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推しと過ごせる幸せに感謝
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◇◇◇
伯爵家の屋敷についたのは騒ぎが起こってから二日後の夜のことだった。
魔獣による進行は奇跡的に負傷者が出なかったそうだ。街に魔獣が踏み込んでくる前に処理することができたそうで、残党もファリスとアズラが捕まったことで消えてしまった。
ネイトとノエルはお互いの無事と気持ちを確かめるかのように、寝室に入るやいなや深いキスを交わした。
性急に服を脱がせ合うと、ベッドになだれ込む。
足先を絡め、肌同士が重なり合う感覚に酔いしれる。全身がお互いを求め合うように熱を持ち、ノエルの蜜穴はすでに期待するようにヒクついている。
(ちゃんとネイトが目の前にいるんだ)
存在を確かめたくて何度もキスをして、広い背に腕を回す。
「ネイト、あぁっ」
ペニスを手のひらで包み込まれ、上下にしごかれる。
ネイトが魔王になった瞬間は不甲斐なさや絶望で立ち止まりそうになった。それでも大切な人の心を守り抜くために立ち止まってはいられなかった。
ネイトが魔王として誰かを傷つけてしまったらきっと後悔する。
心優しい彼が自己嫌悪に苛まれて苦しむ姿だけは見たくなかった。
「ネイト大好きだよ」
「っ、私もだ。どれだけ心配したか……今はノエルの存在を確かめさせてほしい」
「いくらでも確かめてっ。沢山ネイトを刻み込んでほしい」
触れられただけでビクビクと反応を示してしまう。
背筋を指先で撫でられて「ひゃっ」と高い声が出た。驚かされた仕返しにネイトのペニスを握り込むと、微かに息を呑む音が聞こえてきた。
それに気を良くして、ペニスを刺激する。自分のよりも倍は大きいペニスに触れていると欲情してしまう。
「ネイトに気持ちよくなってほしい」
リードされるばかりでは嫌だ。
そう思い、体を丸めてネイトの昂ぶったペニスへと顔を近づけた。舌先で筋をなぞり、それから亀頭のみぞやカリを舐める。
「っ、そんなことをどこで覚えてくるんだ」
「ん……気持ちいい?」
上目遣いで尋ねると、ネイトが熱を含む手で優しく頭を撫でてくれる。それが心地よくて猫のように目を細めた。
「上手だ。気持ちいい」
目尻を赤く染めながら欲を帯びた視線を送ってくるネイトのことが愛おしくてたまらない。
ゆっくりと口内にペニスを咥え込むと、中でさらに硬度を増したのがわかった。大き過ぎてうまく口内に収められない。
そんなノエルの必死な姿を、ネイトは欲情してほんのりと赤くなった瞳で見つめてくる。それが恥ずかしくて、片手で顔を隠した。その手を取られて、手のひらにキスをされる。
「我慢できない」
ノエルを引き離したネイトが、勢い良く覆い被さってきた。
首筋に甘噛みをされると、まるで所有物だと言われているように感じられてドキドキしてしまう。
香油を垂らされて、指が容赦なく蜜穴へと挿入された。弱い部分を把握されているせいで、簡単に快楽を拾い上げてしまう。
「はぁんっ、ネイトそこやだぁ」
気持ちがよすぎて頭がぼやぼやとしてきた。
嫌だと言いながらも、ねだるように腰を揺らしてしまう。恥ずかしいのに止められない。
もっともっとネイトを感じたかった。
もう二度と自分の手からこぼれ落ちていく恐怖を味わいたくはない。
「ネイトのことをもっと沢山感じていたい。これから先もずっと、俺にネイトのことを教えて」
「……そんなに不安にならなくても大丈夫だ。もう二度とノエルを怖がらせたりしない」
「っ、うん……大好きだよネイト」
そういった次の瞬間、指先がノエルの前立腺を刺激した。
「あぁっ!!」
全身が素直に快感を受け入れてペニスの先端から欲を吐き出す。
ネイトがノエルをうつ伏せにして腰を上げさせると、背後から蜜穴とペニスを同時に扱いた。
目の前を星が散る。
「あ、あぅ、あぁ~~!またイッチャっ……」
「いいぞ。身を任せていればいい」
「あ、ン!ンンッ!!」
腰から太ももにかけてが痙攣したかのようにビクビクと小刻みに震える。それと同時にノエルは純白のシーツに欲望をぶちまけた。
精液が染みを作っていく。けれどそんなことを気にしている余裕はない。
「今入れたら極上の心地だろうな」
「まってっ、今はッ、ム……あ、あ、アァ!」
指を引き抜いたネイトが制止も聞かず、ノエルの中に肉棒を突き立てた。
奥を刺激されて、先端からとろとろと愛液が漏れ出た。
こうして繋がっているときだけ感じられる特別な繋がりが好きだ。余裕のなさを表すようにネイトが微かに荒い息を吐き出している。
その音や熱量がノエルの心を震わせ、愛おしさを増加させた。
「好きっ、大好き」
「私もだ。ノエルが私の心を救ってくれた日から、私のすべてはお前のものだ」
腰を打ち付けながら、顔や首筋にキスを落とされる。愛情と快楽の狭間で思考を揺らしながら、ノエルはネイトの存在をしっかりと心に刻みこむ。
向かい合うと、抱きしめ合いながら二人で一緒に快楽へ溺れていった。
何度も深いキスをして、愛おしさを織り交ぜながら名前を呼ぶ。
こんなふうに推しとまじわる日が来ることなど想像したこともなかった。ノエルの中にあったネイト像は、クールで愛情深い一途な人。けれど、ネイトと長く付き合ううちに、自分の理想の外に飛び出した、全く知らない彼のことを知ることができた。
(もっともっと俺の知らないネイトのことを知りたい。教えてほしい)
夫夫として過ごしていれば、いくつでも新しい彼の姿を見つけられるはずだ。そのたびにきっともっとネイトのことを好きになる。
知らないことがないくらい長い時間を共に過ごしたい。
けれど知らないことがなくならないでほしいとも思う。
そうすれば、何年先になっても新しい好きや愛しさを見つけて更新できるから。
「ネイト、もっとほしいッ」
「ノエルの中は気持ちいいっ。私ももっとお前がほしい。全然足りない」
勢い良く肌のぶつかり合う音が部屋を満たす。
好きだと伝えれば、愛していると返ってくる。
そのやりとりを飽きるほどに繰り返しても、胸の奥に溜まった愛おしさは少しも減りはしない。
「俺っ、ネイトのことが好きすぎておかしくなっちゃうよ……」
ポロポロと涙を流すと、ネイトが愛おしさを溢れさせるように眉をハの字にして微笑みを浮かべた。
「あまり可愛いことを言わないでくれ。優しくできなくなる」
「だってッ、好きで好きでたまらないんだ。アァ!!奥ッ、だめぇ!」
「煽るなと言っているだろう」
腰を掴まれて一方的に揺すぶられる。ただ与えられる行為を受け入れながら、幸福に身を浸す。
気持ちいい。愛おしい。尊い──。
(幸せにしたいのに、幸せをもらってるのは俺の方だ)
一際強い律動を感じた。
ノエルの最奥にペニスを押し付けたネイトが、苦しげに息を吐き出す。触れている肌が汗でしっとりと濡れている。
最奥に吐き出された欲を感じながら、ノエルも何度目かの射精をした。
ゆっくりと意識が落ちていく。
「ネイト、俺……ようやくぐっすり眠れそうだ」
「あぁ、無理をさせてしまった。好きなだけ眠るといい」
額に唇を寄せられた。
抱きしめられて、頬を胸元にくっつけて目を閉じる。
朝になったらきっと、綺麗な寝顔の推しを見ることができるだろう。
「おやすみ。ネイト」
伯爵家の屋敷についたのは騒ぎが起こってから二日後の夜のことだった。
魔獣による進行は奇跡的に負傷者が出なかったそうだ。街に魔獣が踏み込んでくる前に処理することができたそうで、残党もファリスとアズラが捕まったことで消えてしまった。
ネイトとノエルはお互いの無事と気持ちを確かめるかのように、寝室に入るやいなや深いキスを交わした。
性急に服を脱がせ合うと、ベッドになだれ込む。
足先を絡め、肌同士が重なり合う感覚に酔いしれる。全身がお互いを求め合うように熱を持ち、ノエルの蜜穴はすでに期待するようにヒクついている。
(ちゃんとネイトが目の前にいるんだ)
存在を確かめたくて何度もキスをして、広い背に腕を回す。
「ネイト、あぁっ」
ペニスを手のひらで包み込まれ、上下にしごかれる。
ネイトが魔王になった瞬間は不甲斐なさや絶望で立ち止まりそうになった。それでも大切な人の心を守り抜くために立ち止まってはいられなかった。
ネイトが魔王として誰かを傷つけてしまったらきっと後悔する。
心優しい彼が自己嫌悪に苛まれて苦しむ姿だけは見たくなかった。
「ネイト大好きだよ」
「っ、私もだ。どれだけ心配したか……今はノエルの存在を確かめさせてほしい」
「いくらでも確かめてっ。沢山ネイトを刻み込んでほしい」
触れられただけでビクビクと反応を示してしまう。
背筋を指先で撫でられて「ひゃっ」と高い声が出た。驚かされた仕返しにネイトのペニスを握り込むと、微かに息を呑む音が聞こえてきた。
それに気を良くして、ペニスを刺激する。自分のよりも倍は大きいペニスに触れていると欲情してしまう。
「ネイトに気持ちよくなってほしい」
リードされるばかりでは嫌だ。
そう思い、体を丸めてネイトの昂ぶったペニスへと顔を近づけた。舌先で筋をなぞり、それから亀頭のみぞやカリを舐める。
「っ、そんなことをどこで覚えてくるんだ」
「ん……気持ちいい?」
上目遣いで尋ねると、ネイトが熱を含む手で優しく頭を撫でてくれる。それが心地よくて猫のように目を細めた。
「上手だ。気持ちいい」
目尻を赤く染めながら欲を帯びた視線を送ってくるネイトのことが愛おしくてたまらない。
ゆっくりと口内にペニスを咥え込むと、中でさらに硬度を増したのがわかった。大き過ぎてうまく口内に収められない。
そんなノエルの必死な姿を、ネイトは欲情してほんのりと赤くなった瞳で見つめてくる。それが恥ずかしくて、片手で顔を隠した。その手を取られて、手のひらにキスをされる。
「我慢できない」
ノエルを引き離したネイトが、勢い良く覆い被さってきた。
首筋に甘噛みをされると、まるで所有物だと言われているように感じられてドキドキしてしまう。
香油を垂らされて、指が容赦なく蜜穴へと挿入された。弱い部分を把握されているせいで、簡単に快楽を拾い上げてしまう。
「はぁんっ、ネイトそこやだぁ」
気持ちがよすぎて頭がぼやぼやとしてきた。
嫌だと言いながらも、ねだるように腰を揺らしてしまう。恥ずかしいのに止められない。
もっともっとネイトを感じたかった。
もう二度と自分の手からこぼれ落ちていく恐怖を味わいたくはない。
「ネイトのことをもっと沢山感じていたい。これから先もずっと、俺にネイトのことを教えて」
「……そんなに不安にならなくても大丈夫だ。もう二度とノエルを怖がらせたりしない」
「っ、うん……大好きだよネイト」
そういった次の瞬間、指先がノエルの前立腺を刺激した。
「あぁっ!!」
全身が素直に快感を受け入れてペニスの先端から欲を吐き出す。
ネイトがノエルをうつ伏せにして腰を上げさせると、背後から蜜穴とペニスを同時に扱いた。
目の前を星が散る。
「あ、あぅ、あぁ~~!またイッチャっ……」
「いいぞ。身を任せていればいい」
「あ、ン!ンンッ!!」
腰から太ももにかけてが痙攣したかのようにビクビクと小刻みに震える。それと同時にノエルは純白のシーツに欲望をぶちまけた。
精液が染みを作っていく。けれどそんなことを気にしている余裕はない。
「今入れたら極上の心地だろうな」
「まってっ、今はッ、ム……あ、あ、アァ!」
指を引き抜いたネイトが制止も聞かず、ノエルの中に肉棒を突き立てた。
奥を刺激されて、先端からとろとろと愛液が漏れ出た。
こうして繋がっているときだけ感じられる特別な繋がりが好きだ。余裕のなさを表すようにネイトが微かに荒い息を吐き出している。
その音や熱量がノエルの心を震わせ、愛おしさを増加させた。
「好きっ、大好き」
「私もだ。ノエルが私の心を救ってくれた日から、私のすべてはお前のものだ」
腰を打ち付けながら、顔や首筋にキスを落とされる。愛情と快楽の狭間で思考を揺らしながら、ノエルはネイトの存在をしっかりと心に刻みこむ。
向かい合うと、抱きしめ合いながら二人で一緒に快楽へ溺れていった。
何度も深いキスをして、愛おしさを織り交ぜながら名前を呼ぶ。
こんなふうに推しとまじわる日が来ることなど想像したこともなかった。ノエルの中にあったネイト像は、クールで愛情深い一途な人。けれど、ネイトと長く付き合ううちに、自分の理想の外に飛び出した、全く知らない彼のことを知ることができた。
(もっともっと俺の知らないネイトのことを知りたい。教えてほしい)
夫夫として過ごしていれば、いくつでも新しい彼の姿を見つけられるはずだ。そのたびにきっともっとネイトのことを好きになる。
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「ネイト、もっとほしいッ」
「ノエルの中は気持ちいいっ。私ももっとお前がほしい。全然足りない」
勢い良く肌のぶつかり合う音が部屋を満たす。
好きだと伝えれば、愛していると返ってくる。
そのやりとりを飽きるほどに繰り返しても、胸の奥に溜まった愛おしさは少しも減りはしない。
「俺っ、ネイトのことが好きすぎておかしくなっちゃうよ……」
ポロポロと涙を流すと、ネイトが愛おしさを溢れさせるように眉をハの字にして微笑みを浮かべた。
「あまり可愛いことを言わないでくれ。優しくできなくなる」
「だってッ、好きで好きでたまらないんだ。アァ!!奥ッ、だめぇ!」
「煽るなと言っているだろう」
腰を掴まれて一方的に揺すぶられる。ただ与えられる行為を受け入れながら、幸福に身を浸す。
気持ちいい。愛おしい。尊い──。
(幸せにしたいのに、幸せをもらってるのは俺の方だ)
一際強い律動を感じた。
ノエルの最奥にペニスを押し付けたネイトが、苦しげに息を吐き出す。触れている肌が汗でしっとりと濡れている。
最奥に吐き出された欲を感じながら、ノエルも何度目かの射精をした。
ゆっくりと意識が落ちていく。
「ネイト、俺……ようやくぐっすり眠れそうだ」
「あぁ、無理をさせてしまった。好きなだけ眠るといい」
額に唇を寄せられた。
抱きしめられて、頬を胸元にくっつけて目を閉じる。
朝になったらきっと、綺麗な寝顔の推しを見ることができるだろう。
「おやすみ。ネイト」
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