24 / 62
第二章 転生するにしても、これは無いだろ!
第二十四話
しおりを挟む
作戦一、ひとまずウルラッド父さんに協力を仰ごう!
男子高校生であった俺の意識が覚醒して、初めて対面したウルラッド父さんだが、やはり前評判(小説を読んだうえで抱いた印象)に違わず、立派な人格者だったように思う。
確かに、息子たちやシレーヌ妃への没干渉は否めない。ジルラッドを嫌悪するシレーヌにその世話を任せ、凄まじい迫害の実態について把握することが出来なかったし、生まれた時から母の思想に毒されているベルラッドについてもほとんどノータッチ。
現代日本における一般的な父親像として見るならば、とてもじゃないが理想とは程遠いだろう。
しかし、ウルラッド父さんは国王だ。二人の息子だけではなく、国民数百万人の父でもある。家庭の充実と国王としての責務の両立は、とてもじゃないが現実的だとは思えない。
脱線したが、兎も角、俺がいまのところ頼れるのはこのウルラッド父さんしかいないというわけで。俺は今から、このウルラッド父さんに直談判しに行くところだ。
名目としては、怪我が無事快癒した報告。母が社交に顔を出している隙をぬって、なんとかかんとかアポを取った。
相手にしてもらうのがとにかく大変だった。ベルラッド、面白いほど王宮内の人間の信用が無い。
それだけでなく、俺の周りにいる使用人や側近、世話役などは、母が手配した王妃の手足ともいうべきメンツで固められている。
俺が自分から王にモーションをかけるなんて不審をたやすく見逃してもらえるはずが無かった。
そのため、形式上では、王からの呼び出しと言う形での面会だ。それにより、何とか母によるベルラッド完全包囲網を抜け出すまでに至った。
バカ・デブ・悪ガキとかいうスリーアウトお帰りください案件である俺をちゃんと相手にしてくれ、協力してくれた総務部なんちゃら局の人たちには感謝してもしきれない。
家族と話したいだけなのにこんなに大変なもんかって思うだろう。俺も何度も思った。
とはいえ、父と言っても、相手が王様であることに変わりはない。この国で一番多忙の人といっても過言では無いし、そんな人と謁見となると、様々仰々しい手続きがいるのは当然のこと。
会いたいからと言って直接部屋に凸かましたりなどすれば大目玉だったろう。よかった慎重に動いて……。
少し行動を起こすだけでもこんなに大変なのだ、先が思いやられる。俺の人生、果たしてどうなることやら。
さて、ウルラッド父さんの遣いの人に連れられてきたのは、王様の部屋ではなく、王城の敷地内にある広大な草原だった。どうやら、今日はウルラッド父さんの趣味の乗馬に連れて行ってもらえることになっているらしい。
何人かの騎士の人たちがサラブレッドよりもずっと逞しい馬を携えて集まっているところで、やや心細い思いをしながら、ウルラッド父さんの到着を待つ。
「緊張なさっていますか?」
遣いの人が俺を気遣ってくれる。普通に俺の背丈よりずっと大きい騎士の人たちや馬に囲まれて緊張しない筈がない。
恥を忍びつつ、やや子どもぶって「ちょっと……」などとはにかんでみせれば、彼は「優しい馬をそろえていますし、もうじき陛下がいらっしゃいますから、ご安心ください」と笑いかけてくれた。
「やあ、待たせてしまったな」
すっかり遣いの人と打ち解けて話していれば、時間の経過なんてあっという間で。そう待った感覚もないまま、ウルラッド父さんがそんな声といっしょに登場した。
「お父さま、今日はお時間を取ってくださりありがとうございます」
「ベルラッド、そう畏まらず、楽にしなさい。息子から会いたいと言われて喜ばない父はいないさ」
ウルラッド父さんはそう言って俺の頭をわしゃわしゃと撫でる。くすぐったいが、とても快い。あの母のような陰湿さなど全く無く、純粋な嬉しさが湧き上がってきた。
「それじゃあ早速行こうか。ベルラッドは馬に乗るのは初めてか?」
「あ、はい。お母さまが危ないからと……」
「そうか……じゃあ、今日は私と二人乗りをしような。危なくないように」
「はい!」
ウルラッド父さんは馬に跨り、俺に向かって手を差し伸べる。
空前絶後のハイパーイケメン最強主人公ジルラッドは、このウルラッド父さんと瓜二つに成長するのだという。
小説でも折々、ジルラッドの容姿からウルラッド父さんを懐かしむ登場人物たちの描写が挟まれていたことを覚えている。
つまり、何が言いたいかというと、ウルラッド父さんは、まともには考えられないほどの、輝けるハンサムガイなのである。
馬の上から陽光を背に俺にカラッと笑いかけて「大丈夫だ、おいで」と言ってくる彼の姿に、俺は腰が抜けそうになった。
わァ、ぁ……え、なに、めちゃくちゃカッコいい……もしかして、これが、脳を灼かれてるって……コト!? こんなんさァ!! 絶対アレじゃん、歴史に名を残す王様のさァ、カリスマってやつじゃん!!
ハッ、まずい、このままでは、「はわわ……しゅごぉ……メス堕ち不可避……」なんてクソ気持ち悪い妄言を吐いてしまう。SAN値チェック、SAN値チェック。
いやでも目を惹く彼の見事なご尊顔から、ものすごく苦心しつつ目をそらし、俯きがちにワタワタとその手を取る。見るに耐えないほどの挙動不審だっただろう。舌を噛み切って全てにお詫びしたい気持ちしかない。
さて、俺は9歳の標準からすれば大層太ましい体型をしている。道理、その体型に見合ったそれなりのウエイトがあるはず。それなのに、ウルラッド父さんは俺の体重なんかものともせず軽く片腕で持ち上げてみせた。
いや、こんなん、無理やんか……老若男女即堕ち不可避案件ですやんか!!
そんなことをぐるぐると考えている間に、俺を後ろから包み込むように手綱を握ったウルラッド父さんは、馬の腹を軽く蹴った。すると、馬はゆっくり歩行を始める。
9歳児にしては体重が重い筈の俺と、筋骨たくましい父さんを乗せて大丈夫なのだろうかと一瞬思ったが、そういえば、ばん馬などはレースで最高1トンのそりをひくらしい。
サラブレッドとばん馬のあいの子っぽいこの馬ならきっと、100キロの重りを乗せてパカポコ歩くくらいならへいちゃらなのかもしれないな。
エ……? なにここ、もしかして、人といい馬といい、俺以外はイケメンしかいない系? 空気読んで今すぐ帰った方がいい気までしてきたぞ。まあしかし、目的を果たすまでは、帰りたくとも帰れないのだ、許せ。
馬の背中の上、そして、ウルラッド父さんの腹筋を背にする。そんなイケメン包囲網には、とてつもない安心感と包容力があった。
これからウルラッド父さんに話さないといけないことがことであるから、俺はとにかく緊張しきりだった。
バタフライエフェクトだとか、予定調和だとか、パラドックスだとか……ライトがつくとはいえ、オタクなら必修科目。
決まったストーリーが存在するところを、大きく覆してしまって、どんな影響があるかなんて、俺の頭では想像も及ばない。
でも、この安心感ならば、大丈夫かもしれない、なんて思えてしまう。
悪女の謀略により、いずれは毒殺されてしまう登場人物とはいえ、流石は主人公の父親だ。悪の愚王と成り果ててしまう誰かさんとは、器が違いすぎる。
天地がひっくり返っても、俺なんかに王様なんて務まらないな、なんて、ほろ苦い感慨が込み上げてくるのを噛み殺しながら、俺はこっそりため息をついた。
男子高校生であった俺の意識が覚醒して、初めて対面したウルラッド父さんだが、やはり前評判(小説を読んだうえで抱いた印象)に違わず、立派な人格者だったように思う。
確かに、息子たちやシレーヌ妃への没干渉は否めない。ジルラッドを嫌悪するシレーヌにその世話を任せ、凄まじい迫害の実態について把握することが出来なかったし、生まれた時から母の思想に毒されているベルラッドについてもほとんどノータッチ。
現代日本における一般的な父親像として見るならば、とてもじゃないが理想とは程遠いだろう。
しかし、ウルラッド父さんは国王だ。二人の息子だけではなく、国民数百万人の父でもある。家庭の充実と国王としての責務の両立は、とてもじゃないが現実的だとは思えない。
脱線したが、兎も角、俺がいまのところ頼れるのはこのウルラッド父さんしかいないというわけで。俺は今から、このウルラッド父さんに直談判しに行くところだ。
名目としては、怪我が無事快癒した報告。母が社交に顔を出している隙をぬって、なんとかかんとかアポを取った。
相手にしてもらうのがとにかく大変だった。ベルラッド、面白いほど王宮内の人間の信用が無い。
それだけでなく、俺の周りにいる使用人や側近、世話役などは、母が手配した王妃の手足ともいうべきメンツで固められている。
俺が自分から王にモーションをかけるなんて不審をたやすく見逃してもらえるはずが無かった。
そのため、形式上では、王からの呼び出しと言う形での面会だ。それにより、何とか母によるベルラッド完全包囲網を抜け出すまでに至った。
バカ・デブ・悪ガキとかいうスリーアウトお帰りください案件である俺をちゃんと相手にしてくれ、協力してくれた総務部なんちゃら局の人たちには感謝してもしきれない。
家族と話したいだけなのにこんなに大変なもんかって思うだろう。俺も何度も思った。
とはいえ、父と言っても、相手が王様であることに変わりはない。この国で一番多忙の人といっても過言では無いし、そんな人と謁見となると、様々仰々しい手続きがいるのは当然のこと。
会いたいからと言って直接部屋に凸かましたりなどすれば大目玉だったろう。よかった慎重に動いて……。
少し行動を起こすだけでもこんなに大変なのだ、先が思いやられる。俺の人生、果たしてどうなることやら。
さて、ウルラッド父さんの遣いの人に連れられてきたのは、王様の部屋ではなく、王城の敷地内にある広大な草原だった。どうやら、今日はウルラッド父さんの趣味の乗馬に連れて行ってもらえることになっているらしい。
何人かの騎士の人たちがサラブレッドよりもずっと逞しい馬を携えて集まっているところで、やや心細い思いをしながら、ウルラッド父さんの到着を待つ。
「緊張なさっていますか?」
遣いの人が俺を気遣ってくれる。普通に俺の背丈よりずっと大きい騎士の人たちや馬に囲まれて緊張しない筈がない。
恥を忍びつつ、やや子どもぶって「ちょっと……」などとはにかんでみせれば、彼は「優しい馬をそろえていますし、もうじき陛下がいらっしゃいますから、ご安心ください」と笑いかけてくれた。
「やあ、待たせてしまったな」
すっかり遣いの人と打ち解けて話していれば、時間の経過なんてあっという間で。そう待った感覚もないまま、ウルラッド父さんがそんな声といっしょに登場した。
「お父さま、今日はお時間を取ってくださりありがとうございます」
「ベルラッド、そう畏まらず、楽にしなさい。息子から会いたいと言われて喜ばない父はいないさ」
ウルラッド父さんはそう言って俺の頭をわしゃわしゃと撫でる。くすぐったいが、とても快い。あの母のような陰湿さなど全く無く、純粋な嬉しさが湧き上がってきた。
「それじゃあ早速行こうか。ベルラッドは馬に乗るのは初めてか?」
「あ、はい。お母さまが危ないからと……」
「そうか……じゃあ、今日は私と二人乗りをしような。危なくないように」
「はい!」
ウルラッド父さんは馬に跨り、俺に向かって手を差し伸べる。
空前絶後のハイパーイケメン最強主人公ジルラッドは、このウルラッド父さんと瓜二つに成長するのだという。
小説でも折々、ジルラッドの容姿からウルラッド父さんを懐かしむ登場人物たちの描写が挟まれていたことを覚えている。
つまり、何が言いたいかというと、ウルラッド父さんは、まともには考えられないほどの、輝けるハンサムガイなのである。
馬の上から陽光を背に俺にカラッと笑いかけて「大丈夫だ、おいで」と言ってくる彼の姿に、俺は腰が抜けそうになった。
わァ、ぁ……え、なに、めちゃくちゃカッコいい……もしかして、これが、脳を灼かれてるって……コト!? こんなんさァ!! 絶対アレじゃん、歴史に名を残す王様のさァ、カリスマってやつじゃん!!
