大酒飲みは虎になったことを忘れてしまう

うしお

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121、水槍レイド

シャワーヘッドの小さな穴から、あたたかなお湯が降ってくる。
それは、風呂に入るなら当たり前の光景だ。
だが、それも当てるところを変えるだけで、こんなにも意味が変わってくるものなのだと思い知らされる。
勢いもそのままに、狭い穴を通り抜けるお湯は、まるで弓矢のように細く尖って容赦なく降り注ぐ。
無数の凶器となって、憐れな亀頭獲物をなぶるために。

「ゃ……ぁあ゛ぁ……あ゛あ゛ぁ……っ」

ざあざあと流れるお湯の先には、勃起させられたおれのちんぽがあって、敏感な亀頭を叩くように責め立てている。
細やかで容赦のない水流は、ブラシを咥えさせられたままの尿道口に、痺れるような痛みと快感をもたらした。
何も出せていないはずなのに、ずっとおしっこを漏らし続けているようなおぞましい感覚だ。
万が一にも癖になってしまったら、とてもまずいことになりそうな類いの気持ちよさによだれと悲鳴が止まらない。
こんなお手軽な方法で、気持ちよくなってしまえていいのだろうか。
シャワーを亀頭かけながらオナニーをするなんて、考えてみたらこれまで一度もやったことがなかった。
基本的に、おれはいつだってアナニー派だったからな。
そのせいで亀頭責めへの耐性が低くく、気持ちよすぎておかしくなりそうだった。
降り注ぐお湯に、どれだけ悲鳴をかき消されても、おれはひたすら悲鳴をあげ続けた。
少しでもずらせれば、この快感から逃げられるはずなのに、アナルを串刺しにされてしまったおれには、そんなことすら許されていないのだ。

「ああ、いいな、これ。ははっ、シャワオナやべぇな、きゅんきゅん締まって気持ちいいわ。こりゃクセになりそうだ。なあ、お前もそう思うだろ?」

オヤジが楽しそうに嗤いながら、小刻みに腰を振った。
それだけで、亀頭責めでは届きそうもなかった絶頂が、すぐ近くにまでやって来る。
快感でびくびくと震える尻肉が突き上げられ、ぱちゅんぱちゅんとどこか可愛らしい音を立てた。
ただし、おれの腹の中から聞こえてくるのは、そんなに可愛らしい音から程遠い、ひどい騒音の羅列だ。
まるで、元気に遊びまわる子どもの長靴に、たっぷり水が入っているかのような、ぐちゅぽぐちゅぽという激しく濁った水音が響いてくる。
それは、おれのアナルがオヤジのちんぽに犯されている音だ。
排泄器官であるはずのアナルが、おれのよりも大きくて太くて硬いちんぽでいっぱいにされ、肉襞のひとつひとつに快感を叩き込まれている証拠であり、何よりもおれのアナルが淫乱なメス穴であるという証明だった。
そのどうしようもなく淫らな音が、おれの中にだけ大きく響いた。
流れる水の音で、すべてはかき消されているはずなのに、やけに大きく聞こえてくる。
まるで、おれのアナルがどれだけいやらしくて浅ましく、淫乱なメス穴であるのかわからせるために、腹の中の音が直接頭の中に響いているようだった。
その音を聞くだけで、自分のアナルがどれだけ激しく掻き混ぜられているのかや、どれだけ犯されて悦んでいるのか、ということまでわかってしまう。
そんなことは、もう知っているというのに。
オヤジに尻を突き上げられる度、淫乱なおれの体はイき続けた。

「は、ぁ゛……っ、あ゛ぁ゛……っ」

快感に狂わされたおれの体は、オヤジの言葉を言葉として理解できなくなっている。
いやらしい音の洪水と与えられ続ける快感に啼かされているいまのおれは、アナルを震わせて絶頂を繰り返すだけの人間オナホだ。
絶頂アナルで、勃起ちんぽを扱くことだけが唯一の存在意義だった。
それが嬉しくて仕方がない。
オヤジにいっぱい使ってもらえていることが、嬉しくてたまらないのだ。

「おいおい、なんだよ、ひでぇやつだな。シャワオナに夢中になっちまって、返事もしてくんねぇのかよ。無視するなんて、さみしいじゃねぇか。ま、答えらんねぇんじゃ、仕方ねぇな。そんじゃ、口より素直なマンコに聞いてやるか」

「……ッッ、ぃ、い゛い゛ッッ、ぃや゛ッッ、や゛ッッ、あ゛あ゛ぁッッ、あ゛あ゛ッッ、い゛や゛ッッ、あ゛ぁあ゛あ゛ッッ」

勢いよくお湯を吐き出すシャワーヘッドが、亀頭にほぼぴったりくっつけられ、尿道口が抉じ開けるような激しい水流に責め立てられる。
それは気持ちよすぎるくらいだった快感をさらに越えてきて、おれは狂ったように悲鳴をあげることしかできなくなった。

「おら、淫乱マンコめ、早く答えろ。シャワオナは気持ちいいんだよな? マンコをきゅんきゅんさせるくらいだ。相当、気に入ってるんだろ。おら、正直に答えろ」

「ぁ゛、あ゛ぁ゛っ、ぃ、ひッッ、あ゛ぁ゛っ、あ゛あ゛ッッ」

耳元で囁きながら、オヤジは腰を振ってアナルを犯し、シャワーを押し当ててちんぽを犯した。
二つの穴はぐずぐずに蕩かされて壊されて、狂ったように絶頂を繰り返す。
どうして、こんな状況でおれが答えられると思うのか。
それさえも、オヤジの計画通りなのかもしれない。

「なんだよ、まだ答えねぇのか。……ああ、そうか。お前はド淫乱でどうしようもねぇマゾだもんな、まだまだこんなもんじゃ物足りねぇってんだろ」

どこか不機嫌そうに呟いて、耳にがぶりと噛みついたオヤジが、おれのちんぽからブラシを一気に引き抜いた。
長くてやわらかなブラシの毛先は、追いかけてくるローションの中でうねるように体をくねらせ、肉襞をひとつひとつ包み込んで磨くように撫でながら通りすぎる。
ずろろろっと毛先で擦り責めにされながら、せりあがってくるローションゼリーに肉襞の上を転がられ、射精によく似た快感で全身を震わせるおれの尿道に、シャワーヘッドがぴったりと押しつけられた。

「ん゛ぎゅう゛う゛う゛う゛ぅッッ」
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