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第131話 自分のコンセプトを失敗した話
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―――学園祭当日。
「ぶっ…ぶぁはははははは!!おまえ、傑作だ!もうずっとそのままでいろ!」
「あ、アルバート、そのように笑っては……くくくっ…失礼ではないか。ぷっ…い、いやニコル嬢。可愛らしすぎるんだ。だから、笑ってしま……すまん……くくく」
「あらお兄様、アルバート様も。そのように笑ってはいけませんわ。わたくしはとってもとっても、可愛らしいとおもいます!もふもふで、癒しの極みです。」
「わたくしもそう思いますわ、エマ様!ニコル様はやっぱりどんな格好をされても素敵で……あぁ!ずっと抱きしめていたい……」
みんなで思い思いの仮装をしようって決めていたから、憧れのもふもふ犬をイメージした着ぐるみにしたのに。
(本格的な着ぐるみではなく、ド○キホーテで売っていそうなつなぎ型)
『モコモコ感も結構こだわったのに。
殿下とニック様に、こんなに笑われるなんて思わなかった…』
わたしは、いまになってとてつもなく後悔をし始めていた。
ちなみに、エマ様とライラ様はこの良さを分かってくれて、ずっとわたしをもふもふしている。
その間も爆笑し続ける殿下にムッとしたわたしは、不敬を承知で負けじとこう言ってやった。
「殿下はそれはどのようなコンセプトですか?野盗ですか海賊ですか?」
だってどこからどう見ても荒くれ者だったからだ。
「……な!違うぞ!これはS級冒険者だ!おま、おまえなんか…いや、だめだ、笑ってしまう。」
殿下は、言い返すことを諦めて、またお腹を抑えてヒーヒー言いだした。
その隣で遠慮なく釣られ笑いをしているニック様にもひと言言ってやりたかったが、
悔しくも劇で使う騎士様の衣装を着ていて
完璧な光源体すぎて何も言えなかった。
倒れるご令嬢続出の予感がする。
ちなみにエマ様も劇で使う公爵令嬢の衣装を着ていて、本物の皇女…いや、世界一の美少女っぷりを披露していた。
どうやらニック様と合わせて、劇とカフェの宣伝にと考えてくれたようだ。
ライラ様は、かわいらしいご子息風のタキシードを着ている。
一度男装してみたかったとのこと。
見た目麗しい金髪の美少年のようで素敵!
とても似合ってらっしゃる。
―――その後。
盛大に笑われたこともあったし、
どちらにせよカフェの盛りつけ係の最中にははもふもふでいられないと思っていたので、あらかじめ持ってきていた萌えメイド服に早々と着替えた。
その時の殿下とニック様の反応は、
最初と真逆過ぎて今でも思い出し笑いしてしまう。
2人は顔を真っ赤にして「「いいな…。」」とだけ言ってどこかに行ってしまったのだ。
異世界でもどこでも変わらず、
美少女メイドには弱いのだな!ははは!
『最初からこれ着とけばよかったのかな…』
ふと悲しくなるわたしであった。
「ぶっ…ぶぁはははははは!!おまえ、傑作だ!もうずっとそのままでいろ!」
「あ、アルバート、そのように笑っては……くくくっ…失礼ではないか。ぷっ…い、いやニコル嬢。可愛らしすぎるんだ。だから、笑ってしま……すまん……くくく」
「あらお兄様、アルバート様も。そのように笑ってはいけませんわ。わたくしはとってもとっても、可愛らしいとおもいます!もふもふで、癒しの極みです。」
「わたくしもそう思いますわ、エマ様!ニコル様はやっぱりどんな格好をされても素敵で……あぁ!ずっと抱きしめていたい……」
みんなで思い思いの仮装をしようって決めていたから、憧れのもふもふ犬をイメージした着ぐるみにしたのに。
(本格的な着ぐるみではなく、ド○キホーテで売っていそうなつなぎ型)
『モコモコ感も結構こだわったのに。
殿下とニック様に、こんなに笑われるなんて思わなかった…』
わたしは、いまになってとてつもなく後悔をし始めていた。
ちなみに、エマ様とライラ様はこの良さを分かってくれて、ずっとわたしをもふもふしている。
その間も爆笑し続ける殿下にムッとしたわたしは、不敬を承知で負けじとこう言ってやった。
「殿下はそれはどのようなコンセプトですか?野盗ですか海賊ですか?」
だってどこからどう見ても荒くれ者だったからだ。
「……な!違うぞ!これはS級冒険者だ!おま、おまえなんか…いや、だめだ、笑ってしまう。」
殿下は、言い返すことを諦めて、またお腹を抑えてヒーヒー言いだした。
その隣で遠慮なく釣られ笑いをしているニック様にもひと言言ってやりたかったが、
悔しくも劇で使う騎士様の衣装を着ていて
完璧な光源体すぎて何も言えなかった。
倒れるご令嬢続出の予感がする。
ちなみにエマ様も劇で使う公爵令嬢の衣装を着ていて、本物の皇女…いや、世界一の美少女っぷりを披露していた。
どうやらニック様と合わせて、劇とカフェの宣伝にと考えてくれたようだ。
ライラ様は、かわいらしいご子息風のタキシードを着ている。
一度男装してみたかったとのこと。
見た目麗しい金髪の美少年のようで素敵!
とても似合ってらっしゃる。
―――その後。
盛大に笑われたこともあったし、
どちらにせよカフェの盛りつけ係の最中にははもふもふでいられないと思っていたので、あらかじめ持ってきていた萌えメイド服に早々と着替えた。
その時の殿下とニック様の反応は、
最初と真逆過ぎて今でも思い出し笑いしてしまう。
2人は顔を真っ赤にして「「いいな…。」」とだけ言ってどこかに行ってしまったのだ。
異世界でもどこでも変わらず、
美少女メイドには弱いのだな!ははは!
『最初からこれ着とけばよかったのかな…』
ふと悲しくなるわたしであった。
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