ハッ、まずい、このままでは、「はわわ……しゅごぉ……メス堕ち不可避……」なんてクソ気持ち悪い妄言を吐いてしまう。SAN値チェック、SAN値チェック。
いやでも目を惹く彼の見事なご尊顔から、ものすごく苦心しつつ目をそらし、俯きがちにワタワタとその手を取る。見るに耐えないほどの挙動不審だっただろう。舌を噛み切って全てにお詫びしたい気持ちしかない。
さて、俺は9歳の標準からすれば大層太ましい体型をしている。道理、その体型に見合ったそれなりのウエイトがあるはず。それなのに、ウルラッド父さんは俺の体重なんかものともせず軽く片腕で持ち上げてみせた。
いや、こんなん、無理やんか……老若男女即堕ち不可避案件ですやんか!!
そんなことをぐるぐると考えている間に、俺を後ろから包み込むように手綱を握ったウルラッド父さんは、馬の腹を軽く蹴った。すると、馬はゆっくり歩行を始める。
9歳児にしては体重が重い筈の俺と、筋骨たくましい父さんを乗せて大丈夫なのだろうかと一瞬思ったが、そういえば、ばん馬などはレースで最高1トンのそりをひくらしい。
サラブレッドとばん馬のあいの子っぽいこの馬ならきっと、100キロの重りを乗せてパカポコ歩くくらいならへいちゃらなのかもしれないな。
エ……? なにここ、もしかして、人といい馬といい、俺以外はイケメンしかいない系? 空気読んで今すぐ帰った方がいい気までしてきたぞ。まあしかし、目的を果たすまでは、帰りたくとも帰れないのだ、許せ。
馬の背中の上、そして、ウルラッド父さんの腹筋を背にする。そんなイケメン包囲網には、とてつもない安心感と包容力があった。
これからウルラッド父さんに話さないといけないことがことであるから、俺はとにかく緊張しきりだった。
バタフライエフェクトだとか、予定調和だとか、パラドックスだとか……ライトがつくとはいえ、オタクなら必修科目。
決まったストーリーが存在するところを、大きく覆してしまって、どんな影響があるかなんて、俺の頭では想像も及ばない。
でも、この安心感ならば、大丈夫かもしれない、なんて思えてしまう。
悪女の謀略により、いずれは毒殺されてしまう登場人物とはいえ、流石は主人公の父親だ。悪の愚王と成り果ててしまう誰かさんとは、器が違いすぎる。
天地がひっくり返っても、俺なんかに王様なんて務まらないな、なんて、ほろ苦い感慨が込み上げてくるのを噛み殺しながら、俺はこっそりため息をついた。
266
あなたにおすすめの小説
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
公爵家の五男坊はあきらめない
三矢由巳
BL
ローテンエルデ王国のレームブルック公爵の妾腹の五男グスタフは公爵領で領民と交流し、気ままに日々を過ごしていた。
生母と生き別れ、父に放任されて育った彼は誰にも期待なんかしない、将来のことはあきらめていると乳兄弟のエルンストに語っていた。
冬至の祭の夜に暴漢に襲われ二人の運命は急変する。
負傷し意識のないエルンストの枕元でグスタフは叫ぶ。
「俺はおまえなしでは生きていけないんだ」
都では次の王位をめぐる政争が繰り広げられていた。
知らぬ間に巻き込まれていたことを知るグスタフ。
生き延びるため、グスタフはエルンストとともに都へ向かう。
あきらめたら待つのは死のみ。
【8話完結】強制力に負けて死に戻ったら、幼馴染の様子がおかしいのですが、バグですか?
キノア9g
BL
目が覚めたら、大好きだったRPGの世界に転生していた。
知識チートでなんとか死亡フラグを回避した……はずだったのに、あっさり死んで、気づけば一年前に逆戻り。
今度こそ生き残ってみせる。そう思っていたんだけど——
「お前、ちょっと俺に執着しすぎじゃない……?」
幼馴染が、なんかおかしい。妙に優しいし、距離が近いし、俺の行動にやたら詳しい。
しかも、その笑顔の奥に見える“何か”が、最近ちょっと怖い。
これは、運命を変えようと足掻く俺と、俺だけを見つめ続ける幼馴染の、ちょっと(だいぶ?)危険な異世界BL。
全8話。
魔王を倒した勇者の凱旋に、親友の俺だけが行かなかった理由
スノウマン(ユッキー)
BL
スラム育ちの少年二人は、15歳になり神の祝福でスキルを得た事で道をたがえる。彼らはやがて青年となり、片方は魔王討伐に旅立つ勇者として華々しい活躍をし、もう片方はただ彼の帰還を待つ相変わらずスラム暮らしの存在となる。
これは何も持たない青年がただ勇者の帰りを待つ日常を描いた作品です。
無自覚両片想いの勇者×親友。
読了後、もう一度だけ読み直して頂けると何か見える世界が変わるかもしれません。
期待外れの後妻だったはずですが、なぜか溺愛されています
ぽんちゃん
BL
病弱な義弟がいじめられている現場を目撃したフラヴィオは、カッとなって手を出していた。
謹慎することになったが、なぜかそれから調子が悪くなり、ベッドの住人に……。
五年ほどで体調が回復したものの、その間にとんでもない噂を流されていた。
剣の腕を磨いていた異母弟ミゲルが、学園の剣術大会で優勝。
加えて筋肉隆々のマッチョになっていたことにより、フラヴィオはさらに屈強な大男だと勘違いされていたのだ。
そしてフラヴィオが殴った相手は、ミゲルが一度も勝てたことのない相手。
次期騎士団長として注目を浴びているため、そんな強者を倒したフラヴィオは、手に負えない野蛮な男だと思われていた。
一方、偽りの噂を耳にした強面公爵の母親。
妻に強さを求める息子にぴったりの相手だと、後妻にならないかと持ちかけていた。
我が子に爵位を継いで欲しいフラヴィオの義母は快諾し、冷遇確定の地へと前妻の子を送り出す。
こうして青春を謳歌することもできず、引きこもりになっていたフラヴィオは、国民から恐れられている戦場の鬼神の後妻として嫁ぐことになるのだが――。
同性婚が当たり前の世界。
女性も登場しますが、恋愛には発展しません。
【完結】悪役令息の伴侶(予定)に転生しました
* ゆるゆ
BL
攻略対象しか見えてない悪役令息の伴侶(予定)なんか、こっちからお断りだ! って思ったのに……! 前世の記憶がよみがえり、反省しました。
BLゲームの世界で、推しに逢うために頑張りはじめた、名前も顔も身長もないモブの快進撃が始まる──! といいな!(笑)
本編完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
きーちゃんと皆の動画をつくりました!
もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます
プロフのwebサイトから両方に飛べるので、もしよかったら!
本編以降のお話、恋愛ルートも、おまけのお話の更新も、アルファポリスさまだけです!
名前が * ゆるゆ になりました。
これからもどうぞよろしくお願い致します!
表紙や動画はAIを使用していますが、文章にはAIを一切使用しておりません。
悪役令息ですが破滅回避で主人公を無視したら、高潔な態度だと勘違いされて聖人認定。なぜか溺愛ルートに入りました
水凪しおん
BL
BL小説『銀の瞳の聖者』の悪役令息ルシアンに転生してしまった俺。
原作通りなら、主人公ノエルをいじめ抜き、最後は断罪されて野垂れ死ぬ運命だ。
「そんなの絶対にお断りだ! 俺は平和に長生きしたい!」
破滅フラグを回避するため、俺は決意した。
主人公ノエルを徹底的に避け、関わらず、空気のように生きることを。
しかし、俺の「無視」や「無関心」は、なぜかノエルにポジティブに変換されていく。
「他の人のように欲望の目で見ないなんて、なんて高潔な方なんだ……!」
いじめっ子を視線だけで追い払えば「影から守ってくれた」、雨の日に「臭いから近寄るな」と上着を投げつければ「不器用な優しさ」!?
全力で嫌われようとすればするほど、主人公からの好感度が爆上がりして、聖人認定されてしまう勘違いラブコメディ!
小心者の悪役令息×健気なポジティブ主人公の、すれ違い溺愛ファンタジー、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる