3 / 49
不運な学園生活の日々 3 ~悪評高い成金学園~
しおりを挟む
開校されてから5年しか経ってない新参者の徳栄学園。
理事長の趣味とか道楽とか噂の施設設備に大金を費やして建てられたと専ら評判。
偏差値は低いうえにちょっと芽が出た成金族のたまり場で悪評高いってトコロ。
個性と感性を育てると銘打ってるけど、やりたい放題好き勝手な教育方針。
生徒も教師も個性的で卒業生はまともな人間がいないとか。
つまりお金さえ持ってれば入れちゃうようなおバカって学校ってワケ。
一般人がここを選ぶぐらいなら暗黙の了解でもう少しマシな私立を受験するって誰もが考えるだろうけどね。
私なんてはなっから眼中になかったし、先生たちも相手にしてなかった学校。
もちろん、ハハさんも焦ってたんだと思う。
2月下旬になり志願してなかった公立の入試も目前で、だけど卒業だけは近づいてくる。
そんな中、私だけ行く高校が決まってないって状態に。
おまけに地域ではちょっとした有名な才女だったから誰もが私の行く末に注目し、見栄っ張りなハハさんにとっては何か自慢できるものが欲しかったんだと。
で、その学校をよく調べもせずにただ単に"特待生"って言葉だけで惹かれたんだと思う。
何せ、特別推薦で選ばれたこともあったから特別なことに弱いんだろうけど。
確かに徳栄学園での特待生の好条件とは入学金はもちろんのこと、学費から何から学校にかかる費用は全て免除。
入学すれば一切支払う必要がないから身一つで充分。
制服やカバンまでもタダ。驚くことに参考書代まで支給があったり!
知らない間に徳栄の校長自らが何度も家に足を運び、未来は頭がいいから学校の方から来て欲しいって懇願されたとか。
それはそれは嬉しそうに誇っていた。
だけど何も知らないってのは話を飛躍して大げさに自慢しちゃうわけで…。
学校内はもちろんのこと、地域の人まで話が広まってた。
つまり卒業前から知らない人がいないぐらい私は徳栄に入学ってね。
状況を知ってる人が笑ってたのにも気づかずに。
嫌味や皮肉を言われてるのにも気づかずに。
けど、入学した後に学校の現状を知って驚くほど豹変。
こんなおバカな学校に入って恥ずかしい!! ってね…。
ご近所でも合わす顔がないだとか、私のこと腫れ物扱いだしっ!!
つーか、あんたが断りなしに申し込んだのが原因でしょうーがっ!!
それ以来、ハハさんは自分の過ちを認めようとせず、私を避ける日々。
肩身の狭い思いをさせてるのはどっちなのさっ!
もちろんご近所やらもお気の毒にと口にしながらも好奇の目だし、同級生もここよりマシな学校に通ってる。
中学一の天才と呼ばれた女がおバカで有名な高校に通ってるってのが私の現実。
今までの人生で取り返しのつかない選択。
不運の現象は既にここから始まってたんだといえるかも?
こんな毎日、最悪だっつーの。
はあ。
理事長の趣味とか道楽とか噂の施設設備に大金を費やして建てられたと専ら評判。
偏差値は低いうえにちょっと芽が出た成金族のたまり場で悪評高いってトコロ。
個性と感性を育てると銘打ってるけど、やりたい放題好き勝手な教育方針。
生徒も教師も個性的で卒業生はまともな人間がいないとか。
つまりお金さえ持ってれば入れちゃうようなおバカって学校ってワケ。
一般人がここを選ぶぐらいなら暗黙の了解でもう少しマシな私立を受験するって誰もが考えるだろうけどね。
私なんてはなっから眼中になかったし、先生たちも相手にしてなかった学校。
もちろん、ハハさんも焦ってたんだと思う。
2月下旬になり志願してなかった公立の入試も目前で、だけど卒業だけは近づいてくる。
そんな中、私だけ行く高校が決まってないって状態に。
おまけに地域ではちょっとした有名な才女だったから誰もが私の行く末に注目し、見栄っ張りなハハさんにとっては何か自慢できるものが欲しかったんだと。
で、その学校をよく調べもせずにただ単に"特待生"って言葉だけで惹かれたんだと思う。
何せ、特別推薦で選ばれたこともあったから特別なことに弱いんだろうけど。
確かに徳栄学園での特待生の好条件とは入学金はもちろんのこと、学費から何から学校にかかる費用は全て免除。
入学すれば一切支払う必要がないから身一つで充分。
制服やカバンまでもタダ。驚くことに参考書代まで支給があったり!
