魔力ゼロの転生少女は異世界で魔王になる

47話 甘噛み

　広い大浴場をクロエとユイは2人だけで、贅沢に使用していた。

「ハァ、ハァ、ハァ、ゆ、ユイちゃん、アッ、少し、激しいょ」

（待って、ユイちゃんの手付きがエロ過ぎるんだけど！？テクニシャンなの！？）

　ユイの提案を受け入れたクロエは、ひたすらおっぱいを揉まれ続けていた。

（どうしよう、もう乳首だけで2回は逝っちゃったよぉ！）

　ユイに乳首を開発されるに連れて、より快感も強くなっていくのを感じていた。

「クロエちゃんの乳首エロ過ぎ、指だけでそんなに逝っちゃうなら、舐めたらどうなるんだろうね？」

　ユイは正面に移動して、クロエの乳房を鷲掴み持ち上げた。

「はうっ、そ、そんなのわかんないよぉ～」

（私の乳首って、そんなにエロいの？舐められたら、どうなっちゃうの！？）

　天使の様なユイは、淫魔の様な手付きでクロエの乳首を捏ねくり回す。

「乳首、舐めて欲しい？」

　ユイは上目遣いで、クロエの乳首にキスをする。

「ひんっ！？い、意地悪ぅ～」

（ダメェ、舐めて欲しくて堪らないよぉ！私、こんなエッチな子だったっけ！？）

「アッ！？か、噛んじゃダメェ！」

　ユイにカリッと乳首を甘噛みされたクロエは、身体を仰け反らそながら絶頂してしまった。

「クロエちゃんの弱点みーつけた！」

「ふぅんっ！？」

　ユイに乳首を舐められ、クロエの甘い吐息が漏れる。

　（ユイちゃんの舌使いヤバい！乳首が栗みたいに感じちゃう！？）

「アヒンッ？す、吸っちゃダメェ！」

　ユイが舌で乳首を転がすたびにクロエの身体がビクリッと跳ね、吸い付いたり甘噛みすると、仰け反るくらい身体が反応するので、ユイは楽しそうにクロエをエッチに開発していく。

（ダメェ、私、ユイちゃんの玩具になっちゃう！？こんな気持ち良い事されたら、依存しちゃうよぉ～！）

「ふふっ、クロエちゃんって、かなりのMだよね？」

「ひぃんっ！？そ、そんな事、無いと、ァンッ！お、思うけど・・・」

（ユイちゃんの青い瞳で見つめられると、私の汚い部分まで全て見透かされているみたい）

「私って、こう見えて、結構ドSなんだよね」

「え？ドSなの？」

（ユイちゃんになら、責められても良いかも？）

「だからさ、私たち、結構相性良いと思うんだよねぇ」

「イヒンッ！？そんな強く噛んじゃダメェ！？」

　ユイが少し強めにクロエの乳首を噛んだので、クロエは、絶頂してしまう。

（ああ、もうユイちゃんの手のひらで転がされたい・・・）

　クロエは、切ない気持ちに耐えられなくなり、ユイに抱きついて胸を押し付ける。

「おおっ！？クロエちゃん随分と積極的だね！もしかして、スイッチ入っちゃった？」

「お、お願い、もっといっぱい虐めて！ユイちゃんの好きにして下さい！」

（ユイちゃんの事、好きになっちゃいそう！女の子同士なのに、これって、おかしいのかな？）

　クロエは、止められない愛情と欲情が合わさり、完全にユイに心も身体も奪われていた。

「じゃあ、遠慮なく、頂きます！」

　ユイは、光悦な表情でクロエの胸に顔を埋めた。

「アアッ！？」

（どうしよう、ユイちゃんに惚れちゃったよぉ）