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最終章 第二幕
第39話 人魔戦争(吸血鬼領編)
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サイクロプスたちの突撃に合わせて吸血鬼たちは下がりリリとマフランが打って出た。エレインを守るように立ち塞がるとサイクロプスたちを倒していく。
「リリ、マフラン」
「苦戦してあるようじゃな」
「妾たちが手を貸してやるゆえ、あの赤いサイクロプスを討つのじゃ」
「でも近づけないのだ」
「エレインなら良かろう。乗れ」
リリが乗りやすいように屈んでくれたのでエレインが乗る。
「しっかり掴まっておるのだぞ」
「えぇ」
「マフラン、接近してくるサイクロプスどもの掃討は任せたぞ」
「妾に任せよ。リリもエレインをしっかり運ぶのじゃぞ」
「誰に言ってる。無論じゃ」
マフランは接近してくるサイクロプス共より巨大なヨルムンガンドとなり、尻尾にて締めつけて仕留めていく。
「フガーフガー。フガっ」
「ほぅサイクロプスたちがやられたか!流石ヨルムンガンドよな。ちょこちょこと動き回るワンコロも面倒だ」
「我をワンコロ呼ばわりとは、噛み砕いてやりたいがそれは、エレインに任せるとしよう」
赤いサイクロプスの前にエレインが降りる。
「リリ、後は任せてもらおう」
「うむ。(防壁を張っておいてやろう)」
「接近を許すとは情けねぇ。あのワンコロか。お前に斬られたら凍るらしいな」
「知っていたか」
「兄上を殺した奴のこと調べるのは当然だろう。どうやって殺すかも考えた。それが投石による踏み潰しだったんだがな。全く、ムカつく女だ。女は子を産む苗床として生きれば良い。感情など持つな。戦にも出てくるな。それが新しい魔王国のルールだ」
「そのような腐ったルールに従うわけなかろう。我が魔頂村のルールはこうだ。女も男も関係ない。隣人皆助け合い。協力する。暴力は許さない。お互いに愛を与え合うだ」
「ククク。お前のところの党首とやらはよっぽど頭がお花畑らしい。力無いものが力あるものに従うは当然であろう。女は男より力がない。黙って男に組み敷かれていれば良い。まぁ吸血鬼の女は他の男のモノを体内に取り入れると破裂するから使い物にすらならんが。貴様はどんな声で鳴いてくれるのか楽しみだ。せいぜい俺を楽しませて破裂してくれ」
「やはり、捕虜となっていた吸血鬼たちが居たか。その者たちの仇も取らねばならんな。麗しき雪の魔女エレイン・ヴラッド、いざ参る」
「名乗りなどくだらぬ。我が圧倒的力にて貴様を地獄へと叩き込んでくれよう」
赤いサイクロプスとなったルグスによる殴打連撃をなんとか剣でガードする。
「(流石クレオ様が私のために作ってくれた刀だ)どうした。その程度の力か」
「ほぅ。この殴打で壊れぬ刀があろうとはな。面白い。だがこれならどうだ。ヌグワーーーーーー」
ルグスは力を込めると腕が2本4本6本増え8本の腕となった。
「グハハハ。吸血鬼共の血とはこうも格別か。もっと浴びておくのだった」
「貴様、何を言っている」
「俺も知らなかったさ。サイクロプスが血を浴びれば赤いサイクロプスになるなんてな。そう俺のこの身体を覆う赤いものは昨日やってやってやりまくって破裂させた吸血鬼共の血だ。そして俺に力を与えてくれる。皮肉なものだな。殺した俺に死んでも使われるんだからな。だがそれも力無いからだ。仕方ないであろう」
「ぐっなんと悍ましいことだ。貴様は必ず討ち果たす」
「やれるものならやってみろ」
8本の腕から繰り出される先ほどよりも4倍の手数による攻撃にエレインは隙を見出すことができない。
「グハハハ。どうした。どうした。防御しているだけでは討ち果たすことなどできんぞ。エレインーーーーーーーー」
「耳障りな声で私の名を呼ぶな豚(確かに防御しているだけでは打ち果たせぬ)」
「この殴打でも折れぬ刀とは。面白い雨白いぞ」
ルグスは近くの木を引き抜き器用に研ぐと、見事な8本の剣となる。
「ククク。これならどうだ」
8本の腕から繰り出される剣撃に、エレインが押される。
「ぐっ化け物め」
「グハハハ。どうしたどうした。それで終わりか。兄上を討ったお前の力はこの程度か。力無きものや潰れるがいい」
束ねた8本の剣による叩きつけでエレインは地面にめり込まされる。
「ぐっ足が」
「動けなくなった貴様を徹底的に傷みつけ、泣いて泣いて助けを求めるお前の絶望を楽しんでやる」
絶体絶命のエレイン、その時刀が光り輝く。
「うわぁ~よく寝たって何々どういった状況よ。コレ。アンタ誰よ」
「それはこちらのセリフなんだが」
「フン、私はね。えーっと誰だったっけ。エッケなんとかよ。変な司祭にこき使われて暗黒化しちゃったから聖なる力を取り戻すために身体休めてたのよ。全くで何よこの状況。それにこの刀何よ。聖剣じゃないじゃない。全くなまくらに宿るなんて、あたしどうかしてたのね」
「私のために作ってくださった刀をなまくら呼ばわりするとは、先ずは貴様から粛清してやろうか」
「あら良いのかしら。貴方のために作ってくれた刀とやらに私が宿っているのよ。それを粛清するってことはさ」
「えぇい煩い煩い。今はそれどころではないのだ」
「確かにそのようね。仕方ない力がしてあげるからなんとかしなさいな」
エレインとエッケなんとかの邂逅であった。この邂逅はこの絶体絶命の窮地を覆す鍵となり得るのか。
「リリ、マフラン」
「苦戦してあるようじゃな」
「妾たちが手を貸してやるゆえ、あの赤いサイクロプスを討つのじゃ」
「でも近づけないのだ」
「エレインなら良かろう。乗れ」
リリが乗りやすいように屈んでくれたのでエレインが乗る。
「しっかり掴まっておるのだぞ」
「えぇ」
「マフラン、接近してくるサイクロプスどもの掃討は任せたぞ」
「妾に任せよ。リリもエレインをしっかり運ぶのじゃぞ」
「誰に言ってる。無論じゃ」
マフランは接近してくるサイクロプス共より巨大なヨルムンガンドとなり、尻尾にて締めつけて仕留めていく。
「フガーフガー。フガっ」
「ほぅサイクロプスたちがやられたか!流石ヨルムンガンドよな。ちょこちょこと動き回るワンコロも面倒だ」
「我をワンコロ呼ばわりとは、噛み砕いてやりたいがそれは、エレインに任せるとしよう」
赤いサイクロプスの前にエレインが降りる。
「リリ、後は任せてもらおう」
「うむ。(防壁を張っておいてやろう)」
「接近を許すとは情けねぇ。あのワンコロか。お前に斬られたら凍るらしいな」
「知っていたか」
「兄上を殺した奴のこと調べるのは当然だろう。どうやって殺すかも考えた。それが投石による踏み潰しだったんだがな。全く、ムカつく女だ。女は子を産む苗床として生きれば良い。感情など持つな。戦にも出てくるな。それが新しい魔王国のルールだ」
「そのような腐ったルールに従うわけなかろう。我が魔頂村のルールはこうだ。女も男も関係ない。隣人皆助け合い。協力する。暴力は許さない。お互いに愛を与え合うだ」
「ククク。お前のところの党首とやらはよっぽど頭がお花畑らしい。力無いものが力あるものに従うは当然であろう。女は男より力がない。黙って男に組み敷かれていれば良い。まぁ吸血鬼の女は他の男のモノを体内に取り入れると破裂するから使い物にすらならんが。貴様はどんな声で鳴いてくれるのか楽しみだ。せいぜい俺を楽しませて破裂してくれ」
「やはり、捕虜となっていた吸血鬼たちが居たか。その者たちの仇も取らねばならんな。麗しき雪の魔女エレイン・ヴラッド、いざ参る」
「名乗りなどくだらぬ。我が圧倒的力にて貴様を地獄へと叩き込んでくれよう」
赤いサイクロプスとなったルグスによる殴打連撃をなんとか剣でガードする。
「(流石クレオ様が私のために作ってくれた刀だ)どうした。その程度の力か」
「ほぅ。この殴打で壊れぬ刀があろうとはな。面白い。だがこれならどうだ。ヌグワーーーーーー」
ルグスは力を込めると腕が2本4本6本増え8本の腕となった。
「グハハハ。吸血鬼共の血とはこうも格別か。もっと浴びておくのだった」
「貴様、何を言っている」
「俺も知らなかったさ。サイクロプスが血を浴びれば赤いサイクロプスになるなんてな。そう俺のこの身体を覆う赤いものは昨日やってやってやりまくって破裂させた吸血鬼共の血だ。そして俺に力を与えてくれる。皮肉なものだな。殺した俺に死んでも使われるんだからな。だがそれも力無いからだ。仕方ないであろう」
「ぐっなんと悍ましいことだ。貴様は必ず討ち果たす」
「やれるものならやってみろ」
8本の腕から繰り出される先ほどよりも4倍の手数による攻撃にエレインは隙を見出すことができない。
「グハハハ。どうした。どうした。防御しているだけでは討ち果たすことなどできんぞ。エレインーーーーーーーー」
「耳障りな声で私の名を呼ぶな豚(確かに防御しているだけでは打ち果たせぬ)」
「この殴打でも折れぬ刀とは。面白い雨白いぞ」
ルグスは近くの木を引き抜き器用に研ぐと、見事な8本の剣となる。
「ククク。これならどうだ」
8本の腕から繰り出される剣撃に、エレインが押される。
「ぐっ化け物め」
「グハハハ。どうしたどうした。それで終わりか。兄上を討ったお前の力はこの程度か。力無きものや潰れるがいい」
束ねた8本の剣による叩きつけでエレインは地面にめり込まされる。
「ぐっ足が」
「動けなくなった貴様を徹底的に傷みつけ、泣いて泣いて助けを求めるお前の絶望を楽しんでやる」
絶体絶命のエレイン、その時刀が光り輝く。
「うわぁ~よく寝たって何々どういった状況よ。コレ。アンタ誰よ」
「それはこちらのセリフなんだが」
「フン、私はね。えーっと誰だったっけ。エッケなんとかよ。変な司祭にこき使われて暗黒化しちゃったから聖なる力を取り戻すために身体休めてたのよ。全くで何よこの状況。それにこの刀何よ。聖剣じゃないじゃない。全くなまくらに宿るなんて、あたしどうかしてたのね」
「私のために作ってくださった刀をなまくら呼ばわりするとは、先ずは貴様から粛清してやろうか」
「あら良いのかしら。貴方のために作ってくれた刀とやらに私が宿っているのよ。それを粛清するってことはさ」
「えぇい煩い煩い。今はそれどころではないのだ」
「確かにそのようね。仕方ない力がしてあげるからなんとかしなさいな」
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