VRMMOでNPCの幼女を餌付けしてお姉ちゃんプレイしてたら求婚されました!?

みみっく

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運営の罪

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【アトラス・コーポレーション】特別会議室

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「ギリッギリ首の皮一枚で助かったわね」

「今度は春奈ちゃんが救世主か」

「安定した配当をしていたのに謀反を起こされるとは…」

「欲望、煩悩は人の業じゃて、その辺りを無駄に生きた儂の様な爺が読まなんだのにのぅ…すまん」

「崖っぷちのD2がまさか財閥に取り入れるとは思いませんもんねぇ、あんなワガママ娘軽い御輿まで引っ提げて」

「今回のケースは他のスポンサーの意図からも外れるどころか危険域まで行った患者もいます、この辺りから財閥へは釘をさせるかと」

「プレイヤー達の反応は?」

「大半は困惑していますね、幸い御輿ちゃんは他のゲームでも同じような事を繰り返してコンテンツキラーと呼ばれていた事もあり、それを知っていて現場にいたプレイヤーは大体察しているようです」

「こりゃ直ぐにでも関連動画配信したほうが良いかもなぁ」

「有志が早速手をつけていましたよ、戦闘BGMは収録の段階だそうです」

「本当、頼もしい部下を持って私は幸せだわぁ♪労基になんて言おうかしら…」

「働き過ぎなのは部下だけじゃないんだよなぁ」

「あー、後回し見ないようににしてたのに…」

「無理だろ」

「無理じゃな」

「無理ねぇ」

「マザーAIがこんな“整合性”をとるとはなぁ」

画面に浮かぶのは今回のイベントの被害率とNPC被害者数、300%超えと数百をゆうに越す死傷者数は災害と言って差し支えなかった

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

篠「けっか!」
渋「はっぴょ~~~~~!…の前にルナちゃんぎゅ~~♪」

ル「きゃー♪」

目を真っ赤に腫らした芽衣さんと渋澤さんが突如現れてルナに飛び込んで行った

色々溜まっていたものがあったのだろう

近くにいた茉莉花ちゃんが勢いに驚いて途方に暮れていたので手招きすると警戒しながら寄ってきた

猫みたいで可愛い

「っ、ルナの、お姉さんだ…ですよね?」

んー?本当に猫被り始めちゃったのかなー?愛い奴め!そんな事してもさっきの発言はバッチリしっかり見させてもらったからな!せいぜいかわいこぶると良い!とても良い!

「そうだよ!茉莉花ちゃんだっけ?今形だけでも謝罪しようとしているのなら私は要らないかな?これからルナと私達と過ごすに当たって解る事もあるだろうから、その時に貴女が心の底から思った言葉を私は聞きたい」

「っ!!お見通しなんですね、わかりました…でも意外です、ルナと付き合うなと言われるかと思っていました」

「そんな狭量でもないわよ、なんたって私はルナのお姉ちゃんだからねっ♪」

言いながら茉莉花ちゃんの頭に手を置く、一瞬ピクンと震えたが嫌がってはいないようなのでそのまま撫でた

…可愛いは正義

「あー!まつりかちゃんずるい!おねぇちゃんルナも!ルナ頑張ったの!!」

大正義カワイイの権化が向こうからやってきた

「ルナー!頑張ったねぇ!よーしよし!!」

「きゃー♪」
「///」

どさくさに紛れて茉莉花ちゃんも巻き込んで一塊になってよしよししてやった

篠「はー!イベント終わって良かった良かった♪」
渋「我らが『聖☆お姉さんSセイントシスターズ』も活躍したようですね~?折角なのでもうひと仕事お願いしま~す!えいっ☆」

渋澤さんがステッキのようなものを振る

すると次の瞬間、私達は特性ステージのような場所に立っていた

う「もしかしてもしかしなくても」
S「まだお仕事ですかぁ!?」
蜜「豪さーん!ありがとうございましたー」

篠「仕方ないじゃない、貢献ポイント上位者に事前アンケート取ったら軒並み握手会&撮影会希望されたんだから」
渋「この会場も急ピッチで作ったのよ~?」

咲「櫻子ちゃんのステッキは不思議ねぇ?」

渋「うふふ~“ちんちくりんステッキ”って言うんですよ~♪」
咲「あら可愛い!」

ラ「可愛い…かな?」
う「私の気のせいでなければアレ谷間から出てきたわよね?」
S「可愛くない」
蜜「Suicaちゃんは可愛らしいからねー?」

S「誰がちんちくりんだ!!」

ドッと会場が笑いに包まれる

収録のノリになっちゃったから忘れてたけど今大観衆の前にいるんだった!

S「あぅ、あぁうぁうぁ///うぅ…///」

Suicaさんも同じだったようで見事に照れて撃沈していた、この照れSuicaこそ真骨頂なんだよなぁ!

