【完結】くま好き令嬢は理想のくま騎士を見つけたので食べられたい

楠結衣

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味見の方法 5

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 沈黙したままの私とガイ様の間に雨音が際だつ。強く冷ややかな風が窓ガラスをがたがた揺らした。

「ーー差し出口でしたね。あの、ガイ様、ごめんなさい……」

 握りしめた手を下ろしてガイ様に謝った。ガイ様の事情も分からないのに、自分の手伝いたい気持ちを押し付けて嫌な気持ちにさせてしまったと後悔で胸がいっぱいになる……。目頭に熱いものが込み上げて来る。こんな顔を見られたくなくて俯くと、急に視界が真っ暗になる。甘い匂いに触れて、ガイ様が私の顔を胸に押し付けたのだと気づいた。「いや、違うんだ。その、驚いて大きな声を出してすまなかった! アリーの気持ちは嬉しかったーー本当だ」慌てるガイ様の様子から迷惑ではなかったのだと分かり、安堵する。ガイ様の胸の甘い匂いを確認するように自分の顔を擦り付ける。ガイ様の声が頭から降って来た。

「ええっとな、討伐の時にも砂糖漬けやドライフルーツなんかの甘いものは食べるんだ。疲れや緊張を解くのに効くしな。だから全く食べてない訳じゃないから、我慢という程じゃない。あとは、そう、終わりの期間も決まっているから平気なんだ」

 討伐の食事事情を説明してくれるガイ様を見上げようともぞもぞ動くと、視界が明るく開け、ガイ様の顔が見えた。眉が下がり困った様子のガイ様と見合う。珍しい様子のガイ様に自分も動揺してしまう。

「あっ、えっと、そうなの、ですね?」

「ああ、そうなんだ。あと、さっきの話も一緒だ。確かに、まあ、食べたいと思う事も無いわけじゃないけどな……」

 ガイ様が他に我慢している事は、どうやら食べ物の話みたいだった。ガイ様がひと口食べたモンブランに視線を送ると、「そうだな」とモンブランのお皿を指差したわ。

「例えば、目の前に美味しいケーキがあるとして、ひと口、味見をして止める方が辛いだろ? だから我慢と言うよりは、楽しみに待っているから気にするな? 食べる時には、アリーに手伝って欲しいと言うか、傍に居て欲しいと思っているけどな……」

「えっ、そんな特別な物を食べる時に一緒に居てもいいのですか? 嬉しいです……っ! でも、何となくですけれど、分かりました! ガイ様はその美味しいケーキを食べるまでは、他の甘いものを食べて待っておられるから大丈夫なんですね?」

「いや、それは違う!」

 また急に視界が真っ暗になる。ガイ様が先程より強めに私の顔を胸に押し付けた。ガイ様の体温と鼓動の速さを感じた。耳元に唇を寄せられて「俺が欲しいのは……それだけだ」とガイ様の低い声が直接体に響いた。なぜか身体が震えた。心臓が跳ね上がり、身体が熱くなる。自分のことを言われたような錯覚を覚えて目眩がするのと同時に胸の奥が騒ついた。
 騒つく気持ちを振り払うように胸板の隙間からガイ様を見上げ、「どの位待つのですか?」と聞いたの。

「あと、一年と少しだな」
 
 そう仰ったガイ様の瞳は愛おしそうに目を細め、甘くて柔らかな表情に変化する。

「ええっ?」

 期間の長さに驚いたのか、ガイ様の表情に驚いたのか自分でも分からないが、私は思った以上に大きな声を出していた。ガイ様は期間の長さに驚いたと思ったようで、「今までも待っていたから大丈夫だ」と頭にぽんと大きな手を置いた。そして、この話は終わったと言うように、その温かい手はすぐに離れた。

 ガイ様が優雅な仕草で紅茶を飲む。私も紅茶に口を付けるものの、ガイ様が我慢しているものが何か気になってしまい味がよく分からない。
 年単位で待つものなのね……? ひと口味見を出来ると言うことは、分割可能な何かだと思うけれど……そして、ひと口ほんの少しだと止めるのが辛いと感じてしまうのよね……? 
 私は目の前にあるアップルパイをフォークでひと口分、切り分けようとした。

 あっ! アップルパイの乗ったお皿を手に取り、ガイ様に差し出した。

「あの、ガイ様、ひと口の味見じゃなくて、ひと切れを味見するのはどうですか? アップルパイみたいにホールのケーキなら味見はひと口じゃなくて、ひと切れにするのは如何ですか?」

「…………」

 先程のガイ様のご様子だと、とても大切なものだと思ったの。大切なものを一年以上も待つのは辛いと思ってしまう。先程は少し胸が騒ついたけれど……やはりガイ様には少しでも辛い気持ちが無くなって欲しい。

「ーーああ、もう……っ!」

 固まったガイ様が両手で顔を覆い、はあ……と大きなため息を盛大に吐いた。
 アップルパイをテーブルに戻そうとすると、大きな手がお皿を取り上げた。ガイ様が怒ったような困った顔で近付くと耳元に唇を寄せられて「アリー」と甘く掠れた声を落とした。

「無自覚に煽るな」

 熱い吐息が耳朶に触れ、肩が揺れる。こめかみや耳に触れる厚めの唇の感触から熱が伝わり、私の顔に熱が集まっていく。ガイ様の指が髪を一房掬い、上目遣いで私の目を熱く甘く見つめ、まるで見せつけるように口付ける。焼けるように見つめられ、惹き寄せられたようにガイ様から目を逸らす事も出来ないまま、首を小さく横に振り、ガイ様から離れようとすると、逞しい腕が腰に回された。熱い手が腰をゆっくり撫でる。

「……っ!」

 熱い指の感触に驚く。皮膚が粟立つような感覚に目眩がする。ガイ様の熱い指が頬から顎、鎖骨をなぞるように動いていく。
 指から伝わる体温は熱いのに、何故だかガイ様は軽い調子で昨日のお泊まり会で話した内容を聞いて来る。ガイ様は質問しながら私の首や腰を親指で軽くなぞるので、そちらに気を取られてしまう。
 私が話し始めると頭や耳朶に体温を感じるキスを繰り返す。少しずつ息が上がり、甘い刺激に頭が痺れ、何も考えられない私はガイ様に請われるまま昨日三人で話した全てを話してしまったの。それ以上に恥ずかしい事も口を滑らせてしまったような気がするし、何か大切なことが浮かんだと思ったのに、与えられる甘さに溶けてしまい上手く考えられない。

 ガイ様の逞しい胸板に凭れ掛かり、はあはあ……と浅い呼吸を繰り返した。

 ガイ様がくすりと大人の色気たっぷりの声で笑うと、身体が勝手に震えてしまう。顎を熱い指で掬われ、ガイ様の熱に揺らぐ瞳と見合う。

「好きだ……」

 目を閉じると、ガイ様の唇がゆっくり私の唇の上にそっと重なった。ゆっくり離れては、またゆっくり落とされるキス。何度も落とされる優しいのに、すぐに離れてしまうキスが寂しくて、ほんの少し目を開けると、微笑んだガイ様と目が合った。

 慌てて目を閉じると、「愛おしいな」と甘く掠れた声で言われる。今度は唇の端に、ちゅ、と軽いキスを落とされる。ガイ様の大きな手が私の両肩に置かれ、掌から熱い体温が伝わり心臓が跳ねる。
 唇の右端に、ちゅ、と唇の左端にも、ちゅ、と鳥が啄ばむみたいに触れてはすぐに離れるキスを繰り返すの。
 私の名前を甘く呼ぶ掠れた声に、目を開けると焦げるように甘い瞳にじっと見つめられる。ガイ様の熱い甘い瞳から目を離せない……。
 ガイ様に見つめられたまま、厚みのある唇の温度を押し付けるようなキスをされると、その甘さに身体が痺れた。体温を分け合うようなキスを下の唇にすると、少し離れて上の唇に押し付ける。ガイ様の大きな唇で上の唇と下の唇を軽く挟まれる。繰り返されるキスと体温の甘さに目眩がする。

 甘い唇が離れるとガイ様の額が私の額に柔らかく擦られる。「息は鼻でするんだ……」と額から身体に直接響くガイ様の低い声の甘さに震えてしまう。返事をしない私にガイ様が深い掠れた声で愛おしく名前を呼ぶ。熱いため息と共に何とか返事をすると、また甘い体温を移すように唇を私の唇に押し付ける。

 ガイ様の両手が肩から腰に回され、隙間がないくらい身体が触れ合う。熱い指先に腰を撫でられ、甘い匂いに頭が痺れる。

 何とか息が出来るようになるのと同時に甘い何かが口の中に侵入した。あまりに驚いてしまい、ガイ様の胸板を押して離れようとするけれど、逞しい腕が回され少しも動くことが出来ない。
 より甘く熱い掌が腰や背中を撫で上げ、「っーーんっ……」声にならない熱い吐息が漏れる。ガイ様に甘く差し込まれていたものは、柔らかくゆっくりと私の舌を絡め取って行く。ガイ様の甘い舌は、ただただ私を甘やかして行く。

 甘い舌にゆっくりとなぞられると溶けそうに甘くて、くすぐるような舌に痺れて甘さに身体が震える。
 私は脳も身体も甘く溶かされて、私の舌はガイ様の甘い舌にゆっくりじっくり、甘く熱く、そして深く奥まで溶かされて蕩けていき、最後に舌先をちゅ、と軽く音を立てて離れていったのーー。

 ガイ様が少し離れると、私の表情を窺った。
 私は離れてしまった体温や甘さが切なくて、ガイ様を見つめてしまう。ガイ様が柔らかく微笑むと、大きな手が頬に伸びてきて私の頬を包み込む。

「……もうひと切れ食べたくなるな?」

 ガイ様が甘く掠れた声でそう言うと、ちゅ、と最後に優しいキスを落とした——
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