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11、特別な開会式
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おじさんは、カートの上から銀色のアクセサリーのようなものを手に取った。
丸いリングに、金具のついた金属棒が二本もくっついていて、その棒がリングの中央でぴったりとくっついている。
初めて見る何かだった。
それが何に使うものなのか、おれには想像もつかない。
「これから、開会式をするからね。怪我をするといけないから、君はそのままで。勝手に動いてはいけないよ」
「え、けが……」
「大丈夫ですよ。先生は、開会式がとてもお上手な方なので、お任せしておけば怪我をするようなことにはなりません。リラックスをして、先生にすべてをお任せしてしまいましょう」
「ぁ……うん、おまかせ、します」
「すごいね、この子。いままで無事だったことが、信じられないくらい素直な子だ」
おじさんは、薄いゴム手袋をつけてから、アクセサリーのようなものに、何かのクリームを塗りはじめる。
すると、案内人も同じように薄いゴム手袋をつけ、おれの尿道口にたっぷりとクリームを塗り込みはじめた。
案内人の指先が、ちんこの割れ目をたっぷりのクリームで埋め立てていく。
押し込まれてくるクリームは、おれの体温で溶けているのか、尿道の中にまで入り込んできた。
ずっとジンジンと疼いていた尿道口が、そのクリームを塗ってもらったおかげなのか、少しだけ落ち着いたような気がする。
「……ええ。このような逸材が埋もれたままだったとは、私も信じられません。それだけに、お迎えもしがいがあるというものですね」
「そうだね。彼とは、まだ会ったばかりだけれど、もっと色々な行事を過ごしていきたいと思ってしまったよ。僕たちのことを気に入ってもらえるように、たくさんがんばらないとね」
「……先生。彼の入学式は、まだまだはじまったばかりなのですから、あまりがんばらないでくださいね」
案内人が呆れたような声でそう言うのを、おれはふたりをぼんやりと見つめたまま聞いていた。
「ぁ……あ、ああ……っ、ゃだ、なに、それ……っ、なに、するの、それ……っ」
おれがぼんやりしている間に、いつの間にか、ちんこにリングが取り付けられていた。
真ん中でくっついていた二本の棒が、尿道口にぴたりと当たっている。
おじさんが、持っていたアクセサリーをおれのちんこに取り付けたのだ。
「何をするのかって? さっき教えてあげただろう。これから、開会式を行うんだよ」
「か、かいかいしきって、そ、それ、ちんこなのに、ちんこは、かんけいないだろ」
「どうして? これがちんこだと、開会式に関係がないことになるのかな」
「え、だって、かいかいしきって」
「そうだよ。開会式だからね、これから、この穴が大きく開くところを、みんなに見てもらうんだよ」
「え……? それが、かいかいしき……?」
「そうだよ。忘れてしまったのかな? 小さな穴を大きく開く時には、しっかりと開会式を行わないといけないだろう。たくさんの人に見てもらいながら、穴を大きく開くことが、ここでの開会式だよ。ああ、でも、これは君のように特別な人しか参加できない行事だから、もしかしたら、知らなかったのかもしれないね」
「そう、なんだ……おれ、しらなかった」
優しく教えてくれる先生の声と、肩に触れた手のあたたかさに、そうなのかな、とぼんやり思う。
そうか、おれは特別だから、開会式も特別なんだ。
丸いリングに、金具のついた金属棒が二本もくっついていて、その棒がリングの中央でぴったりとくっついている。
初めて見る何かだった。
それが何に使うものなのか、おれには想像もつかない。
「これから、開会式をするからね。怪我をするといけないから、君はそのままで。勝手に動いてはいけないよ」
「え、けが……」
「大丈夫ですよ。先生は、開会式がとてもお上手な方なので、お任せしておけば怪我をするようなことにはなりません。リラックスをして、先生にすべてをお任せしてしまいましょう」
「ぁ……うん、おまかせ、します」
「すごいね、この子。いままで無事だったことが、信じられないくらい素直な子だ」
おじさんは、薄いゴム手袋をつけてから、アクセサリーのようなものに、何かのクリームを塗りはじめる。
すると、案内人も同じように薄いゴム手袋をつけ、おれの尿道口にたっぷりとクリームを塗り込みはじめた。
案内人の指先が、ちんこの割れ目をたっぷりのクリームで埋め立てていく。
押し込まれてくるクリームは、おれの体温で溶けているのか、尿道の中にまで入り込んできた。
ずっとジンジンと疼いていた尿道口が、そのクリームを塗ってもらったおかげなのか、少しだけ落ち着いたような気がする。
「……ええ。このような逸材が埋もれたままだったとは、私も信じられません。それだけに、お迎えもしがいがあるというものですね」
「そうだね。彼とは、まだ会ったばかりだけれど、もっと色々な行事を過ごしていきたいと思ってしまったよ。僕たちのことを気に入ってもらえるように、たくさんがんばらないとね」
「……先生。彼の入学式は、まだまだはじまったばかりなのですから、あまりがんばらないでくださいね」
案内人が呆れたような声でそう言うのを、おれはふたりをぼんやりと見つめたまま聞いていた。
「ぁ……あ、ああ……っ、ゃだ、なに、それ……っ、なに、するの、それ……っ」
おれがぼんやりしている間に、いつの間にか、ちんこにリングが取り付けられていた。
真ん中でくっついていた二本の棒が、尿道口にぴたりと当たっている。
おじさんが、持っていたアクセサリーをおれのちんこに取り付けたのだ。
「何をするのかって? さっき教えてあげただろう。これから、開会式を行うんだよ」
「か、かいかいしきって、そ、それ、ちんこなのに、ちんこは、かんけいないだろ」
「どうして? これがちんこだと、開会式に関係がないことになるのかな」
「え、だって、かいかいしきって」
「そうだよ。開会式だからね、これから、この穴が大きく開くところを、みんなに見てもらうんだよ」
「え……? それが、かいかいしき……?」
「そうだよ。忘れてしまったのかな? 小さな穴を大きく開く時には、しっかりと開会式を行わないといけないだろう。たくさんの人に見てもらいながら、穴を大きく開くことが、ここでの開会式だよ。ああ、でも、これは君のように特別な人しか参加できない行事だから、もしかしたら、知らなかったのかもしれないね」
「そう、なんだ……おれ、しらなかった」
優しく教えてくれる先生の声と、肩に触れた手のあたたかさに、そうなのかな、とぼんやり思う。
そうか、おれは特別だから、開会式も特別なんだ。
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