「「「「「「うぉぉぉおお」」」」」」
「「「「「きゃぁぁああ!!」」」」」
「「「「Suicaチャーーーージ!!」」」」

「Suica姐さんはコレがズルい」
「西瓜には塩」
「Suicaには照れ」
「照り焼きSuica」

「「「不味そう!!!」」」

観衆もわかっているようで何よりだ
あと声でかいなコロッケ団

篠「さて、貢献ポイント上位者の発表よ!」
渋「…にいく前に、今回のイベントの被害状況から~!篠原ちゃんフライング気味よ~?」

篠「うぐっ!私とした事が…Suicaちゃんが沈んでて助かったわ…」
S「ひ、ひゃいっ!呼びましたかっ!!」

ほっこりとした空気に包まれる会場

全員「Suica(さん)(ちゃん)は可愛いなぁ」

S「もー!なんなのさ!!いい加減怒るよっ!やい運営組!さっさと進行しろー!!」

ラう蜜「そうだそうだ!!」

篠「それじゃあ発表するわね?の被害率は合計で45%!始まりの街が69%で特に酷いわねぇ」

渋「でもでも~?そんな中NPCの被害率は12%!さらに死亡者無しよ~!これは運営も厳しいと予想していたけど見事に達成していますね~!皆さん大変お疲れ様です!!」

うどんさんがピクリと反応する

う「運営の予想を超えたんなら相応の対価は当然よねぇ?」
S「あってしかるべき」
蜜「Suicaちゃんそれ漢字でかけるー?」

S「然り」

蜜「意味はー?」

S「…悪い事をした黒幕には会って叱るべき」

篠「上手いこと言うわねぇ」
渋「Suicaちゃんお上手~♪」

このやりとりで私の前でルナと手を繋いでいた茉莉花ちゃんがビクンと跳ねた

あー、大丈夫よ茉莉花ちゃん多分Suicaさんが叱り飛ばしたいのは冬海(弟)おバカの方だから

まぁこれもまた罰なのだろう、甘んじて受けてもらおうか

隣のルナがしっかりと手を握っているんだからこの子はもう大丈夫だ

篠「Suicaちゃんも上手いこと言ったし、犠牲者ゼロボーナス、出ます!!」
渋「全プレイヤーに大盤振る舞いよ~♪」

「「「「「「おおおおお!!」」」」」」

沸き上がる会場

そして次々と挙げられていく貢献ポイント上位者達10名

やけに声が聞こえると思ったら入賞してましたコロッケ団

S「コロッケ団が居るなら私も入って良いんでないかい!?ドラゴンかなり倒したよ!」

篠「景品は黙ってなさい」

S「うっす」

景品の私達は除外されている模様

後から確認すると貢献ポイント1位はなんと咲穂さんだった

広範囲に大量にバフ撒けただろうからなぁ

バフもらった人が活躍して更にポイントが貰えるという好循環が起こったようだ

入賞者が全員出揃い、祝福のコメントも終わろうとしたその時

「ちょっとまってください!」

茉莉花ちゃんが声を上げた

茉「私は、皆さんに…謝らないと…」

篠「何を謝るのかしら?」
渋「“私達”と同じくイベントを進行しただけよね~?」

茉「…私は、自分がコンテンツキラーって呼ばれているのを知っています」

う「ふぅん?で?謝りたいの?叱られたいの?」

茉「わかり…ません…」

蜜「うどん怖いよー?茉莉花ちゃんだっけ?怪我をさせた人達には今はどう思ってる?」

茉「酷い事をしたと思っています」

咲「なら簡単ね♪まずはごめんなさいから始めましょうか!」

ル「まつりかちゃん!ルナも一緒に謝ってあげるから怖くないからね!?(小声)」

茉「ルナ…いいえ、これは私が私だけでやらないといけない事!…でも怖いから手だけ握ってて欲しい///(小声)」

もう許せるぞ!オイ!なんだこの可愛い生物たち!!

ヒソヒソとやりとりしているもののバッチリ音声は拾っているらしく、会場もほっこりしている

茉「今回のイベントは本来ならばモンスターが出るだけのイベントでした、それなのに私のせいで怪我や戦闘不能になってしまった皆さん、本当に申し訳ありませんでしたっ!」

静まる会場

茉「この1度だけで済むとは思っていません、私が壊してしまった街や怪我をさせてしまったNPCにも許してもらもらえるように動くつもりです」

これは私の入れ知恵だ

この世界のNPCはもはや個人があり、人として扱えるレベルなのだと話すと直ぐに理解してくれた

上等な教育を受けてんだろうなぁ、良くも悪くも

篠「運営は手を出さないわよー?」

茉「その方が助かります!これは私の贖罪だから」

渋「難しい言葉知ってるわね~」

咲「Suicaちゃんさっきから黙ってどうしたのかしら??」
蜜「Suica?食材じゃないからねー?贖罪だよー?」

S「あって然るべし!!」

目をカッと開いてドヤ顔で宣うSuicaさん

どよめく会場

S「あ、あれ?」

「ドヤSuicaはちょっと」
「えー?俺結構あり」
「有りよりの無し」
「その前に脈がないからどうしようもない」

「「「パン子ぉぉぉぉ!!」」」
\\\パン子ぉぉぉぉ!!!!///

お後がよろしいようで

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