冷血王と死神の騎士

うしお

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頭の後ろで手を組んだロサリオールの下着を、王は左右に大きく引きながらゆっくりと下ろしていく。
ビキニは元々、面積の少ない下着だが、左右に大きく引き伸ばされると、さらに小さくなったような気がして心許ない。
それに、布地が伸ばされて細くなると、股間を覆い隠す部分だけが強調されてしまうのもたまらなく恥ずかしい。
しかも、王の視線がそこに集中している気がしてしょうがなかった。

「ちゃんと見ていろよ。お前の願いを叶えて、俺が脱がせてやっているのだから」

「申し訳、ございません」

「そう思うのなら、二度と目を逸らすな」

いたたまれなくなって、そこから目を逸らそうとすれば王に咎められ、見ていることを強要される。
恥ずかしくてたまらないのに、逃げることは許されず、ロサリオールは唇を噛み締めながら、じりじりと脱がされていく自分の下着を見つめていた。
ゆっくりと下がっていく下着のすぐ目の前には、王の美しい顔がある。
作り物めいていた顔が、艶やかな笑みを浮かべながら、ロサリオールの男の証が閉じ込められたそこを見ている。
その姿勢は、まるで口淫をしようとしている娼婦にしか見えない。
だが、ロサリオールの前にいるのは、この国で誰よりも高貴な方だった。
なんとも背徳的な光景に、ぞくぞくするものが背筋を駆け抜けていく。

「ロサリオール。これは、どういうことだ?」

余計なことを考えてしまったのがいけなかったのだろう。
ビキニを下ろしていた王の手が、いつの間にか止まっていた。
脱がそうとしていたビキニが、途中で引っかかってしまったからだ。

「……申し訳、ございません」

「謝罪をしろとは言っていない。何故、これがこうなっているのか、と聞いている」

引き下げられたビキニがパチンパチンと太ももを打ち、解放された王の手が、布地を留めている原因を咎めるようにきつく握り潰した。
後ろはすでに丸裸にされていて、そこだけが下着に包まれている。

「っ、く……ぅッッ」

いつの間にかゆるりと勃ちあがりかけていた雄芯を、がっちりと掴まれていた。
そのまま、ぎりぎりと締め上げられて苦鳴をあげる。

「答えろ、ロサリオール」

「へっ、陛下っ、お、お許しを……っ」

「足を閉じるな」

男の象徴を握り潰されるだけでなく、さらに容赦なく揉み潰されると、頭の中で本能が警鐘を鳴らしはじめる。
生存を脅かされる恐怖に、命を繋ごうという本能が立ち向かう。
両足ががくがくと震え、全身にじっとりと嫌な汗をかきはじめても、王の手は止まってくれない。
下着ごしに亀頭が揉まれ、ざらざらとした布地を強く擦りつけられると、まともに立っていることさえ難しくなる。
思わず閉じそうになった太ももを強く叩かれ、反射的に腰が跳ねた。
自分から、王の手に勃起した雄を擦りつけるような形になり、ぞりっと擦れた先端が激しい快感を生んだ。
ロサリオールは、あまりにも強烈な快感に情けなく崩れ落ちそうになったが、どうにか足を踏ん張ってそれに耐えた。

「どうやらお前は、真面目な顔をしてずいぶんと好き者のようだな。あの可愛らしいお姫様は知っているのか? お前が見られただけで勃起させるだけでなく、握り潰されて悦ぶ変態だということを」

気が付けばロサリオールは、主君である王の手に、がに股になって勃起した陰茎を擦りつける形になっていた。

「ち、ちが……っ、あ゛あ゛ッッ」

腰を引いて逃げようとしたロサリオールは、下から陰嚢を掬いあげられ、ぐぢりと急所を握り込まれていた。
王の手の中で、潰された二つの玉が左右に引き離され、あまりの痛みにロサリオールは大きく仰け反る。
思わず突き上げた亀頭を、王はもうひとつの手でくびり出すように搾りあげた。

「どこが違う? 下着の色が変わるほどヨダレを垂らしている癖に、お前は自分が変態ではないと言うつもりなのか? まともな男なら、これほど痛め付けられれば、とっくに萎えて役に立たなくなっているはずだぞ」

亀頭の窪みに親指が突き立てられ、ぐちゅりと鳴った水音にぞわりと肌を粟立てた。
激しい痛みを感じているはずなのに、ロサリオールの雄芯は萎えるどころか硬さを増し、先走りを溢れさせている。

「なん、で……っ」

「ははっ、こいつは萎える気配もないな。それどころか、嬉しそうに頭を振っているじゃないか。やはり、お前は痛め付けられて悦ぶ変態なのだろう」

「ち、ちがう、わ、私は……っ」

「違うものか、この好き者めっ」

先走りに濡れた亀頭をぐりぐりと撫でられながら、ざらざらとした布で容赦なく責め立てられる。
逃げようとしても、陰嚢を握り締めたままの王からは少しも逃げられず、ロサリオールは与えられる快感にがくがくと腰を振りながら悲鳴をあげた。

「う゛っ、う゛ぉお゛お゛っ、や、止めっ、止めてくれ゛ぇっ」

「ああ、好きなだけ叫んでいいぞ。お前は見られて悦ぶ変態だからな。もっと人に見られたくてたまらないのだろう。ほら、もっと大きな声で呼ばなければ、誰もここまで来てくれないぞ」

ロサリオールは、王の言葉で自分のいる場所を思い出し、慌てて口を両手で塞いだ。

「誰が、姿勢を変えて良いと言った?」
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