《完結》私が知らないと思ったの?

クロユキ

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いつまでも変わらず

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「…そうか、あの娘はルークと一緒に成らず別の男の元へ嫁ぐ事にしたのか……」
「ええ…お父様と変わらない年齢の人だったわ」
「そうか……怖いな…」
「怖い?」
「娘と変わらない年と結婚をするのは…私には考えられない」
「色んな人がいると言う事よ」
私の実家にブラッド君と一緒に両親と話しをしていた…ペネロープ…彼女の話しをしていた。
「ルークを噂で聞いたが…男爵家の娘と縁談の話しがあるそうだ三十は過ぎてはいるがしっかり者の令嬢だと聞いた。」
「……彼にはそういう女性が良いのよ…これであの人も家庭を大切にするでしょう……」
私は、ルークに縁談の話しが進んでいると聞いて安堵していた。
もう、私の前には姿を見せる事もないと思った。
「ところで…ブラッド君…いや、ブラッド様…本当に娘と婚約をして貰えますでしょうか?」
「ふふっ、お父様会話が変よ」
「俺には「様」は要りませんから…」
ブラッド君が困った顔でお父様に話しをしていた。
私も驚いてしまった…ブラッド君が公爵家の息子だったなんて……ブラッド君の上にお義兄様が二人いるからブラッド君は跡を継がなくても良いと言われて私もホッとしてしまった。
「俺の方こそクラリス様の婚約者になるなんて夢のようです…」
「…ブラッド君…私にも「様」は必要ないわ……」
「えっ…あ……その…ク、クラリス……?」
「えっ?どうして「?」が付くの?」
「お、俺にも…分からないんだ…慣れるまでは時間が……それに俺にも「君」は要らないと思う…」
「えっ!?慣れるまで時間が掛かるわ……」
「クッ…」
「ふふっ…ねえ、子供は何人欲しい?」
「ええっ!?」
まだ私達は「君」と「様」が抜け出せない夫婦になっていた。

おわり

最後まで読んでいただきありがとうございました。





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