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第一部
第一話
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「丁稚ー! 新しい下着持ってきてー。パンツねー」
少し低い声で俺を呼ぶのは、真っ赤な髪と眼をした美しい女性だ。
長い髪をポニーテールで纏め、腰に届かないくらいのマントをし、胸元や腹が出たぴっちりした服に尻肉が見えるくらいの短すぎるスカート。マントが無ければただの痴女だ。
「はい、どうぞ!!」
俺はたくさんの荷物の中から彼女のパンツを取り出し、両手で差し出す。
「ありがとね」
彼女が受け取る為に手を伸ばすと、豊満過ぎる胸が揺れた。こんな格好でパーティ内で一番常識人なのもこの女だ。最初に会った時は絶対痴女だと思ったが。どうやら魔法使いは素肌を露出している方が空気中の魔素を多く取り込め、魔法の威力が上がるらしい。
彼女も嫌々この格好をしていると耳打ちされたことがある。
「ふう、魔法を使うと濡れてくるからこまりものよねー。今日みたいに断続的にかけ続けるともうだめ、パンツはびしょびしょよ」
そう言いながら脱いだであろうびしょ濡れのパンツを渡され、彼女は新しいパンツを穿く。もちろん俺は彼女のアソコも丸見えだったが、彼女たちは俺を男扱いしていないため非常に羞恥が無い。
「じゃあ私は火を起こしてくるから洗っといてねー」
そう言い彼女はテント前の撒き枝に火の魔法をかけに行った。
どうして彼女と二人っきりかと言うと、他のメンバーは今日討伐予定のゴブリンの巣を探しに行っているからだ。彼女と丁稚と呼ばれる俺はテントと荷物を護る番と言う訳だ。
「――うっ、うう!! ふぅ」
彼女のびしょ濡れパンツをチンコに纏わせオナニーをする俺。
彼女の愛液と俺の精液で濡れたパンツをテント近くの川で洗い、今日までの転生後の日々を大雑把に思い返す。
転生したのは良かったが、三つか四つになるまで認識が出来なかった。恐らく赤子の脳では処理しきれなかったのだろう。
物心つき記憶がはっきりしたころには孤児院にいた。どうやら母親はレイプされ俺を身ごもり、産んだ次の月に盗賊に襲われ、犯され殺されたらしい。
これは恐らく俺の「親しい異性程不幸になる呪い」のせいだろう。考えてみれば最も親しい異性は母親だ。
そうして孤児院で過ごした俺は、よくある英雄譚を聞かされた。
この世界、アーンイクで知らない人がいない英雄の話。恐らく前々世の俺だと思う。
冒険者として魔王を倒した英雄(前々世の俺)に習い、大きくなると街の冒険者ギルドの扉を叩いた。そこで彼女たちのパーティに会い、なんかすんごい偶然と勘違いの末仲間に加わったのだ。以来俺は彼女たちの荷物持ち兼相談役として一緒に居る。あだ名は丁稚。
「ねぇ丁稚ー。はやくきなさーい」
テントの方から呼ぶ声がしたので急いで向かった。
焚火の前で手をかざし、温まる魔法使い「マンビーラ・スーラ」は正面から見れば微妙にパンツが見え、股間の奥からは尻肉も見える。うーん見れば見るほど痴女。
「では乾かしますねー」
俺は洗ったパンツを持ち少し火から離し、乾かす。
「なんか自分のパンツを持たれると恥ずかしいわよねー」
そう言うが、ちっとも恥ずかしそうでは無い。
こんな季節的に秋の寒い中肌の面積の方が広い彼女は火で温まりながら、ぼそぼそと俺に相談してくる。
「ねえ丁稚? 私ってあいつに魅力的に映ってるのかなー」
あいつとはこのパーティのリーダーであり俺以外の唯一の男、チーン・サーンである。御大層な鎧に身を包み、金髪のさわやかなくっそ優しいイケメンだ。
もちろんモテるし、奴はハーレムの主と言って過言では無い。パーティの女メンバーはみんなあいつに惚れている。かくいう俺も嫌いになれない良い奴である。
「それは映るんじゃないですか? さすがに」
「でもこんな破廉恥な格好しているのに勃起とかしないよ? 丁稚は勃起するし人のパンツでオナるのに」
気付いていたのかよ。
「――何時からお気づきで?」
「勃起に関してはあいつ以外みんな気付いてるよ? 最初っから。よく荷物持ちなのをいいことにみんなの下着の臭い嗅いだり、それでオナるのもね」
気付いていてこれまで何も言われなかったのか……。嬉しいやら悲しいやら。
「正直この前のダンジョンでせっまい部屋で隠れた時に、私のお尻に顔引っ付けて勃起したチンコをズボン越しにイーヤンさんの顔に押し付けていたのもね、みんな気付いていたよ? もちろんあいつ以外はね」
「あと宿でナトリちゃんと同室になった時にナトリちゃんが寝たと思い込んで口の中でぶちまけたでしょ? 不思議に思わなかった? 寝てたら精液飲まないでしょ」
「あとそうそう、あいつの母親があんまりにも心配性だから逐一冒険の情報を送る代わりに会うたびやってるのもあいつ以外知ってるよ」
「そう言えばこの前なんか転んだふりしてイーヤンさんのぴっちりシスター服を思いっきり破いたよねー、町中で。すっごい男の人とかいたのに聖女様の下半身見られまくってたよ」
「ナトリちゃんのロリマンコを使って牢屋にいたロリコン犯罪者から情報を引き出したこともあったらしいねー。あいつが丁稚はこんな情報すら集められるなんてすごいって褒めてたよ」
「あとあれも――」
「ふう、とまあこんな感じで隠せてないよ? みんな知ってる。出会ってから冒険を共にするようになって一年も満たないのによくもまあここまでやれるよ」
「……すみません」
この一年弱の行いがバレバレでした。
いや仕方ないんだ! 俺ってば前世で寝取られて脳が破壊されて、そう言ったことに興奮する性癖になってしまったんだ。
「まあ私たちの相談によくのってくれるし、荷物だって雑用だって進んでやってくれるからそれくらいのご褒美はいいかなーて感じでみんな黙認しているから大丈夫じゃない?」
マジで?
「そのかわり丁稚とは本番やらないよ? 私たちがやりたいのはあいつだけ。そのためにみんな処女を護っているんだよ? まあそう考えると牢屋の件はもう少しでアウトだったね」
まあ舐めさせただけだしね。
「しかしみんな遅いねー」
俺は思った。フラグだなって。
少し低い声で俺を呼ぶのは、真っ赤な髪と眼をした美しい女性だ。
長い髪をポニーテールで纏め、腰に届かないくらいのマントをし、胸元や腹が出たぴっちりした服に尻肉が見えるくらいの短すぎるスカート。マントが無ければただの痴女だ。
「はい、どうぞ!!」
俺はたくさんの荷物の中から彼女のパンツを取り出し、両手で差し出す。
「ありがとね」
彼女が受け取る為に手を伸ばすと、豊満過ぎる胸が揺れた。こんな格好でパーティ内で一番常識人なのもこの女だ。最初に会った時は絶対痴女だと思ったが。どうやら魔法使いは素肌を露出している方が空気中の魔素を多く取り込め、魔法の威力が上がるらしい。
彼女も嫌々この格好をしていると耳打ちされたことがある。
「ふう、魔法を使うと濡れてくるからこまりものよねー。今日みたいに断続的にかけ続けるともうだめ、パンツはびしょびしょよ」
そう言いながら脱いだであろうびしょ濡れのパンツを渡され、彼女は新しいパンツを穿く。もちろん俺は彼女のアソコも丸見えだったが、彼女たちは俺を男扱いしていないため非常に羞恥が無い。
「じゃあ私は火を起こしてくるから洗っといてねー」
そう言い彼女はテント前の撒き枝に火の魔法をかけに行った。
どうして彼女と二人っきりかと言うと、他のメンバーは今日討伐予定のゴブリンの巣を探しに行っているからだ。彼女と丁稚と呼ばれる俺はテントと荷物を護る番と言う訳だ。
「――うっ、うう!! ふぅ」
彼女のびしょ濡れパンツをチンコに纏わせオナニーをする俺。
彼女の愛液と俺の精液で濡れたパンツをテント近くの川で洗い、今日までの転生後の日々を大雑把に思い返す。
転生したのは良かったが、三つか四つになるまで認識が出来なかった。恐らく赤子の脳では処理しきれなかったのだろう。
物心つき記憶がはっきりしたころには孤児院にいた。どうやら母親はレイプされ俺を身ごもり、産んだ次の月に盗賊に襲われ、犯され殺されたらしい。
これは恐らく俺の「親しい異性程不幸になる呪い」のせいだろう。考えてみれば最も親しい異性は母親だ。
そうして孤児院で過ごした俺は、よくある英雄譚を聞かされた。
この世界、アーンイクで知らない人がいない英雄の話。恐らく前々世の俺だと思う。
冒険者として魔王を倒した英雄(前々世の俺)に習い、大きくなると街の冒険者ギルドの扉を叩いた。そこで彼女たちのパーティに会い、なんかすんごい偶然と勘違いの末仲間に加わったのだ。以来俺は彼女たちの荷物持ち兼相談役として一緒に居る。あだ名は丁稚。
「ねぇ丁稚ー。はやくきなさーい」
テントの方から呼ぶ声がしたので急いで向かった。
焚火の前で手をかざし、温まる魔法使い「マンビーラ・スーラ」は正面から見れば微妙にパンツが見え、股間の奥からは尻肉も見える。うーん見れば見るほど痴女。
「では乾かしますねー」
俺は洗ったパンツを持ち少し火から離し、乾かす。
「なんか自分のパンツを持たれると恥ずかしいわよねー」
そう言うが、ちっとも恥ずかしそうでは無い。
こんな季節的に秋の寒い中肌の面積の方が広い彼女は火で温まりながら、ぼそぼそと俺に相談してくる。
「ねえ丁稚? 私ってあいつに魅力的に映ってるのかなー」
あいつとはこのパーティのリーダーであり俺以外の唯一の男、チーン・サーンである。御大層な鎧に身を包み、金髪のさわやかなくっそ優しいイケメンだ。
もちろんモテるし、奴はハーレムの主と言って過言では無い。パーティの女メンバーはみんなあいつに惚れている。かくいう俺も嫌いになれない良い奴である。
「それは映るんじゃないですか? さすがに」
「でもこんな破廉恥な格好しているのに勃起とかしないよ? 丁稚は勃起するし人のパンツでオナるのに」
気付いていたのかよ。
「――何時からお気づきで?」
「勃起に関してはあいつ以外みんな気付いてるよ? 最初っから。よく荷物持ちなのをいいことにみんなの下着の臭い嗅いだり、それでオナるのもね」
気付いていてこれまで何も言われなかったのか……。嬉しいやら悲しいやら。
「正直この前のダンジョンでせっまい部屋で隠れた時に、私のお尻に顔引っ付けて勃起したチンコをズボン越しにイーヤンさんの顔に押し付けていたのもね、みんな気付いていたよ? もちろんあいつ以外はね」
「あと宿でナトリちゃんと同室になった時にナトリちゃんが寝たと思い込んで口の中でぶちまけたでしょ? 不思議に思わなかった? 寝てたら精液飲まないでしょ」
「あとそうそう、あいつの母親があんまりにも心配性だから逐一冒険の情報を送る代わりに会うたびやってるのもあいつ以外知ってるよ」
「そう言えばこの前なんか転んだふりしてイーヤンさんのぴっちりシスター服を思いっきり破いたよねー、町中で。すっごい男の人とかいたのに聖女様の下半身見られまくってたよ」
「ナトリちゃんのロリマンコを使って牢屋にいたロリコン犯罪者から情報を引き出したこともあったらしいねー。あいつが丁稚はこんな情報すら集められるなんてすごいって褒めてたよ」
「あとあれも――」
「ふう、とまあこんな感じで隠せてないよ? みんな知ってる。出会ってから冒険を共にするようになって一年も満たないのによくもまあここまでやれるよ」
「……すみません」
この一年弱の行いがバレバレでした。
いや仕方ないんだ! 俺ってば前世で寝取られて脳が破壊されて、そう言ったことに興奮する性癖になってしまったんだ。
「まあ私たちの相談によくのってくれるし、荷物だって雑用だって進んでやってくれるからそれくらいのご褒美はいいかなーて感じでみんな黙認しているから大丈夫じゃない?」
マジで?
「そのかわり丁稚とは本番やらないよ? 私たちがやりたいのはあいつだけ。そのためにみんな処女を護っているんだよ? まあそう考えると牢屋の件はもう少しでアウトだったね」
まあ舐めさせただけだしね。
「しかしみんな遅いねー」
俺は思った。フラグだなって。
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