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外伝 血塗られた冒険の書
第11話
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るんるんるん♩
鼻歌を歌いながらのお料理は本当に楽しいですわね。スラムの王さんを包丁で何度も切り刻んであげたのよ。
結局、ペラペラと国の機密事項や裏情報を話してくれましたわ。ほんと、素直なのが一番ですわね。
ローランの不正の証拠など、あとはディーナについても色々教えてくれて本当に助かりましたわ。
他の資料も収納魔法に預けておいて、次の復讐のときにでも利用させていただきますわ。
うふふ、これで彼女も救われますわよね。
それに私の国に潜んでいるスパイさん、エリスの情報も教えていただいたわ。
ディーナ、ごめんなさいね。
彼女は復讐の対象なの、わたくし、一度でも裏切った悪魔は誰であろうと許してあげないの。ごめんなさいね。
もうそろそろいいかしらね。夜のお勤め以外は自由にさせていただいたのは良かったわ。
繰り返しだった退屈な学園生活、社交界の時間、すべて武術、魔術の鍛錬に回すことができましたわ。
今のわたくしなら伝説の暗殺者、黒猫エリスを簡単にヤれるかもしれませんわね。
それにしても、ヤられましたわ。
わたくしの10歳の誕生会で、殿下たちをまとめて皆殺しにしてさしあげようかと念入りに計画を練りましたけど、誕生会の前日にタイミングよく、わたくしが襲われてしまうだなんて。
そのようなイベントが小説になかったから、何かの強制力?
それとも復讐対象のヒロイン様がいなかったせい?
もしかして、私の護衛だった者がエリスに余計なことをしゃべったのかもしれませんわね。
たとえ契約した奴隷でもうまく聞きだせる特殊な召喚術がありますからね。
召喚スキルをもつ悪魔神官。
召喚獣の猿王《さるおう》
悪魔のサキュバス。
あと彼もいましたわね。
ほんと人はすぐに裏切りますから、今のわたくしにはもう仲間はもうこれ以上必要ありませんわね。だって、わたくしにはベアードさんと一応、彼がいますものね。
ディーナは……
わたくしにとって……、今は考えないようにしましょうか。
それにしても、この世界にはエリスのような強敵がたくさんいるのね。でもわたくしにヤれるかしら。まだ力が足りない。もっと、もっと、わたくしに力を。ヤれる力がほしい。
さてと、もう残り時間も少ないですから、そろそろローランをヤって今世は終わりにしようかしら。
ディーナの家族を罠にはめて彼女を奴隷にした責任をとらせてあげますわ。そのせいで、わたくしが巻き込まれてしまいましたからね。わたくしの復讐でもありますから。
それと、あのレイプ魔お兄様にはほんと、頭がきますわね。
裏でつながっているだなんて、どこで媚薬を仕入れているのかと思ったら。
復讐最期の日にはお父様と一緒に、そうね、年に一回の王国騎士団の訓練のときに、ベアードさんのお肉になってもらいましょうか。どのように料理するか考えないといけませんわね。困りましたわ。そうそうローランは、これでもかって追い詰めて、最期は身体を細かく切り刻んだあと、命乞いしたところを、その首を斬り落としてさしあげますわ。
ああ、忘れておりましたわ。
股間に生えているアレをまず切り落としてさしあげないといけませんわよね。
ああ、楽しみだわ。
奴隷の契約でローランに抵抗すれば死、普通はそうですわよね。でも、わたくしには意味がないの。ローラン、わたくし、貴方の奴隷じゃないのよ。
わたくしは、血塗られた冒険の書と契約した言わば冒険の書の奴隷。すでに復讐の呪いがかかっているの。
今のわたくしに戻る場所がなかったから、都合よく利用させてもらっただけですわ。当初はイザーク王国に来るのが初めてだったから、逃げだしたとしても、魔法のせいで、すぐに殺されてしまいましたから、経験積みですしね。ある程度、輪廻してからは場所もだいだい把握することができるようになりましだけど、さてと、まずは、これを始末しようかしら。
「ベアードさん、もう食べていいわよ」
「ぅあ、だずげ、で、ぐれ」
『バリバリガツガツ!!』
さようなら、スラムの王、ルシエドさん。
鼻歌を歌いながらのお料理は本当に楽しいですわね。スラムの王さんを包丁で何度も切り刻んであげたのよ。
結局、ペラペラと国の機密事項や裏情報を話してくれましたわ。ほんと、素直なのが一番ですわね。
ローランの不正の証拠など、あとはディーナについても色々教えてくれて本当に助かりましたわ。
他の資料も収納魔法に預けておいて、次の復讐のときにでも利用させていただきますわ。
うふふ、これで彼女も救われますわよね。
それに私の国に潜んでいるスパイさん、エリスの情報も教えていただいたわ。
ディーナ、ごめんなさいね。
彼女は復讐の対象なの、わたくし、一度でも裏切った悪魔は誰であろうと許してあげないの。ごめんなさいね。
もうそろそろいいかしらね。夜のお勤め以外は自由にさせていただいたのは良かったわ。
繰り返しだった退屈な学園生活、社交界の時間、すべて武術、魔術の鍛錬に回すことができましたわ。
今のわたくしなら伝説の暗殺者、黒猫エリスを簡単にヤれるかもしれませんわね。
それにしても、ヤられましたわ。
わたくしの10歳の誕生会で、殿下たちをまとめて皆殺しにしてさしあげようかと念入りに計画を練りましたけど、誕生会の前日にタイミングよく、わたくしが襲われてしまうだなんて。
そのようなイベントが小説になかったから、何かの強制力?
それとも復讐対象のヒロイン様がいなかったせい?
もしかして、私の護衛だった者がエリスに余計なことをしゃべったのかもしれませんわね。
たとえ契約した奴隷でもうまく聞きだせる特殊な召喚術がありますからね。
召喚スキルをもつ悪魔神官。
召喚獣の猿王《さるおう》
悪魔のサキュバス。
あと彼もいましたわね。
ほんと人はすぐに裏切りますから、今のわたくしにはもう仲間はもうこれ以上必要ありませんわね。だって、わたくしにはベアードさんと一応、彼がいますものね。
ディーナは……
わたくしにとって……、今は考えないようにしましょうか。
それにしても、この世界にはエリスのような強敵がたくさんいるのね。でもわたくしにヤれるかしら。まだ力が足りない。もっと、もっと、わたくしに力を。ヤれる力がほしい。
さてと、もう残り時間も少ないですから、そろそろローランをヤって今世は終わりにしようかしら。
ディーナの家族を罠にはめて彼女を奴隷にした責任をとらせてあげますわ。そのせいで、わたくしが巻き込まれてしまいましたからね。わたくしの復讐でもありますから。
それと、あのレイプ魔お兄様にはほんと、頭がきますわね。
裏でつながっているだなんて、どこで媚薬を仕入れているのかと思ったら。
復讐最期の日にはお父様と一緒に、そうね、年に一回の王国騎士団の訓練のときに、ベアードさんのお肉になってもらいましょうか。どのように料理するか考えないといけませんわね。困りましたわ。そうそうローランは、これでもかって追い詰めて、最期は身体を細かく切り刻んだあと、命乞いしたところを、その首を斬り落としてさしあげますわ。
ああ、忘れておりましたわ。
股間に生えているアレをまず切り落としてさしあげないといけませんわよね。
ああ、楽しみだわ。
奴隷の契約でローランに抵抗すれば死、普通はそうですわよね。でも、わたくしには意味がないの。ローラン、わたくし、貴方の奴隷じゃないのよ。
わたくしは、血塗られた冒険の書と契約した言わば冒険の書の奴隷。すでに復讐の呪いがかかっているの。
今のわたくしに戻る場所がなかったから、都合よく利用させてもらっただけですわ。当初はイザーク王国に来るのが初めてだったから、逃げだしたとしても、魔法のせいで、すぐに殺されてしまいましたから、経験積みですしね。ある程度、輪廻してからは場所もだいだい把握することができるようになりましだけど、さてと、まずは、これを始末しようかしら。
「ベアードさん、もう食べていいわよ」
「ぅあ、だずげ、で、ぐれ」
『バリバリガツガツ!!』
さようなら、スラムの王、ルシエドさん。
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