5 / 32
一日目リノ、夫役
5、淫らな下着
しおりを挟む
「……まって」
ついつい、もっと啼かせてあげたいと乳首にしゃぶりつこうとしたリノを、彼の掠れた声が止めた。
震える手がリノの髪を撫で、ゆっくりとなだめてくる。
「どうして、止めるの?」
「……さきに、こっちで、きもちよくして……」
彼の膝が、リノの陰茎をねだるように、いやらしく撫であげる。
本当は、そんなつもりじゃないかもしれないけれど、そうとしか思えない動きだった。
「あ、ああ、そうだったね」
頭にのぼりきっていた血が、すぐに陰茎に向かって集まっていく。
リノは、頭を撫でていた彼の手を取り、その手の甲に優しく口付ける。
「ここは、またあとでたっぷりと可愛がらせて」
それから、濡れた衣装越しの乳首に、ふうっと軽く息を吹きかけて微笑んだ。
彼の顔が赤く染まり、リノの陰茎をますます元気にさせてくれる。
「それじゃあ、いまから、こっちを可愛がらせてもらうね」
リノが宣言と共に彼の太ももを優しく撫でると、リノの手を受け入れるように両足がおずおずと開かれていく。
彼が身につけている下着は、繊細なレースと薄絹でできていた。
左右の腰の骨のあたりに可愛らしく結ばれたひもがあり、それによってこの下着が彼の体に固定されていることを知る。
三角形を逆さまにしたような形の女性ものの下着は、本来ならば体の内側に隠れている女性器にぴったりとはりついて隠すのが役目なのだろうが、体の外側にある男性器を持つ彼の股間においてはその役目を果たすことができない。
何故なら、彼の陰茎はリノと同じくすでに勃起し、天を突かんばかりにそそりたっていたからだ。
しかも、勃起した彼の陰茎からはいやらしい蜜がこんこんとあふれ出し、ただでさえ透けるように薄い布地を濡らして透けさせている。
濡れた薄絹は、陰茎に走る血管すら確認できてしまうほどぴったりとはりつき、そのいやらしさを際立たせていた。
リノは、そんな下着を脱がそうと腰のところで結ばれているひもに手をかけたのだが、彼が大きく開いた足の間になにかが見えたような気がして思いとどまる。
「いま、なにか……っ」
リノが見つめるその先で、彼の身につけている下着がぱかりと口を開いていた。
真っ白な純白の下着の中央、大事な女性器を隠すという最も重要な役目を持つはずの布が、まるでベッドにかけられたカーテンのように左右にわかれ、今宵限りの夫であるリノのことを誘っている。
なんて、いやらしい下着なのだろうか。
左右の腰で結ばれたひもをほどいて脱がせてしまうことも、逆に下着を着せたまま性行為を行うこともできてしまう。
閨においては、下着すらも女性にとっては自分を魅力的に見せるための道具なのだ。
そして、それはいまの彼にも言えることだろう。
「ああ、素敵な下着だね。脱がせてしまうのが、もったいないくらいだよ」
リノは、自分でもおかしなくらい興奮しているのがわかった。
初めて見るいやらしい下着だからだろうか。
それとも、純白のカーテンの向こうに見える小さなすぼまりが、やけにいやらしく見えるからだろうか。
ついつい、もっと啼かせてあげたいと乳首にしゃぶりつこうとしたリノを、彼の掠れた声が止めた。
震える手がリノの髪を撫で、ゆっくりとなだめてくる。
「どうして、止めるの?」
「……さきに、こっちで、きもちよくして……」
彼の膝が、リノの陰茎をねだるように、いやらしく撫であげる。
本当は、そんなつもりじゃないかもしれないけれど、そうとしか思えない動きだった。
「あ、ああ、そうだったね」
頭にのぼりきっていた血が、すぐに陰茎に向かって集まっていく。
リノは、頭を撫でていた彼の手を取り、その手の甲に優しく口付ける。
「ここは、またあとでたっぷりと可愛がらせて」
それから、濡れた衣装越しの乳首に、ふうっと軽く息を吹きかけて微笑んだ。
彼の顔が赤く染まり、リノの陰茎をますます元気にさせてくれる。
「それじゃあ、いまから、こっちを可愛がらせてもらうね」
リノが宣言と共に彼の太ももを優しく撫でると、リノの手を受け入れるように両足がおずおずと開かれていく。
彼が身につけている下着は、繊細なレースと薄絹でできていた。
左右の腰の骨のあたりに可愛らしく結ばれたひもがあり、それによってこの下着が彼の体に固定されていることを知る。
三角形を逆さまにしたような形の女性ものの下着は、本来ならば体の内側に隠れている女性器にぴったりとはりついて隠すのが役目なのだろうが、体の外側にある男性器を持つ彼の股間においてはその役目を果たすことができない。
何故なら、彼の陰茎はリノと同じくすでに勃起し、天を突かんばかりにそそりたっていたからだ。
しかも、勃起した彼の陰茎からはいやらしい蜜がこんこんとあふれ出し、ただでさえ透けるように薄い布地を濡らして透けさせている。
濡れた薄絹は、陰茎に走る血管すら確認できてしまうほどぴったりとはりつき、そのいやらしさを際立たせていた。
リノは、そんな下着を脱がそうと腰のところで結ばれているひもに手をかけたのだが、彼が大きく開いた足の間になにかが見えたような気がして思いとどまる。
「いま、なにか……っ」
リノが見つめるその先で、彼の身につけている下着がぱかりと口を開いていた。
真っ白な純白の下着の中央、大事な女性器を隠すという最も重要な役目を持つはずの布が、まるでベッドにかけられたカーテンのように左右にわかれ、今宵限りの夫であるリノのことを誘っている。
なんて、いやらしい下着なのだろうか。
左右の腰で結ばれたひもをほどいて脱がせてしまうことも、逆に下着を着せたまま性行為を行うこともできてしまう。
閨においては、下着すらも女性にとっては自分を魅力的に見せるための道具なのだ。
そして、それはいまの彼にも言えることだろう。
「ああ、素敵な下着だね。脱がせてしまうのが、もったいないくらいだよ」
リノは、自分でもおかしなくらい興奮しているのがわかった。
初めて見るいやらしい下着だからだろうか。
それとも、純白のカーテンの向こうに見える小さなすぼまりが、やけにいやらしく見えるからだろうか。
59
あなたにおすすめの小説
ふたなり治験棟 企画12月31公開
ほたる
BL
ふたなりとして生を受けた柊は、16歳の年に国の義務により、ふたなり治験棟に入所する事になる。
男として育ってきた為、子供を孕み産むふたなりに成り下がりたくないと抗うが…?!
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
禁断の祈祷室
土岐ゆうば(金湯叶)
BL
リュアオス神を祀る神殿の神官長であるアメデアには専用の祈祷室があった。
アメデア以外は誰も入ることが許されない部屋には、神の像と燭台そして聖典があるだけ。窓もなにもなく、出入口は木の扉一つ。扉の前には護衛が待機しており、アメデア以外は誰もいない。
それなのに祈祷が終わると、アメデアの体には情交の痕がある。アメデアの聖痕は濃く輝き、その強力な神聖力によって人々を助ける。
救済のために神は神官を抱くのか。
それとも愛したがゆえに彼を抱くのか。
神×神官の許された神秘的な夜の話。
※小説家になろう(ムーンライトノベルズ)でも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる