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4章 聖血戦争とクーデターの結末
第5話 2ヶ月に及ぶ
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膠着状態に入ってから2ヶ月が経とうとしていた。この間にもリグレスト聖教国は、新たなライトデスガン部隊の投入、傭兵の逐次投入などで、コチラを一切休ませず。吸血鬼の中にもこの戦争は一体いつ終わるのか?という風が漂い始める。その結果、心身に影響が出る者が現れた。「もう嫌だ。俺は帰る」「帰るったってどこに」「本国に帰ったところで、この戦線が抜かれれば」「アーロン様がどうにかしてくれるだろ」といった感じで、それに時折、飛んでくるライトデスガンをさらに強化した。光の魔法を込めた大筒ライトキャノンにより、怪我を負う者が増えた。この兵器は着弾距離から光の魔法が炸裂し、当たれば光の魔法に弱い吸血鬼には充分なダメージとなる。相手も2万挺のライトデスガンを奪われた後から学習し、熱心な信者達の後ろに控えているらしく簡単に奪えないとのことだ。リリの支配下にある魔物たちが頑張って2万挺のライトデスガンを押収した拠点も、毎日のように攻められ、迎撃に明け暮れ、とうとう魔物たちにも多大な被害が出ているようだ。せめて、2万挺のライトデスガンを取り戻されないように食い止めては、くれているみたいだが、いつまで持つかわからないとのことだ。アーロンはこの報告を兄貴であるレオンダイトから聞き頭を抱える。各拠点を攻めている、リグレスト聖教国の国力もそうだが、何よりあの兵器が今の今まで秘匿とされていて、今回満を辞して、投入されている件についてだ。アーロンも斥候を放ちリグレスト聖教国の内部調査をしていた。だが、あのような兵器について、知らせは無かったのだ。「リグレスト聖教国に優秀な軍師が付いたとしか考えられんな」ふと呟くアーロンの言葉に第一夫人であるバルバラが「だとしたら、今までのようには行きませんわね」とお嬢様らしい口調で話す。バルバラは親しいものといるときは語尾が砕けるが、こういう正式な場では、ツェペリ家のお嬢様らしく振る舞っている。アーロンの第二夫人であるレスト公爵家のミレーネも「ここまで見事な、情報操作ができているということは、かなりの切れ者かと存じます」と言う。この2ヶ月で、戦場から逃亡しようとした吸血鬼は5千は超える。そろそろ本格的にまずい。長い戦争は党首への不信につながる。「クソッ。これも全て計算だとしたら、相当イヤらしい軍師だ」と俺の捨て台詞にバルバラとミレーネが頷く。
時は少し戻り、ライトデスガンを奪われ、思案していたバーン8世法皇は、本国からの援軍部隊にライトデスガンの追加とライトキャノンの追加要請、さらには、これらを秘密裏に制作した愛人であるノエルの兄で、最近重用して、今や軍師となった。ザイールを呼び寄せる。ライトキャノンを運んできたので、通常よりも倍の2週間はかかったが、その間も小競り合いを続けた。「ザイール、よくきてくれたな。吸血鬼共が粘るので、お前を呼ぶに至った。何か策は無いか?」ザイールは、思案するそぶりの後、「傭兵共を使い潰すとしましょう。絶えず拠点に少数を常に送り続け、相手を休ませず。ライトデスガンを奪われた拠点に対しては魔物の扱いに長けている冒険者ギルドに対処させましょう。少し値は張りますが依頼なら喜んで受けることでしょう。何故なら戦争ではなく、あくまで魔物の処理なのですから。夜にはライトキャノンを撃ち、吸血鬼共を休ませず堪えさせるのです。戦争が長引けば、本来は不信に繋がりますが、リグレスト聖教国は神の軍団、皆バーン8世法皇になら喜んで命を捧げる信者の集まりですから」ザイールの策を聞きバーン8世法皇はニヤリと笑みを浮かべ「ワシに過ぎたるものがあるとしたら、それはお前のことよ。ザイール」「勿体なき御言葉です。義兄者」。ザイールの策に従いギルドの冒険者共にクエスト依頼し、それを受諾したギルドの冒険者共が意気揚々と「魔物狩りじゃ」とライトデスガンが奪われた拠点に向かった。
ライトデスガンの拠点を奪い誰がリリの御褒美を受け取るかで、ワクワクしていたジャックとリングとマジクに、突如として、現れた冒険者が襲いかかる。「こりゃ~上物のキラージャッカルにキリングウルフにマジックドッグときたもんだ。お前らの皮は上質な防具になるんでなぁ。狩らせてもらうぜ」目の前の冒険者のリーダーは、そう言うと冒険者に指示をし、ここは一瞬で双方相当の被害を出す血塗られた戦場となる。ジャックは魔物語で「この拠点を失うわけには行かない。リリ様からの御褒美のため奮戦せよ」とキラージャッカルたちに命令し、マジクも魔物語で「この拠点を守るぞ。リリ様のために、お前たち」とマジックドッグに命令する。リングも負けじと魔物語で「ここがリリ様に、良いところを見せる正念場ぞ。者共かかれ~」とキリングウルフに命令する。ここにギルド冒険者たちとジャック、マジク、リングによるもう一つの合戦が始まる。逐次投入されるギルド冒険者に徐々に押されるジャック、マジク、リング。死を覚悟したその時愛しい人の言葉が聞こえる「よう、持ち堪えた。もう少し頑張るのじゃ。そしたら3人に御褒美じゃ」リリの言葉に完全復活した。ジャック、マジク、リングの怒涛の攻撃と突如として現れた伝説の魔物ヘルハウンドのリリに驚いたギルドの冒険者は今度は立場が代わり押される側となる。こうして、一進一退の攻防戦が展開されることとなる。リグレスト聖教国の被害、ギルドの冒険者500の重軽症。吸血鬼軍の被害、キラージャッカル10、キリングウルフ10、マジックドッグ10の戦死。残りの兵数ギルドの冒険者1500、それぞれの魔物40づつと伝説の魔物ヘルハウンドのリリと三馬鹿ジャック、リング、マジク。
時は少し戻り、ライトデスガンを奪われ、思案していたバーン8世法皇は、本国からの援軍部隊にライトデスガンの追加とライトキャノンの追加要請、さらには、これらを秘密裏に制作した愛人であるノエルの兄で、最近重用して、今や軍師となった。ザイールを呼び寄せる。ライトキャノンを運んできたので、通常よりも倍の2週間はかかったが、その間も小競り合いを続けた。「ザイール、よくきてくれたな。吸血鬼共が粘るので、お前を呼ぶに至った。何か策は無いか?」ザイールは、思案するそぶりの後、「傭兵共を使い潰すとしましょう。絶えず拠点に少数を常に送り続け、相手を休ませず。ライトデスガンを奪われた拠点に対しては魔物の扱いに長けている冒険者ギルドに対処させましょう。少し値は張りますが依頼なら喜んで受けることでしょう。何故なら戦争ではなく、あくまで魔物の処理なのですから。夜にはライトキャノンを撃ち、吸血鬼共を休ませず堪えさせるのです。戦争が長引けば、本来は不信に繋がりますが、リグレスト聖教国は神の軍団、皆バーン8世法皇になら喜んで命を捧げる信者の集まりですから」ザイールの策を聞きバーン8世法皇はニヤリと笑みを浮かべ「ワシに過ぎたるものがあるとしたら、それはお前のことよ。ザイール」「勿体なき御言葉です。義兄者」。ザイールの策に従いギルドの冒険者共にクエスト依頼し、それを受諾したギルドの冒険者共が意気揚々と「魔物狩りじゃ」とライトデスガンが奪われた拠点に向かった。
ライトデスガンの拠点を奪い誰がリリの御褒美を受け取るかで、ワクワクしていたジャックとリングとマジクに、突如として、現れた冒険者が襲いかかる。「こりゃ~上物のキラージャッカルにキリングウルフにマジックドッグときたもんだ。お前らの皮は上質な防具になるんでなぁ。狩らせてもらうぜ」目の前の冒険者のリーダーは、そう言うと冒険者に指示をし、ここは一瞬で双方相当の被害を出す血塗られた戦場となる。ジャックは魔物語で「この拠点を失うわけには行かない。リリ様からの御褒美のため奮戦せよ」とキラージャッカルたちに命令し、マジクも魔物語で「この拠点を守るぞ。リリ様のために、お前たち」とマジックドッグに命令する。リングも負けじと魔物語で「ここがリリ様に、良いところを見せる正念場ぞ。者共かかれ~」とキリングウルフに命令する。ここにギルド冒険者たちとジャック、マジク、リングによるもう一つの合戦が始まる。逐次投入されるギルド冒険者に徐々に押されるジャック、マジク、リング。死を覚悟したその時愛しい人の言葉が聞こえる「よう、持ち堪えた。もう少し頑張るのじゃ。そしたら3人に御褒美じゃ」リリの言葉に完全復活した。ジャック、マジク、リングの怒涛の攻撃と突如として現れた伝説の魔物ヘルハウンドのリリに驚いたギルドの冒険者は今度は立場が代わり押される側となる。こうして、一進一退の攻防戦が展開されることとなる。リグレスト聖教国の被害、ギルドの冒険者500の重軽症。吸血鬼軍の被害、キラージャッカル10、キリングウルフ10、マジックドッグ10の戦死。残りの兵数ギルドの冒険者1500、それぞれの魔物40づつと伝説の魔物ヘルハウンドのリリと三馬鹿ジャック、リング、マジク。
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