53 / 76
第三章 黒猫杯
第一回黒猫杯、開催宣言
しおりを挟む
スタジアムが完成した。
と言っても、サッカーグラウンドの周りに観客席が取り付けられただけのようなものだけど。
だけどこれで夢にまた一歩近づいた。
達成感がすごい。
だけどまだ夢半ば、むしろここからが本番だ。
まずは、サッカー大会の開催を宣言した。
大会の日は今から一ヶ月後。
内容は次のとおりだ。
『第一回 黒猫杯
○月△日にサッカーの大会である黒猫杯を開催します。
上位チームには賞金とトロフィーとメダルが授与されます。
大人の部
一位 金貨一万枚と黒猫杯とメダル
二位 金貨五千枚とメダル
三位 金貨三千枚とメダル
四位 金貨千枚とメダル
参加者全員に公式サッカーボール
子供の部
一位 金貨千枚と黒猫杯とメダル
二位 金貨五百枚とメダル
三位 金貨三百枚とメダル
四位 金貨百枚とメダル
参加者全員に公式サッカーボール
当大会は、黒猫商会が考えた「サッカー」というもので競い合う大会です。
ルールを覚えて、ふるってご参加下さい。
大会に参加するには、参加費を払って頂きます。
参加費は大人の部は一チームにつき金貨一枚、子供の部は一チームにつき銀貨一枚です。
また、一チーム最低十一人必要です。
十一人に満たないチームは参加できません』
これが書かれた高札とルールが書かれた高札を、冒険者ギルド、商人ギルド、城門、人が多い場所、そしてスタジアム前に立てた。
スタジアム建設の時、ドラゴンがたくさんやってきたので、認知率は百パーセントに近い。
今では毎日人が見に来ている。
ルールは、紙に書いた物も冒険者ギルドと商人ギルドとボールを置いてくれた店で配ってもらっている。
ルールがあるからこそ競技として成立する。
しかし、賞金を手に入れるために手段を選ばない人が出てきても全く不思議じゃない。
なので、選手を従わせることができる審判が必要になるんだけど……。
思いつくのは竜族のみなさんしかいない。
なので、竜族のみなさんに審判をお願いした。
大会の日まで、がんばってルールを叩き込んで頂きたい。
高札を立てて大会をしらせると同時に、冒険者ギルドや商人ギルド、その他店に置いてもいいと言ってくれた店でサッカーボールの販売を始めた。
それから、サッカーグラウンドも開放した。
グラウンドは、サッカーの練習をする場合のみ自由に使っていいことにした。
ただし、一チーム一日二時間まで。
こういう場合、必ず決まりを守らない輩が出てくるものなので、バハムートさんの城のドラゴンを雇って、警備員として各所に一人配置した。
さすがにドラゴンを相手に馬鹿をやる輩はそうそういないだろう。
参加費の値段設定は正直これが適正かどうか全然わからない。
日本人的感覚で考えれば、参加費一万で賞金一億の素人大会に参加できるなら全然安いって思った。
でもここはガイア、いろいろと日本とは違う。
だからまぁ、値段は適当だ。
参加者が多すぎたら、それを理由に次回から参加費を上げればいいし、少なすぎたら安くすればいい。
今回は大会一ヶ月前の告知なので、ケモッセオの近隣の街や村あたりまでは、情報が伝わってから参加申請をする時間的猶予はあるけど、さらに遠い街や村の人は距離的に間に合わないだろうとのこと。
ケモッセオは大会を開く場所としては、地理的にはけっこう最悪に近い。
大陸中からの参加を想定するなら最高に近いけど。
次回が開ければ、次はもっと国の中央あたりで開ければいいなぁ。
まぁ、行き当たりばったりだが、見知らぬ場所で初めての事をするんだから、何はともあれやってみろだ。
「こんにちわ、アキナさん。
どんな感じになってますか?」
俺たちは、商人ギルドにやってきていた。
大会の開催を宣言してまだ三日だけど、気になってしょうがなくて来てしまった。
「みなさん、こんにちわ。
参加チームは、まだありません。
ですが、サッカーボールはけっこう売れていますよ。
それにルールが書かれた紙はたくさんの方がお求めになってますし、大会に関する問い合わせの数もかなりあります」
「すみません、本当にお手数おかけして……」
「いえいえ!
新しいことを始めるというのは楽しいことです!
それに携わることができて、嬉しく思っていますよ!」
「そう言って頂けると助かります。
あ、これは差し入れのプリンです。
従業員のみなさんの分もありますので、食べて下さい」
「まあ!
ありがとうございます!
皆喜びます!」
アキナさんが一番喜んでいるように見えるが、まぁそこは触れないでおこう。
「では、今日は失礼しますね。
みなさん、よろしくお願いします」
一礼して商人ギルドを後にし、そのまま冒険者ギルドに入っていった。
「おう、ジズーたちか」
「こんにちわ、コロさん。
どんな感じですか?」
「冒険者の間でかなり話題になってるぞ。
ルールを見る限り運動系の大会ってわかることもあって、高ランク冒険者は特に盛り上がってるな。
一チーム十一人だから、今はメンバー集めで賑わってるって感じだな」
「あ、そっか。
まずはチームのメンバー集めってのがあったか。
やっべー頭から抜けてた……。
そりゃーまだ参加チームがないのも当然か。
大会が一ヶ月後ってのは早すぎたかなぁ……」
「んー、まぁいいんじゃねーか?
よくわからないものには金を出さないってのは普通の考えだが、第一回大会で賞金がしっかり支払われれば次回から参加者はかなり増えるだろう。
宣伝にあの賞金総額はやりすぎとは思うが、豪華であればあるだけ夢はある。
たとえ参加者が少なかろうと、賞金はしっかり支払われるということを宣伝するための大会だと思っとけばいいだろう」
「なるほど」
「まぁ、少なくとも俺のチームとアキナのチームのニチームは参加は確定してるぞ。
賞金はいただくからな!
ガハハハ!」
「おお、参加してくれるんですか!
てかアキナさんもですか?」
「おう、俺は昔の仲間とギルド職員でチームを作ったぜ。
アキナも商人ギルドでチームを作ったって言ってたぜ?」
「おおおお、そうなんですか!
嬉しいなぁ。
もし俺たちのチームと当たったら、お互いがんばりましょうね!」
「え、お前らも参加すんの?
主催者なのに?」
「俺は参加しませんが、バハムルとフランは張り切ってまして。
まぁ、サッカーとはこんな感じのものだよってことを知ってもらうために参加するっていう意味がありますが」
「マジか、ドラゴンと天使が相手とか無茶だろ!」
「ちゃんと明記してる通り、魔法は無力化されますから大丈夫ですよ!
それにサッカーは、身体能力が高ければいいというものではありませんし」
「ま、まぁ、二位でも賞金は出るからいいけどな。
ひたすらお前たちと当たらないことを祈るだけだぜ」
「そればっかりは運ですね。
あ、そうだ。
プリンを持ってきたのでどうぞ。
職員のみなさんの分もありますので」
「おう、プリンか!
ありがとな!
おいみんな、みんなにプリンの差し入れだとよ!
ちゃんとお礼言っとけ!」
「「「「ありがとうございます!」」」」
「いえいえ、ではみなさん、よろしくお願いしますね」
一礼してギルドを出た。
次はサッカーグラウンドに行った。
そこにはサッカーボールを持った人たちがそこそこいて練習していた。
「おー!
ボールで遊んでいる人がいるのだ!」
「よかった、とりあえず問題はなさそうだ」
俺たちは大会の開催まで、できるだけケモッセオに来てグラウンドで練習することにしている。
これは勝つためとかではなく、サッカーというものを知ってもらうためだ。
とはいえ、ここはガイア。
地球の常識からはずれたサッカーが生まれても不思議じゃない。
俺たちの練習を参考にするも良し、自分たちのやり方を確立するも良し。
質問されれば答えるし、一緒に練習するのもアリだ。
毎日ケモッセオに通うのは大変だけど、いつもゴロゴロしてるフランが一番張り切ってるからまぁいいか。
今もフランはクリスたちと何やら練習している。
フランがスッと前に出た。
一瞬遅れて、レオがクリスにパスを出す。
「クリス!
あっしのことちゃんと見てないからオフサイドになるんだし!
ボールだけ見るんじゃだめだし!」
あれは……、クリスがディフェンダーの裏をとる練習なのかな?
もうそんな本格的で専門的な練習してるの?
ガチすぎるだろフラン……。
ドカッ!
何やら音がしたので見てみると、バハムルとアルフレート倒れていたが。
「あいたたた。
ごめんなのだ、大丈夫か?」
「全然大丈夫だよ、気にしないで!
でも今のはファウルだね」
「むむむ、相手がいると難しいのだ……」
バハムルはアルフレートを相手にしてマルセイユルーレットの練習をしていた。
俺が最初にマルセイユルーレットを教えた時に、「俺が大好きだったサッカー選手が使っていた技」と言って教えたせいか、バハムルはかなりルーレットにに拘っている。
拘りを持つのはいいことではあるけど……、怪我をしないことを祈るばかりだ。
グラウンドの使用は、一チーム一日二時間までと決めてある。
二時間後、練習を終えて家路につく。
「一回もうまくいかなかったのだ……」
「大会まで時間はあるよ、練習あるのみだ」
「うん、がんばるのだ!」
フランとクリスたちも今日の反省をいろいろ話してるっぽい。
みんな楽しそうなのが一番嬉しい。
うーん、なんというか……、部活の帰りみたいだ。
青春だなぁ。
と言っても、サッカーグラウンドの周りに観客席が取り付けられただけのようなものだけど。
だけどこれで夢にまた一歩近づいた。
達成感がすごい。
だけどまだ夢半ば、むしろここからが本番だ。
まずは、サッカー大会の開催を宣言した。
大会の日は今から一ヶ月後。
内容は次のとおりだ。
『第一回 黒猫杯
○月△日にサッカーの大会である黒猫杯を開催します。
上位チームには賞金とトロフィーとメダルが授与されます。
大人の部
一位 金貨一万枚と黒猫杯とメダル
二位 金貨五千枚とメダル
三位 金貨三千枚とメダル
四位 金貨千枚とメダル
参加者全員に公式サッカーボール
子供の部
一位 金貨千枚と黒猫杯とメダル
二位 金貨五百枚とメダル
三位 金貨三百枚とメダル
四位 金貨百枚とメダル
参加者全員に公式サッカーボール
当大会は、黒猫商会が考えた「サッカー」というもので競い合う大会です。
ルールを覚えて、ふるってご参加下さい。
大会に参加するには、参加費を払って頂きます。
参加費は大人の部は一チームにつき金貨一枚、子供の部は一チームにつき銀貨一枚です。
また、一チーム最低十一人必要です。
十一人に満たないチームは参加できません』
これが書かれた高札とルールが書かれた高札を、冒険者ギルド、商人ギルド、城門、人が多い場所、そしてスタジアム前に立てた。
スタジアム建設の時、ドラゴンがたくさんやってきたので、認知率は百パーセントに近い。
今では毎日人が見に来ている。
ルールは、紙に書いた物も冒険者ギルドと商人ギルドとボールを置いてくれた店で配ってもらっている。
ルールがあるからこそ競技として成立する。
しかし、賞金を手に入れるために手段を選ばない人が出てきても全く不思議じゃない。
なので、選手を従わせることができる審判が必要になるんだけど……。
思いつくのは竜族のみなさんしかいない。
なので、竜族のみなさんに審判をお願いした。
大会の日まで、がんばってルールを叩き込んで頂きたい。
高札を立てて大会をしらせると同時に、冒険者ギルドや商人ギルド、その他店に置いてもいいと言ってくれた店でサッカーボールの販売を始めた。
それから、サッカーグラウンドも開放した。
グラウンドは、サッカーの練習をする場合のみ自由に使っていいことにした。
ただし、一チーム一日二時間まで。
こういう場合、必ず決まりを守らない輩が出てくるものなので、バハムートさんの城のドラゴンを雇って、警備員として各所に一人配置した。
さすがにドラゴンを相手に馬鹿をやる輩はそうそういないだろう。
参加費の値段設定は正直これが適正かどうか全然わからない。
日本人的感覚で考えれば、参加費一万で賞金一億の素人大会に参加できるなら全然安いって思った。
でもここはガイア、いろいろと日本とは違う。
だからまぁ、値段は適当だ。
参加者が多すぎたら、それを理由に次回から参加費を上げればいいし、少なすぎたら安くすればいい。
今回は大会一ヶ月前の告知なので、ケモッセオの近隣の街や村あたりまでは、情報が伝わってから参加申請をする時間的猶予はあるけど、さらに遠い街や村の人は距離的に間に合わないだろうとのこと。
ケモッセオは大会を開く場所としては、地理的にはけっこう最悪に近い。
大陸中からの参加を想定するなら最高に近いけど。
次回が開ければ、次はもっと国の中央あたりで開ければいいなぁ。
まぁ、行き当たりばったりだが、見知らぬ場所で初めての事をするんだから、何はともあれやってみろだ。
「こんにちわ、アキナさん。
どんな感じになってますか?」
俺たちは、商人ギルドにやってきていた。
大会の開催を宣言してまだ三日だけど、気になってしょうがなくて来てしまった。
「みなさん、こんにちわ。
参加チームは、まだありません。
ですが、サッカーボールはけっこう売れていますよ。
それにルールが書かれた紙はたくさんの方がお求めになってますし、大会に関する問い合わせの数もかなりあります」
「すみません、本当にお手数おかけして……」
「いえいえ!
新しいことを始めるというのは楽しいことです!
それに携わることができて、嬉しく思っていますよ!」
「そう言って頂けると助かります。
あ、これは差し入れのプリンです。
従業員のみなさんの分もありますので、食べて下さい」
「まあ!
ありがとうございます!
皆喜びます!」
アキナさんが一番喜んでいるように見えるが、まぁそこは触れないでおこう。
「では、今日は失礼しますね。
みなさん、よろしくお願いします」
一礼して商人ギルドを後にし、そのまま冒険者ギルドに入っていった。
「おう、ジズーたちか」
「こんにちわ、コロさん。
どんな感じですか?」
「冒険者の間でかなり話題になってるぞ。
ルールを見る限り運動系の大会ってわかることもあって、高ランク冒険者は特に盛り上がってるな。
一チーム十一人だから、今はメンバー集めで賑わってるって感じだな」
「あ、そっか。
まずはチームのメンバー集めってのがあったか。
やっべー頭から抜けてた……。
そりゃーまだ参加チームがないのも当然か。
大会が一ヶ月後ってのは早すぎたかなぁ……」
「んー、まぁいいんじゃねーか?
よくわからないものには金を出さないってのは普通の考えだが、第一回大会で賞金がしっかり支払われれば次回から参加者はかなり増えるだろう。
宣伝にあの賞金総額はやりすぎとは思うが、豪華であればあるだけ夢はある。
たとえ参加者が少なかろうと、賞金はしっかり支払われるということを宣伝するための大会だと思っとけばいいだろう」
「なるほど」
「まぁ、少なくとも俺のチームとアキナのチームのニチームは参加は確定してるぞ。
賞金はいただくからな!
ガハハハ!」
「おお、参加してくれるんですか!
てかアキナさんもですか?」
「おう、俺は昔の仲間とギルド職員でチームを作ったぜ。
アキナも商人ギルドでチームを作ったって言ってたぜ?」
「おおおお、そうなんですか!
嬉しいなぁ。
もし俺たちのチームと当たったら、お互いがんばりましょうね!」
「え、お前らも参加すんの?
主催者なのに?」
「俺は参加しませんが、バハムルとフランは張り切ってまして。
まぁ、サッカーとはこんな感じのものだよってことを知ってもらうために参加するっていう意味がありますが」
「マジか、ドラゴンと天使が相手とか無茶だろ!」
「ちゃんと明記してる通り、魔法は無力化されますから大丈夫ですよ!
それにサッカーは、身体能力が高ければいいというものではありませんし」
「ま、まぁ、二位でも賞金は出るからいいけどな。
ひたすらお前たちと当たらないことを祈るだけだぜ」
「そればっかりは運ですね。
あ、そうだ。
プリンを持ってきたのでどうぞ。
職員のみなさんの分もありますので」
「おう、プリンか!
ありがとな!
おいみんな、みんなにプリンの差し入れだとよ!
ちゃんとお礼言っとけ!」
「「「「ありがとうございます!」」」」
「いえいえ、ではみなさん、よろしくお願いしますね」
一礼してギルドを出た。
次はサッカーグラウンドに行った。
そこにはサッカーボールを持った人たちがそこそこいて練習していた。
「おー!
ボールで遊んでいる人がいるのだ!」
「よかった、とりあえず問題はなさそうだ」
俺たちは大会の開催まで、できるだけケモッセオに来てグラウンドで練習することにしている。
これは勝つためとかではなく、サッカーというものを知ってもらうためだ。
とはいえ、ここはガイア。
地球の常識からはずれたサッカーが生まれても不思議じゃない。
俺たちの練習を参考にするも良し、自分たちのやり方を確立するも良し。
質問されれば答えるし、一緒に練習するのもアリだ。
毎日ケモッセオに通うのは大変だけど、いつもゴロゴロしてるフランが一番張り切ってるからまぁいいか。
今もフランはクリスたちと何やら練習している。
フランがスッと前に出た。
一瞬遅れて、レオがクリスにパスを出す。
「クリス!
あっしのことちゃんと見てないからオフサイドになるんだし!
ボールだけ見るんじゃだめだし!」
あれは……、クリスがディフェンダーの裏をとる練習なのかな?
もうそんな本格的で専門的な練習してるの?
ガチすぎるだろフラン……。
ドカッ!
何やら音がしたので見てみると、バハムルとアルフレート倒れていたが。
「あいたたた。
ごめんなのだ、大丈夫か?」
「全然大丈夫だよ、気にしないで!
でも今のはファウルだね」
「むむむ、相手がいると難しいのだ……」
バハムルはアルフレートを相手にしてマルセイユルーレットの練習をしていた。
俺が最初にマルセイユルーレットを教えた時に、「俺が大好きだったサッカー選手が使っていた技」と言って教えたせいか、バハムルはかなりルーレットにに拘っている。
拘りを持つのはいいことではあるけど……、怪我をしないことを祈るばかりだ。
グラウンドの使用は、一チーム一日二時間までと決めてある。
二時間後、練習を終えて家路につく。
「一回もうまくいかなかったのだ……」
「大会まで時間はあるよ、練習あるのみだ」
「うん、がんばるのだ!」
フランとクリスたちも今日の反省をいろいろ話してるっぽい。
みんな楽しそうなのが一番嬉しい。
うーん、なんというか……、部活の帰りみたいだ。
青春だなぁ。
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
身寄りのない少女を引き取ったら有能すぎて困る(困らない)
長根 志遥
ファンタジー
命令を受けて自らを暗殺に来た、身寄りのない不思議な少女エミリスを引き取ることにした伯爵家四男のアティアス。
彼女は彼と旅に出るため魔法の練習を始めると、才能を一気に開花させる。
他人と違う容姿と、底なしの胃袋、そして絶大な魔力。メイドだった彼女は家事も万能。
超有能物件に見えて、実は時々へっぽこな彼女は、様々な事件に巻き込まれつつも彼の役に立とうと奮闘する。
そして、伯爵家領地を巡る争いの果てに、彼女は自分が何者なのかを知る――。
◆
「……って、そんなに堅苦しく書いても誰も読んでくれませんよ? アティアス様ー」
「あらすじってそういうもんだろ?」
「ダメです! ここはもっとシンプルに書かないと本編を読んでくれません!」
「じゃあ、エミーならどんな感じで書くんだ?」
「……そうですねぇ。これはアティアス様が私とイチャイチャしながら、事件を強引に力で解決していくってお話ですよ、みなさん」
「ストレートすぎだろ、それ……」
「分かりやすくていいじゃないですかー。不幸な生い立ちの私が幸せになるところを、是非是非読んでみてくださいね(はーと)」
◆HOTランキング最高2位、お気に入り1400↑ ありがとうございます!
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
冒険者パーティから追放された俺、万物創生スキルをもらい、楽園でスローライフを送る
六志麻あさ
ファンタジー
とある出来事をきっかけに仲間から戦力外通告を突きつけられ、パーティを追放された冒険者カイル。
だが、以前に善行を施した神様から『万物創生』のスキルをもらい、人生が一変する。
それは、便利な家具から大規模な土木工事、果てはモンスター退治用のチート武器までなんでも作ることができるスキルだった。
世界から見捨てられた『呪われた村』にたどり着いたカイルは、スキルを使って、美味しい料理や便利な道具、インフラ整備からモンスター撃退などを次々とこなす。
快適な楽園となっていく村で、カイルのスローライフが幕を開ける──。
●表紙画像は、ツギクル様のイラストプレゼント企画で阿倍野ちゃこ先生が描いてくださったヒロインのノエルです。大きな画像は1章4「呪われた村1」の末尾に載せてあります。(c)Tugikuru Corp. ※転載等はご遠慮ください。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる