死に戻った私は二度と後悔したくはありません

クロユキ

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戸惑うメイド達

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ロベルトは、グレッドが出た玄関を見ていた。
もうすぐレイラとメイドが帰って来る…自分のこんな姿を見たらレイラが心配をする。
「う…くっ……ウ…ウェンディ……ウェンディ!!」
ロベルトは、ウェンディを呼んだ。
「…ウェンディ、来てくれ……ウェンディ!!」
痛むお腹を押さえながらロベルトは上半身を上げ顔を階段へ見上げてウェンディの名前を呼んだ。
「ウェンディ……お願いだ…ウェンディ、来てくれ!」
部屋の中でも聞こえるロベルトの声にウェンディは戸惑いながら部屋を出てグレッドが居ないか階段から見下ろしていた。
「ロベルト!!」
床に倒れて動けないロベルトにウェンディが慌てたように階段から降りて来た。
「ロベルト…ロベルト…大丈夫?」
「あ…ああ、大丈夫だ……横になれば良くなる…俺を部屋まで連れて行って欲しい……」
「えっ!?私一人で?」
「起こしてくれたら…階段を一緒に歩いてくれ…」
「う…うん」
戸惑いながらウェンディは、ロベルトを起こした。
その頃、レイラは三人のメイドと一緒に馬車の中にいた。
「…レイラ様、大丈夫ですか?」
「…ええ、大丈夫よ…少し気分が悪くて公園に行って貰ったの」
笑顔を見せるレイラをメイド達は見て安堵の表情をしていた。
「どうして三人とも街へいるの?」
「あ…ロベルト様から買い物に行って欲しいと言われて街へ来たんです…」
「…何を買っていたの?」
「ウェンディ様が甘い物が食べたいからと言われて街まで買いに行っていたんです…」
「三人で?」
「はい……私達がいると勉強に集中出来ないと言われまして…」
「……」
レイラは膝の上に置いた手を握り締めていた。
馬車は、別邸へ着きレイラはメイド達に謝った。
「ごめんなさい…こんな事であなた達を遣いに向かわせるなんて…ウェンディには帰って貰う事にするから」
メイド達は驚いてレイラを見ていた。
「あ、私達は仕事で遣いに行きましただけでウェンディ様をお帰りするまでは…」
「いいえ、我が儘を許した私がいけなかったの…」
「レ、レイラ様?」
三人のメイド達はいつものレイラと何か違うと思い戸惑うばかりだった。


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