1 / 23
プロローグ
しおりを挟む
「粗末原《そまつばら》く~ん。今日、ウチ親いないんだ。来る?ヤッター。待ってるね。粗末原く~ん、待ってたよ~。とうとうやるんだね。私、初めてだから優しくしてね。えっ、粗末原くんも私が初めてなの。嬉しいなぁ。えっ?ちっさ!弟のしか見たことないけどこれの5倍はあったよ。まだ小学生だけど。なんか、もう冷めちゃった。帰っていいよ」
うーん。
寝覚めが悪い。
昔の嫌な夢を見たせいだな。
俺が住んでたのは、ドが付くほどの田舎だ。
俺の見てくれは、自分で言うのもなんだがかなり良い方だ。
街を歩けば『ねぇ今の人見たカッコ良くない』と言われる程度には、そんな俺の初めての彼女との初めての時、下着を脱いだ俺の勃起したペニスを見て、言われた彼女の言葉の数々がダイジェストで、再生された。
この次の日から学校だけでなく、近所のガキにも『お兄ちゃんのオチンチンは豆粒サイズ~』とか歌われて恥ずかしかった。
そこから逃げるようにして都会に出てきて、もう8年か。
当時18歳だった俺も26歳。
平日の昼はデイトレードに明け暮れ、夜はホストクラブで働く忙しい日々を送っている。
俺は昼のデイトレードを終えて、ホストクラブへと出勤した。
「猛《たける》、少し話がある」
「わかりました」
出勤して早々に店長に呼び出された俺は、バックヤードの奥にある店長室兼事務所に通される。
「またアフターの誘いを断ったって?」
「すいません店長。俺、アフターだけはできないんですよ。昼の仕事に差し支えるので」
「お前の立場もわかる。親の残した借金が膨大だって話を聞いたからな。だがな。当店のNo. 1が絶対にアフターをしない男ってのも下に示しがつかないのもわかるよな?」
「すいません。何を言われようともアフターだけはできません」
「ハァ。もう行っていい」
昔のようにあんな想いをするのだけは嫌だ。
俺は、女の子たちにベッドで夢は見させてやれないんだからせめてトークで楽しませたい。
そう思ってホストクラブで話術を学んだけど潮時かもな。
「こんなに貢いでるのにアフターしてくれないってどういうことよ!」
「エリさん、声を荒げないでください。可愛い顔が台無しですよ」
「そんな言葉にもう騙されないんだから!今日こそは絶対にアフターしてもらうから!」
「エリさん、申し訳ございませんがアフターは御遠慮します。アフター目的ならば、指名変更をお願いします」
「もういいわよ!こんな店、2度と来ないから!」
あーあ、これは完璧に終わりだな。
「猛、少し話がある」
「はい」
事務所に入ると店長から説教を受ける俺。
「客を怒らせてどうする!何故、そこまで融通が効かないんだ!一度、アフターしてやれば、満足する話だろう!」
「小さいんですよ」
「はっ?」
「俺のナニ小さいんですよ」
「、、、。そうか天は二物を与えなかったのか。悪かった」
「いや、それはもう良いんですよ」
「お前はウチの稼ぎ頭だ。ナニが小さいってことを内のために隠してくれてたんだな。わかった。アフター客の指名は、お断りって追記しておく。今日のところは、もう帰って良い」
「ありがとうございます」
こうして平日を終え、休日がやってくる。
「ブフォォォォォォォ」
「キャア、こっちに来ないで醜いオーク!誰か!誰か!助けて!」
突然、現実離れした展開に驚かせたかもしれないが、これは俺が現在プレイしているエロゲーム『汝のセックスでヒロインに祝福を』の冒頭シーンで、爆乳ヒロインのシスタークレアをオークの群れから助け出すシーンだ。
「助かりました」
このエロゲームの主人公には、特殊能力があり、セックスすることで、神の祝福を授けることができ、これを得ると2度と魔物から襲われなくなるという設定なのだ。
だから、このことを話すとこうやってなし崩し的にセックスが始まるのだ。
「ふぅ~。久々に抜けた」
爆乳シスターが勇者に背後から胸を鷲掴みにされて、俺のとは比べ物にならないぐらいの大きな物でバックから突かれる展開は秀逸だった。
俺は、こうして自力で処理するかプロの店に行って、手コキかフェラで抜いてもらうって処理してる。
プロの人たちは、口が堅いからな。
もう、こんな時間か。
食材は、昨日野菜炒めで使い切ったんだった。
今から作るのは、面倒だな。
コンビニで弁当でも買いに行くか。
近くのコンビニへとやってきた俺。
健康を意識して幕の内弁当か。
健康を度外視したスタミナ弁当か。
お茶も体脂肪を減らすお茶にするか。
それとも普通のにするか。
結局、俺は幕の内弁当と体脂肪を減らすお茶を手にして、雑誌コーナーを通って、レジへ。
おっ!
女教師NTRシリーズの新刊が出てるじゃないか。
新婚の女教師がチャラ男の生徒に弱みを握られて、家族を守るために仕方なくチャラ男に従って、徐々に堕ちていく様がかなり抜けるんだよな~。
実は、密かに続編を楽しみにしてたんだよな。
そうか、もう発売してたのか。
最近、忙しくてチェックし忘れてたな。
これも勿論買いだ。
俺がその本を取って顔を上げると。
嘘だろ!?
何で車が勢いそのままに突っ込んで来るんだよ。
いつも、テレビでは何で逃げずに轢かれるんだとか思ってたけどいざ自分の番になったらその場から全く動けないもんなんだな。
あーあ。
これで俺の人生、終わりか。
次に俺が目を開けた時、二足歩行の豚に抱き抱えられていた。
はっ?
何、これ?
どういうこと!?
誰か、説明してくれませんか?
目覚めてまた死に直面してるとか勘弁してほしいんですが!
うーん。
寝覚めが悪い。
昔の嫌な夢を見たせいだな。
俺が住んでたのは、ドが付くほどの田舎だ。
俺の見てくれは、自分で言うのもなんだがかなり良い方だ。
街を歩けば『ねぇ今の人見たカッコ良くない』と言われる程度には、そんな俺の初めての彼女との初めての時、下着を脱いだ俺の勃起したペニスを見て、言われた彼女の言葉の数々がダイジェストで、再生された。
この次の日から学校だけでなく、近所のガキにも『お兄ちゃんのオチンチンは豆粒サイズ~』とか歌われて恥ずかしかった。
そこから逃げるようにして都会に出てきて、もう8年か。
当時18歳だった俺も26歳。
平日の昼はデイトレードに明け暮れ、夜はホストクラブで働く忙しい日々を送っている。
俺は昼のデイトレードを終えて、ホストクラブへと出勤した。
「猛《たける》、少し話がある」
「わかりました」
出勤して早々に店長に呼び出された俺は、バックヤードの奥にある店長室兼事務所に通される。
「またアフターの誘いを断ったって?」
「すいません店長。俺、アフターだけはできないんですよ。昼の仕事に差し支えるので」
「お前の立場もわかる。親の残した借金が膨大だって話を聞いたからな。だがな。当店のNo. 1が絶対にアフターをしない男ってのも下に示しがつかないのもわかるよな?」
「すいません。何を言われようともアフターだけはできません」
「ハァ。もう行っていい」
昔のようにあんな想いをするのだけは嫌だ。
俺は、女の子たちにベッドで夢は見させてやれないんだからせめてトークで楽しませたい。
そう思ってホストクラブで話術を学んだけど潮時かもな。
「こんなに貢いでるのにアフターしてくれないってどういうことよ!」
「エリさん、声を荒げないでください。可愛い顔が台無しですよ」
「そんな言葉にもう騙されないんだから!今日こそは絶対にアフターしてもらうから!」
「エリさん、申し訳ございませんがアフターは御遠慮します。アフター目的ならば、指名変更をお願いします」
「もういいわよ!こんな店、2度と来ないから!」
あーあ、これは完璧に終わりだな。
「猛、少し話がある」
「はい」
事務所に入ると店長から説教を受ける俺。
「客を怒らせてどうする!何故、そこまで融通が効かないんだ!一度、アフターしてやれば、満足する話だろう!」
「小さいんですよ」
「はっ?」
「俺のナニ小さいんですよ」
「、、、。そうか天は二物を与えなかったのか。悪かった」
「いや、それはもう良いんですよ」
「お前はウチの稼ぎ頭だ。ナニが小さいってことを内のために隠してくれてたんだな。わかった。アフター客の指名は、お断りって追記しておく。今日のところは、もう帰って良い」
「ありがとうございます」
こうして平日を終え、休日がやってくる。
「ブフォォォォォォォ」
「キャア、こっちに来ないで醜いオーク!誰か!誰か!助けて!」
突然、現実離れした展開に驚かせたかもしれないが、これは俺が現在プレイしているエロゲーム『汝のセックスでヒロインに祝福を』の冒頭シーンで、爆乳ヒロインのシスタークレアをオークの群れから助け出すシーンだ。
「助かりました」
このエロゲームの主人公には、特殊能力があり、セックスすることで、神の祝福を授けることができ、これを得ると2度と魔物から襲われなくなるという設定なのだ。
だから、このことを話すとこうやってなし崩し的にセックスが始まるのだ。
「ふぅ~。久々に抜けた」
爆乳シスターが勇者に背後から胸を鷲掴みにされて、俺のとは比べ物にならないぐらいの大きな物でバックから突かれる展開は秀逸だった。
俺は、こうして自力で処理するかプロの店に行って、手コキかフェラで抜いてもらうって処理してる。
プロの人たちは、口が堅いからな。
もう、こんな時間か。
食材は、昨日野菜炒めで使い切ったんだった。
今から作るのは、面倒だな。
コンビニで弁当でも買いに行くか。
近くのコンビニへとやってきた俺。
健康を意識して幕の内弁当か。
健康を度外視したスタミナ弁当か。
お茶も体脂肪を減らすお茶にするか。
それとも普通のにするか。
結局、俺は幕の内弁当と体脂肪を減らすお茶を手にして、雑誌コーナーを通って、レジへ。
おっ!
女教師NTRシリーズの新刊が出てるじゃないか。
新婚の女教師がチャラ男の生徒に弱みを握られて、家族を守るために仕方なくチャラ男に従って、徐々に堕ちていく様がかなり抜けるんだよな~。
実は、密かに続編を楽しみにしてたんだよな。
そうか、もう発売してたのか。
最近、忙しくてチェックし忘れてたな。
これも勿論買いだ。
俺がその本を取って顔を上げると。
嘘だろ!?
何で車が勢いそのままに突っ込んで来るんだよ。
いつも、テレビでは何で逃げずに轢かれるんだとか思ってたけどいざ自分の番になったらその場から全く動けないもんなんだな。
あーあ。
これで俺の人生、終わりか。
次に俺が目を開けた時、二足歩行の豚に抱き抱えられていた。
はっ?
何、これ?
どういうこと!?
誰か、説明してくれませんか?
目覚めてまた死に直面してるとか勘弁してほしいんですが!
10
あなたにおすすめの小説
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
手が届かないはずの高嶺の花が幼馴染の俺にだけベタベタしてきて、あと少しで我慢も限界かもしれない
みずがめ
恋愛
宮坂葵は可愛くて気立てが良くて社長令嬢で……あと俺の幼馴染だ。
葵は学内でも屈指の人気を誇る女子。けれど彼女に告白をする男子は数える程度しかいなかった。
なぜか? 彼女が高嶺の花すぎたからである。
その美貌と肩書に誰もが気後れしてしまう。葵に告白する数少ない勇者も、ことごとく散っていった。
そんな誰もが憧れる美少女は、今日も俺と二人きりで無防備な姿をさらしていた。
幼馴染だからって、とっくに体つきは大人へと成長しているのだ。彼女がいつまでも子供気分で困っているのは俺ばかりだった。いつかはわからせなければならないだろう。
……本当にわからせられるのは俺の方だということを、この時点ではまだわかっちゃいなかったのだ。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
疎遠だった叔父の遺産が500億円分のビットコインだった件。使い道がないので、隣の部屋の塩対応な美少女に赤スパ投げまくってる件
月下花音
恋愛
貧乏大学生の成瀬翔は、疎遠だった叔父から500億円相当のビットコインが入ったUSBメモリを相続する。使い道に困った彼が目をつけたのは、ボロアパートの薄い壁の向こうから聞こえる「声」だった。隣人は、大学で「氷の令嬢」と呼ばれる塩対応な美少女・如月玲奈。しかしその正体は、同接15人の極貧底辺VTuber「ルナ・ナイトメア」だったのだ!
『今月ももやし生活だよぉ……ひもじい……』
壁越しに聞こえる悲痛な叫び。翔は決意する。この500億で、彼女を最強の配信者に育て上げようと。謎の大富豪アカウント『Apollo(アポロ)』として、5万円の赤スパを投げ、高級機材を即配し、彼女の生活を神の視点で「最適化」していく。しかし彼はまだ知らなかった。「金で買えるのは生活水準だけで、孤独は埋められない」ということに。500億を持った「見えない神様」が、神の座を捨てて、地上の女の子の手を握るまでの救済ラブコメディ。
幼馴染みのメッセージに打ち間違い返信したらとんでもないことに
家紋武範
恋愛
となりに住む、幼馴染みの夕夏のことが好きだが、その思いを伝えられずにいた。
ある日、夕夏のメッセージに返信しようとしたら、間違ってとんでもない言葉を送ってしまったのだった。
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる