Confesess(自白屋娘)6 狙われたConfesess 決死の脱出劇 下巻

蓮時

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下巻 第四章 (3)

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 天美は、両手を挙げて降参のポーズをしながら、相手の次の動きを注視していた。
 すると、銃を構えていた兵士が、運転士の持っていたトランシーバーのスイッチを強引に切ったのだ。そのあと、その兵士は、好色な目つきで天美を見つめてきた。
 彼女は考えていた。この状況で、報告のスイッチを切る。もし、『少女が脱走した。その少女を見つけたら、発見しだい、捕縛などは絶対に考えずに、まずは報告をしろ!』というような命令が、前もって下っているとしたら、不服従の軍規違反だ。
  逆にいうと、相手が、このような行動をしたということは、まだ、そのような命令は、下っていない、という可能性が非常に高かった。
「この男、まーた悪いくせが出やがった。きっと、捕まえるときに・・」
 無線を切られた兵士が毒づいた。結局のところ、上官たちが、兵士を集めて、天美への対応を指示していたとき、今回の巡回兵たちは、すでに、出発をしたあとであった。
 彼らは、たまたま、天美を見つけたのに過ぎなかった。現地人らしき少女が、基地内をうろついていたのだから、不審人物として、対処をするのは当然の行動であろう。
 何にしても、彼らは、天美を安全に確保できる道具を所持していなかった。また、何の指示も受けていないため、彼女の能力すら知らなかった。と言っても、現時点では知らなくても、今にも報告がくるかもしれなかったが。
  天美は安堵をしながらも、決して、気をゆるめてなかった。
 兵士たちの乗ったジープは、その手を挙げている彼女の手前で停止をした。
  止まると同時に、トランシーバーを切った兵士が降りてきた。そして、性的なことをしかけるつもりか、彼女に近づき強引に抱きしめようとした。そのとき、顔にふれた。
〖巡回兵は、兵舎内で私服を着ていた兵士たちとは違って、正規軍服であった。首にはマフラーをつけ手袋を装着していた。玄関の兵士たちはガスマスクをも使用していた。
 そのような状況でも、能力は発動する。たとえ、相手が着ぐるみや鎧、甲冑などで全身を覆っていても、彼女の素肌の部分に触れられたら、その能力にかかるのであった〗
 ここで、はたらいた弱善疏。能力に墜ちた兵士は、ジープに戻ると、運転席の相棒に向かって声をかけた。内容は、むろん天美を逃がすことについてだ。その運転士は、
「おいおい、それはダメだよ。いくら、お前の好み、とだと、言ってもなあ」
 と手のひらを上にした両手を横に広げ、苦笑をしながら答えていたが、相手も引き下がらずに、くらいついてくるので、さすがに、悪ふざけではないということをさとり、
〈確かに可愛いが、誰か同僚の彼女で、逃げ出したか、何かの都合で迷ってしまっただけかもしれないけど、一応は不審人物だ。それに誘惑され、ここから助けようとしたことが、何かの都合でばれたら罰を受けてしまう。だいたい、ゲートで捕まるよ〉
 と思うと顔色を変えて、翻意の説得にかかった。だが、相手は、まったく応じなかった。
  その二人の口論中、車内に取り付けられている無線機から、コールサインとともに、命令調の言葉が聞こえてきた。このタイミング、たぶん、内容は天美のことについてだ。
  しかし、口論で熱くなっている兵士たちの耳には、その命令は届かなかった。
  天美は、ヒヤリとしながらその様子を見つめていた。今回、このタイミングで命令が入ったということは、もし、自分が発見されるのが、もう少し遅かったら・・
 運転席の兵士は業を煮やしたのか、手近にあった銃を振り上げ、相方を殴りつけた。その衝撃で、相方の兵士は地面に倒れた。
 そのあと、運転席の兵士は、ジープから降り、怖い顔をして天美に向かってきた。〈この色仕掛け女め、逃がさないよ〉という、意志のあらわれである。
 彼女はこの機会を待っていた。相手はジープの運転席、さすがに車に触れることができても、中の兵士までには能力は届かない。とはいっても、車高の高い運転席の男には、この状況では簡単に触れることができないからであった。
 結局、彼もまた、天美をつかんだ途端、能力に墜ちたのである。
 能力に堕ちた、運転士の兵士は、スキルの効力で、天美の脱出の意志を命令として受けると、彼女を助手席に乗せて、正面入口ゲートに向かった。
 巡回兵を味方にする、これぞ、基地から抜け出す最短ルートである。あとは、何事もなければ、そのまま、正面入口ゲートにたどり着くだけである。そこで、入口の兵士たちに、スキを見て、能力を使えば脱出完了だ。
 だが、その何事かは、まもなくして起こった。場所は米軍軍事基地内、さすがに、この状況で、何事も起こらずにすむというわけにはいかないであろう。
 数台のジープが追いかけてきた。新たな追っ手だ。
 天美は顔をしかめた。今回の追っ手たちは、間違いなく、先ほど兵舎玄関前でたむろしていた兵士たちと同様に、捕獲についての対処方法を受けているに違いなかった。
 ガスマスクなどを用意し、囲んだあと、催眠ガスを発射させる作戦か!。と一旦は彼女は心配をしたが、その囲まれるという状況にはなりそうもなかった。
 今回のジープは、すべて、同性能のものである。性能が同じということは、よほど、ドライバーの腕に違いがない限り、先方車に追いつくのは不可能なのだ。
 後続車との間隔は、約七百メートル、現時点では安全な距離である。
 後続のジープから拡声器を通して声がした。
「止まれ、止まれ! 止まらんと撃つぞ!」
  天美には聞こえたが、兵士は聞こえなかったのか、または、聞こえても彼女の能力に墜ちている状態である。ジープは止まる様子は、まったくなかった。
 向こう側が実力行使にきた。機関銃を撃ってきたのだ。だが、射程距離には、ほど遠く、なおかつ運転手がうまいのか、銃弾はかすりもしなかった。
 ところが一台、黒塗りのセダン車が、ジープに混じって走っていた。そのセダンには、掘りの深い眼光鋭い男が、助手席に搭乗していて、その男は高性能ライフルを持っていた。
 雰囲気から見て、その男性は基地内で随一の腕を持つスナイパーであろう。事が事だけにかり出されたのだ。
 そのスナイパーはライフルのスコープを、七百メートル先の標的に合わせて狙った。そして、スコープ内にジープ上の目的物が入ったとき、冷徹に引き金を引いた。
 宙を裂く銃声がしたと思ったとたん、ピチャという生ぬるいものが、天美のほおにかかった。彼女の、すぐ横で運転をしていた兵士から吹き出す血である。腕の確かなスナイパーの撃ちはなったライフル弾は、的確に運転席の兵士の頭を打ち抜いていた。
  天美の驚くなか、兵士はハンドルを握りながら崩れ落ちた。その様子を確認したスナイパーの乗ったセダンは、一仕事終えたのか、Uターンをして基地内に戻っていった。
  一方、運転者をうしなったジープは、そのまま惰性のまま走った。だが、幸いなことというか、この広大な基地、前方をふさぐ障害物は何もなかった。
 惰性で走る中、間もなくすると、前方に明るい光が見えてきた。距離にして一キロ先か、
〈もしかして、あれは?〉
  そう天美が感じた通り、そこは、基地の表玄関である正面ゲートであった。
 前方に進むにつれ、おぼろげに基地ゲートの輪郭が見えてきた。だが同時に、走るジープのスピードも落ちていた。あれから、アクセルを一度も踏んでいないからだ。
 すでに、後続との差は百メートルもなかった。このままでは追いつかれてしまう。意を決した彼女は死亡した兵士の死体を押しのけて、運転席に乗り込んだ。
  彼女は目一杯アクセルを踏んだ。高性能のエンジンなのか、一旦、詰められたジープは、息を吹き返したように、あっというまに、後続のジープたちを引き離した。
  
天美は年令にもかかわらず、運転経験は初めてではなかった。前回、はからずも運転をしたのも、今回のように運転手が運転不能になり、仕方なく代行したケースである。
 ある程度の運転技量もあったのか、追っ手との距離はそんなに縮まらなかった。そして、そのまま快調に走るなか、脱出口となる正面ゲートが、輪郭をあらわした。
〈もうすぐだ! このまま出ること、できるかも〉
 と、そのとき、背後から、新たな追跡者の存在を知らせるプロペラ音が迫ってきた。
  午後七時過ぎ、競羅は基地前に到着した。彼女は源田から借りた二十五トントラックに乗ってきていた。二十五トンといったら最大積載量だ。このトラックは、源田お気に入りのもので、フロントは防弾ガラス仕様になっていた。
  彼女が到着すると、米軍基地前である現場は、緊迫した雰囲気であった。
 ゲート前の道路には、二台のパトカーが止まっており、先に到着をしていた下上警視正は、ゲートを守る軍人に白い紙切れを見せながら、交渉をしていた。
  そのゲートには、パトカーに反応をしたのか、大勢の兵士たちが集まっていた。その数、七人か、彼らはゲートラインに立ち並ぶと、基地の外にいるものたちを威嚇するように、彼らに向かって機関銃を構えていた。
 もう一台のパトカーの乗り手、十条警部も厳しい目つきで兵士たちを見つめていた。
 そして、現場にはもう一人、ずっと、前方を高性能双眼鏡でのぞいている御雪が。
 その様子を見ながら、競羅はつぶやいた。
「さてあとは、あの子が、うまく、ここまで来てくれることだけど、どうかね」
 実際のところ、競羅は天美が、この場所に来るという気持ちは半々であった。そこにいる、救出の協力者たちも同様な気持ちであろう。いや、もっと少ないかもしれない。
 彼らは、もし目の前で、輸送機が離陸することを目撃することになったら、それが、天美との最後の別れであることもわかっていた。だからこそ、出発の見送りというか、惜別の意味をも込めて、ここに集まっているのだ。競羅は次のように思っていた。
〈明日以降にまわすことは考えられないから、航路統制の時間から見ても、八時までには、決着がつくね。さて、それまでにどうなるか?〉
 と、じりじりをしながら待つこと十数分、かたずをのんで、基地前方を見つめている彼女たちの目の前に、遠方から二つの丸い光が現れた。
「あれは、まさか!」
 競羅の口元がゆるんだ。この時間、この場所、そこに向かってくる光は、きっと、
 そのヘッドライトは、近づくにつれ大きくなった。
 双眼鏡をのぞいていた御雪の驚喜の声がした。
「天美ちゃんです! 間違い御座いません!」
「やはり、あの子だったか。さすがというか、脱出に成功したみたいだね。さて、こうなったからには、何が何でも助けないとね」
 競羅も喜びの声を上げると同時に、天美も感じた追跡者のプロペラ音が。
「あの音は、確か、軍用ヘリだ。その名もアパッチ」
  刑事の一人が叫んだ。中村警部補である。成田生まれのため、航空機に詳しいのだ。
 下上警視正も部下の言葉に緊張した。
「軍用ヘリだって、まさか、あの子を撃つ気か、逃がさないために」
  アパッチはその姿を現し、警視正たちの注視するなか、弾頭のようなものが発射された。
 ミサイルかと、一同は息をのんだが違っていた。それは、発射されると同時に大きく広がった。まるで網のように、発射をしたのは最新式の投網弾であった。
 蜘蛛の巣のように広がった投網弾は、見事に天美の乗っているジープをおおった。
 同時に彼女の身体に電撃が走った。電磁網である。たちまち、ジープのエンジンは停止し、スタンガンのような衝撃を受けた天美は、あっという間もなく気を失った。
 その後、警視正たちの歯がみをよそに、アパッチは高度を下げると、停止したジープに近づき、横付けをするように着陸をした。
  すぐに、中から二人の屈強の男性が降り、彼らは、そのまま停止をしているジープに向かっていった。目的は当然というか天美の確保であろう。
  この光景は、わずか、百メートル先の出来事なのだ。だが、このゲートから先は、アメリカ合衆国カリフォルニア領、手を出すことができなかった。
  ゲートは高さ三メートルの鉄柵で、閉じてあり、その向こうには、まるで、ミニチュアのように整列した銃を構えた兵士たちが七人、機関銃を構えて立っていた。
  下上警視正は、この上なく、こわばった表情をして前方をにらんでいた。

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