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幼い婚約者⑤
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庭園にある丸いテーブルの椅子にオリビアを座らせたジョルジュは、リボンを付けたお菓子の袋をオリビアに渡していた。
「クッキーだよ、オリビアにあげるよ」
「クッキー!?わーい、ありがとう」
オリビアは結んでいる赤い紐を取りパラッと袋が開いて中から沢山のクッキーが入っていた。
「わーい、沢山ある~っ」
「クスクス」
パクッと一つのクッキーをオリビアは食べて笑顔になった。
「美味ちいっ」
「ハハッ、美味しいかい?」
「うん!お兄ちゃまもあーんして」
「えっ!?僕にもくれるの?」
「うん」
ジョルジュは、オリビアの手からクッキーをパクッと食べた。
「うん、美味しいよ、オリビア」
「へへっ、もう一つあげる」
ジョルジュとオリビアは婚約者とは思わない兄妹のように仲睦まじく日々を過ごしていた。
ジョルジュが高学年になりオリビアも学園へ通う年に成っていた。
「おはようございます」
「ジョルジュか?声も変わり誰かと思ったよ」
「まあっ、高学年の制服が似合う年に成ったのね…」
オリビアの両親は自分達の息子のように青年に成ったジョルジュに喜びを感じていた。
パタパタと走る音にジョルジュは笑顔を向けた。
「ジョルジュお兄ちゃま」
「おはよう、オリビア学園の制服が良く似合うよ」
「オリビア、制服可愛い?」
「ああ、可愛いよ」
ジョルジュは、学園に一緒に通うようになりオリビアを毎日屋敷へ迎えに来ていた。
オリビアは、七歳になりジョルジュは十七歳に成っていた。
「クッキーだよ、オリビアにあげるよ」
「クッキー!?わーい、ありがとう」
オリビアは結んでいる赤い紐を取りパラッと袋が開いて中から沢山のクッキーが入っていた。
「わーい、沢山ある~っ」
「クスクス」
パクッと一つのクッキーをオリビアは食べて笑顔になった。
「美味ちいっ」
「ハハッ、美味しいかい?」
「うん!お兄ちゃまもあーんして」
「えっ!?僕にもくれるの?」
「うん」
ジョルジュは、オリビアの手からクッキーをパクッと食べた。
「うん、美味しいよ、オリビア」
「へへっ、もう一つあげる」
ジョルジュとオリビアは婚約者とは思わない兄妹のように仲睦まじく日々を過ごしていた。
ジョルジュが高学年になりオリビアも学園へ通う年に成っていた。
「おはようございます」
「ジョルジュか?声も変わり誰かと思ったよ」
「まあっ、高学年の制服が似合う年に成ったのね…」
オリビアの両親は自分達の息子のように青年に成ったジョルジュに喜びを感じていた。
パタパタと走る音にジョルジュは笑顔を向けた。
「ジョルジュお兄ちゃま」
「おはよう、オリビア学園の制服が良く似合うよ」
「オリビア、制服可愛い?」
「ああ、可愛いよ」
ジョルジュは、学園に一緒に通うようになりオリビアを毎日屋敷へ迎えに来ていた。
オリビアは、七歳になりジョルジュは十七歳に成っていた。
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