異世界道中ゆめうつつ! 転生したら虚弱令嬢でした。チート能力なしでたのしい健康スローライフ!

マーニー

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第130話 学園祭前日の夜

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―――あれから怒涛の1ヶ月が過ぎ。
本当にギリギリ…なんとか学園祭前日の今日、出し物たちの準備が整った。

これまでの疲れを癒すように、
お風呂あがりのマッサージをしながら
明日の最終チェックをする。

―――カフェの方は、
さすが優秀なご子息ご令嬢たちが揃っているだけあって、特に問題なく準備できた。

お客様とカフェ側に分かれロープレもして、
それぞれの役割と動きを何度も練習した。
衣装はそれぞれ用意することになってるけど…みんな何を着てくるか楽しみだ!

ちなみにメニューはこんな感じ。
--------------------------------
《単品》
アイスクリーム(バニラ、レモン、いちご、チョコ)
いちごパフェ
チョコパフェ
ベーコンポテトパイ
ツナマヨパイ
チョコパイ
アップルパイ
シフォンケーキ
夏みかんのタルト
桃タルト
ババロア
--------------------------------
《アフタヌーンティーセット》
たまごとハムのミニサンドイッチ
※好きなお菓子かパイを3つ選べる
※好きなドリンクをひとつ選べる
--------------------------------
《ドリンク》
グレープフルーツジュース
レモネード
ベリージュース
コーヒーまたは紅茶(アイス/ホット)
ハーブティー(アイス/ホット)
ミルクティー(アイス/ホット)
コーヒー(アイス/ホット)
ミルクシェイク
--------------------------------

もうこれらの用意はできているので、
お菓子と軽食はマジックパックで保存されたものを盛り付けて出すだけだ。
ドリンクも保冷・保温魔道具に入れて運ぶ予定だ。

アフタヌーンティーセットは単価が高いので積極的に案内をして、簡単に食べたい人には単品を奨めることにしている。
行列も予測し、持ち帰りパックも対応することにした。


―――そして、問題は「劇」だ!

セリフは覚えられていると思う…
正直舞台に出たら"あたま真っ白"は必須だが、日常でも悪役令嬢っぽさが出る瞬間があったので、憑依しているに違いない。

我ながら女優である。

護衛騎士ズにも空き時間で付き合ってもらったのだが、騎士様役がハマりすぎていて
うっかり3人に恋をしてしまうところであった。

その時も『3人にときめくなんて、わたくしは罪な女ね!』と思ったりしたので、やはり悪役令嬢のセンスもあるかもしれない。

じゃあ一体何が問題かというと、
化粧と衣装である。

普段ゴテゴテのド派手なドレスや濃い化粧をしたことがないので、ヒール役のプロレスラーに見えて仕方が無かったのだ。

いくら悪役令嬢とはいえ、こんな人はいないだろう……と悩んでいたのである。

でも今思い出した。
昔のライラ様はこんな感じだった。(失礼)

―――ふむ。
急にモヤが晴れたように消えていく。

『やっぱり特に心配事は無さそうだ!』

お父様もお母様もお兄様も護衛騎士ズも、
とっても楽しみにしてくれているから
迫真の演技を披露したい。

カレン様もミラ様もアンナ様も、
カフェと劇、両方来てくれると言っていたし。

『みんなで頑張ってきた学園祭の準備を無駄にはしない!無事に笑顔でおわるぞー!』

わたしはつけていた美容パックを外すと、
早々にベッドに潜り込んだ。
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