他人が全く同じ物同じ様に見えてるかなんて証明出来ないのだから。
「言い訳がましいのもスキルか?」
だから知らんて。・・否定は出来ないな。
* * * *
王都を出て馬車で1日半くらいの距離の村についた。
夜営を一回挟んだか順調な旅だった。平野が続いた道のりで視界が開けていたからか、モンスターに襲撃されたりはあったが、やはり視界が良好で奇襲前に発見し討伐はあっさりしたものだった。
討伐はソフィアさんが雇っている冒険者パーティが行った。
じゃ皆さんは冒険者兼学者?
「学者と言える程ではないね。まだ学徒から一歩進んだ程度さ。」
一団は学術都市にある学園の卒業生で同じ年度で研究内容が似た仲間で構成されているそうで、その様なパーティは学術都市ではよくあるそう。
冒険者の雇い依頼を出すと望む内容が満たされない事が多いので自分で冒険者になり必要な物等を集めるのだとか
元冒険者で学術都市の依頼は細かくて嫌って言ってたから需要ありそうだね
「確かに依頼に求められそうな事は分かるんだが今度は自分達の研究が進まないんだよね。」
そう力無く笑うのはこのパーティのリーダーをしているケリーさん。パーティは主に植物を専門にしているそうで、ソフィアさんの依頼を受けたのも王国の植生調査の一環だそうで他のメンバーは村に入ったら直にどこかに消えて行った。
チャンスがあれば即。みたいね感じだね。学者はチョロチョロして護衛しにくいって聞いてた通りだね。
「ははは・・。僕も行きたかったんだけどね・・。」
流石に全員村から居なくなるのはまずいみたい。
学園ってどんなところ?
「学園?そうだね、各国にも学舎はあるけど学術都市には学者が集まるだろ?教育を専門にしている人もいるわけでどんな国にも負けない教育機関になっているね。
教えている事も専門家が多いから専門家の数あるね。」
この世界の最高学府みたいなところか。んじゃいろんな国の人が居るんだね。
「種族も多種多様だね。学園長、学術都市の最高責任者なんだけどね、エルフだよ。」
きたエルフきた、テンプなんでもない
やっぱり賢そうな所の長はエルフが定番だよね。
「そうなの?エルフってあまり生まれた里から出ないからそうそう居ないけどキミの生まれた所は定番になるくらいいたの?」
居ないよ。物語の定番だよ。
「すると定番になるくらいに書籍の出版が盛んなのかい?聞いた事無いね、何処?」
遠いところさ、遠いね
学者はしつこいって聞いてた通りだ。しつこい
「ごめんね。気になるとどうしてもね。ところでどんな植物が・・・」
ソフィアさんお腹すいたー
* * * *
「で逃げてきたのか。」
しょうがなくない?召喚の事ポロったらどうなるか。今対策は逃走が一番だしスキルあるし。
「それもそうか。しかしよく分からないね、読めなスキルは。逃げてきたキミには悪いが改めて聞いていいかな?今のところ検討もつかない。話を聞かないと未確認のスキルとして終わりそうなんだ」
しょうがないにゃー
そうだね、まず思考が漏れる。・・・のみ。
「キミは・・。自分も何も分からないでいいのかな?」
そうだねー。召喚される前は普通だった・・そういやなんか性格かわったね。
「召喚されてから出てきたスキルか。そもそもキミのいた世界にはスキルはあったのかな?無い世界も確認されているけどそうなんだい?」
ちょっと分からないね、スキル鑑定が無いから。俺の世界で言われるスキルって技術って言葉の言い換えみたいなものなんだ。資格をそう呼ぶ事もあるけどね。
ただあったかもだね。召喚されて直ぐにお城で鑑定されたらしいんだけど、その時点ではスキル自体は持ってたみたいだよ。
「そうかではスキルはあったと仮定しておこう。」
ああでもさ、思考が漏れるのも性格が変わったのもスキルなの?
「・・しまった。そうだったね原因がスキルとは決まっていないか。」
どうやって調べるの?
「さぁ?これはスキル鑑定をどうにかするしかないね。」
時間かかりそう。この思考が漏れるのもなんとかしたいんだけどね。
学術都市についたら傭兵ギルドに登録して結果待ってるね。
「キミは学園で働くんだよ?言わなかった?」
聞いてないよ?!
「そこで私の補助をしてくれたらお金は払うよ。生活費稼がなきゃいけないだろ?」
傭兵ギルドに登録して・・
「学術都市はほぼ学者と学生だ。住民は何かしらの商店経営者。あとは冒険者等。傭兵ギルドの依頼はそれほどないよ?宿も空いてるかな?」
小間使いしたら宿紹介してくれるの?
「助手と言いたまえ。もちろん宿というより職員寮にただで泊まれるよ?」
一択じゃない?お願いします。
「はいお願いされました。」
「あれは村だね。そもそも王都を出て1日しか経っていないよ?キミにはあれが都市に見えるのかい?」
マジレス辞めてね?
「いや疑問に思ってね。スキルの影響でキミが見てるものと私の見ているものが違うのかと。」
知らんがな。大体違っても証明出来なくない?
俺がりんごを見て色は赤と言う、他の人も赤と言う。
俺が赤と認識している色が他人からみたら青かも知れない。
他人が赤と認識している色が黒かも知れない。
自分と他人が全く同じ物同じ様に見えてるかなんて証明出来ないのだから。
「言い訳がましいのもスキルか?」
だから知らんて。・・否定は出来ないな。
* * * *
王都を出て馬車で1日半くらいの距離の村についた。
夜営を一回挟んだか順調な旅だった。平野が続いた道のりで視界が開けていたからか、モンスターに襲撃されたりはあったが、やはり視界が良好で奇襲前に発見し討伐はあっさりしたものだった。
討伐はソフィアさんが雇っている冒険者パーティが行った。
じゃ皆さんは冒険者兼学者?
「学者と言える程ではないね。まだ学徒から一歩進んだ程度さ。」
一団は学術都市にある学園の卒業生で同じ年度で研究内容が似た仲間で構成されているそうで、その様なパーティは学術都市ではよくあるそう。
冒険者の雇い依頼を出すと望む内容が満たされない事が多いので自分で冒険者になり必要な物等を集めるのだとか
元冒険者で学術都市の依頼は細かくて嫌って言ってたから需要ありそうだね
「確かに依頼に求められそうな事は分かるんだが今度は自分達の研究が進まないんだよね。」
そう力無く笑うのはこのパーティのリーダーをしているケリーさん。パーティは主に植物を専門にしているそうで、ソフィアさんの依頼を受けたのも王国の植生調査の一環だそうで他のメンバーは村に入ったら直にどこかに消えて行った。
チャンスがあれば即。みたいね感じだね。学者はチョロチョロして護衛しにくいって聞いてた通りだね。
「ははは・・。僕も行きたかったんだけどね・・。」
流石に全員村から居なくなるのはまずいみたい。
学園ってどんなところ?
「学園?そうだね、各国にも学舎はあるけど学術都市には学者が集まるだろ?教育を専門にしている人もいるわけでどんな国にも負けない教育機関になっているね。
教えている事も専門家が多いから専門家の数あるね。」
この世界の最高学府みたいなところか。んじゃいろんな国の人が居るんだね。
「種族も多種多様だね。学園長、学術都市の最高責任者なんだけどね、エルフだよ。」
きたエルフきた、テンプなんでもない
やっぱり賢そうな所の長はエルフが定番だよね。
「そうなの?エルフってあまり生まれた里から出ないからそうそう居ないけどキミの生まれた所は定番になるくらいいたの?」
居ないよ。物語の定番だよ。
「すると定番になるくらいに書籍の出版が盛んなのかい?聞いた事無いね、何処?」
遠いところさ、遠いね
学者はしつこいって聞いてた通りだ。しつこい
「ごめんね。気になるとどうしてもね。ところでどんな植物が・・・」
ソフィアさんお腹すいたー
* * * *
「で逃げてきたのか。」
しょうがなくない?召喚の事ポロったらどうなるか。今対策は逃走が一番だしスキルあるし。
「それもそうか。しかしよく分からないね、読めなスキルは。逃げてきたキミには悪いが改めて聞いていいかな?今のところ検討もつかない。話を聞かないと未確認のスキルとして終わりそうなんだ」
しょうがないにゃー
そうだね、まず思考が漏れる。・・・のみ。
「キミは・・。自分も何も分からないでいいのかな?」
そうだねー。召喚される前は普通だった・・そういやなんか性格かわったね。
「召喚されてから出てきたスキルか。そもそもキミのいた世界にはスキルはあったのかな?無い世界も確認されているけどそうなんだい?」
ちょっと分からないね、スキル鑑定が無いから。俺の世界で言われるスキルって技術って言葉の言い換えみたいなものなんだ。資格をそう呼ぶ事もあるけどね。
ただあったかもだね。召喚されて直ぐにお城で鑑定されたらしいんだけど、その時点ではスキル自体は持ってたみたいだよ。
「そうかではスキルはあったと仮定しておこう。」
ああでもさ、思考が漏れるのも性格が変わったのもスキルなの?
「・・しまった。そうだったね原因がスキルとは決まっていないか。」
どうやって調べるの?
「さぁ?これはスキル鑑定をどうにかするしかないね。」
時間かかりそう。この思考が漏れるのもなんとかしたいんだけどね。
学術都市についたら傭兵ギルドに登録して結果待ってるね。
「キミは学園で働くんだよ?言わなかった?」
聞いてないよ?!
「そこで私の補助をしてくれたらお金は払うよ。生活費稼がなきゃいけないだろ?」
傭兵ギルドに登録して・・
「学術都市はほぼ学者と学生だ。住民は何かしらの商店経営者。あとは冒険者等。傭兵ギルドの依頼はそれほどないよ?宿も空いてるかな?」
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