【完結】俺の身体の半分は糖分で出来ている!? スイーツ男子の異世界紀行

海野ことり

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93.神霊との交わりー1(R−18)

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 世界中を駆け巡って、それでも獣神を誘き出せなかったロクの神霊はどことなく肩を落として戻ってきた。
 ところが現金にも、俺と交わると聞いて途端に元気になった。
 早速俺の匂いをフンフンと嗅いで、べろりべろりと舐め回してくる。

「ロクの神霊、聞いて。俺とエッチすんのは気持ちがいいからじゃなくて体液交換に必要なことだから、だから中出しも奥も許すけど勝手な暴走はしないでよ。これは修行だって――ひあうっ!」

『うるさい。黙っていろ』
 俺は初めて神霊の声を聞き、驚いたり感動したりする筈が胸を舐められてそれどころじゃなくなった。

「ひあぁっ! あぁぁぁっ!」
 大きな舌でべろりと舐められ、硬く凝った胸の先端がザリザリと擦れて痛くて泣きそうなのに、爪先までビリビリと快感が走る。
 俺の乳首は真っ赤に充血して今にも薄い皮膚が破けそうで、じんじんして辛いのにどうして……。

「血が、出ちゃう……」
 泣いたらロクが慰めるようにそこを撫でてくれた。
 ロクの手でクリクリと硬い尖りを捏ねられて分身が勃ち上がり、しとどに股間が濡れてしまう。
 その汁を神霊に啜られ、食い込んでくる牙に反応して俺は膝を跳ね上げて喘いだ。

「んあっ、怖いぃぃ!」
「チヤ、これを吸え」
 俺はロクに与えられた指を必死に吸う。
 でも直ぐに物足りなくなって、もっと太いのを頂戴って言ったらロクが分身を取り出した。目の前でぶるんと弾けるそれを、俺は根元からしゃぶった。
 鼻につく雄の匂いも、喉をいっぱいに埋め尽くす息苦しさも、口腔内に張り付く感触すらも全てが官能にすり替わる。
 俺は神霊に預けた下半身をクチャクチャと揉みしだかれながら、一方でロクの分身に耽溺した。

「チ、ヤ……済まない、止まらない……」
 ロクの先走りが俺の口の中にダクダクと流れ込む。
 俺のと違ってロクの体液は甘くない。
 甘くないけど、少し苦いそれがもっと飲みたくて、俺は舌を必死に動かして喉奥で吸った。
 ロクが堪らずに呻き声を上げるのが可愛い。

『もっと出せ!』
 俺の関心がロクにいってるのが気に食わないのか、焦れた神霊が舌を後ろに挿れてねぶり始めた。
 ザラザラとした舌が俺の内壁を掻き分けてグイグイと入ってきて、襞の間をこそげるように動くのが堪らなく気持ちよくて何も考えられなくなる。

「いやっ、やっ、やぁっ!」
 グリュッグリュッと内部を抉られるだけで、俺の尻がグジュグジュに溶けてトロトロと甘い液体が滴った。
 それを美味い美味いと飲みながら、神霊の舌が更に奥に入り込んで腸壁の括れをコリコリと弾いた。

「いやっ! やぁああああっ!」
 俺は舌でそんな奥を穿られるという始めての感覚に、イヤだダメだと首を振りながらも逃れられずに身悶えた。
 口から抜け落ちてしまったロクの分身を無意識に手で掴んで、縋るようにキュッと扱いた。
 イヤなのに、俺はどっちとするのも気持ちいい。

『もっとだァァァ!』
 神霊が声なき声で叫び、俺の尻の下に頭を潜り込ませてグイッと持ち上げた。俺はでんぐり返しをするみたいな格好になり、両足をパカッと左右に開いてしまった。
 みっともない格好に羞恥がこみ上げ、更に目の前で俺の尻に再び神霊の舌が入ってくるのを見て声も出ない。
 神霊の癖に濡れてぐんにゃりとした舌の感触が生々しくて、動かれるとナカが擦れてゾッとする。

(背筋がゾワゾワする……。怖いような、もっとして欲しいような、この気持は……)
 自覚した途端、きゅうぅぅぅっとそこが締まってズキズキと脈打った。

(どうしよう、奥が切ない、もっと動いて欲しい)
 舌でナカをねぶられている。
 ゴシゴシと内壁を擦られ、クネクネと動かされて襞を捏ねられて気持ちが良くて、尻をなぶられるのが気持ちが良くて……どうしよう、もう言い訳なんて出来ない。

「ろくぅ、お尻が気持ちいいの……ごめんなさい」
 俺は泣きながらロクに謝った。
 ロクの舌じゃないのにこんなに感じて、こんなに気持ちよくてごめんなさい。

「チヤ、淫乱だな。だが、ここは私しか知らないだろう?」
 そう言うとロクが俺の尾骶骨の辺りをトントンと叩き、それで一番気持ちがいいところを擦られた時の感覚を思い出してキューッと奥が締まった。

「あぁぁぁぁんっ!」
 俺は思い出しただけで軽くイッて、暫くその余韻にボーッと浸っていた。

『本体! 余計なことをするんじゃないっ!』
 神霊がロクに向かって思いっきり吠えて、ガウガウと牙を剥きながら威嚇しているがロクは気にせず嬉しそうだった。

(神霊と俺を取り合うなんて)
 俺はおかしくてくすりと笑ってしまったが、座った姿勢のままロクに後ろから持ち上げられて俄に焦る。
 まるで幼児におしっこをさせるようなこの格好はなんだ。

「チヤ、見ていてやるから上手に飲み込んでみろ」
「ちょ、こんな格好はヤダ!」
『気が利くな』
 これまでにないピンチなのに、俺の目は神霊の股間から生えたものに釘付けになる。
 だって実体のない生き物の筈なのに、禍々しいほどに巨大で鋭いイチモツがいきり立っている。

「無理ッ! そんなのムリぃぃぃぃぃ!」
『そうか?』
 ロクの奴が後ろで上手いこと角度を合わせ、神霊の先端が俺の蕾をくちゅりと開いた。
 禍々しい膨らみが俺に押し入ってきて、筒状のものがズブズブと押し入る感触に喉が干上がる。息が吐けない。

「アッ、アッ、アッ、アッ!」
『ああ、凄いイイな』
 嘘だ。神霊の、黒豹の巨大なイチモツが俺の尻に嵌っている。
 ザラリとした黒豹の腹毛が俺の身体に触れ、ドクンドクンとナカで脈打っている。
 黒豹の、尖ったものが。俺のナカに。じわりじわりと粘膜を溶かして。
 どうしよう、怖い。

「いやぁあああっ!」
『イヤじゃないだろう?』
 押し込むのを途中で中断した神霊が、ロクみたいなセリフで俺を揶揄して軽く身体を揺する。
 ねちょっ、ねちょっと粘着質な音がして、分身を飲み込んだ場所からジワジワと熱が拡がる。
 わかってる。俺は黒豹の性器を挿入されて悦んでるんだ。
 黒豹にヤられてんのに、ロクじゃないのに気持ちが良くって、だから怖いんだ。
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