VRMMOでNPCの幼女を餌付けしてお姉ちゃんプレイしてたら求婚されました!?

みみっく

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闘技大会 -ソロの部-

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大会が始まった

試合は抽選で引いた番号の若い順に行われる為、3番を引いた私は第二試合の予定となり選手控え室へと移動するよう係員NPCに促された。

控え室には大会出場者なら入る事が出来る為
聖☆お姉さんセイントスターズ』全員で控え室に向かうことにした

控え室に到着すると備え付けられた大型モニターでは両選手が握手を交わし、今まさに第一試合目が始まろうとしているところだった

「あ、あのひとおねぇちゃんのいもうとになりたいっていってたひとだ」

ルナ?ルナさん?目の光ハイライトが消えて見えるのは角度の問題だよね?
片手に抱えたクマのヌイグルミと相まって非常に…よろしいですな!-Rew(5m) ●REC start-

「ルナ?大丈夫だよ!私の妹はルナだけだから!ルナの妹なら違うかもだけど、今は私がルナを独り占めだー♪」

「きゃー♪」

ルナを抱き締めうりうりする

「私達を!」

「忘れてやしないかい!?」

「混ぜてー♪」

揉みくちゃにされる私とルナ
ルナの妹属性恐るべし!さっきチラッとヤンデレが垣間見えた気がするが気のせいだろう

試合の方は壮絶な魔法戦が繰り広げられ、件の女の子は惜しくも敗退となり滂沱の涙を流していた

それよりもーーー

「やっぱりここまで来る人達は気付いてて温存してたんでしょうね…」

第一試合の両名とも魔法を変化させて使用して会場を沸かせていたのだ

「けど、おんなじじゃない感じがしたよ?」

ルナが感じた事を口に出す

「そうね、同名のスキルとは限らないわ」

「こっちが上位互換だと良いけどー?」

「見た感じそうじゃない?私なら二回目の爆発魔法にデコイつけるし」

「「「Suica(さん)が真面目な事いってる!」」」

なんて言ってたら係員NPCから呼び出しが来た

「ランプ様、準備はよろしいでしょうか?
そろそろステージの方へお願いします。」

「はーい!じゃあ行ってきます!ルナ?お姉さん達の言う事をよく聞くんだよ?うどんさん、蜜柑さん、Suicaさん、ルナの事よろしくお願いします!」

「うん!クマさんもいるし大丈夫だよ!おねぇちゃん頑張ってね!」

ルナはお気に入りのクマのヌイグルミを抱き締めて笑顔で激励してくれた。

「ルナちゃんは任せておいて!」

「ここは私達に任せてっ!」

「先に行けぇー!」

「…ルナちゃんは私に任せていいから早く行きなさい!」

なんともまぁ送り出し方だ
嫌いじゃないけどね♪

ってきます!」

そう言って私は会場へと向かった

--第1回戦--

「ランプちゃあん?待ちくたびれたわよぉ?」

私の前には姉になると豪語していたプレイヤーが仁王立ちしていた

…ヤバイ…これは負けるかもしれない…

私は本能的な危機感をどうにか押し込み、笑顔で握手を交わす

「試合開始五秒前、四、三…始めっ!!」

ルール確認を行ったのち審判NPCが号令をかける

開始と同時に私は後方へ飛び、距離を取った

「あらぁ?そんなに離れなくてもいいじゃない…傷つくわぁ」

ホント余裕だなこの人

「そんなツレないところもイイわねぇ!絶対にお姉様とイわせちゃうんだから!」

その時、私の中でずっと溜まっていたものが爆発した

「貴方どう見ても“兄貴アニキ”じゃないですかっ!!オネェは女装してから言ってください!!!」

袖の無いぴっちりとした黒いダウンジャケットにテラテラ黒光るホットパンツという装備コスプレから筋骨隆々な肢体が生えている
頭部は両端が反った紳士的なヒゲが似合うナイスミドルだから始末に負えない

「オネェは心の持ちようよぉ?ちょっとお仕置きが必要なようねぇ…オネェ様とお呼びっ!!」

ダメだ勝てる気がしない…キャラの濃さ的な意味で!

一気に距離を詰めて兄貴オネェが鞭を叩きつける

なんというか、属性詰め込みすぎじゃありませんかね!?

上段からの鞭の一撃をサイドステップで躱し次の攻撃が来る前に相手の懐に一気に接近する

「っ!!《バンブーウォール》!!」

突如竹が地面から複数生え、壁のように兄貴オネェと私の間に現れた為に私の攻撃は竹を何本か破壊するものの届くことはなかった

いいなぁあの魔法、筍食べ放題じゃないか

「ランプちゃんの十字架は打撃武器だものねぇ?しなやかさと硬度のある竹は防御にうってつけってワケ…あんなに粉砕されるとは思ってなかったけど」

竹が消えていく、筍量産計画は無理だな
なんて考えてると背後から風切り音が聞こえてきたのでその場を離れる

「これも躱すのねぇ、でも私の《バンブーウォール》がある限り一手取られちゃうわよぉ?アナタ、遠距離系の魔法はそんなに無いわよねぇ?」

予選ではあまり魔法を使わないようにしていたし、遠距離についてはルナが居るから使う必要が無かっただけだ
しかしそう思ってくれているのなら勘違いしておいてもらおう

このままインファイトで勝てそうだから

仕切り直し、腰にある元解体用ナイフパペットマチェットに手をかける

「《パペットただのマチェット》かしらぁ?枝葉を切るのには便利だけど竹はそう簡単には切れないわよぉ?」

兄貴オネェが怪しく嗤うも…すぐさま表情が凍りつく

「それはどうかな?かな?」

私の手には巨大な鉈が握られていた
うーん、この絶対的ヒロイン感!爽快だね!
ネタで作ってて良かったわー

とある事がきっかけで魔道具を手に入れまして、それを加工する為に色々やってたら
スキル魔道具作成が発生したのです!

これ幸いと解体用ナイフは魔改造され、刀身をあらかじめ登録している形に変える事が出来るのである

言わずもがな身の丈ほどある十字架もお手製の魔道具だ、みんな打撃武器扱いしてるが設定上は杖なんだよねぇ
もちろん魔改造は施されている

「っ!なによそれぇ!《バンブーウォール》《バンブーサークル》!」

先程のように竹の壁が現れるが、鉈を一振りすると私が通れるくらいのスペースが出来たので飛び越えると竹で編まれたドームが目の前に躍り出た

「今の私は竹に護られた“かぐや姫”!そう簡単に手出しは出来ないわよぉ?そして…《ウィンドカッター》!」

ドームの外側から風の刃が飛び出し私に接近する、難なく避けるも避けた先にも魔法が飛んできた

どういう理屈かはわからないが私の位置は捕捉されているようだ、ならば初志貫徹!インファイトだ!

魔法を躱しながら接近し、十字架を叩きつける、ある程度破壊は出来たが中までは見えない

それに攻撃した内側から鞭の打撃音が聞こえた、突破した途端に鞭の一撃が待っているわけだ

「あの鉈を最初に使わなかったのは正解よぉ、そしてわかったでしょう?竹を切り開いてもお仕置きが待ってるのよぉ♪さぁ、早くこっち来てくれないかしらぁ?」

魔法を躱してはいるが、掠ったりもしており徐々に削られているこの状況はジリ貧だ

私はドームの周囲を旋回しながら何度も十字架を叩きつける
その度に内部からは鞭の音がしている

「そろそろ行きますよっ!?」

竹の網目に十字架の先端を突き刺し、持ち手をしならせて棒高跳びのようにドームの上空へと跳んだ、その手には巨大な鉈が握られている

ドームの頂上の竹を纏めて丁髷の様になった部分を根本から刈り取ると竹がばらけて侵入ルートが発生する
上空から現れた私に一瞬対応が遅れた兄貴オネェに脳天から容赦なく鉈を振り下ろし

ヘッドショット扱いで一気に兄貴オネェのHPゲージが無くなっていく

「そこまで!勝者ランプ!」

審判NPCより試合終了の合図がかかると会場から歓声が上がる

興奮冷めやらぬ場内、ふと兄貴オネェから声をかけられる

「躊躇いなくドタマに鉈振り下ろすなんてランプちゃん普段どんな生活してるのかしらぁ?」

やや青い顔をしているが髭が伸びてきたんだろう

「それと、私のドームに魔法を使わなかったのは何故かしらぁ?熱源を用意して蒸し焼きにするとか方法はあったはずよぉ?まぁ対策はしてたけどねぇ♪」

なるほどー!その手があったか!
よし!誤魔化そう

「だって“かぐや姫”なんですよね?竹から出してあげないと物語が始まらないじゃないですか♪」

そう言ってパチリとウィンクをする

決まった…筈だ

あれ?兄貴オネェことマーガレットさん?俯いて黙ってると私が滑ったみたいじゃないですか!!

「これが…これがアネみなのねっ!?アタシの新しい物語…始まっちゃうのねぇ!?」

…どうやら決まりすぎたみたいだ

変な事を言われる前に退場する

後ろから

「お姉様ぁ!また逢いましょうねぇー!!」

と野太い声が響いていたが無視だ無視

ちなみにこの後すぐにFC入りしたマーガレットさんからの画像提供により

掲示板は上へ下への大騒ぎとなるのだが、それはまた別のお話である。

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