元婚約者だったお兄様が後悔したと私に言ってくるのですが…

クロユキ

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幼い婚約者④

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オリビアが生まれて半年が過ぎジョルジュも学園からの帰りでオリビアに会いに来ていた。
「ただいま、オリビア」
「あ~っ、う~っ」
オリビアは、ジョルジュの顔や声を聞いて喜び声を出すようになった。
「ふふっ、ジョルジュ君が好きなのね」
「えっ!?」
「ジョルジュ君の方を目で追っているわよ」
「あ、ははは…」
ジョルジュは、嬉しかった自分を見てくれるオリビアに喜んでいた。
月日が流れオリビアは五歳になりジョルジュは十五歳に成っていた。
相変わらずジョルジュは、学園の帰りと休みの日にはオリビアに会いに行きオリビアの家族もジョルジュの屋敷へと良く来ていた。
「おじ様、おば様」
「おおっ、オリビア大きくなったな」
「ハハハハ、一ヵ月前に会った時も同じ事を言っていたぞ」
「そうだったか?」
「ふふっ、あなたもオリビアちゃんが好きなんですもの」
「まあっ」
親達の仲は相変わらずでオリビアを可愛がった。
「お兄ちゃまは?」
「ああ、庭園で本を読んでいるよ」
「お兄ちゃまの所へ行ってくる」
パタパタと走るオリビアを親達は目を細めて見ていた。
「あれから五年も経っのか…早いものだ子供の成長は…」
「ふふっ、オリビアだけではないわジョルジュ君も身長が伸びて女子達が黙っていないのが心配だわ」
「ハハハハ、この前学園の同じ女子から手作りのお菓子を貰ったようだが、オリビアにあげると言っていたな」
「オリビアを想ってくれて安心したよ」
両親達は、ジョルジュが他の女子に目を向けない事に安堵していた。
「お兄ちゃま」
「オリビア、来ていたんだね」
「うん」
ジョルジュは、オリビアを抱っこして喜んでいた。





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