知らない間に徳栄の校長自らが何度も家に足を運び、未来は頭がいいから学校の方から来て欲しいって懇願されたとか。
それはそれは嬉しそうに誇っていた。
だけど何も知らないってのは話を飛躍して大げさに自慢しちゃうわけで…。
学校内はもちろんのこと、地域の人まで話が広まってた。
つまり卒業前から知らない人がいないぐらい私は徳栄に入学ってね。
状況を知ってる人が笑ってたのにも気づかずに。
嫌味や皮肉を言われてるのにも気づかずに。
けど、入学した後に学校の現状を知って驚くほど豹変。
こんなおバカな学校に入って恥ずかしい!! ってね…。
ご近所でも合わす顔がないだとか、私のこと腫れ物扱いだしっ!!
つーか、あんたが断りなしに申し込んだのが原因でしょうーがっ!!
それ以来、ハハさんは自分の過ちを認めようとせず、私を避ける日々。
肩身の狭い思いをさせてるのはどっちなのさっ!
もちろんご近所やらもお気の毒にと口にしながらも好奇の目だし、同級生もここよりマシな学校に通ってる。
中学一の天才と呼ばれた女がおバカで有名な高校に通ってるってのが私の現実。
今までの人生で取り返しのつかない選択。
不運の現象は既にここから始まってたんだといえるかも?
こんな毎日、最悪だっつーの。
はあ。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
橘若頭と怖がり姫
真木
恋愛
八歳の希乃は、母を救うために極道・橘家の門を叩き、「大人になったら自分のすべてを差し出す」と約束する。
その言葉を受け取った橘家の若頭・司は、希乃を保護し、慈しみ、外界から遠ざけて育ててきた。
高校生になった希乃は、虚弱体質で寝込んでばかり。思いつめて、今まで養ってもらったお金を返そうと夜の街に向かうが、そこに司が現れて……。
英雄の番が名乗るまで
長野 雪
恋愛
突然発生した魔物の大侵攻。西の果てから始まったそれは、いくつもの集落どころか国すら飲みこみ、世界中の国々が人種・宗教を越えて協力し、とうとう終息を迎えた。魔物の駆逐・殲滅に目覚ましい活躍を見せた5人は吟遊詩人によって「五英傑」と謳われ、これから彼らの活躍は英雄譚として広く知られていくのであろう。
大侵攻の終息を祝う宴の最中、己の番《つがい》の気配を感じた五英傑の一人、竜人フィルは見つけ出した途端、気を失ってしまった彼女に対し、番の誓約を行おうとするが失敗に終わる。番と己の寿命を等しくするため、何より番を手元に置き続けるためにフィルにとっては重要な誓約がどうして失敗したのか分からないものの、とにかく庇護したいフィルと、ぐいぐい溺愛モードに入ろうとする彼に一歩距離を置いてしまう番の女性との一進一退のおはなし。
※小説家になろうにも投稿
一億円の花嫁
藤谷 郁
恋愛
奈々子は家族の中の落ちこぼれ。
父親がすすめる縁談を断り切れず、望まぬ結婚をすることになった。
もうすぐ自由が無くなる。せめて最後に、思いきり贅沢な時間を過ごそう。
「きっと、素晴らしい旅になる」
ずっと憧れていた高級ホテルに到着し、わくわくする奈々子だが……
幸か不幸か!?
思いもよらぬ、運命の出会いが待っていた。
※エブリスタさまにも掲載
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる