素敵な人が私の婚約者ですか?すみません、他に好きな人がいる婚約者様とは将来を約束出来ませんので婚約破棄をお願いします。

クロユキ

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元気な貴族の令嬢

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貴族の学園に通うマリーナは今日も元気な令嬢だった。
「おはようございます。アレン様」
学園の門を入ったマリーナは前を歩く一つ年上のアレンに朝の挨拶をした。
「おはよう、マリーナ。今日も元気だね」
金色の髪の毛を肩まで伸ばし後ろ髪を結び青色の目に整った顔立ちで笑顔を見せるアレンはマリーナの婚約者になる。
「お父様が湖で魚釣りをしましょうと言っていました」
「えっ…あ…そうだね…」
アレンは、戸惑う顔をして苦笑いをマリーナに見せていた。
「おはようございます。マリーナさん」
「あっ、おはようございます。リビア様」
クスッと笑みを見せるリビアはアレンとは同級生でいつも一緒にいる。
マリーナは、アレンと一緒にいるリビアはいつもの事でもあった。
マリーナは、アレンを信頼して信じていた事もありリビアと一緒にいても気にする事は無かった。
「マリーナさん、魚釣りをするの?」
「はい、お父様と湖へ行きます」
「アレン様も一緒に釣りは行くの?」
「いいえまだです。誘ってはいますけどアレン様は忙しくて…」
「そうなの?一緒に行けたら良いわね」
クスッとリビアはアレンに向けて笑みを見せた。
「はい、楽しみに待っているんです」
「…マリーナ、僕達は向こうだから……」
「あっ、そうでした。アレン様、今日は一緒に帰れますか?」
「ごめん…」
「大丈夫です。アレン様、リビア様、失礼します」
マリーナは、笑顔を二人に向け校舎の中へ入った。
アレンとリビアは笑顔でマリーナに手を振った。
「はぁ……」
「ふふっ、ため息吐いても良いの?せっかく婚約者の彼女が貴方を釣りに誘ったのに」
クスクスとリビアは笑っていた。
「何故僕が魚釣りに行かないといけないんだ?マリーナの父親は苦手なんだ…貴族らしくない大きな声で笑い積極過ぎる性格が苦手なんだ…」
アレンは、マリーナの父親が好きではなかった。
「彼女は、お父様似かしら?」
「……はぁ、僕で遊んでいるだろう?」
「ふふっ」
リビアは、アレンの腕に手を組み一緒に校舎へ入った。
「……」
二人の姿を一人の男子がじっと見ていた。





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