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45話 ユイとの出逢い
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目を覚ますと、クロエは、フカフカなベッドの上で寝ていた。
「ここは、どこ?」
(あれ?確か、熊に襲われて・・・それから、天使みたいな女の子に助けてもらったんだよね?)
部屋の中を見渡すと、クロエが5人寝ても余裕がありそうな大きなお姫様ベッドに寝ており、床は真っ赤な絨毯が敷き詰められ、天井からは煌びやかなシャンデリアが吊るされていた。
(豪華な部屋、ホテルかな?)
上半身を起こすと、クロエは白い薄手のワンピースを着ていた。
「服を着せてくれたの!?」
(嬉しい!でも、下着は履いて無いのね・・・)
確認しなくても分かる解放感に、クロエは少し頬を赤らめた。
(ってか、白い生地だから乳首が勃ってるのが透けて見えちゃってるし!)
コンコン!
入口のドアがノックされた。
「は、はい!どうぞ?」
(誰だろう?)
「入るわね!」
扉を開けて入って来たのは、美しい水色のドレスを着たエメラルドグリーンのふわふわ髪の美少女だった。
「あっ、助けてくれた女の子!」
(相変わらず天使みたいに可愛い!ドレスを着ているからお姫様みたいに美しいなぁ)
クロエは、まるで絵本に出てくるお姫様を見るかの様に見惚れていた。
「覚えていてくれたんだ!なら話は早いわね!私の名前はユイ!貴女のお名前を教えてくれる?」
「わ、私はクロエです、危ないところを助けて頂いてありがとうございます!」
(ユイちゃんかぁ、私の命の恩人ね!)
「クロエちゃんって言うのね!ちょうど仕事で近くを通ったから良かったけど、あの辺は魔物がいっぱい出る危険区域だから気をつけないとダメだよ?」
「ご、ごめんなさい」
(そんな場所に転生させられた私って・・・)
「それにしても、クロエちゃんは、何で裸で森にいたの?」
「へっ?そ、それは・・・」
(どうしよう!?何て説明すれば良いの?転生したら裸で寝てましたとは言えないし・・・)
クロエは、目を泳がせる。
「あっ、大丈夫!無理に言わなくても良いからね!クロエちゃんの家はどこ?街中なら馬車で送って行くこともできるけど?」
「えっと、家は、無いから大丈夫かな?」
(ってかここはどこ?森からの記憶がないから、現在地がさっぱり分からないんだけど)
「家が無いって事は、クロエちゃんは旅人?」
「どうかな?気付いたら森の中で目が覚めて、それ以前の記憶が無いの」
(取り敢えず、記憶喪失って設定で行こう!)
「記憶が無いって、家もお金も無いのにこれからどうするの!?」
ユイは心配そうにクロエを見つめて手を握ってくれた。
「うーん、取り敢えず森で生活してみようかな?」
(お金が無いから街での生活は難しいし、森でサバイバルしながら金になりそうな素材集めでもしてみようかな?でも、熊には会いたくないかも・・・)
「森で生活って・・・クロエちゃん!」
「な、何?」
「取り敢えず、一緒にお風呂に入ろっか!」
ユイは笑顔でクロエを抱きしめた。
「は、はい!」
(あぁ、ユイちゃん温かい、癒されるわぁ・・・)
「ここは、どこ?」
(あれ?確か、熊に襲われて・・・それから、天使みたいな女の子に助けてもらったんだよね?)
部屋の中を見渡すと、クロエが5人寝ても余裕がありそうな大きなお姫様ベッドに寝ており、床は真っ赤な絨毯が敷き詰められ、天井からは煌びやかなシャンデリアが吊るされていた。
(豪華な部屋、ホテルかな?)
上半身を起こすと、クロエは白い薄手のワンピースを着ていた。
「服を着せてくれたの!?」
(嬉しい!でも、下着は履いて無いのね・・・)
確認しなくても分かる解放感に、クロエは少し頬を赤らめた。
(ってか、白い生地だから乳首が勃ってるのが透けて見えちゃってるし!)
コンコン!
入口のドアがノックされた。
「は、はい!どうぞ?」
(誰だろう?)
「入るわね!」
扉を開けて入って来たのは、美しい水色のドレスを着たエメラルドグリーンのふわふわ髪の美少女だった。
「あっ、助けてくれた女の子!」
(相変わらず天使みたいに可愛い!ドレスを着ているからお姫様みたいに美しいなぁ)
クロエは、まるで絵本に出てくるお姫様を見るかの様に見惚れていた。
「覚えていてくれたんだ!なら話は早いわね!私の名前はユイ!貴女のお名前を教えてくれる?」
「わ、私はクロエです、危ないところを助けて頂いてありがとうございます!」
(ユイちゃんかぁ、私の命の恩人ね!)
「クロエちゃんって言うのね!ちょうど仕事で近くを通ったから良かったけど、あの辺は魔物がいっぱい出る危険区域だから気をつけないとダメだよ?」
「ご、ごめんなさい」
(そんな場所に転生させられた私って・・・)
「それにしても、クロエちゃんは、何で裸で森にいたの?」
「へっ?そ、それは・・・」
(どうしよう!?何て説明すれば良いの?転生したら裸で寝てましたとは言えないし・・・)
クロエは、目を泳がせる。
「あっ、大丈夫!無理に言わなくても良いからね!クロエちゃんの家はどこ?街中なら馬車で送って行くこともできるけど?」
「えっと、家は、無いから大丈夫かな?」
(ってかここはどこ?森からの記憶がないから、現在地がさっぱり分からないんだけど)
「家が無いって事は、クロエちゃんは旅人?」
「どうかな?気付いたら森の中で目が覚めて、それ以前の記憶が無いの」
(取り敢えず、記憶喪失って設定で行こう!)
「記憶が無いって、家もお金も無いのにこれからどうするの!?」
ユイは心配そうにクロエを見つめて手を握ってくれた。
「うーん、取り敢えず森で生活してみようかな?」
(お金が無いから街での生活は難しいし、森でサバイバルしながら金になりそうな素材集めでもしてみようかな?でも、熊には会いたくないかも・・・)
「森で生活って・・・クロエちゃん!」
「な、何?」
「取り敢えず、一緒にお風呂に入ろっか!」
ユイは笑顔でクロエを抱きしめた。
「は、はい!」
(あぁ、ユイちゃん温かい、癒されるわぁ・・・)
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