3 / 5
リスタート
しおりを挟む
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「おや?文句の一つくらい言ってくると思ってたけど落ち着いたもんだねぇ」
石膏像に人間の配色を施したような整った顔
頭上ではどういう理屈か金色の輪が浮いており
背中に生える一対の羽は真っ白で時折ぴくぴくと生物的反射のような反応を見せている
見まごう事なく天使。
もっと捻りはないのかと問いただしたくなるほど王道の天使スタイルなのだが、神だと言う
そこを捻るのか
「望んだ世界に転生させていただいたのです感謝こそすれ、文句などあるはずがありません」
お母ちゃんの時にシスターだったので崇拝対象への畏怖が口調を丁寧にさせるも
「色々と思うところは有りますが」
ゲーマーの記憶がしっかり刺を出す
確かに
・“聖進”世界への転生
・知識、記憶引き継ぎ
は成されてはいるがタイミングがおかしいでしょ!?
今際の時に2人分走馬灯見て状況を把握した私の絶望感たるやもう…
「だよねぇ~?私も初めてだったからこんな事になるとは思わなかったよ、神託を何度か落としたけどあの世界の教会ってほらアレでしょ?」
「あぁ…アレでしたね」
まぁ一言で言うと腐ってましたね
神様を一番信じてないのは神官じゃないかってくらいやりたい放題でしたから
「やっぱ聞こえてなかったかぁ」
「罰当たりな神官にバチが当たってないんですから信仰心なんて駄々下がりですよ」
「お?調子出てきたね?」
呑気にそんな事を言う神様
「ありがとうございます、もうそれは良いとして“リセット”と言うことはもう一度チャンスがあると捉えても宜しいのでしょうか??」
これは大事なことだ
現にリセットを選択してこの場所に来ている限り覆されることは無いだろうが、言質は取っておきたい
「そうそう、前向きなのはいい事だよ!そして質問の答えとしては“イエス”だね!」
そう言いながら右手の親指で自分の御尊顔を指す神様
これは突っ込むべきなのか?
突っ込むにしても言葉が見当たらないのでスルーすることにした
「…では記憶の方なのですが、早い段階で思い出させていただければ幸いです」
「凛ちゃんのいけずー、まぁいっか♪記憶ね?前回は慣らし運転!!チュートリアルみたいなもんだったし?もうバッチリGOOD GODよ」
…神様が少し鬱陶しいですね
「わぉ!凛ちゃんの視線が氷点下!」
神がウザい
「なんか敬称略された気配がする」
「そんな事ありませんよ、神さま」
「そう?まぁ良いや、じゃあ早速転生しちゃう??」
「正直に申しまして、あの世界を一度体験した身と致しましては少しばかりの…所謂チートが欲しい所存でございます」
「ゲーム感覚で現実は生きられないからねぇシナリオクリアしたら終わりって訳じゃないし、その後を考えるなら欲しいよね」
お母ちゃんの人生ではあったが、あの文化レベルはよろしくない
人は生活水準を上げるよりも落とす方が難しいのだ、風呂くらい好きに入りたい
「その通りでございます、しかし強い魔法を初めから使えるとか武器が欲しいわけではありません。
生活に使える魔法を苦もなく使える程度で良いのですが、出来ますでしょうか?」
あまりにもチートが過ぎると転生までした意味が無いからね本末転倒ってやつだ
「相変わらず凛ちゃんは身体張ってゲームするねぇ、このお願い自体も叶えてもらえなくても良いやくらいに思ってるでしょ?」
「そうかもしれませんね」
見透かされているのが少し悔しくてそう答える
「あっはっはっ!!やっぱり面白いねぇ♪いいよ!生活魔法を使えるようにしておくね、あとかわいい凛ちゃんには前回のお詫びも兼ねて情報を提供してあげちゃう!」
情報?なんだろう?
「『聖進』ってゲームなんだけどね?リセットするたびにステータスに現れないカルマ値っていうのが上がっていって難易度が上がる仕様になっていたんだよ」
そんなマスクデータがあったの!!?しかもトリガーはリセマラ!?そりゃ難易度ガンガンあがるわ
「もしかしてセーブとかロードとかでもでしょうか?」
「リセットよりは低いけど上がるみたいだねぇ」
なんだその鬼仕様!
うわあぁぁあぁ、この情報wikiに上げてあげたい…
今尚攻略を繰り広げている同志達に共有したい!
ん?ちょっと待てよ?
「と、言うことは一度リセットしてここにいる私も…」
「上がってるねぇ」
「ですよねー」
「「 ………。」」
「ふざっ「行ってらっしゃーい♪」」
けんなぁーーーーー
神への罵倒を言い切る前に強い光で視界が覆われる
この光は覚えている、須藤凛として最後にみた光景だからだ
少しの浮遊感と共に引き上げられた意識
目を覚まし、状況を確認した私は口を開く
「あの野郎、またやりやがった」
「おや?文句の一つくらい言ってくると思ってたけど落ち着いたもんだねぇ」
石膏像に人間の配色を施したような整った顔
頭上ではどういう理屈か金色の輪が浮いており
背中に生える一対の羽は真っ白で時折ぴくぴくと生物的反射のような反応を見せている
見まごう事なく天使。
もっと捻りはないのかと問いただしたくなるほど王道の天使スタイルなのだが、神だと言う
そこを捻るのか
「望んだ世界に転生させていただいたのです感謝こそすれ、文句などあるはずがありません」
お母ちゃんの時にシスターだったので崇拝対象への畏怖が口調を丁寧にさせるも
「色々と思うところは有りますが」
ゲーマーの記憶がしっかり刺を出す
確かに
・“聖進”世界への転生
・知識、記憶引き継ぎ
は成されてはいるがタイミングがおかしいでしょ!?
今際の時に2人分走馬灯見て状況を把握した私の絶望感たるやもう…
「だよねぇ~?私も初めてだったからこんな事になるとは思わなかったよ、神託を何度か落としたけどあの世界の教会ってほらアレでしょ?」
「あぁ…アレでしたね」
まぁ一言で言うと腐ってましたね
神様を一番信じてないのは神官じゃないかってくらいやりたい放題でしたから
「やっぱ聞こえてなかったかぁ」
「罰当たりな神官にバチが当たってないんですから信仰心なんて駄々下がりですよ」
「お?調子出てきたね?」
呑気にそんな事を言う神様
「ありがとうございます、もうそれは良いとして“リセット”と言うことはもう一度チャンスがあると捉えても宜しいのでしょうか??」
これは大事なことだ
現にリセットを選択してこの場所に来ている限り覆されることは無いだろうが、言質は取っておきたい
「そうそう、前向きなのはいい事だよ!そして質問の答えとしては“イエス”だね!」
そう言いながら右手の親指で自分の御尊顔を指す神様
これは突っ込むべきなのか?
突っ込むにしても言葉が見当たらないのでスルーすることにした
「…では記憶の方なのですが、早い段階で思い出させていただければ幸いです」
「凛ちゃんのいけずー、まぁいっか♪記憶ね?前回は慣らし運転!!チュートリアルみたいなもんだったし?もうバッチリGOOD GODよ」
…神様が少し鬱陶しいですね
「わぉ!凛ちゃんの視線が氷点下!」
神がウザい
「なんか敬称略された気配がする」
「そんな事ありませんよ、神さま」
「そう?まぁ良いや、じゃあ早速転生しちゃう??」
「正直に申しまして、あの世界を一度体験した身と致しましては少しばかりの…所謂チートが欲しい所存でございます」
「ゲーム感覚で現実は生きられないからねぇシナリオクリアしたら終わりって訳じゃないし、その後を考えるなら欲しいよね」
お母ちゃんの人生ではあったが、あの文化レベルはよろしくない
人は生活水準を上げるよりも落とす方が難しいのだ、風呂くらい好きに入りたい
「その通りでございます、しかし強い魔法を初めから使えるとか武器が欲しいわけではありません。
生活に使える魔法を苦もなく使える程度で良いのですが、出来ますでしょうか?」
あまりにもチートが過ぎると転生までした意味が無いからね本末転倒ってやつだ
「相変わらず凛ちゃんは身体張ってゲームするねぇ、このお願い自体も叶えてもらえなくても良いやくらいに思ってるでしょ?」
「そうかもしれませんね」
見透かされているのが少し悔しくてそう答える
「あっはっはっ!!やっぱり面白いねぇ♪いいよ!生活魔法を使えるようにしておくね、あとかわいい凛ちゃんには前回のお詫びも兼ねて情報を提供してあげちゃう!」
情報?なんだろう?
「『聖進』ってゲームなんだけどね?リセットするたびにステータスに現れないカルマ値っていうのが上がっていって難易度が上がる仕様になっていたんだよ」
そんなマスクデータがあったの!!?しかもトリガーはリセマラ!?そりゃ難易度ガンガンあがるわ
「もしかしてセーブとかロードとかでもでしょうか?」
「リセットよりは低いけど上がるみたいだねぇ」
なんだその鬼仕様!
うわあぁぁあぁ、この情報wikiに上げてあげたい…
今尚攻略を繰り広げている同志達に共有したい!
ん?ちょっと待てよ?
「と、言うことは一度リセットしてここにいる私も…」
「上がってるねぇ」
「ですよねー」
「「 ………。」」
「ふざっ「行ってらっしゃーい♪」」
けんなぁーーーーー
神への罵倒を言い切る前に強い光で視界が覆われる
この光は覚えている、須藤凛として最後にみた光景だからだ
少しの浮遊感と共に引き上げられた意識
目を覚まし、状況を確認した私は口を開く
「あの野郎、またやりやがった」
0
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
追放された偽物聖女は、辺境の村でひっそり暮らしている
潮海璃月
ファンタジー
辺境の村で人々のために薬を作って暮らすリサは“聖女”と呼ばれている。その噂を聞きつけた騎士団の数人が現れ、あらゆる疾病を治療する万能の力を持つ聖女を連れて行くべく強引な手段に出ようとする中、騎士団長が割って入る──どうせ聖女のようだと称えられているに過ぎないと。ぶっきらぼうながらも親切な騎士団長に惹かれていくリサは、しかし実は数年前に“偽物聖女”と帝都を追われたクラリッサであった。
アリエッタ幼女、スラムからの華麗なる転身
にゃんすき
ファンタジー
冒頭からいきなり主人公のアリエッタが大きな男に攫われて、前世の記憶を思い出し、逃げる所から物語が始まります。
姉妹で力を合わせて幸せを掴み取るストーリーになる、予定です。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる