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「…ローリィ、何を言ってるの?僕が真に愛する相手?僕が愛してるのは、ローリィ、キミだけだよ。なんで、なんでそんなことを、」
ローラは言葉が通じていないような顔でクビを傾げる。
「…殿下、妃殿下はお疲れですので」
…そうだ。子を産んだばかりで、カラダが疲れてる。そして今までの重圧から解放されて、心もホッとしてしまったのだろう。だからあんな、支離滅裂なことを久しぶりに見せる可愛い笑顔で話したりするんだ。
「ローリィ、ゆっくり休んで。また来るからね」
ローラはニコリとして、しかし返事をしなかった。
ローラは言葉が通じていないような顔でクビを傾げる。
「…殿下、妃殿下はお疲れですので」
…そうだ。子を産んだばかりで、カラダが疲れてる。そして今までの重圧から解放されて、心もホッとしてしまったのだろう。だからあんな、支離滅裂なことを久しぶりに見せる可愛い笑顔で話したりするんだ。
「ローリィ、ゆっくり休んで。また来るからね」
ローラはニコリとして、しかし返事をしなかった。
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