一年だけの夫婦でも私は幸せでした。

クロユキ

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好きな人への贈り物②

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私はブライド様を想像して剣と馬の刺繍を縫い終えた。
「できた!……ブライド様、喜んでくれたら嬉しいけれど…」
私は完成したハンカチを両手に持って笑顔で見ていた。
ブライド様の誕生日までに間に合ってホッと安堵した。
学園にも持って来て休み時間に刺繍をしていた…皆に見られては困ると思って隠れて刺繍をして楽しかった。
「ただいま」
「お帰りなさいませ、エリザ様」
「お姉様…お帰りなさい」
「ただいま、あっ!もう出来たの?」
お姉様が驚いて私が持って来たハンカチに目を向けた。
「わあっ、凄いじゃないのフローズン。これを見てブライドも喜ぶわありがとう」
「…良かった…」
「彼の誕生日には貴女も呼ぶから来てね」
「えっ!?良いの?」
「当たり前じゃない、ありがとうフローズン」
私は、ブライド様の誕生日に招待されて凄く嬉しかった。
ブライド様の誕生日は、学校がある日でもあって次の休みにブライド様の屋敷で誕生日を祝う事になった。
騎士学校の親友を呼んで誕生日パーティーがあった。
私の知らない男子と女子がいて私は一人戸惑っていた。
「エリザさんの妹さん?」
「あ、はい…」
「ええっ!?エリザさんと似てないのね」
「妹は、お母様似なの私はお父様に似ていると言われているわ」
「妹の方が可愛いよな」
「私に喧嘩売ってるの?」
「えっ…おーい、ブライド、お前の嫁さん怖いんだけど」
「ハハハハ…」
私は戸惑いながらもお姉様とブライド様と同じ騎士学校の人達と一緒にお話しが出来た。
「さあっ、そろそろプレゼントを見る番だ。ブライド誕生日おめでとう」
「おめでとう」
「皆、ありがとう」
ブライド様は頬を赤くして恥ずかしい顔を見せ私はブライド様を見ていた。





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