誰が叔父様の側室になんてなるもんか!【完結】

Lynx🐈‍⬛

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媚薬のお勉強♡

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 昼食を食べた後、カイルの書斎でアリシアは薬学の勉強を始める。
 少し、研究室で薬を作っていたというカイルは製造中の薬の様子を見に行っている。
 以前はカイルの書斎にベッドはあったが、今は無く、代わりに新しい本棚が設置され、既に大量の本が所狭しと並んでいた。
 レングストン建国500年の間、ウィンストン公爵家が書き留めた薬学の書物や諸外国の薬学の書物がひしめき合う書斎。
 ちょっとした図書館のようだ。

「これ全部覚えてんのかな?」

 カチャ。

「待たせたな、アリシア。」
「ううん、今日はどの本の勉強?」
「今日は…………コレにするかな。」
「なぁに、これ。」
「…………媚薬の効能と副作用。」
「媚薬って………何?」

 初めてアリシアは聞くのか、キョトンとしている。

「お前がアードラに帰ってた時、ボルゾイでタイタス殿下が媚薬を飲まされたんだが、それがまた強力な媚薬だったらしくて、その分析をしたくて、取り寄せてあってな……。」
「どんな時に飲むの?」
「主に、閨に使うんだが、飲むと身体中が火照り性欲を吐き出したくて、房事をしたくなる。」
「え!!」
「実物はコレ。」

 カイルは小瓶を机に置く。

「へぇ~…………の、飲むの?カイル。」
「飲まねぇよ、コレ強力過ぎて俺は飲みたくないな。それで、研究して効果を弱めて作ってみたのはこっち。ボルゾイのこの媚薬は、効果は約8時間…………ず~っと男は萎えない。吐き出しても吐き出しても辛いらしいから、複数の女を相手をしなきゃならない。男でそうなら女もそうなんじゃないか、と思ってる。試させたくもないし、試したくないから、以前陛下とトーマス、タイタス殿下が取り寄せようとしてたのを、ナターシャにチクった。案の定、親父が怒ってその話は流れたが、効果さえ抑えりゃ売れると思ってな。」
「まさか、その新薬を試したい、て言ってる?」
「なんなら夜試すか?……こんな仕事してるんで、こういう類いの薬は自分だけじゃ試せないからな。」
「カイルが飲むの?」
「男の方は、部下に試させた。持続時間は約4時間、回数は個人差はあったが、女の方は嫌がる女が多くてまだ人数取れてなくてな。」
「…………ねぇ、副作用とかは?」
「疲労感と筋肉痛。ま、房事の後の決まりだな。」

 それから夜にアリシアが飲むか飲まないかの結論は出ず、媚薬についてカイルから教わったアリシア。
 レングストンには媚薬は製造していなかったらしく、トリスタンやボルゾイからの入手をしているものの、性に関しては疎い風習のレングストンの国民が表立って買えないのだ。
 男が着ける避妊具もトリスタンから取り寄せている現状があり、カイルは飲める避妊薬も考えていると、アリシアは初めて知った。

「飲める避妊薬?」
「そう………そうしたら避妊具の隔たりなんて要らないだろ?」
「…………違うもんね……ありと無しじゃ……。」
「前から考えてはいたんだよ………アリシアがこっちに来てからな……何年掛かるかは分からんが、協力してくれよ?アリシア。」
「う、うん。」
「……………と、いう事で……。」

 カイルはアリシアを立たせ、腕を机に付かせると、ドレスを捲くる。

「え?」
「アリシアの了承も得たし、とりあえず今日の勉強は終わりにして、楽しもうか。」
「は?」

 くちゅ………。

「ひゃぁっ!」
「濡れたままだな?媚薬の話してたからか?それともさっきの名残か?」
「わ、分かんないっ!」
「あぁ………中迄拭かなかったからか………俺の言った通りにして、濡らしたままにして、また煽ってる、て分からなかったか?」

 下着を降ろされたアリシアは、糸をひく蜜をカイルに掻き出されていた。

「だって………拭き取り方分かんない!」
「俺が今してるように、自分の指で掻き出すんだよ、覚えときな。」
「掻き出す………なんて……カイルから………貰ったモノ………やだぁ…………。」
「…………可愛い事言ってくれる………このまま挿入るぞ。」
「…………夜にスるんじゃ………。」
「夜は夜で、アリシアに媚薬飲んで貰ってまたスるけど?」

 一度庭で放出した熱が、またそそり立つカイルが、アリシアを後ろから突き上げる。

「!!…………そ……れ……激しっ………カイルっ!………ゆっくりっ…………。」
「無理!」
「あゝ……………あっ………あん………!」
「いい眺めだな………出し入れしてると、まとわりついてるアリシアの蜜がやらしく俺を離さない。」
「説明………要らないっ!!………あぁん……イッちゃう……………よぉ………。」
「我慢しなくていいぞ………アリシア………締め付けが………強く……なると………蜜が溢れて、一気に…………締め付けてくる………から………本当に……俺好みっ!」
「あぁぁぁ……説明………するなぁ!!」
「一緒にイクか?」
「………………。」

 アリシアは会話が出来なくなり頷くと、カイルが望むように、一気に締め付けた。
 それを反発するかのように、屹立は暴発する。

「やべぇ………もう避妊具着けたくなくなりそ………。」
「………子供は授かり物だから、なるようになるんだよ…………だから、避妊具捨てちゃえ!」
「……………阿呆、もし妊娠したら閨を控えるが、その時にまた使うんだよ。子供居るのに子種注いでどうするよ。」

 机に2人で突っ伏し、まだアリシアの中でピクピクしていた。
 まだ元気そうに復活を予感をさせたカイルのモノは、その夜も本領発揮するのである。

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