18 / 76
プロローグ
残りの佐藤、アップ始めました
しおりを挟む
翌日、今日は澪と雫の髪を染める日だ。
ガイアの染色は十時間ほどかかるらしい。
おしゃれは忍耐だ。
ちなみに昨日、買い物は無事終えることができたらしい。
今、澪と雫は魔女と聖女の服ではなく、やり手の商人のような格好になってる。
ただ、札束ビンタで時短しまくったせいでかなりお金を使ったとのこと。
内訳は、まず馬車。
これがすっごい大きな買い物だった。
既成品の馬車を俺たち仕様にカスタムしてもらったわけだけど、そのカスタム作業に投入された職人の数が半端なかった。
まぁ、一日で仕上げるためだからしょうがないんだけど。
で、馬車のお値段が白金貨八枚、日本円にして八百万円。
超びびったよ。
次に高かったのが、通信用の魔法具だった。
仕組みはわからないけど、登録した魔法具と通話ができる、ざっくり言うと携帯電話のような魔法の道具らしい。
科学技術は中世レベルな感じだけど、魔法があるから便利なこともあるなぁ。
それを、百段たちにも持たせるために六個。
澪と雫は百段たちと話せないけど俺は話せるから、念のために持ってもらうことにしたみたいだ。
これが六個で白金貨四枚と金貨八十枚。
あとは服やリュックや寝具、その他諸々をお買い上げ。
合計で白金貨十四枚のお支払い(大量購入したから端数はおまけしてくれた)。
一日で千四百万円相当の買い物……。
うん、すげぇ!
そんなわけで、俺もボディバッグをゲットした。
おまけに通信の魔法具も。
ちなみに魔法具は俺と澪と雫はブレスレットタイプで百段たちはネックレスタイプだ。
俺は左の前足につけてる。
ふふ、人間の道具も華麗に使いこなす俺。
ただのモンスターとはわけが違うぜ!
ちょっと話が脱線しちゃったけど、今日は澪と雫が髪を染める。
十時間ほどかかると言っても、ヘアカラー剤?のようなものを髪に塗って放置するだけ。
その放置の時間が十時間らしい。
超しんどそう。
ちなみに魔法を使わない場合は赤茶色になるらしいけど、放置中に光属性の魔法で光をあて続けるとブロンドヘアーになるらしい。
で、二人はブロンドにするらしい。
まぁ、日本人って金髪への憧れはけっこう強いしね。
放置してる間は当然サッカートークで盛り上がった。
でもさすがに十時間ずっとサッカートークはできない。
だから適当にリバーシと将棋を木で作って遊んで時間を潰した。
ほんとはトランプがよかったんだけど、ガイアは紙は高いから断念。
でも、久しぶりにやるリバーシや将棋は、なんだかんだで楽しかった。
翌日、すっかりパツキンの姉ちゃんになった澪と雫とともに宿を出た。
もうこの街でやることはないので、今日これから街を出て龍の巣へ向かう。
馬車に荷物を入れて、俺たちも乗り込む。
「百段たち、よろしく頼むね」
「ヒヒーン。(任せろ)」
街を出る時に門番に止められたけど、門番が澪と雫の顔を覚えていたので顔パスでいけた。
髪色が変わってて驚いていたけど、これから潜入任務があると言うと納得して通してくれた。
こうして、三日ほどのタテハマ滞在は無事に終えることができた。
めでたしめでたし。
タテハマの街を出て二日目の朝、追っ手の第二陣と第三陣が編成されていると薫子さんから聞いた。
どちらも百人規模で、第三陣のほうは召喚された残りの四人が率いるらしい。
「追跡側な以上、全員馬に乗ってるんだろうけど、できるなら馬は傷つけないようにしたいよねー」
「それなら前みたいに魔法で拘束からの俺のワンパン×百っていう作戦?」
「んー、百人を拘束となると、魔力の消耗がかなりきついかなー。
できなくはないんだけど、第三陣も同じくらいの人数な上にあいつらもいるんでしょ?
だったら第二陣で消耗する方法はやめたほうがいいね」
「そうだね~。
嫌な人たちだけど英雄の能力持ちだからね~。
どういう風に対処するにしても、万全の態勢で迎えたいよね~」
「そうだなぁ。
手間はかかるけど、馬に攻撃を当てないように気をつけながら一人ずつ馬から落としていこう」
「馬がいなければ、私の広範囲魔法一発ドッカンして終わりなんだけどねー」
「俺が馬と話せるとはいえ、言う通りにしてくれるわけないしなぁ」
「ヒヒーン。(俺から言えば言う通りにするだろう)」
「え、そうなの?」
「ヒヒーン。(旦那様は城の軍馬の中でボスのような存在でしたわ)」
「ヒヒーン。(きっと旦那様が言えばその通りにするでしょう)」
「そうなのか。
じゃあ百段、追っ手と対峙した時お願いしてもいい?」
「ヒヒーン。(任せろ。人間を振り落としてとにかくその場からすぐに離れるように言おう)」
「なになに?
百段たちなんて言ってるの?」
「百段が相手の馬に言ってくれることになったよ。
兵士を振り落としてその場から急いで離れるようにね。
百段は城の軍馬のボス的存在だったようだから、たぶんいう事聞いてくれるだろうってさ」
「おー、さすが百段!
頼りになります!」
「両手に花は伊達じゃないね~」
「第三陣のほうはどうしよう、兵士はともかくあの四人は簡単に振り落とされないと思う」
「その四人だけが問題なら、真っ先に俺がその四人に飛びかかって注意をひきつけようか?
澪も馬に当たらないように魔法撃ったりしてくれればもっといいと思うし。
攻撃されてる時に馬が暴れたらさすがに落ちるんじゃない?」
「念の為四人が乗ってる馬に私がバリア張れば大丈夫じゃないかな~。
ちょっとの間なら強いバリア張れるし」
「おー、それいいね。
そうしよう!」
「で、馬が離れたら私の魔法でドッカンやって、四人以外には寝てもらいましょう!」
「ちなみに、男佐藤四人組ってやっぱ強いの?」
「そりゃあね~。
勇者様に剣聖様、拳聖様に弓聖様だからね~。
あと純粋に性格がやばい!」
「そうなの?」
「弱肉強食さいこー!って感じの連中だからねー」
「うわー、この世界にソッコー馴染んでそう……。
まぁ、とにかく俺が四人にちょっかい出しながら注意を引きつけて、澪が後ろから魔法をドーンと撃っていく感じでいいのかな?」
「まぁそれが理想ではあるんだけど、でもいいの?
あの四人相手だと、私たちは手加減する余裕なんてないから、最悪殺し合いになっちゃうよ。
ジズーはこっちに来てすぐ私たちと一緒に旅に出たから、きっと人を殺した経験ないよね?
私たちは訓練で盗賊を相手にしたこととかあるし、大丈夫。
でもジズーはそんな経験ないから、すごくつらいと思うよ。
四人は私と雫でなんとかするから、ジズーは見ないほうがいいんじゃないかな」
「そもそも、元々は私たちの問題だからね~。
地球に帰る方法を教えてくれて、手助けまでしてもらってるだけでも十分助かってるんだし。
ジズーちゃんはそこまでしなくていいと思うよ~」
「でも、絶対死なせちゃうとは限らないんでしょ?」
「ジズーにこういう事はできるだけ言いたくなかったけど、私はチャンスがあれば確実に殺すよ。
あの四人にあんなすごい能力があるのは放置できないもん。
私が知ってるだけでもすでに何人も犠牲者がいるし」
「ジズーちゃんも想像できるでしょ~?
悪党がすごい力を手に入れたらどんなことをするかってこと」
「あー……、うん。
なるほど、ちょっと考えが足らなかったみたいだわ俺。
でも、そういうことならやっぱり俺も手伝うよ。
地球の神様も、こっちで適当に処分してみたいなこと言ってし。
それに二人を無事に地球に帰すって約束したしね!」
「地球の神様そんなこと言ってたんだ……。
でもそっか、うん、ありがとねジズー」
「ありがとうジズーちゃん。
正直不安だから嬉しいよ」
自分で実際に会ったわけでもなく、ただ人から話を聞いただけの相手を悪いやつと決めつけるのはよくないのはわかってる。
悪いやつだからって殺していいということもない。
でも、自分たちを殺そうとしてくるなら話は別だ。
ついつい現代日本の感覚で物事を考えてしまうけど、ここはガイア。
法律や国家権力が守ってくれるなんてことはない。
自分たちの身は自分たちで守らなきゃ。
俺は覚悟を決めた。
ガイアの染色は十時間ほどかかるらしい。
おしゃれは忍耐だ。
ちなみに昨日、買い物は無事終えることができたらしい。
今、澪と雫は魔女と聖女の服ではなく、やり手の商人のような格好になってる。
ただ、札束ビンタで時短しまくったせいでかなりお金を使ったとのこと。
内訳は、まず馬車。
これがすっごい大きな買い物だった。
既成品の馬車を俺たち仕様にカスタムしてもらったわけだけど、そのカスタム作業に投入された職人の数が半端なかった。
まぁ、一日で仕上げるためだからしょうがないんだけど。
で、馬車のお値段が白金貨八枚、日本円にして八百万円。
超びびったよ。
次に高かったのが、通信用の魔法具だった。
仕組みはわからないけど、登録した魔法具と通話ができる、ざっくり言うと携帯電話のような魔法の道具らしい。
科学技術は中世レベルな感じだけど、魔法があるから便利なこともあるなぁ。
それを、百段たちにも持たせるために六個。
澪と雫は百段たちと話せないけど俺は話せるから、念のために持ってもらうことにしたみたいだ。
これが六個で白金貨四枚と金貨八十枚。
あとは服やリュックや寝具、その他諸々をお買い上げ。
合計で白金貨十四枚のお支払い(大量購入したから端数はおまけしてくれた)。
一日で千四百万円相当の買い物……。
うん、すげぇ!
そんなわけで、俺もボディバッグをゲットした。
おまけに通信の魔法具も。
ちなみに魔法具は俺と澪と雫はブレスレットタイプで百段たちはネックレスタイプだ。
俺は左の前足につけてる。
ふふ、人間の道具も華麗に使いこなす俺。
ただのモンスターとはわけが違うぜ!
ちょっと話が脱線しちゃったけど、今日は澪と雫が髪を染める。
十時間ほどかかると言っても、ヘアカラー剤?のようなものを髪に塗って放置するだけ。
その放置の時間が十時間らしい。
超しんどそう。
ちなみに魔法を使わない場合は赤茶色になるらしいけど、放置中に光属性の魔法で光をあて続けるとブロンドヘアーになるらしい。
で、二人はブロンドにするらしい。
まぁ、日本人って金髪への憧れはけっこう強いしね。
放置してる間は当然サッカートークで盛り上がった。
でもさすがに十時間ずっとサッカートークはできない。
だから適当にリバーシと将棋を木で作って遊んで時間を潰した。
ほんとはトランプがよかったんだけど、ガイアは紙は高いから断念。
でも、久しぶりにやるリバーシや将棋は、なんだかんだで楽しかった。
翌日、すっかりパツキンの姉ちゃんになった澪と雫とともに宿を出た。
もうこの街でやることはないので、今日これから街を出て龍の巣へ向かう。
馬車に荷物を入れて、俺たちも乗り込む。
「百段たち、よろしく頼むね」
「ヒヒーン。(任せろ)」
街を出る時に門番に止められたけど、門番が澪と雫の顔を覚えていたので顔パスでいけた。
髪色が変わってて驚いていたけど、これから潜入任務があると言うと納得して通してくれた。
こうして、三日ほどのタテハマ滞在は無事に終えることができた。
めでたしめでたし。
タテハマの街を出て二日目の朝、追っ手の第二陣と第三陣が編成されていると薫子さんから聞いた。
どちらも百人規模で、第三陣のほうは召喚された残りの四人が率いるらしい。
「追跡側な以上、全員馬に乗ってるんだろうけど、できるなら馬は傷つけないようにしたいよねー」
「それなら前みたいに魔法で拘束からの俺のワンパン×百っていう作戦?」
「んー、百人を拘束となると、魔力の消耗がかなりきついかなー。
できなくはないんだけど、第三陣も同じくらいの人数な上にあいつらもいるんでしょ?
だったら第二陣で消耗する方法はやめたほうがいいね」
「そうだね~。
嫌な人たちだけど英雄の能力持ちだからね~。
どういう風に対処するにしても、万全の態勢で迎えたいよね~」
「そうだなぁ。
手間はかかるけど、馬に攻撃を当てないように気をつけながら一人ずつ馬から落としていこう」
「馬がいなければ、私の広範囲魔法一発ドッカンして終わりなんだけどねー」
「俺が馬と話せるとはいえ、言う通りにしてくれるわけないしなぁ」
「ヒヒーン。(俺から言えば言う通りにするだろう)」
「え、そうなの?」
「ヒヒーン。(旦那様は城の軍馬の中でボスのような存在でしたわ)」
「ヒヒーン。(きっと旦那様が言えばその通りにするでしょう)」
「そうなのか。
じゃあ百段、追っ手と対峙した時お願いしてもいい?」
「ヒヒーン。(任せろ。人間を振り落としてとにかくその場からすぐに離れるように言おう)」
「なになに?
百段たちなんて言ってるの?」
「百段が相手の馬に言ってくれることになったよ。
兵士を振り落としてその場から急いで離れるようにね。
百段は城の軍馬のボス的存在だったようだから、たぶんいう事聞いてくれるだろうってさ」
「おー、さすが百段!
頼りになります!」
「両手に花は伊達じゃないね~」
「第三陣のほうはどうしよう、兵士はともかくあの四人は簡単に振り落とされないと思う」
「その四人だけが問題なら、真っ先に俺がその四人に飛びかかって注意をひきつけようか?
澪も馬に当たらないように魔法撃ったりしてくれればもっといいと思うし。
攻撃されてる時に馬が暴れたらさすがに落ちるんじゃない?」
「念の為四人が乗ってる馬に私がバリア張れば大丈夫じゃないかな~。
ちょっとの間なら強いバリア張れるし」
「おー、それいいね。
そうしよう!」
「で、馬が離れたら私の魔法でドッカンやって、四人以外には寝てもらいましょう!」
「ちなみに、男佐藤四人組ってやっぱ強いの?」
「そりゃあね~。
勇者様に剣聖様、拳聖様に弓聖様だからね~。
あと純粋に性格がやばい!」
「そうなの?」
「弱肉強食さいこー!って感じの連中だからねー」
「うわー、この世界にソッコー馴染んでそう……。
まぁ、とにかく俺が四人にちょっかい出しながら注意を引きつけて、澪が後ろから魔法をドーンと撃っていく感じでいいのかな?」
「まぁそれが理想ではあるんだけど、でもいいの?
あの四人相手だと、私たちは手加減する余裕なんてないから、最悪殺し合いになっちゃうよ。
ジズーはこっちに来てすぐ私たちと一緒に旅に出たから、きっと人を殺した経験ないよね?
私たちは訓練で盗賊を相手にしたこととかあるし、大丈夫。
でもジズーはそんな経験ないから、すごくつらいと思うよ。
四人は私と雫でなんとかするから、ジズーは見ないほうがいいんじゃないかな」
「そもそも、元々は私たちの問題だからね~。
地球に帰る方法を教えてくれて、手助けまでしてもらってるだけでも十分助かってるんだし。
ジズーちゃんはそこまでしなくていいと思うよ~」
「でも、絶対死なせちゃうとは限らないんでしょ?」
「ジズーにこういう事はできるだけ言いたくなかったけど、私はチャンスがあれば確実に殺すよ。
あの四人にあんなすごい能力があるのは放置できないもん。
私が知ってるだけでもすでに何人も犠牲者がいるし」
「ジズーちゃんも想像できるでしょ~?
悪党がすごい力を手に入れたらどんなことをするかってこと」
「あー……、うん。
なるほど、ちょっと考えが足らなかったみたいだわ俺。
でも、そういうことならやっぱり俺も手伝うよ。
地球の神様も、こっちで適当に処分してみたいなこと言ってし。
それに二人を無事に地球に帰すって約束したしね!」
「地球の神様そんなこと言ってたんだ……。
でもそっか、うん、ありがとねジズー」
「ありがとうジズーちゃん。
正直不安だから嬉しいよ」
自分で実際に会ったわけでもなく、ただ人から話を聞いただけの相手を悪いやつと決めつけるのはよくないのはわかってる。
悪いやつだからって殺していいということもない。
でも、自分たちを殺そうとしてくるなら話は別だ。
ついつい現代日本の感覚で物事を考えてしまうけど、ここはガイア。
法律や国家権力が守ってくれるなんてことはない。
自分たちの身は自分たちで守らなきゃ。
俺は覚悟を決めた。
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
身寄りのない少女を引き取ったら有能すぎて困る(困らない)
長根 志遥
ファンタジー
命令を受けて自らを暗殺に来た、身寄りのない不思議な少女エミリスを引き取ることにした伯爵家四男のアティアス。
彼女は彼と旅に出るため魔法の練習を始めると、才能を一気に開花させる。
他人と違う容姿と、底なしの胃袋、そして絶大な魔力。メイドだった彼女は家事も万能。
超有能物件に見えて、実は時々へっぽこな彼女は、様々な事件に巻き込まれつつも彼の役に立とうと奮闘する。
そして、伯爵家領地を巡る争いの果てに、彼女は自分が何者なのかを知る――。
◆
「……って、そんなに堅苦しく書いても誰も読んでくれませんよ? アティアス様ー」
「あらすじってそういうもんだろ?」
「ダメです! ここはもっとシンプルに書かないと本編を読んでくれません!」
「じゃあ、エミーならどんな感じで書くんだ?」
「……そうですねぇ。これはアティアス様が私とイチャイチャしながら、事件を強引に力で解決していくってお話ですよ、みなさん」
「ストレートすぎだろ、それ……」
「分かりやすくていいじゃないですかー。不幸な生い立ちの私が幸せになるところを、是非是非読んでみてくださいね(はーと)」
◆HOTランキング最高2位、お気に入り1400↑ ありがとうございます!
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
冒険者パーティから追放された俺、万物創生スキルをもらい、楽園でスローライフを送る
六志麻あさ
ファンタジー
とある出来事をきっかけに仲間から戦力外通告を突きつけられ、パーティを追放された冒険者カイル。
だが、以前に善行を施した神様から『万物創生』のスキルをもらい、人生が一変する。
それは、便利な家具から大規模な土木工事、果てはモンスター退治用のチート武器までなんでも作ることができるスキルだった。
世界から見捨てられた『呪われた村』にたどり着いたカイルは、スキルを使って、美味しい料理や便利な道具、インフラ整備からモンスター撃退などを次々とこなす。
快適な楽園となっていく村で、カイルのスローライフが幕を開ける──。
●表紙画像は、ツギクル様のイラストプレゼント企画で阿倍野ちゃこ先生が描いてくださったヒロインのノエルです。大きな画像は1章4「呪われた村1」の末尾に載せてあります。(c)Tugikuru Corp. ※転載等はご遠慮ください。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる